2015.02.27

オーダー製作の無垢材耳つきテーブルはいかがですか?

ソリウッドで製作・販売している無垢材テーブルは大きく分けて2種類あります。ストレートカットテーブルと呼んでいる長方形のテーブルと耳つきテーブルと呼んでいる自然のカタチを残して製作したテーブルです。どちらも基本的にはオーダーを受けてから製作しています。ただし、耳つきテーブル天板に関してはどれも1点物のため、製作して吉祥寺ショールームにて展示・販売しているものもあります。

今日のブログエントリーでは、耳つきテーブルのオーダーの仕方に焦点を当ててみます。

耳つきテーブルに使用する板は、バイヤー瑞木@相模湖が材木市場のセリ市で仕入れてきた板を使用する場合が多くなっています。ここで仕入れてきた板は未乾燥材のため、テーブルにするためにはまず乾燥させる必要があります。木材の乾燥は時間が掛かるもので、最低でも半年は掛かります。最終的には人工乾燥庫に入れて、含水率を10%程度になるまで乾燥させます。

木材は乾燥中に縮みます。長さ方向の縮みはほぼありませんが、幅方向の縮みはかなりあります。板の幅にもよりますが、5cmぐらいは縮むものと考えています。縮む際に割れたり、反ったりします。そのため、乾燥後でないとその板がどのくらいの長さや幅で使えるものなのかを判断することができません。

乾燥を終えた耳つきテーブル用の板は、準備OK!な板としてWebサイトに情報を掲載しています。
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上の写真をクリックしてもらうと耳つきテーブル板一覧に飛びます。

それぞれにアイコンが表示されています。準備OK!というアイコンがついている板は、乾燥が終わって表面を粗削りしただけの状態で相模湖工房で保管している板です。これらの板は、長さ・幅・高さ・塗装方法・脚の形状・脚の位置などをご要望に合わせて好きなようにカスタマイズしてテーブルにすることができます。

現品販売のアイコンが表示されている板は、すでに仕上げてある状態の天板です。長さ・幅・塗装方法・脚の位置(脚を取り付けるプレートの位置が決定している)が決まっています。脚に関してはオーダーを受けてから作るため、形と高さはご要望にあわせてカスタマイズすることが可能です。

耳つきテーブル一覧を見て気になる板あるいは天板がある場合は、吉祥寺ショールームまで連絡を頂ければ詳しい情報と見積もりをさせて頂きます。

一覧に掲載されていない板もあります。希望の樹種やサイズを伝えて頂ければ、製作可能な板があるかどうか調べます。希望に沿えそうな板があった場合は、写真と見積もり金額をお知らせ致します。

アイコンの説明をもう少し。2枚はぎ、3枚はぎ、4枚はぎ、5枚はぎというアイコンがあります。これは、天板を構成している板が何枚の板から出来ているかを表しています。

1枚板テーブルというのは、板1枚そのままでテーブルとして使える大きさの板を使ったテーブルです。幅800ミリ以上ある板というのは数が少なく、高価になります。全ての木が大きく成長できる訳ではありません。1枚板ではテーブルにならないような太さまでしか成長しない樹種もあります。

そこで幅が狭い板を接着剤で幅方向につなげたのが”はぎテーブル”になります。2枚の板ははぎ合わせたなら2枚はぎ、3枚の板をはぎ合わせたなら3枚はぎといったようになります。

乾燥途中で大きく割れてしまった板やネジレや反りが大きく幅広く使えなくなった耳つき板は4枚はぎ、5枚はぎの耳つきテーブルに使用しています。基本的にははぎ枚数が少ないテーブル天板の方が価格は高くなります。ただし、樹種による価格差をあるので、樹種が違う天板を比べると、はぎ枚数と価格が逆転する場合もあります。

耳つきテーブルは形も含めてどれも1点ものです。似たようなテーブルを探すことが困難なものもあります。一覧を見てビビッと来た方は吉祥寺ショールームまでお問い合わせください。

瑞木@相模湖

お問い合わせContact

TEL:0422-21-8487
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-28-3 2F
(営業時間: 12:30〜18:00/定休日:火・水曜日)
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