2016.02.20

25日から吉祥寺ショールームで展示する耳つきテーブル用の板を紹介します。【No.1469】

先日のブログで公言した通りに2月末までに耳つきテーブル用の板を5台分削りました。その時のブログも読んで見て下さいね。

2月末までに5台分の瑞木@相模湖セレクションの耳つきテーブル用の板を削ります!

現在ソリウッドの吉祥寺ショールームには7台の耳つきテーブル天板が展示してあります。これらの天板はすでに仕上がっていてオイルが塗られています。脚を固定する位置も決まっていて、脚を固定すればテーブルとして使用できる状態になっています。ご契約頂いた場合は脚を新たに製作して、天板も1度綺麗にリフレッシュしてお届けになります。

この状態まで仕上げた天板をショールームに常に10台展示することを目標にしていましたが、受注を受けて製作しなければいけない製品を優先にするためなかなか製作できないでいました。そのため10台展示する目標は果たせず仕舞いでした。そこで目標を変えることにしました。仕上げまで行った天板を展示するのではなく、製作途中の板を展示することにしました。

相模湖工房には耳つきテーブル用の板を在庫しています。仕入れた時と同じ状態で保管しています。しかし、この状態だと木目の様子は分かりにくいんです。乾燥をさせた木材は表面が汚れていて、反りや捻れがあるので天板になった時をイメージしにくいんですね。なので、粗木取りといった段階まで進めた板を展示することにします。

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こちらがその状態まで加工したチェリー材の板です。2枚の板を並べて撮影しているだけで、まだ1枚の天板にはなっていない状態です。写真では細かい木目の様子は分かりにくいですが、肉眼ではハッキリと分かります。天板にしたときの雰囲気を感じてもらえると思います。こちらのチェリー材は耳つき2枚はぎテーブル天板用で、長さは1800mm、幅は850mmを想定しています。が、サイズは微調整が効きます。もちろん実物より長くすることはできませんが…

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こちらはセン材の耳つき2枚はぎテーブル用の板です。こちらは国産木材です。センは昔からケヤキの代用品としての需要がありました。木目がケヤキに似ているため色をケヤキ色に塗って使われていたんですね。それだけケヤキ人気が高かったということだと思います。セン材はケヤキのような色をしておらず、乳白色に近い色をしています。白っぽい肌です。これはこれで綺麗なんですよ。少し透明感のある色をしています。セン材はそれほど流通していないので、あまり聞いたことはないかもしれません。でも家具として使うには充分な素質を備えています。段々と貴重になっている国産広葉樹木材。手に入るうちに購入しておくのが良いでしょう。

もう1つ紹介しておきます。
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チェリー材の耳つき2枚はぎテーブル天板用の板です。こちらは無節ですが、長さは1500mm程度です。常時4人掛けのテーブルとして使用頂ける大きさは確保できます。チェリーは北米産の広葉樹です。アメリカンチェリー、ブラックチェリーとも呼ばれています。日本でもメジャーな存在で、多くのチェリー材が日本に輸入されています。ソリウッドではストレートカットテーブルでも耳つきテーブルでもチェリー材のテーブルを製作しています。耳つきテーブルに使うチェリー材は丸太のまま日本に輸入されてきています。それを国内の製材所で製材したものを仕入れています。仕入れた時は未乾燥材なので、ソリウッドの低温木材乾燥庫でじっくりと時間を掛けて乾燥させてから使用します。仕入れてから乾燥が終わるまでは1年ほどの時間が必要です。そうして時間を掛けて水分を抜くことで家具材としての強度を上げることができます。

ここで紹介した板は耳つきテーブルのぺージで詳細を見る事ができます。

→ソリウッド耳つきテーブル

モヤモヤと立体的に浮かび上がる木目が美しい。

国産セン材テーブルはお部屋の雰囲気を明るくしてくれます。

時と共に味わい深い色へと変化するチェリー。

ソリウッドの耳つきテーブルのぺージにはその他の耳つきテーブル用の天板も掲載してあります。耳つきテーブルに興味が有る方はぜひご覧ください。

今日紹介した板は2月25日に吉祥寺ショールームに運び込む予定になっています。

瑞木@相模湖

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