2015.09.20

現品展示の耳つきテーブルのご注文方法【No.1316】

先日のブログエントリーでは、ウォールナット材の耳つき天板が吉祥寺ショールームに展示のため運ばれることを紹介しました。

ウォールナット材の耳つきテーブル2台展示開始します。

予定通り、2台とも搬入され展示されています。このウォールナット材の耳つき天板以外にイタヤカエデの4枚はぎ耳つき天板も同時に吉祥寺ショールームに運ばれました。こちらの板は同じ丸太からとれた4枚の板をつかった天板になります。同じ丸太からとれた複数枚の板は共木と呼ばれます。共木の板を接ぎ合わせると木目や色味に統一感がでますので、全体的にまとまった印象の天板になります。イタヤカエデはウォールナットとは対称的な色味で、クリーム色がかった白っぽい色味をしています。明るめの天板になる代表的な樹種といえます。イタヤカエデとは多くが国産のカエデの木になります。耳がついていないストレートカットの定番樹種に採用されているメープル材はイタヤカエデの仲間といえます。カエデを英訳すると、メープルになるので当然といえば当然のことですが・・・メープル材と呼んでいるものは北米産のハードメープルの木です。メープルはイタヤカエデ同様、クリーム色がかった感じの色味です。メープルとイタヤカエデを比べると、イタヤカエデのほうが黄色味が強く、個性のある模様がでることが多い印象です。違った言い方をすると、イタヤカエデのほうが若干和風の香りがするといった感じです。とはいっても、ご注文される方のほとんどがフローリングが張られた洋間に置かれる方で、和室のほうがあうといった感じではありません。昨日、吉祥寺ショールームに届いた天板の詳細はこちらに掲載されていますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

W1501 イタヤカエデはすべすべ気持ち良いよ

さて、相模湖工房で仕上げられた天板は吉祥寺ショールームに運ばれ、現品販売されるテーブル天板として展示されます。この際、脚の位置はすでに決め脚を取りつける溝を掘り込んでいることがほとんどですが、脚を一緒に製作することは稀です。ソリウッドでは定番の脚のデザインが4つあり、好きなものを選んで頂くカタチをとっています。現品販売の天板の場合も同様に脚を選んで頂くことが多いです(一部例外があります)。気に入った樹種、サイズの天板がありましたら、好きな脚のデザインを選んで頂きご注文となります。その際に、ダイニングテーブルだけでなく、座卓として仕様する低い脚を付けることが出来ます。座卓用の低い脚の場合、幕板テーパー4本脚は脚がごつくなるのであまりオススメはしていなく、それ以外のTypeST(80mm角4本脚)、Typet(斜めテーパー4本脚)、TypeX(3点臍4本脚)から選んで頂くことが多いです。

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脚の樹種は基本的に天板と同じ樹種で製作することになりますが、お客様のご希望があれば違う樹種で製作することも可能です。数的には圧倒的に同じ樹種で製作することが多いです。違う樹種を組み合わせる場合、多い組み合わせが、天板をトチ材、脚をウォールナット材という少しコントラストがついた組み合わせです。トチ材の天板の場合、脚に使えるような板の入手が困難のため違う樹種で脚をつくることになります。同系色の材ですと、カバ材が色味や質感が似ているので第1の選択肢になりますが、少し遊び心を加えたい、可愛らしい雰囲気にしたいといったご希望がある場合、ウォールナット材をオススメしています。

現在、吉祥寺ショールームで展示販売している耳つき天板は、ウォールナット材2台、イタヤカエデ材1台、チェリー材1台、トチ材1台、クリ材1台になります。その他の天板をご希望の方は、ご希望のサイズ、樹種などをご連絡頂ければ乾燥済みの板を調査してご希望にそえる板があった場合は見積額などを提案させて頂きます。

賢木@吉祥寺

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