2015.11.30

エッジを船底型にするとスッキリ見える。【No.1387】

もう11月も終わりです。12月になってしまいます。1年って早いですね… このブログを書き始めて既に3年以上が経過しているんです。タイトルの横に【No.1387】とありますが、1387個目のブログエントリーという事を示しています。賢木@吉祥寺と瑞木@相模湖で毎日書き始めてから1387個のブログエントリーがある訳です。実はその前に40本ほどエントリーがあるんですが、とりあえず毎日書き始めてからカウントしようということにしました。今では毎日1500文字以上のブログエントリーを書いていますが、始めた当初はもっと短い文章しかありませんでした。まあ、質より量ということでとにかくたくさん書く事にしています。(もちろん、質も意識していますよ。本業に関係ないことは書かないことにしています。)

昨日29日に開催したテーブル選び方講座には2組のお客様が来てくれました。事前予約が無かったので、ゼロ人かは心配しましたが2組来てくれたのでホッとしています。この講座、少人数なのも長所です。質問いっぱい出来ますからね。このブログもテーブル選び方講座も”家具選びをしている方のお役に少しでも立てたら”という思いでやっています。我々は無垢材を使用した家具製作を得意としているので、その分野では他に負けない情報量を皆さんに提供していこうと日々精進しているのです。もっともっと勉強しなければいけない事もあります。これからも皆さんの暮らしに役立つ情報を提供できるように頑張ります。

ここのところ、エッジを船底型にして欲しいというご要望を続けて頂いています。垂直部分をどのぐらい残すかとか、角度をどのぐらいにするのかとかいろいろとご要望がありますが、ソリウッドの船底加工はこんな感じでやっています。
151130_1.jpg
10mm残して45度でカットという形です。これはナラ材の天板なので天板厚は28mmです。船底型にするとスッキリした印象になります。

151130_2.jpg

昔は無垢材テーブルと言えば厚いテーブルといったイメージでした。とにかく厚いのが好まれた時代がありました。ソリウッドでも厚いテーブルをたくさん製作していました。天板厚60mmなんていうテーブルをガンガン製作していたんですね。そのため幅の広い板は厚く製材されていました。最近は厚さを求めるお客様は少なくなってきています。無垢材の厚いテーブルはとても重いです。最近は重いものは嫌がられる傾向です。動かせないぐらい重いテーブルは嫌だと考える方が多くなったようです。

現在ソリウッドではストレートカットテーブルは28mm・30mm・40mm厚の天板を製作しています。樹種によって選択できる厚みが異なります。ナラ材・タモ材・クルミ材は28mm、ウォールナット材・チェリー材・メープル材は30mmか40mmを選択することができます。より薄くみせたい場合は船底型の面取りをするのが良いでしょう。28mmよりも薄くなると強度に不安が出てきます。そのためこれより薄い天板はオススメできません。

耳つきテーブルの場合はもう少し厚い天板もあります。現在製作している耳つきテーブルは厚くても50mmでだいたい40mmから45mmぐらいの厚みが多いです。耳つきテーブルの場合は若干厚い方が見栄えがするので45mmぐらいがちょうど良いと考えています。

耳つきテーブルは耳の形状や耳の向きで見た目の印象が変わります。角度がある耳を下側にすると船底型に加工したのと同じように見えます。(木口側を除いて)

151130_3.jpg
寝ている耳を下側にするとこんな風になります。あまり耳が目立たなくなりますが、スッキリした印象にはなります。寝ている耳を上側にすると若干使いづらくなるのでソリウッドでは寝ている耳は下側にすることが多いです。こうすれば厚い天板も必要以上に厚く見えないのでスッキリ見せたい方にはオススメの形です。

瑞木@相模湖

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