2016.04.28

新作!ウォールナットの2枚はぎテーブル、W1900とれます【No.1537】

明日29日からゴールデンウィークが始まります。まず告知になりますが、吉祥寺ショールームは、ゴールデン期間中4月29日(金)〜5月5日(木)は、休まず営業致します。営業時間は、通常通り12:30〜18:00となります。本日には、新作となる耳つき天板用の板5セットが入荷していますので、耳つきテーブルにご興味がある方はぜひご覧頂ければと思います。

なお、相模湖工房につきましては、4月29日〜5月5日までは休業となります。そのため、5月1日(日)の木工教室はお休みとなり、日曜日のクラスは1週間づれての開催となりますので、ご注意ください。

先述した通り、新作耳つき天板用の板5セットが吉祥寺ショールームにやってきました。これについては月曜日に瑞木@相模湖が書いてもいます。

今回の新作耳つきテーブルにはカバ材やミズメ材も登場【No.1534】

ここには、カバ材やミズメ材について書いていますが、この他にウォールナット材の2枚はぎ天板が2セット、イタヤカエデ材の4枚はぎ天板が1セット入荷しています。今日はウォールナット材の板を紹介します。

ウォールナット材は現在人気のある木ですが、良い材を集めるのに苦労する材でもあります。ウォールナット材と表記されるもののほとんどは北米産のブラックウォールナット材という樹種になります。製材した板だと茶色がかったグレー色をしています。なにも塗装を施していないとちょっとぼやけた感じの色味ですが、オイルを塗ると艶がでるような感じで色がぱっきと出てきます。この言葉では何ともいえない色味がウォールナット材の人気の秘訣の1つだと思います。またオイルで仕上げた後の肌触りも一級品です。ずっとスリスリと触っていたくなるように仕上がります。

さて、今日入荷した耳つきテーブルは比較的長さがとれる板になります。

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こちらは同じ丸太から採れた2枚の板で製作するW08テーブルです。同じ丸太から採れた複数枚の板は共木と呼んでいます。共木の天板は、色味と木目が揃うというメリットがあります。また、製材した時に上下にあった板をそのまま開いたカタチの天板をブックマッチといいますが、ブックマッチも一種の共木です。写真を見て頂くとわかるかと思いますが、このW08テーブルもブックマッチの天板となります。一箇所、枝が生えていた部分が見てとれます。ですが、この2枚は丸太の中心に近い部分なので穴があくような節ではありません。それ以外の部分はウォールナットらしいキレイな木目が出ています。

こちらの板は幅があまりありません。ですので奥行き850mmをとろうとすると白太を残す必要があります。白太というのは、丸太の外側に近い部分のことで、ウォールナット材は中心部分の色味と違い白褐色をしています。ですので、天板の中心部分にも白い部分が出てきます。これは見た目の問題だけなので、質などは問題ありません。

W08テーブルはまだ製作途中なので、サイズや脚のデザインなどは選んで頂く余地があります。推奨サイズとしては、W1900×D850になります。天板の厚みは40mm程度に仕上がる見込みなので、どっしりとした重厚感のあるテーブルになると思います。W1900より短いサイズで製作することも可能ですので、気になる方はお問い合わせください。

脚は通常4本脚で製作しますが、ご希望に応じてI字型の2本脚や板脚なども対応が可能です。ベンチやベンチ型ソファーなどと合わせて使いたいといった場合、出入りを考えると4本脚より2本脚のほうが使いやすい場合があります。

ご注文方法などについてはこちらのブログエントリーを参考にしてみてください。

新作の耳つきテーブルはご注文後に製作しお届けします【No.1512】

賢木@吉祥寺

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