2016.02.21

椅子を買う際に実物をみて確認しておきたいこと【No.1470】

ソリウッドの吉祥寺ショールームには、ソリウッドで扱いのある椅子22種類の椅子が展示してあります。その椅子を目当てにショールームを訪れる方も増えてきているので嬉しい限りですが、実際に椅子を目の前にしてどういったところをチェックしておけば良いのか?をまとめてみたいと思います。

まずは、座ってみてください。

椅子はテーブルに比べデザインの多様性があります。学校の椅子のように非常にシンプルな作りのものから、最新の機会加工を駆使した先進的なデザインのものまで幅広くあります。もちろん、見た目だけで椅子を購入することもあるかと思いますが、後々座っていると座り心地が悪い、リラックス出来ないなどといった問題が出てくることもあります。ですので、一旦、デザインは置いておいてまずは自分がどういった椅子を心地よく感じるかを知るために色々な椅子に座ってみてください。

座る際に、チェックしておくべきは、背の角度と大きさ、座面の硬さ、椅子の高さです。

まず背については、しっかりと腰が支えられている感じがするかをチェックしてみます。背のあたりは体格によって感じ方が違いますので、自分の感覚を大事にしてしてみてください。一般的に背が広いほうがしっかりと腰を支えてくれて、長時間座っていても疲れを感じにくいといえます。また、椅子の用途によってもこの背のあたりの優先度は変わってくると思います。食事をするだけのダイニングチェアとして考えれば、食事をする30分ちょっと座るだけなので背のあたりはそこまで考慮しなくても良いかもしれません。逆に食事以外の時間も椅子に座っていることが多い人は背の大きさや角度を気にして自分にしっくりくるカタチや大きさがどんなものかを把握してみてください。

ソリウッドで扱いのある椅子の中でいうと、AWAZA LDチェアとAWAZA MA01(いのうえアソシエーツ)とPocketチェア(宮崎椅子製作所)などが挙げられます。

また、背にもクッション性のあるウレタンフォームを布や革で覆ったものがついているものがあります。こちらも木の背に比べると、柔らかく、腰へのあたりが優しくなります。長い時間、腰掛けるとなるとこのような背のほうがより快適かなと考えます。このようなタイプの椅子は上で挙げたAWAZAの2脚やLENチェア、GENチェア(下の写真)、MEGチェア(いずれもISU-WORKS)があります。

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続いて座面の硬さです。ショールームでいろんなお客様のコメントを聞いてみていても好みはそれぞれだと思います。「ある程度クッション性の高いものが好みの方もいれば、硬めの座面が好きな方もいらっしゃいます。座面で硬さを求めるのであれば木の座面が第一候補にあがります。クッション性のある座面は大体がウレタンフォームといわれるクッションを布か革で覆った座面になります。ですが、椅子のデザインによってウレタンフォームの量や座面を構成する構造によってクッション性が変わってきます。クッション性が高いものは少し沈み込むような感覚があるので、不安定と感じることもあるかもしれません。

ソリウッドで展示しているものだと、HAKUチェア(宮崎椅子製作所)の座面は硬めで、HUGチェア・TAGチェアなどISU-WORKSのGシリーズの椅子が比較的柔らかめの座り心地になります。

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上の写真はHAKUチェアの座の部分です。中に入っているクッションが薄いことがわかると思います。

最後に椅子の高さを気にしてみてください。椅子のサイズ表記は大体のものがW(幅)×D(奥行き)×H(高さ)×SH(座面高)で表記されています。注目して頂きたいのはSH(座面高)です。日本でデザインされた椅子はSHが400〜430mmぐらいのものが多いですが、海外製の椅子だと450〜といったものも少なくありません。身長によっては、脚が届かないといったことが考えられます。椅子の座り心地を考えると、やはりかかとまでしっかりと着く高さのほうが安定感があります。これも気にしないという方もいらっしゃいますが、言われてみると気になるということがあるので、一度靴を脱いで脚がどこまで着くかを確認しておくほうが後々後悔しないと思います。ソリウッドで扱っている椅子の座面高が高いと感じる場合は、脚をカットして座面高を低くすることは出来ます。ご希望の場合は、スタッフまでお申し付けください。

賢木@吉祥寺

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