家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

家具製作の最近のブログ記事

ケヤキ材の新たな活用の道【No.1802】

ソリウッドでご注文を受けているストレートカットテーブル(四辺が四角い天板)は予め決められた6種類の樹種から選んで頂いてご注文頂くカタチになります。現在では、ウォールナット・チェリー・メープル・タモ・ナラ・クルミの6種類になります。多少、堅さや加工性の違いがありますが、テーブルとして使って頂く分には強度などは問題ないとお考え頂き、見た目の木目の出方や色味などで選んで頂ければと思います。


樹種が決まっている耳つきテーブルに対して、樹皮の部分のカタチを残して天板を製作する耳つきテーブルの場合は特に樹種が決まっているわけではありません。その時の在庫によって製作出来るものが異なってきます。比較的ご要望が多く、在庫していることが多いのは、ウォールナット材やチェリー材、カバ材やトチ材といった樹種になります。また、製作することが稀なものとしては、タブノキやチャンチン材といった普段はほとんど名前を聞かない樹種も過去には製作した実績があります。タブノキは他の樹種とは違う赤茶色の色味をしていて、非常に魅力的な天板になりました。チャンチンは、中国原産の木で、濃い赤茶色をしています。木目は非常にはっきりと出ています。現在吉祥寺ショールームに展示しているチャンチン材の耳つき天板はサイズW1650×D850で、厚みが40mmあります。独特な木目が出ていて、無垢材のテーブルらしい感じがします。


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このチャンチン材のテーブルを比較的無垢材テーブルなど木に詳しい方がみると「あれ?ケヤキみたいだね!?」といった感想をもたれる方も多いのではないでしょうか?確かにケヤキの木目の出方に似ています。そこで今日はケヤキ材について、書いてみようと思います。


木に詳しくない方でも「欅(ケヤキ)」という文字を見たり、聞いたりしたことがある人は多いでしょう。欅は街頭の街路樹として植えられていたり、公園や神社には幹の太い立派な欅を見ることが出来ます。


ケヤキは木材としては古くから、座卓やダイニングテーブルの天板、箪笥などの家具の材料として使われたり、意匠的に大黒柱などに使われてきた我々の暮らしに欠かせない木として親しまれてきました。材木の業界でも広葉樹の王様として良い板は非常に高値で取引されていた時代もありました。ところが、最近では大きな1枚板の天板の需要が少なくなってきたり、濃い色味やモダンな印象のインテリアデザインが好まれるようになったりで、人気的には低迷していると言わざるを得ません。ですが、なんともいえないオレンジ色の褐色やはっきりと堂々と現れる木目を見ているとほんとキレイな板だなと思うことが多い木です。また、ケヤキのようなはっきりとして木目が好きという方にはたまらない樹種だと思います。ソリウッドでも必ず在庫があるわけではありませんが、材木市場に2枚はぎ程度でキレイな天板になりそうなものや面白い表情をしている板があれば、競り落とすこともありますので、ケヤキをご希望の方はスタッフまでお尋ねください。


さきほど、テーブル天板としては人気が落ちてきたと書きましたが、新たなケヤキ材の活用例も出てきてます。ソリウッドでもいくつかの椅子を扱っている宮崎椅子製作所さんは少し前からケヤキ材を通常の樹種ラインナップに加えています。メイドインジャパンの椅子工房として、イタリアミラノの展示会などに出品するなど世界を視野に入れている同社ですが、日本ならではの樹種としてケヤキを選択しているのだと考えます。これまでは椅子に使うことはあまりなかった材ですが、椅子のような細かい部材にしてみるとはっきり大味な木目もあまり目立たなく、なんともいえないオレンジがかった褐色が良い味を出しています。


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現在、吉祥寺ショールームにケヤキ材のpepeチェアを展示していますが、この椅子を展示してからケヤキ材での椅子の注文が増えました。ブラックチェリーほどは濃くないけど、少し色味がある椅子を探している方にはピッタリの樹種かもしれません。


賢木@吉祥寺

ダイニングテーブルと椅子はセットで買う必要がある?【No.1799】

吉祥寺ショールームには、様々なお客様がいらっしゃいます。ダイニングテーブルとダイニングチェアを同時期に探しているかた、とりあえずダイニングテーブルを探している方、自分にあう長く座っていても疲れにくい椅子を探している方、目的は本当に人それぞれです。ソリウッドでは、創業以来中心商品としているオリジナルのダイニングテーブルを神奈川県相模湖にある自社工房で製作しています。工房は小さな工房ですので、最小限の機械、最小限の職人で日々製作をしています。以前は椅子についても自社の商品を製作していた時期もありましたが、現在は工房のキャパシティを超えてしまうため椅子の製作はほとんどしていません。その代わりに国内で製作している椅子メーカーの椅子を仕入れるカタチで吉祥寺ショールームで販売しています。現在では、徳島県にある宮崎椅子製作所、北海道津別町の山上木工が製作しているISU-WORKSブランドの椅子、腰の椅子をコンセプトにデザイン、製作されているいのうえアソシエイツのAWAZAチェアの3ブランドの20種類を超える椅子を扱っています。


お客様と話をさせて頂く中で、「テーブルと椅子はどのように組み合わせればいいのですか?」「このテーブルにはこの椅子というのはあるのですか?」といったテーブルと椅子の組み合わせに関する質問を頂くことが多々あります。


ソリウッドのテーブルはシンプルであり、見た目の主張は木のもつ木目であったり、耳のカタチで十分という考えでデザインしているので、基本的にはどのような椅子でも比較的合わせやすいようになっていると思います。ですので、ダイニングセットとか、このテーブルにはこの椅子といったことはなく、自由に好みの椅子を選んで頂ければと思います。


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では、椅子のデザイン以外の部分はどのように考えればいいのでしょうか?


一般的にはダイニングテーブルと樹種を合わせた椅子を選択するケースが多いように思います。ただ、これも絶対というルールは存在しませんので、テーブルも椅子も色が濃いウォールナットで合わせてしまうと暗くなりすぎてしまうということもありますので、その場合は少し色のトーンが明るめのチェリー材などの椅子を選ぶことも問題ないです。また、クルミ材やクリ材、トチ材のようにダイニングテーブルとしては選択することが出来るけど、椅子はあまり製作されていない樹種もあります。ソリウッドで扱っている3ブランドでもこれらの樹種の椅子はラインナップにありません。その場合は、似たような色味の樹種を選択することで統一感は出せますので、同じ樹種にこだわる必要はないと思います。例えば、クルミ材のテーブルの場合、椅子はナラ材と組み合わせるとあまり違和感はありません。トチ材の場合は、白っぽいトーンで合わせるならメープル材、少し落ち着いた組み合わせにしたいならナラ材の椅子を選ぶといいでしょう。


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デザインと色味の次ぎはテーブルの高さと座面の高さについてもチェックしてみてください。ソリウッドで扱っている椅子の中でも椅子の座面高は微妙に違います。だいたい410mm〜430mmのものが多いですがなかにも440mmといったものもあります。決まったセットである場合、テーブルと椅子の座面高はすでに合うようにセットされていることがほとんどだと思いますが、自由に選択出来る場合はお互いの高さがあっているかを確認してください。その際に目安となるのが差尺の値です。差尺とは、テーブルの天板の上の高さの数値から椅子の座面高の数値を引いた値をさします。テーブルの高さが700mmで椅子の座面高が420mmの場合、差尺は700から420を引いた280mmになります。一般的な日本人の体型の場合、人間工学的に差尺が280mm〜300mmが快適に使えるとされています。


ダイニングテーブルと椅子をご検討されている方は、参考にしてみてください。


賢木@吉祥寺

オイル仕上げの棚について【No.1795】

ソリウッドではご注文を受けて、無垢材家具を製作していますが、その中心はストレートカットや耳つきテーブルといった無垢材テーブルと本棚やテレビボードなどの置き家具です。テーブルの場合は、オイル仕上げとウレタン塗装のどちらかを選んで頂いています。ダイニングテーブルの場合は、仕上げの違いによって、普段のお手入れやメンテナンス方法が変わってきます。オイル仕上げの場合は、水に対する対処がまるっきり変わるので、食事をすることが多いダイニングテーブルの場合、ウレタン塗装のほうがよいという方もいらっしゃいますので、基本的にはお客様のライフスタイルや価値観などによって、仕上げの方法を選んで頂いています。


本棚やテレビボードなどの首脳の場合、テーブルのように食べこぼしや水に濡れたものを置く可能性がテーブルに比べ極端に低いと思います。そのため、着色を希望でない以外はオイル仕上げを前提に見積りなどの提案をさせて頂いています。オイル仕上げに使うオイルは、植物性のオイルを中心として有害な化学物質を含まない原料で出来ています。オイル仕上げは、木材の表面に染み込ませて木部を保護する仕上げ方法なので、実際に手に触れる部分は木材ということになります。この点がウレタン塗装と最も違う点です。ウレタン塗装の場合は、プラスチック性の塗膜を木材の上にはって木部を保護する塗装方法です。そのため、ウレタン塗装で仕上げた家具は表面がプラスチックということになりますので、オイル仕上げと比べると肌触りがのっぺりとした感じをしています。ソリウッドでは、棚類も背板や引出しの底板などを除き、すべて無垢材で製作しています。せっかくの無垢材ですので、木本来の肌触りを堪能して頂きたいということもありオイル仕上げを前提としています。


ただし、さきほども少し触れたように着色をご希望の場合は、ウレタン塗装を施しています。オイルでも着色成分が含まれてオイルも販売されていますが、木の樹種によって色の出方が違ったり、木目によって色がつくところとつかないところがでてきて、それが色ムラになってしまうことが多々あります。また、オイル自体に着色成分がすでに入っていますので、細かい色の調合が出来ないので、細かい色をつくることが出来ません。そのため、今使っている家具の色味にあわせて新しいものを作るといったオーダーに対応することが難しいです。そういった理由もあり、着色オイルは原則的に使用していません。ウレタン塗装の場合は着色と塗膜をつくる作業が別になりますので、着色材の細かい調合が可能です。樹種によっては多少色ムラは生じますがオイルに比べると断然キレイに仕上がります。着色をご希望の場合は、


オイル仕上げの本棚やテレビボードの棚類のお手入れについては、乾いた布で表面の埃は払うように乾拭きするだけで十分です。拭いただけではとれない汚れなどがついた場合は、軽く濡らした布に台所用などの中性洗剤を数的垂らして汚れ部分にこするようにして拭き取ってください。こうすることで、通常使用で出来た汚れなどには対応が可能です。乾拭きをしていればオイルが抜けることもありませんので、ダイニングテーブルのように定期的にオイルを塗ったり、紙ヤスリで染みをとり、その上からオイルを塗るような補修作業をする必要はほとんどありません。


オイル仕上げの場合はクリアなオイルを浸透させるので、濡れ色にはなりますが、出来上がりの色味は元々の木の色味が仕上がりの色味となります。濃い色味だと、ウォールナット材、明るい色味だとメープル材、その間の色味でオレンジがかった茶褐色になるチェリー材、木材らしい黄色味が強い茶褐色のタモ材とナラ材といった樹種で製作することが出来ます。


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こちらはウォールナット材で製作した棚です。


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こちらは最も白っぽい樹種のメープル材で製作したテレビボードです。


お見積りを依頼する際は、ご希望のサイズや仕様、希望の樹種をご連絡ください。まずは、見積金額をお伝えして、先に進めるようでしたら図面を描いて詳細な寸法や仕様をご相談させて頂き、最終図面を描いていきます。


賢木@吉祥寺

無垢材テーブルのメンテナンスに関するよくある質問【No.1789】

昨年の大晦日のブログエントリーで2016年に多く読まれたブログエントリーを瑞木@相模湖がまとめていますが、その中で1番読まれているのは、オイル塗装の無垢テーブルをメンテナンスしよう!というものでした。お店でお客様と話をしている中でもよく聞かれるのがオイル仕上げのメンテナンスについてです。そこで、今日は無垢材テーブルのメンテナンスについてよくある質問とその回答をまとめてみます。


オイル仕上げとはどういった仕上げですか?

→無垢材家具のオイル仕上げとは、家具用のオイルを木部の表面に浸透させ木部を保護する仕上げ方法です。オイルを塗ることで見た目的にも艶がでて、しっとりとした肌触りに仕上がります。よくオイル仕上げとともに選択できる仕上げ方法としてウレタン塗装というものがありますが、ウレタン塗装の場合は、プラスチック性の塗膜で木部をコーティングする塗装方法です。そのため、ウレタン塗装の場合は実際に触れるのは木ではなくプラスチックの樹脂ということになります。オイル仕上げとウレタン塗装のもっとも大きな違いはこの点です。また、ウレタン塗装は無垢材ではない木質素材を使った家具でもよく使われる手法です。オイルについては、オイルを浸透させるので、ある程度の厚みがないと浸透しません。また、メンテナンスの際に紙ヤスリで表面を削ることもあるので、無垢材以外では難しく、無垢材ならではの仕上げ方法ともいえます。


オイル仕上げに使われるオイルとはどんなものですか?

→家具の仕上げに使われているオイルは、天然のオイルを中心に家具用に調合されているオイルです。ですので、スーパーなどで販売されている食用のオイルとは厳密には違うものです。多く普及しているのはドイツ製のもので、日本でも比較的簡単に手に入れることが出来ます。メーカーによって含まれている成分が異なりますが、自然のものを使う、環境にも人にも優しいというコンセプトは各社共通しています。多くの家具用オイルは、植物のアマから搾取された亜麻仁油を主原料として、有害な化学物質は使用していないものです。


オイル仕上げの家具は手入れが大変だと聞きますが・・・実際はどうなのでしょうか?

→普段のお手入れは乾拭きや固く絞ったふきんで表面を拭いてください。オイル仕上げの表面の肌触りを保つには、水分をなるべく使わない点がポイントです。とはいえ、食卓として使う場合はそうも言っていられません。1年ほど使用しているとよく使う部分の表面がかさついた状態になってくることがあります。表面がカサついてきたら、オイルの補充をして頂くと再び艶が戻ります。ダイニングテーブルの場合、1年〜2年に1回ぐらいオイルを塗るメンテナンスをすることをオススメしています。


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オイルを塗る際は、家具用のオイルを綿100%の布に浸して、テーブルの表面に塗っていきます。オイルを塗ると、塗った部分の色が少し濃くなりますので、それがオイルが染みている合図だと思ってください。テーブルの全体をムラなくオイルが行き渡るようにしてください。全体に塗り終わったら、何もついていない布で表面に残っているオイルをしっかり拭き取ってください。この拭き取りをしないと乾きが悪かったり、ムラになる原因となりますので、気をつけてください。オイルを塗る作業自体は難しいものではありませんが、テーブルをキレイに保ち続けるのはなかなか難しいと思いますので、メンテナンスをする必要は出てくると思って頂くと良いと思います。


オイル仕上げの家具のメンテナンスについては、今度の日曜日1月8日(日)に吉祥寺ショールームでメンテナンス講座を開催します。時間は14時から30〜40分程度になります。オイル仕上げの小さめのテーブルを実際にメンテナンスする様子をご覧頂くことが出来ます。メンテナンスはこんな感じでやるんだということが把握頂けると思います。ご予約頂かなくてもご参加頂けます。興味のある方はぜひご参加ください。


賢木@吉祥寺

無垢材テーブルを比較検討する際に注目すべきポイント【No.1781】

無垢材テーブルをお探しのかたはまず木の種類やテーブルのデザインといったところから探す方がほとんどだろうと思います。まずは、Googleなどの検索エンジンで「希望の樹種 無垢材テーブル」などのキーワードで探す方も多いでしょう。検索の結果、好みのものをいくつかピックアップしてさらに調べ、比較検討するというプロセスをたどる方も多いと思います。ネットの情報だけでは不十分なので、実際の店舗を訪問して検討される方もいらっしゃると思います。


いくつかの家具屋さんを調べてみると、同じ樹種のテーブルで、見た目は似ていても価格に違いがあったり、構造的に全然違うものがあったりします。中には詳細な説明なしで、価格だけ表記しているなんてこともあります。


そこで、一見すると同じように見えるテーブルでも、どういったところを見比べればいいのか、どういったポイントをみるべきなのかを私なりにまとめてみます。


テーブルの違いは天板の裏にある

無垢材のテーブルはいまやいろんな家具工房が製作をしていて、いろんな家具屋さんで販売がされています。そんななかで、しかっりとしたものを選びたいと思っている方がほとんどでしょう。無垢材テーブルは、天然の木材を使用していますので、木目などはひとつひとつ違いがでます。でも、同じ種類の木材であればある程度仕上がりは想定できます。オーダーを受けてから製作する場合も多く、店舗でみたテーブルの木目とは違うものを購入することがほとんですので、細かな木目などは納品のときにわかる場合が多いと思います。ですので、木目という見た目で選んでしまうと、当然同じ木目のものが届くわけではありませんので、こんなはずじゃなかったといった後悔の念が生じることにもなりかねません。


そこで、見た目の問題よりは、もう少し踏み込んだ内容で比較検討をされるの良いと考えています。無垢材テーブルで作り手による違いが出やすいのが、天板の裏側です。天板の裏側と聞くだけでは、木材なので、裏も表も同じだと思われがちですが、ここでは木材の裏側ではなくテーブル天板の裏側に着目してみます。


実は、天板の裏側は作り手(メーカー)の違いが最も顕著に現れる部位でもあります。それは、作り手が考えていることが如実に影響があるからです。無垢材テーブルの天板の裏をチェックするポイントを2つ挙げてみます。


ひとつは、天板と脚がどうのようについているのか?という点です。天板と脚がどのようについているのかを確認する理由は、天板と脚の付け方がぐらつきや将来的な利便性に大きく影響をしているからです。天板と脚が、一本の脚につき複数のボルトでとまっていれば、ぐらつきなどが起こりにくいと考えます。よくあるタイプとして、脚の先にネジがついていて天板裏にねじ込むというものがありますが、しばらく使っていると少し緩みがでてガタつきの原因となる場合があります。緩んだ場合、再度ねじ込めば一時的に解決となりますが、しばらくするとまた緩んでくる可能性が高いです。


天板と脚が簡単に外せるか、また何度も組み立てることが可能かというのも、チェックしておきたいポイントです。中には一度組み立ててしまうと、再度組み直すのが難しいというテーブルもあります。はじめからそこにずっと置くことがわかっている場合はそれでも問題ないですが、将来的に置く場所を変えるとか、引っ越しをする可能性がある場合は避けたほうがよいでしょう。


ソリウッドでは、プレート付けという方法で天板と脚を取り付けています。この方法を採用している家具メーカーは多くないと思います。


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ですが、機能面を考えると非常に有能で、取り外し、組立てが用意に出来る、1つの脚につき4箇所以上をボルトで固定が出来る、様々なデザインの脚に対応が出来るというメリットがあります。デメリットは、せっかくの木の天板なので、金属は使いたくないという方もいらっしゃいますが、この方法ではそのニーズにお応えすることが出来ません。


続く


賢木@吉祥寺

ウォールナット材より濃い色のテーブルが欲しいのですが・・・【No.1761】

「ウォールナットより濃い色味の無垢材テーブルが欲しいのですが、どういった樹種がありますか?」


吉祥寺ショールームで店番をしていると、たまに頂く質問です。この質問、答えるのが難しいというか、申し訳ない気落ちになる質問の1つです。ソリウッドでご注文を受けているテーブルのほとんどはオイル仕上げにしろ、ウレタン塗装にしろ、着色をしていないテーブルがほとんどです。ということは木が本来持つ色がそのままテーブルの色になるということになります。厳密にいうと、素地を仕上げた木材にオイルなどを塗ると木材が濡れたときのように、少し艶がでて色味がはっきりするといった感じで色の変化はあります。ですが、着色をしているわけではないということです。


ということで、色味の濃い無垢材テーブルということになると、色の濃い樹種ということになります。質問にあるウォールナット材は一言でいうとこげ茶色をしています。ですが、徐々に色が抜けてくるような感じになり、最終的には赤茶よりの茶色になります。ウォールナット材はこの濃い色味やスベスベの肌触りが魅力で、いまでは人気No.1の素材といってもいいでしょう。


ウォールナットより木材は存在することは存在します。その代表格は黒檀です。黒檀はカキノキ属カキノキ科の熱帯性常緑樹です。英語ではEbony(エボニー)といいます。木質としては非常に硬く、名前に違わず黒に近い色味をしています。黒檀は昔から銘木として使われ、家具や仏壇や楽器などに使われてきました、ピアノの黒鍵にも使われていました。黒檀の中でも黒いものは非常に高価なものとして重宝がられていますが、流通量はそこまで多くありません。また、大きな板も少ないため、テーブルに使われることはめったになくなりました。ネットで調べてみても新しいものを販売しているところは少なく、オークションに出品されているそこまで大きくない座卓などでも20万円を超えるものがいくつもでてきます。


という状況なので、ソリウッドでも黒檀でテーブルを製作することはありません。ですので、初めの質問に答えるとなると「樹種としては黒檀などの色が濃い木材はありますが、テーブルとして製作できるものはありません」ということになります。


とはいえ、最近の住宅事情をみると、色の濃いドアなどの建具をよく目にします。こうした色の濃い建具に合わせようと思い、同じく濃いテーブルを検討するのも必然だと思います。これらの建具なども、濃い無垢材をそのまま使用しているものはほとんどなく、着色をしたり、濃い木目をプリントしたものを表面に貼ったりしたものがほとんです。


もし、ソリウッドで色の濃いテーブルを製作するとなると、黒く着色したものということになります。着色をする場合は、着色料で色をつけて、その上からウレタン塗装を施します。こうすることで、色の薄いタモ材やナラ材でも黒いテーブルにすることが可能です。ですが、やはり着色をしているので、自然な木材のなんともいえない色味というものはなくなってしまいます。また、樹種によっては上手く塗料がのらなかったり、導管に塗料が沢山はいって色ムラがでてしまうこともあります。また、ウレタン塗装を施すと、10年15年使用してくると、表面のウレタンが徐々に劣化してきて剥がれてきてしまいます。特にテーブルだと、毎日ものを置いたり、動かしたりするので他の家具よりはるかに剥げてくる可能性が高いです。そのため、着色した無垢材テーブルを現在ではあまりオススメはしていません。テーブル以外の本棚や収納については、着色ウレタン塗装で製作することもあります。


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こちらは、以前納品した濃い色に着色して製作した本棚です。これも色の薄いナラ材を着色しています。当然ですが、ナラ材の元々の色味とは違い、黒に近い色味になります。


賢木@吉祥寺

耳つきテーブルのページに掲載している情報について【No.1757】

ソリウッドのブログやウェブページには耳つきテーブルを探している方が閲覧していることも多いかと思います。耳つきのテーブルにつきましては耳つきテーブルのページで製作可能なものや現品のものを紹介しています。ですが、他ではあまりみない画像なども掲載しているため、初めてみる方でも戸惑わないようどんな情報が掲載されているかを解説したいと思います。


耳つきページへのリンクは以下になります。


無垢材耳つきテーブル

まずはこのページにはどういったものが掲載されているかを説明します。ソリウッドの耳つきテーブルは2つのご注文方法があります。まず1つはすでに天板のサイズが決まり、仕上げまで終わった天板を選んで頂き、そちらにご希望の脚を製作してお届けするものです。もう1つの方法は準備OKとなっている乾燥が終わって荒木取りだけしている板の中からお好きなものを選んで頂き、その板を加工してテーブルにしてお届けする方法です。


耳つきの一覧ページには、どちらの方法で注文するタイプかというのがひと目でわかるようなアイコンで表示しています。現品販売のアイコンがある場合はすでに仕上がっている天板で準備OKのアイコンがあるものは、これから製作するものとなります。


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準備OKの板の写真かキャッチコピーをクリックするとそれぞれの詳細ページにいきます。


詳細ページのトップはこんな感じです。


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まずは板の仕入れから荒木取りまでを担当している瑞木@相模湖が考えだしている渾身のキャッチコピーがあります。そして、画像ですが、左上のK65という数字はその天板の個体番号になります。もし、メールや電話でお問い合わせ頂く場合はこの番号を伝えて頂くと話がスムーズに進むかと思います。ちなみに数字の前のアルファベットは樹種を表しています。こちらのカバ材の場合はKABAの頭文字でKになります。その他、ウォールナットであればW、チェリーであればCといった感じになります。ただ、全ての樹種でそれぞれのアルファベットを用いているわけではなく、数的に珍しいものやクリのように頭文字が被ってしまうものはDというアルファベットを用いています。


続いて画像にある天板の写真ですが、じつはこれ合成写真になります。実際には2枚の板はまだ接着していない状態ですが、もし、接着したらこんな感じの天板になりますよというのをお伝えするために写真を加工しています。また、板の状態も荒削りをした段階なのである程度木目は確認出来ますが、削りきれていない部分などが残っている場合もあります。例えばこちらの写真、


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チェリー材の3枚はぎの天板ですが、3枚の板の端に三角形のカタチを成すように色が濃くなっています。この色が濃くなっている部分は木そのものの色が違っているわけではありません。市場に出品されていたり、長い期間置いておく際に割れを防ぐために割れ止め用のワックスを塗る場合があります。この色濃くなっている部分はこのワックスが残っているという部分ということになります。実際にはこの時点で板が少し反っていて、完全に平らにしてしまうと、さらに反りが出た場合、仕上がりの厚みが薄くなってしまう状態になる恐れがあります。そのため、完全に平らにはせず様子を見ている状況になります。ご注文を頂いてテーブルにする際にはこの色味の違いはなくなります。


この画像で気になる点がある場合は問い合わせ頂ければ、ここはどうなるといったことをお答えすることは可能です。


トップの画像の下はこんな感じになります。


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ここではまず文章でその天板の特徴を説明しています。このK65テーブルの場合は板の端にでているメラメラした模様について言及しています。その下にはサイズが記載されていますが、ここに書かれているのはこの板で製作出来る最大のサイズを表記しています。そのサイズ内でしたら、製作は可能なのでここに書かれているサイズが絶対とは思わないでください。


あとは、板の特徴がわかる写真を何点か掲載しています。


金額については掲載されているものもありますが、価格のところに「見積します」と書かれているものはお問い合わせください。


賢木@吉祥寺

ウォールナットの椅子【No.1725】

先日のブログエントリーではウォールナット材の家具と題してソリウッドで製作しているウォールナット材の家具について書きました。


ウォールナット材の家具

先日のエントリーでは触れていない椅子について今日は書いてみます。


ソリウッドで扱う椅子のほとんどは、ベンチを除いて他の家具工房が製作しているものになります。現在ソリウッドの吉祥寺ショールームには3つのブランドの椅子を取り扱っています。いずれも日本人デザイナーがデザインをし、日本の木工所で製作しているメイドインジャパンの椅子になります。最も古くから扱っているのが、徳島県に工房を構える宮崎椅子製作所さんの椅子です。すでに廃盤になったものや最近取り扱いが始まったものもあり、現在は宮崎椅子製作所さんの椅子のうち、UUチェア、Pocketチェア、Hakuチェア、ribチェア、boチェア、Lunaチェア、Handyチェア、Pepeチェアの8種類を取り扱っています。宮崎椅子製作所の椅子は選択できる樹種も豊富です。もちろん、いずれの椅子もウォールナット材が選択できます。現在はHakuチェアとboチェアのショールーム展示品がウォールナット材です。


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こちらはウォールナット材のboチェアです。boチェアは宮崎椅子製作所の中では珍しい座面も無垢材の椅子です。座面まで無垢材だと少し重く感じる椅子も多いですが、こちらの椅子は、強度を保つことが出来るギリギリの線を狙って部材を削っている感じがします。また、座面の裏面も余分な部分は削って重量を抑える手間が入っています。背の部分が高いところまであるので、座り心地も安心感があり、見た目以上にしっかりと座ることが出来ます。


ウォールナット材の椅子は、ウォールナット材のダイニングテーブルと合わせることはもちろん、玄関先やリビングに一脚おくだけでも存在感があり、空間の良いアクセントになると思います。


ISU-WORKSは、北海道の津別町に山上木工という家具工房が製作している椅子ブランドです。ISU-WORKSは5年ほど前から始まった椅子プロジェクトではじめはHUGチェアという1脚からはじまる現在ではダイニングチェアだけでなく、リビングに置く1人用のリラックスチェアまで全14種類の椅子がラインナップされています。


椅子によっては、選べる樹種に違いはありますが、ウォールナット材は全ての種類で選択が出来ます。


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こちらはISU-WORKSの最初の椅子となっとHUGチェアです。薄い単版を重ね合わせた背を曲げで背にしています。この背は肘掛けにもなります。HUGチェアの座面は比較的柔らかいクッション性の座面にあります。こちらの写真ではレザー張りですが、その他にも布張り、木の座面、テープ張りも選ぶことが可能です。HUGチェアISU-WORKSのなかでGシリーズにラインナップされています。GシリーズはHUGチェアの他に5種類あります。前脚と座面部分は同じデザインで後ろ脚と背のカタチの違いでバリエーションをだしています。


最後に紹介するのはいのうえアソシエーツのAWAZAチェアです。吉祥寺ショールームにはAWAZA LDチェア、AWAZA MA01チェア、AWAZA LDR(回転椅子)の3タイプが展示してあります。いずれも背の部分が広いのが特徴で、しっかりと腰を支えてくれます。AWAZAチェアは、腰の椅子ということをコンセプトにしており、腰痛持ちの方でも痛みなく座って頂けるようデザインになってしまいます。座り心地を求めて椅子を探している方にはぜひ実際に座って頂きたい椅子です。


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こちらはウォールナット材のAWAZA MA01チェアです。アームレスなので、スッキリとした佇まいになっていますが、座り心地は妥協をしていません。


ソリウッド扱っている椅子については、全タイプでウォールナット材が選んで頂けます。ショールームにウォールナット材の椅子が展示されていなくても、注文をうけて製作出来ます。


賢木@吉祥寺

ウォールナットの家具【No.1722】

お客様から人気のある材は?と聞かれることがあります。最近では「色がわりとついているウォールナットとチェリー材が人気あります」と答えています。ご注文頂く家具のうち、30%程度がウォールナット材という、状態が長く続きました。最近に限っては、単発的にチェリー材のほうが割合が多い場合もありますが、引き合いを含めるとやはり数は多い状況です。ソリウッドのウェブサイトを閲覧している方でも、「ウォールナット」「ウォールナットとは」といったキーワードで来訪されている方が多いです。


本日のブログでは、依然として高い人気状態をキープしているウォールナット材の家具について書いていきます。


ウォールナット材は人気もさることながら、家具を製作するには十分な硬さあり製作する側にとっても比較的扱いやすい材でもあります。そのため、小さな雑貨類から大きなテーブル、棚や収納など幅広いものが製作されます。ソリウッドでも定番となるストレートカットテーブルや耳つきテーブル、本棚やリビングラック、扉や引出しがついた収納までウォールナットでの製作事例があります。


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こちらはウォールナット材の耳つきテーブルです。ウォールナット材といえば濃い茶褐色の色味が特徴です。ですが、製材された1枚の板のうち、全てがこの濃い茶褐色をしているわけではありません。樹皮に近い外側の部分は白に近い淡い褐色をしています。上の耳つきテーブルでも端の色味が薄いことがわかると思います。これは木材業界では白太といっている部分です。白太は樹皮に近い外側の部分を指し、ウォールナット材以外でも中心部分より色が薄い樹種が多々あります。耳つきテーブルの場合は濃い部分だけでないので、暗くなり過ぎるのはちょっと嫌だという方には耳があるテーブルがオススメです。


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こちらはソリウッドの定番ストレートカットテーブルです。ストレートカットテーブルは幅が12〜22cm程度の板を複数枚接ぎあわせて、お客様のご希望の寸法に仕上げます。写真をみて頂くとわかると思いますが、ストレートカットテーブルには色が薄い白太の部分がありません。これはなるべく色味が揃うように白太の部分を切り落とすか裏に回して表には現れないようにしているためです。


日本ではこのように耳つきテーブル以外では白い部分を外して使うのが一般的になっています。ですが、ウォールナット材の産地であるアメリカでは、白い部分も混ぜて使用するのが一般的だそうです。日本では色の濃い部分だけを使うある意味贅沢な使い方をしてきました。ですが、ここ最近は幅広い良質なウォールナット材の入手が難しくなっています。ストレートカットテーブルを製作する際に使用する板は、すでに耳の部分をカットしてある長方形の板をバンドルといわれる単位ごとに仕入れているものです。最近ではその板でも白太が混じっている率が非常に高く、これまで水準を保つのに苦労しているというのが実状です。このような状態が続くようではストレートカットテーブルの表面にも白太を入れないと製作できない事態になる可能性も高いです。


ウォールナット材はテーブルの材としてだけでなく、棚類でも人気があります。しっかりと強度があるので、棚類に使っても全く問題がありません。ウォールナット材の場合は色が濃いので、家具全てをウォールナット材で揃えるようなコーディネートにすると、シックで落ち着いた空間になります。


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こちらはウォールナット材で製作したラックです。大きめの書物でもしっかり納まるように通常の本棚より奥行きが大きくなっています。棚類はお客さまのご要望に応じて製作します。サイズ全体のイメージをご連絡頂ければ、見積りをします。見積り金額を提示して、先に進めるようでしたらたたき台となる図面を描いて、詳細仕様を相談させて頂きます。吉祥寺ショールームには参考になるリビング収納や本棚、テレビボードの一例が展示してあります。


賢木@吉祥寺

経年変化が激しい樹種トップ3【No.1708】

無垢材テーブルの樹種を選ぶ際に、気にしておいたほうが良いのが経年による色味の変化です。材木屋さんや家具屋さんの間では経年変化という表現をしています。経年変化は、年月が経つにつれ、製品の品質・性能が変化することと定義できます。木材でいうと、品質が変化することはほとんどありません。ですので、木材に限っては表面の色味が時間が経つにつれ、変化していくことになります。色が変化する要因については様々あると考えられていますが、最も影響するとされているのが、光の中に含まれている紫外線です。木にはリグニンという成分があり、このリグリンが紫外線を吸収し、分解していきます。その過程で木材の色が変化していくといわれています。ですが、全ての樹種の木材が同じように色の変化していくかというと、そうではありません。樹種によっては、あまり色が変わらないものもありますし、元々の色からは想像出来ないほど変化するものもあります。


そこで今日はソリウッドでも定番として扱っており、多くの家具屋さんでも扱いがあるタモ材、ナラ(オーク)材、ウォールナット材、チェリー材、メープル材の中から変化の激しいトップ3を紹介します。


1. 淡いピンクがかった色味から濃いオレンジがかった茶褐色に変化するチェリー

最も色の変化が顕著なのが、チェリー材です。ソリウッドでは便宜上、チェリー材と呼んでいますが、他ではブラックチェリーといった表記をしていることがあります。ソリウッドで扱っているチェリー材もブラックチェリーと同じです。チェリー材は製材した当初淡いピンク色がかった色味をしています。オイルなどで仕上げると少し濃いめにはなりますが、淡さが残ります。チェリー材の場合、そのままにしておくと、色が濃く変化したことにびっくりするかもしれません。大体、6ヶ月ぐらいから色がつきはじめます。1年ぐらいが経つと、肉眼でもだいぶ色が変わったなとわかると思います。さらに3、4年経つとだいぶ濃いオレンジがかった茶色になります。最終的にはもう少し濃くなる場合もありますが、これ以上は劇的な変化ではなくなります。


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上の画像は、そこまで色が変化していないチェリー材の板です。実はこれは椅子の座面の裏側で、この面を下にしばらくの間置いてあったものです。実際には出来上がった当初はこれよりも淡く感じる板もあります。


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そして、こちらが同じ板の表面です。つまり、こちら側を上にして置いてあったということです。色が濃くなっていることがわかって頂けると思います。

2. こげ茶→赤茶に変化するウォールナット材

経年変化というと、チェリー材と同じように色が濃くなる傾向にある樹種が圧倒的に多いですが、ウォールナット材はその逆で色味としては、濃いこげ茶色から少しづつ色が抜けるような感じで赤茶がかってくるような変化をしていきます。ウォールナットはその濃い色味が人気の理由といえますが、出来た当初の色がずっと持続するわけではないことを予めご理頂きたいと思っています。色が少し薄れてきますが、時間の経ったウォールナットの色味も何ともいえない味わい深いものになります。


3. 白が強い淡褐色→黄色みがでてくるメープル材

最後に紹介するのは、メープル材です。家具の材としてはメジャーとまではいきませんが、わりとよく使われる材です。明るい材なので、北欧テイストの家具や、モダンなスタイリッシュな家具のイメージがあります。銀座にあるアップルストアの什器もメープル材が使われています。(おそらく無垢材ではなく、突き板のものだと思いますが)


出来た当初はかなり白っぽい色味になります。チェリーやウォールナットに比べると、明らかな変化というよりは徐々に変化していく気がします。しばらく経つと、少し黄色味が強くなり、全体としては色が濃くなる印象です。私も自宅でメープル材の家具を6年ほど使っていますが、購入当初にくらべるとだいぶ色味が変わってきたと感じます。よく使われる表現としては、たまねぎを炒めたあとのアメ色のような色味というのがあり、わりとしっくりきます。


経年変化については、他の家具との兼ね合いなど悩みのタネになりがちですが、あまり深く考えずに自然の成り行きと思い、天然素材ならでは特徴だと思って、色の変化を楽しんで頂ければと思います。どうしても色の変化が嫌だという場合は、着色塗装の家具などを選ぶのも手だと思います。


賢木@吉祥寺