2015.01.14

オーダーでつくる無垢材テーブル

ソリウッドでは、吉祥寺ショールームにある現品販売の耳つきテーブルを除いて、基本的にはオーダーを受けてテーブルを製作し、お届けしています。無垢材テーブルが欲しいなと思ったらぼんやりで構わないので以下3つについて希望をおさえるようにしてください。

 

①ストレートカットか耳つきか?

 

②欲しいサイズはどのくらいのものか?

 

③色のイメージはどんな感じか?

 

この3つが決まれば、見積りの段階に進めます。やはり価格は検討、購入を判断する上での重要なファクターだと思います。1つづつ解説していきます。

 

①ストレートカットか耳つきか?

無垢材テーブルには、見た目で大きく2つに分類することは出来ます。通常、テーブルを作るには、木を伐採し丸太の状態から製材していきます。製材したばかりの板は、左右に樹皮の部分が残っています。製材業界や家具業界では、この樹皮の部分を耳と呼んでいます。食パンも端っこの部分を耳と呼びますが、あんな感じです。そして、その耳を残したままテーブルにしたものが耳つきテーブルです。

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一方、耳をさらにカットした板を使ってテーブルにしたものをストレートカットと呼んでいます。この呼び名はあまり一般的ではないですが、ソリウッドでは耳つきと区別するためにこう呼んでいます。

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では、オーダーをする際に、なぜはじめに見た目の希望を決めておく必要があるのでしょうか?

 

その理由は、料金体系が違うことと耳つきの場合は、タイミングによって製作できる時と出来ないときがあるからです。ストレートカットのテーブルを製作するのに使う板は、基本的にはある程度まとまった量で板を仕入れます。耳がカットされた板を仕入れる際は、仕入れ値は1枚いくらという値付けがされているわけではなく、リューベ(立方メートル)でいくらっといった値付けがされています。そのため、ストレートカットの無垢材テーブルは、サイズで料金を決めることが出来ます。ソリウッドの場合でもストレートカットのテーブルは、サイズで価格が決まります。そのため、料金表をつくることが出来ます。

一方、耳がついている板は、板1枚1枚に値がついていることが多いです。ソリウッドでは、耳つきテーブルに使用する板は、岐阜県の材木市でセリ落として仕入れています。そのため、板によって値が変わります。そのため、見積りもその都度になります。従って板によっては同じサイズ、同じ樹種でも価格が変わります。

 

また、セリでの仕入れが多いので、在庫量や樹種がその都度変わります。そのため、同じ樹種で同じサイズのテーブルが出来るとは限りません。そのため、耳つきテーブルをご希望の場合は、まずご希望の樹種で製作出来る板があるかどうかの調査から始めます。

 

②欲しいサイズはどのくらいか?

先述した通り、サイズによって価格が決まってきます。テーブルに必要なサイズは普段座る人数でおおよそ決まってきます。一般的に4人掛けであれば、W1350〜W1500mm程度、6人掛けであればW1800〜W2000mmが目安になります。後は、置くスペースとの兼ね合いでサイズを決めます。ここでの目安は椅子をひいて座るには壁から600mm、椅子に座っている人の後ろを人が通るには1000〜1100mm程度必要です。

 

③色のイメージはどんな感じか?

ソリウッドで扱っている無垢材テーブルは、クリアなオイルとクリアなウレタン塗装が基本になります。そのため、仕上がりの色が木本来の色味がそのまま出てくると考えられます。定番の樹種で考えると、最も濃い焦げ茶色に仕上がるのがウォールナット、オレンジがかった茶褐色のチェリー、この2つが比較的色がついた樹種です。最も白っぽいのがメープル、最も一般的といえる茶褐色に仕上がるのがタモ、ナラになります。

 

また、耳つきテーブルの場合はこれ以外の樹種で製作することも多いです。ですので、大まかな色のイメージを教えて頂ければそれに近い樹種で見積り、提案をしていきます。

 

以上3つの点においてご希望を伝えて頂ければ、お見積りが可能です。ぜひ気軽にお問い合わせください。

 

賢木@吉祥寺

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