2015.03.22

無垢材でつくるローテーブル

吉祥寺ショールームでは、現在ストレートカットテーブル、耳つきテーブル、丸テーブルなど合わせて9台、学習机をはじめとするデスクが5台展示しています。これらの高さは約70cmです。展示のほとんどがこのような高さですが、高さが低いローテーブルもオーダーで製作することが出来ます。ショールームにも、ベンチに間違えられることがよくありますが、2つほど現品販売のローテーブルがあります。

そのうちのひとつはカバ材のローテーブルです。

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個人的にはかなり好きな木目の表情をしています。カバ材は中心部分の色味が赤く、外側部分が白い色味をしているのが特徴です。こちらの板はそれに加えて個性的な木目が出ています。このどうなっているのかわからないゴチャゴチャした感じの模様が良い具合いに出ているのが気にいっている点です。少し残念なのは、カバ材だからといってこの模様が常にでるとは限らない点です。むしろ、通常はこの模様がないといったほうが正しいです。こういう唯一無二な天板が耳つき板の面白い部分でもあります。

このカバ材の天板は、天板厚が厚いのも特徴です。最近では天板厚40〜45ミリで作ることが多いですが、こちらは60ミリもあります。長さは1200と短めですが、持ち上げるとずっしりとしていて重いです。正確には測っていないですが、感覚的には今ショールームに置いてあるテーブルの中でも重さでいったら1番か2番でしょう。

さて、ローテーブルはオーダーで製作することももちろん出来ます。ストレートカット、耳つき、丸と全ての天板タイプに対応出来ます。ショールームで配布している料金表には高さ700ミリ程度のダイニングテーブルの価格しかありませんが、そこから¥10,000ほどひいた価格がローテーブルの価格になります。ダイニングテーブルの場合、奥行きが850ミリほどありますが、リビングテーブルとして使う場合は400〜600ミリぐらいで十分です。この場合は、ご希望のサイズを言って頂ければその場でも見積りが出来ます。

例えば、チェリー材で長さ1200×奥行き550ミリのストレートカットのローテーブルですと、消費税8%込みで¥116、640(2015年3月現在)になります。

さて、ローテーブルをオーダーする際に悩むポイントとしてはテーブルの高さだと思います。これは用途によってある程度決まってくると考えています。

まずは、ローテーブルに対して、床に直接座って食事をすることを考えている場合は、天板の上までの高さ360ミリが標準となってきます。天板厚が厚い天板の場合は、座った際に脚が天板の下に納まるかを前もって確認しておくとよいでしょう。40ミリ程度の天板だとその辺は問題ないと思います。

そして、ローテーブルの用途として多いのが、ソファーに腰掛けた際に使うことです。この場合、ソファーの高さにもよりますが、床に直接座るより高めにしたほうが使い勝手が良くなります。少なくと400ミリはあったほうが良いでしょう。

最後にこれまでのローテーブルの製作事例を紹介していきます。

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こちらはタモ材で製作した丸いローテーブルです。可愛らしいちゃぶ台のようなテーブルです。リビングテーブルとしても使えますし、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、お子様のお絵描きや折り紙など遊ぶにも最適です。

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こちらはチェリー材の耳つきのローテーブルです。天板の大きさは1800×D830〜865とダイニングテーブルと同等のサイズになります。食卓として使用するとのことで、高さは360ミリにしています。これぐらいの大きさがあれば短辺側にも人が座るとして詰めれば10人ぐらいは座れます。

ローテーブルの脚もダイニングテーブルと同様に定番4つのタイプから選んで頂けます。また、ご要望に応じての製作も可能です。

無垢材でローテーブルをお探しの方、おおよそのサイズと樹種もしくは色味のイメージを伝えて頂ければ見積り金額がだせます。お気軽にお問い合わせください。

賢木@吉祥寺

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