2016.03.24

テレビボードも無垢材で【No.1502】

ソリウッドは無垢広葉樹を使った家具を専門にしている家具工房です。無垢材にこだわって家具に使う理由は多々ありますが、そのうちの1つがしっかりと手をかけてやれば強くて長持ちする家具をお届けすることができるからです。無垢材とは木材そのもので、密度もありますのでその分上部な素材といえます。家具では中に木質ボードなどを使う場合もあります。これらの木質素材は、安定した量を供給が出来る、見た目に均一性をもたせることができる点、反り等動きが少ないのでデザインの自由度が高い点などがメリットとして挙げられますが、強度面においては無垢材の方に軍配があがるでしょう。強度があるので、重いものを載せるのにも適しています。本棚やテレビボードなど、乗せるものによって負荷がかかるものについては無垢材が適していると考えています。

製作する数では、無垢材テーブルの方が多いですが、無垢材で作るテレビボードや本棚なども得意としている分野です。今日は無垢材でつくるテレビボードについて書いていこと思います。

ソリウッドでは、お客様のご要望に応じて、サイズやデザインなどを相談してお客様がそこに欲しい家具をお届けすることが可能です。吉祥寺ショールームには、サンプルして最もシンプルなデザインのテレビボードを展示しています。これがベースとなり、サイズ違いや引出し、扉などをつけることも可能です。

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写真はウォールナット材で板の厚みは20mmです。サイズはW1200×D400×H340です。強度を出すために真ん中に仕切り板を入れています。この仕切り板がないと、天板がテレビなど上に乗せるものの重みに耐えきれず、垂れてきてしまいます。ソリウッドでは、800mmを超える場合には、仕切り板を入れて垂れ止めにしています。これは本棚も一緒の考えで設計しています。こちらのテレビボードは厚みの薄い板を使用して、よりスッキリ感を出しています。もう少し重厚感があったほうが良いという場合には、天板、側板、地板は厚み30mmや28mmのもう少し厚いもので製作することも可能です。

こちらのテレビボードの長さは1200mmですが、最近のテレビだと40インチ程度大きさだと、1000mmに納まります。ですが、テレビよりテレビボードが長いほうがバランスがとれると思います。なので、40インチぐらいの大きさだとこの写真に写っているサイズ1200mmがちょうど良いと思います。

テレビボードだと、その周りにDVDやブルーレイディスクを置くことが多いと思います。これらのディスクをキレイに収納するには、やはり引出しが有能です。多少ゴチャゴチャに入れても見た目はスッキリしますので。オーダで製作するテレビボードなので、もちろん引出しをつけることも可能です。

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こちらのテレビボードは、お客様からデッキ類が入る2つのスペースとCDとDVDが収納できる引出しが2杯欲しいとの要望を受け、製作したものです。こちらのテレビボードでは引出しを側板の内側に納めているインセットにしています。場合によっては側板の外側まで引出しの前板をだすアウトセットにすることもあります。引出しはある程度の重さにも耐えられ、出し入れもスムーズにいくようにスライドレールという金具を利用しています。デスクの底が浅い小さめの引出し等にはスライドレールを使わず、側板に木のレールをつくり、引出しの側板に溝を掘る形式をとることもあります。サイズや用途によって仕様を変えるようにしています。

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こちら引出しと扉をアウトセットにして取り付けた事例です。

これまでの事例は全てウォールナット材のものですが、テレビボードはウォールナット材以外にもチェリー、メープル、タモ、ナラなどの樹種で製作することが可能です。

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こちらはタモ材のテレビボードです。樹種によってやはり印象は変わります。テレビボードの見積りはもちろん無料です。サイズ、樹種、背板のあるなし、引出しや扉の有無などをご連絡ください。

賢木@吉祥寺

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