2015.08.04

木の椅子といえば宮崎椅子製作所。デザイン、樹種、ファブリックの選択肢が豊富にあります。【No.1269】

椅子の話題が続きます。北海道津別町のふるさと納税のお礼として選択できるようになったisu-worksの椅子、椅子塾を主宰して椅子製作のノウハウを包み隠さず教えてくれる井上昇さんがデザインしているAwazaシリーズと紹介してきました。

今日は宮崎椅子製作所さんとその椅子を紹介します。宮崎椅子製作所さんの椅子を取り扱う前は、ソリウッドのオリジナル椅子と高橋三太郎さんのTACチェア・RAYチェア・NOAチェアのみを扱っていました。ソリウッドのオリジナル椅子は、かなり前にデザインされたもので、少し古めかしいデザインでした。高橋三太郎さんの椅子も丁寧に作られているからこそ、お値段が高く4脚や6脚揃えるのはなかなか大変な椅子でした。そのため、吉祥寺ショールームで働きだした賢木@吉祥寺が無垢材テーブルに合わせる木の椅子を探し始めました。

条件としては、無垢材を使っていること・価格が5万円ほどであること・デザイン性に優れていることなどだったと思います。すでに宮崎椅子製作所さんはPePeチェアなどのヒット商品を生み出し、全国に販売店を持っていました。ソリウッドは結構後から販売店の仲間入りをしたことになります。

はじめは、UUチェア・Pocketチェア・Sansaチェア・Spikeチェアの取り扱いからスタートしました。既にSansaチェアとSpikeチェアは生産が終了になっています。Spikeチェアは賢木@吉祥寺が宮崎椅子製作所さんとのお付き合いが始まるきっかけになった椅子だけに生産終了は残念でした。思い入れがある椅子なので、賢木@吉祥寺は現在も展示品であったウォールナット材のSpikeチェアに座って仕事をしています。吉祥寺ショールームのレジカウンター内にある椅子がそのSpikeチェアです。

ソリウッドで取り扱いを開始した当初から1番人気はUUチェアでした。今も人気があります。
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大きく湾曲した背の部分が特徴的な椅子です。前脚と後ろ脚が途中で合流して背の部分をを作っている所は面白いデザインですよね。無駄のないデザインだと思います。デザイナーは小泉誠さんです。様々なものをデザインして好評価を受けている小泉さんがデザインしただけあって、完成度が高い椅子に仕上がっています。

宮崎椅子製作所さんは老舗のOEM椅子メーカーでした。しかし、それでは今後生き残っていくことはできなと現社長がデザイナーとタッグを組んでオリジナル商品の開発に力を入れ始めました。いまでは路線変更がとても高い評価を得ています。ミラノでの展示など日本国内に止まらずに海外進出も果たしています。日本のモノづくりを世界に発信している椅子メーカーと言えます。

ソリウッドで扱っている宮崎椅子製作所さんの椅子は全部で7種類になります。UUチェアについで人気なのがHakuチェアです。
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シンプルイズベスト。そんな声が聞こえてきこそうな椅子です。脚はかなり細くなっています。強度を保つギリギリの細さといった感じです。座面は堅めです。背が広いので、背中をしっかりとホールドしてくれます。小振りなサイズですので、小さめのテーブルに合わせても窮屈になりにくいでしょう。

もう一つ宮崎椅子製作所さんの椅子を紹介します。
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boチェアです。スポーク状の背がどこか懐かしさを感じさせます。ウッディテイストが全面に出ていながら、可愛らしい雰囲気も醸し出しています。ダイニングチェアとしてもちろん使えますし、寛ぎ用の椅子としても良いんじゃないでしょうか?

宮崎椅子製作所さんの椅子は、樹種・ファブリック共に選べる種類が豊富にあります。いろいろ選べるというのは嬉しいですよね。ああでもない、こうでもないと迷って頂いて構いません。迷いながら選ぶのも楽しいですし…

納期は2~3ヶ月ほど掛かります。宮崎椅子製作所さんは製作点数が多いため、まとまったロット数で製作します。注文後直ぐにその椅子の生産が始まれば、早めに手に入れることができます。が、そうでないと3ヶ月掛かってしまうこともあります。

瑞木@相模湖

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