家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

家具の選び方の最近のブログ記事

仕上げの違いは後々、はっきりする【No.2198】

先日のブログで、あえて水に濡れたコップを置いて輪染みをつけているテーブルを紹介しました。その後も、水でジャブジャブに濡らしたり、底が濡れたコップを長時間置いて輪染みをつけたりしています。


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オイル仕上げのテーブルは、水にはそこまで強くないので長時間濡れた状態にしておくと、乾いた後にその部分が少しザラついた感じになります。オイルが十分に塗ってある状態であれば、濡れていたところ全部が染みになり、色が変わってしまうということはあまりありません。


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前回のブログでは、コップの輪染みの画像が鮮明ではありませんでしたが、今日ははっきりと染みがわかる写真が取れました。コップの輪染みはこんな感じでついてしまいます。実際に購入したダイニングテーブルにこのような染みが出来てしまうとショックだとは思いますが、ご自宅で補修することができるのもオイル仕上げのテーブルの良い所になります。この染みがどんな作業でどのくらいリフレッシュされるのかは、来週の日曜日に開催されるテーブル選び方講座にお越し頂けると直接ご覧頂くことが出来ます。開催日は2月25日(日)で、時間は14:00からになります。講座の内容としては、これから無垢材テーブルをご注文頂く向けに、樹種、サイズ、仕上げを選ぶポイントをお話しするのがメインです。一通り、話が終わった段階で、皆様の関心が高いオイル仕上げのメンテナンス方法を実践します。「無垢材テーブルが欲しいけど、どのようにして選んだらいいかわからない」「オイル仕上げのテーブルが良さそうだけど、メンテナンスが難しいそうで決断できない」といった方にはぜひご出席頂ければと思います。


さて、今日のブログでは冒頭からオイル仕上げのテーブルが実際に使っていくうちにどうなるかや染みができた場合の話を書いていますが、ここから先はオイル仕上げとウレタン塗装の違いについて改めてまとめておきたいと思います。


オイルは浸透して、ウレタンは塗膜を作って保護する塗装

オイルとウレタンの仕上げの大きな違いは、どのようにして木部を保護するのかといった点になります。オイルは家具用に調合されたオイルを使いますが、このオイルはシャバシャバした液体状のものになります。やや粘度はありますが、テーブル天板の表面に垂らして、布で拭くように拭いていくとのびていきます。オイルを塗ると木部が水に濡れた時と同様に、少し色が変わります。これを濡れ色と表現したりしますが、何も塗っていない状態と比べると明らかに色が濃くなり、ツヤも出ます。ツヤが出るといってもテカテカにはならず基本的にはマット感のある仕上げになります。一方、ウレタンは薄いプラスチックの塗膜を天板表面に作ることになります。天板をプラスチックでコーディングするといった表現が的確だと思います。塗膜をしっかり作ることでテーブルを保護します。最近ではテカテカにならない程度に薄く塗膜を作ることができるようになりましたが、オイルと比べると若干ツヤがある感じになります。とはいうものの、パッと見ただけではどちらの仕上げか判断つかないことが多いです。


オイルはご自宅でも補修可能。ウレタンは機械で削り再塗装する必要がある

完成した当初は、違いがわかりづらいと思いますが、20年使ったテーブルでは見た目の違いが出てきます。オイル仕上げのテーブルは、何もメンテナンスしないといたる所に染みができ、使い込んだ感が満載な感じになります。ですが、その状態から紙ヤスリをかけオイルをその上から塗るとそれだけで一変します。テーブルにつやができ、シミがついていた部分も長年のものだと全部取り除くことは難しいにしてもかなり綺麗にすることができます。一方、ウレタン塗装のテーブルは、一部ウレタンが剥がれてしまってその部分は色が変わって見えることがあります。また、表面にベタつきがある部分が出てきて、そこに新聞などを置いてしまうと新聞紙がテーブルにくっついてしまうといった感じになります。ウレタン塗装の場合は、上から紙ヤスリを手でかけたとしてもウレタンの塗膜を削り取ることはほとんど不可能です。綺麗にするには、設備の整った工房にもっていき、機械で表面を削ったのち、再塗装をする他ありません。これは自宅やご自身でさっとできることではなく、ある程度の時間と費用がかかってしまいます。オイル仕上げとウレタン塗装の違いは、時間が経つにつれはっきりとしてきて、その対処にも大きな違いが出てきます。ですので、使い続けた場合の違いはしっかりと把握して、どちらが自分に合っているかを注文の時にはっきりしておく必要があります。


ちなみに、ソリウッドで無垢材テーブルをご注文される方の9割ぐらいはオイル仕上げを選択されています。


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座り心地の良い椅子に出会うためには色々な椅子に座ってみる事が大事です。【No.2189】

椅子選びって本当に難しいです。なかなかシックリくる椅子に巡り合っていない人も多いのではないかと思います。一番に考えることは座り心地でしょう。でも座り心地がいい椅子が必ずしも身体にとっていい椅子とは限らないんですよね。例えば座面や背がとても柔らかい椅子やソファ、座っていていい気分にはなりますが、そのうち腰が痛くなってきたりします。柔らかすぎる座面や背はかえって腰に負担がかかる場合もあります。

その人の姿勢も関わってきますよね。子供の頃に「背筋を伸ばしなさい。」「背中が丸まっているから伸ばしなさい。」「姿勢良く座りなさい。」などと注意を受けたことある人はきっと多いですよね。私も頻繁に注意されてきました。でも、一旦背中が丸い姿勢に慣れてしまうとそれが楽な姿勢になってしまいます。猫背の人は背筋を伸ばす方がきつい姿勢になってしまいます。だから本当は強制的に背筋が伸びるように座るしかない椅子とかの方がいいんですよね。

3年くらい前にたまたま知った「背すじピン!」というストレッチマットを使って、説明DVD通りにストレッチをしたんですね。そしたらスッと背筋が伸びるようになったんです。自分でもびっくりするくらい、私には効果抜群でした。私たちの身体は知らず知らずのうちに縮こまって詰まってきてしまうようです。それをストレッチすることで元に戻せて、背筋も伸びるようになるのです。なので、いくら頑張って背筋を伸ばそう、姿勢をよくしようと思っても持続できないんです。姿勢のいい人は多少の意識はしているかと思いますが、ほぼ無意識のうちに姿勢がよく保ているのだと思います。もう体がそう覚えてしまっているのではないでしょうか。

私は背筋が伸びるようになってから、椅子に対する意識が変わりました。やはり姿勢がよく保ってる椅子がいいなと思うようになりました。椅子に座っている状態は人間の身体にとっては窮屈な状態だと思います。椅子に座ると楽に感じますが、本当は立っているのが楽なはずです。そう身体が設計されているはずですから。なので、椅子に座ることはあまり自然な状態ではありません。なので、椅子に頼りきると体に負担がかかってしまいます。自分が楽に感じるのは、少し浅く腰掛けてスッと背筋を伸ばした状態でそのまま後ろに下がって深く腰掛けた状態で腰を支えてくれる椅子です。

いのうえアソシエーツAwazaLDチェアAwazaLDRチェアは背筋を伸ばした状態でも腰をしっかりと支えてくれます。私は座った時に腰の低い位置を支えてくれた方が快適に感じます。AwazaLDチェアやAwazaLDRチェアは私の腰の低い位置をしっかりと支えてくれます。

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Awazaシリーズは"腰に優しい"日本人のための椅子がデザインコンセプトになっています。座ってみると安定して座ることができるので確かに腰への負担は少なそうと感じることができます。腰痛に悩まれている方は結構いらっしゃいますよね。私自身は腰痛がないので座っていると腰が痛くないとかは分からないのですが、背がしっかりと腰を支えてくれるので安心感があると感じます。確かにこれなら腰痛に悩む人にとってはそれを和らげてくれるのではないかと期待できる椅子ですね。実際に腰に不安がある方は一度座ってみてください。

もう一つ、私の体に合っていると思う椅子はISU-WORKSYACチェアです。
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この椅子も腰の低い位置を支えてくれると感じる椅子です。写真で見ると、若干背の位置が高く感じます。座っている感覚だともう少し低い位置を支えてくれてると思っていました。背もそんなに大きくありません。でも、しっかりと支えてくれるんですね。

と私にとって座り心地が良いと感じる椅子をあげてみました。でも、この椅子があなたにとって座り心地が良い椅子とは限りません。やっぱり椅子は座ってみないと分からないものです。ソリウッドの吉祥寺ショップでは無垢材テーブルに合わせるのにぴったりな良質な木の椅子を25種類以上展示しています。きっとこの中にあなたにとって座り心地が良い椅子があると思います。2Fにあるのでちょっと入りづらい雰囲気はありますが、気軽な気持ちで色々な椅子に座ってみてください。座り心地の良い椅子に出会うためには色々な椅子に座ってみることが大事なので。

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あえて輪染みをつけたテーブルの展示始めました【No.2184】

ソリウッドでは、テーブル選び方講座とオイルメンテナンス講座の二つのミニセミナーを行っております。テーブル選び方講座はすでに50回の開催を超え、多くの方にご参加頂き感謝しています。その中では、座って話を聞く他にオイルメンテナンスを実践をしています。テーブル選び方講座では、簡単ではありますが一連のメンテナンスの流れをやっているところを見てもらっています。メンテナンス講座はそれに特化したセミナーになります。その中で、メンテナンスをするものは小さい丸テーブルやベンチを使ったきましたが、今回専用のテーブルを用意しました。スペースなどの関係でこれまでやりたいと思っていながらも実現していませんでしたが、今のところ常設で輪染みなどを意図的に作ってあるテーブルを置いて見ることにしました。これからはこのテーブルの半分づつぐらいをセミナーごとにメンテナンスしていく予定です。早速ですが、輪染みをつける為にガラスのコップを水に濡らして二日間そのままにしておきました。コップをとった後でもその部分は濡れていたほどビシャビシャな状態にしておきました。普段の生活ではあまりこういった状況にはならないかもしれませんが、今回は染みをつけることが目的なのであえてしてみました。


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テーブルにこんな感じで染みができました。撮影した時間が夕方だったので、あまり目立っていませんが、昼など明るい時間ではもう少し目立つ感じの染みです。今回のように新しいテーブルにこのような染みができてしまうと「やってしまったなぁ」と嘆いてしまうかもしれませんが、オイル仕上げの場合はリフレッシュさせることができるのであまり落ち込まないでもらいたいと思います。染みができてすぐメンテナンスをすることもできますが、もう少し他に食べこぼしなどによる染みができてからでも大丈夫ですので、焦らないでください。


今後このテーブルは、毎日水拭きをして、醤油などの染みになりやすいものも積極的にこぼして生活感のあるテーブルにしていくつもりです。講座に参加されない方でも来店して頂ければご覧いただけるところに置いてあるので、オイル仕上げのテーブルを何も気にせず使うとこうなるのかということをある程度把握いただけると思います。今回つけた輪染みは、これからつくであろう染みと共に2月11日(日)と2月25日(日)に開催するテーブル選び方講座で紙やすりをかけてオイルを塗るメンテナンスを実践してリフレッシュさせたいと思いますので、興味のある方はぜひ講座に参加してみてください。10分程度の作業で目に見える効果が出せると思っています。


講座でも何回か質問を頂いていますが、ソリウッドではリボス社というドイツのメーカーの家具用オイルを使用しています。これは市販もされているものです。ソリウッドでテーブルをご購入頂いた方にはオイルを1ビンおつけしていますので、まずはそれを使って頂ければと思います。メンテナンスに使うオイルはそれほど量は必要ないので、おつけするもので、テーブル全体を塗ったしても2〜3回は塗ることができる量です。もちろん、市販もされていますが、どこのホームセンターでも取り扱っているようなものではないので、買う場合はネット通販を利用するのが確実かと思います。同じようなオイルとしては同じドイツのオスモ社、アウロ社、プラネットカラーといったものも販売されています。着色成分の入っていないクリアなものであれば、これらのものでもメンテナンスに使えますが、メーカーによって臭いや同じ量で濡れる面積など細かい点では違いがあります。


最後にメンテナンスの際の注意点も書いておきます。オイルは綿100%の布で染み込ませるように塗っていくのが最も簡単ですが、オイルがついた布を次も使おうとそのままにしておくと、工場など量を多く使うところでは簿や騒ぎになるなどの事例が出ています。これは空気と反応して熱を持つ性質があるからです。ですので、オイルが染みた布はそのままにせず、水でジャブジャブに濡らしてそのまま生ゴミとして捨ててください。次回以降は古くなったTシャツなどを使って頂ければと思います。


賢木@吉祥寺

テーブルと椅子の樹種は合わせた方がいいのか?-テーブルと椅子の選び方-【No.2183】

ソリウッドではダイニングテーブルと一緒に椅子も購入される方が多くいらっしゃいます。新居への引っ越しやリフォームを機にダイニングテーブルと椅子を購入される方が多いですね。テーブルと椅子を購入する際に「テーブルと椅子は同じ樹種にした方がいいの?」と悩まれる方も多くいるのではないかと思います。今日はその問いに関してブログを書いてみようと思います。

テーブルと椅子の樹種に関してですが、同じじゃなきゃいけないというルールはありません。ソリウッドではテーブルと椅子をセットで販売している訳ではないので、テーブルも椅子もそれぞれ違う樹種を選択することは可能です。

でも多くのお客様はテーブルと椅子の樹種は揃えて購入しています。テーブルと同じ樹種が椅子では選べないケースの場合は違う樹種の椅子を選択しています。

ソリウッドで取り扱っている椅子メーカーは受注生産方式を採用しているので、樹種を選べることができます。どのメーカーもウォールナット材、チェリー材、ナラ材に関しては取り扱いがあります。なので、テーブルがウォールナット材、チェリー材、ナラ材の場合は同じ樹種の椅子を選択させるケースがほとんどです。

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テーブルも椅子も同じ樹種で統一した場合の納品例です。樹種はウォールナット材です。ウォールナット材は特殊な色をしているのでテーブルと椅子は同じウォールナット材に統一した方がシックリくると思います。

宮崎椅子製作所とISU-WORKSの椅子についてはメープル材も選択できる椅子が多くあります。ISU-WORKSではコンパクト設計のダイニングチェアであるGシリーズの椅子についてはメープル材も選択可能です。なので、メープル材のテーブルを選ばれた方もメープル材の椅子を注文される場合がほとんどですね。

ソリウッドのストレートカットテーブルの定番樹種で同じ材の椅子が選択できないのは、クルミ材とタモ材です。宮崎椅子製作所のラインナップにはホワイトアッシュ材があります。タモ材は英語にするとアッシュです。しかし、ソリウッドで使っているロシア産のタモ材とホワイトアッシュ材(北米産)は木目の様子と色がちょっと違います。ホワイトアッシュ材はその名の通りに白っぽい色をしています。ロシア産のタモは淡い茶褐色。いわゆる木の色みたいな感じです。木目もホワイトアッシュ材の方が大まかで大胆な模様をしています。タモ材のテーブルならナラ材の椅子と合わせてもそれほど違和感はないと思います。色は似たような感じです。似てはいますが、違いはあります。タモ材の方が若干明るい色をしています。木目は結構違います。タモ材の方がおとなしい木目をしています。ナラ材はよく見るとワイルドな木目をしていますが、色になる部材はそれほど派手さはないでしょう。

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写真はタモ材のテーブルとナラ材の椅子の組み合わせで納品した事例です。よく見ると色の違いはありますが、大きな違和感はないですよね。

クルミ材のテーブルのテーブルに合わせるならナラ材の椅子でしょうかね。クルミ材は広葉樹材にしては若干柔らかい部類にはいます。そのため、椅子を製作する上で若干の不安感があります。そうした意味でクルミ材の椅子はあまりつくらていないのかもしれません。クルミ材もナラ材も淡い茶褐色になります。クルミ材の方が少し濃い色をしています。木目の様子はクルミ材は大らかな感じ、ナラ材はワイルドな感じと違いはあります。でも椅子の部材は幅がそんなにないので、ナラ材のワイルド感はそんなに目立ちません。同じクルミの仲間というわけでウォールナット材の椅子と合わせるのもなくはないですが...色味が全然違うので全体のコーディネートは難しくなります。

耳つきテーブルでは定番の樹種以外の樹種を使うことも多くあります。カバ材、クリ材、トチ材などをよく使います。カバ材の場合はチェリー材と合わせるのもありです。カバ材は赤みがある板もあります。そうした赤みの感じはチェリー材と似ています。でも、チェリー材は経年変化で色が変わります。チェリー材が濃い茶色まで変化するとカバ材との色の違いは結構出ます。でも、木目の様子は似ています。

クリ材は黄色がかった茶褐色、トチ材はクリーム色っぽい色をしています。クリ材のテーブルならナラ材の椅子が合わせやすいですかね。トチ材のテーブルの場合なら白っぽく統一するならメープル材の椅子を選ぶのもアリですね。

というわけで今日はテーブルと椅子の樹種について書いてみました。迷った場合は吉祥寺ショップのスタッフに聞いてみてくださいね。色の似ている樹種や様子の似ている樹種をアドバイスさせていただきます。

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椅子の樹種やファブリック選びに迷ったらソリウッドのPinterestページを参考にしてみては。【No.2168】

椅子に関する投稿が続いてしまいますが、今日金曜日は私が勝手に決めた椅子に関するブログエントリーをアップする日なのです。水曜日と木曜日を担当している賢木@吉祥寺が、椅子に関するエントリーを連投したので椅子に関するブログエントリーが続いてしまったのです。おかげさまでソリウッドの吉祥寺ショップに行けば、心地よい木の椅子が見つかるんではないかと期待してご来店していただくお客様が増えています。ソリウッド的にはテーブルと椅子をまとめて買っていただいたらとても嬉しいのですが、もちろん椅子だけの購入もしていただけます。椅子だけの注文であっても嬉しいです。

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椅子はまとめて買わないといけない?と不安に思っている方もいるかと思います。しかし、ソリウッドではもちろん1脚から注文できます。残念ながら4脚まとめて買っていただいても割引になることはないです。(それはソリウッドで取り扱っている椅子に関しては他店でも同じなはずです。)

ソリウッドでは現在3メーカー26モデルの椅子を扱っています。3つのメーカーは全て国内で製造をしているメーカーです。(使用している木材は外国産のものが多いです。) もともとソリウッドではオリジナルの椅子を製造販売していました。でも、価格もデザインも椅子に特化しているメーカーには敵わないので数年前から受注生産をしているメーカーの商品を取り扱うようになりました。初めは1メーカー4モデルからスタートさせた訳ですが、いつの間にかに26モデルもの椅子を扱うようになっていました。最初に取り扱いを始めた4モデルのうち2モデルはすでに廃盤になってしまっています。

ソリウッドで扱う椅子は全て受注生産のため納品までにお時間を頂いています。(在庫品はありません。) お時間をいただく分、樹種やファブリックが選べると理解していただけると助かります。でも、選べる分迷ってしまうという方も多いでしょう。樹種はそれほど選択肢が多くないですし、テーブルや周りの家具との兼ね合いもあってすんなり決まる方もいらっしゃいます。でも、ファブリックは悩みますよね。実際に自分が椅子やソファを購入する時にはファブリック選びは悩んでしまいますよね。多くの場合、見られるのは小さくカットされたサンプル生地だけです。各メーカーさんもなるべく大きなサンプル生地を用意してくれています。でも実際に使われる面積よりは小さい生地で決めないいけないのは確かです。実際張られているのとサンプルで印象が違う生地もあります。特に色々な色が混ざっている生地の場合は大きくなると色の印象が違うと感じるものがありますね。

なので、ファブリックを選ぶ際にはなるべくなら実際に貼られているのを見たいと思うはずです。でも、さすがに全てのファブリックを全モデル揃えて展示するわけにはいきません。そこでソリウッドでは過去に納品した椅子の写真を撮影しています。椅子メーカーで作られた椅子は一度ソリウッドの工房に運ばれてきます。テーブルと合わせて納品の場合はそれぞれが揃ってから配達、発送します。ソリウッドの工房に届いた時点で検品をしています。メーカーでも検品は行われています。でも配送中に破損したり、傷つくこともあります。そうしたことがないか確認をしています。その検品と同時に写真撮影をしています。

そうした写真は商品説明などこのブログでも使っています。椅子の樹種やファブリックを検討している方にぜひ見てもらいたいのがソリウッドのPinterestページです。ソリウッドのPinterestページには各椅子メーカーごとにまとめて写真を掲載しています。一つの椅子に対しておおよそ3~5枚くらいの写真を掲載しています。写真下にはその椅子のスペック(椅子名、材種、ファブリック名)を記載しています。



AwazaLDRチェアの一例です。こんな感じの写真を載せています。椅子選びの樹種やファブリックの参考にしてもらえればと思っています。

瑞木@相模湖

少し変わったテーブルにしたいならタイプXの脚がオススメ【No.2163】

木のテーブルはテーブル天板に4本もしくは2本の脚がついているものが多いです。デザイン的にも椅子ほどバリエーションがないようにも思えます。とはいうもののダイニングテーブルの場合は脚だけでも60cm以上の高さがあるので、デザインによって印象は変わってきます。ソリウッドでも定番の脚として4つの異なるデザインの脚を用意しています。いずれもなるべく揺れないように強度も考慮したものになっています。


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一番オーソドックスなものは80mmの角脚であるType STです。ソリウッドの長いテーブル製作の歴史の中で、太い脚をつけたどっしり感のあるテーブルを比較的多く作ってきました。以前はこれより大きい脚をつけることもありましたが、テーブルのサイズもだんだん小さめになってきていることもあり、今でもこの80mm角の脚が最も太い脚になります。(太い脚のご要望があれば、別途見積りで製作することは可能です。ご希望の場合はスタッフにお申し付けください)このType STは、長さ1500mm、天板30mm以下のテーブルにつけると少し脚がごっつく見える場合があります。このへんは好みの問題だと思いますが、そう感じる場合は、これより細い他のタイプの脚を選んで頂くと良いと思います。反対にW1800以上のテーブルの場合は、強度面でも見た目でも80mmぐらいないと頼りない感じになってしまいます。


Type TとType MTは、どちらも天板との付け根が一番太く、床に接する部分が一番細いテーパーがかかった脚になります。ふたつの脚の違いは、大きく2つあります。ひとつは脚が斜めにころんでいるか、まっすぐついているかです。そして2つ目の違いが幕板がついているかついていないかになります。


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Type Tは、テーパーがついた脚が斜めについています。斜めになっている分、脚に分張りが効くようになるので、脚が細くても揺れがおきにくくなります。


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一方のType MTはテーパーがついた脚がまっすぐおりています。80mmの角脚に比べると細いので揺れが起きる可能性があります。そのため、短手の方の脚と脚の間に幕板と呼ばれる板を通して強度を高めています。この幕板があれば揺れに対して強くなり普段使いでは問題がなくなります。ただ、お誕生日席にも毎日人が座るといった場合は、この幕板が脚を組んだりするのに邪魔になるといったデメリットもあります。幕板は最大6cmの幅になりますので、普通に椅子の腰掛けて使う分には膝があたるといったことはないと思うのであまり気にしなくてもよいかもしれません。また、幕板も中心部分の幅が5cmになるようにゆるいアーチ上になっているので見た目の印象も少し柔らかくなっています。この幕板がついていると天板の裏に施されている金属製の反り止めや木製の垂れ止めが横から見えなくなるというメリットもあります。


最後に紹介するType Xの脚が本日のブログの主役です。


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この脚は「見た目の印象が軽くみえるけど、丈夫な脚」、「他の脚とはまるっきり違い、他社でも見かけない脚」というコンセプトでデザインをしたものです。2枚の板の間に隙間をあけ、3つのコマと呼ばれる木片でとめています。さらにその脚を45度の角度をつけて天板に取り付けています。こうすることで、脚の見える面積が小さくなり見た目はスッキリとし、脚があまり目立たない印象になります。デザインをして店頭にはじめて置いたときは、選んで頂けるか不安になりましたが、おかげさまで評判も良く、他のデザインの脚に負けじと頑張っています。唯一、コマの部分にほこりがたまりやすいという欠点はあるかと思いますが、普段の掃除の際に、さっと雑巾などでふいて頂ければ十分です。


単純なデザインのテーブルにもアクセントが欲しい!

脚が比較的目立たないテーブルが欲しい!

他にないデザインのテーブルが欲しい!

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こんなことを思っているかたは、ぜひType Xの脚を検討してみてください。


賢木@吉祥寺

耳つきテーブルとストレートカットテーブルは使用する板が少し違います。【No.2158】

昨日のブログでは2018年は現品販売の耳つきテーブルを強化するという話を書きました。まだご覧になっていない方はこちらからどうぞ。ソリウッドでは耳つきのテーブルを長年製作してきた経験があります。今まではオーダーを受けてから製作する耳つきテーブルが多かったです。でもこれからは現品販売するための耳つきテーブルも製作数を増やそうと考えています。

現品販売の耳つきテーブル強化の年、2018年が始まりました。【No.2157】

ソリウッドの無垢材テーブルには耳つきテーブルとストレートカットテーブルの2種類があります。オーソドックスな長方形をしているテーブルがストレートカットテーブルです。木は真っ直ぐに生えているイメージがありますが、実際は真っ直ぐではありません。ほとんどの木が根元が太くて上に進むにつれて細くなっていきます。なのでそのまま製材すると端は緩やかなカーブを描いています。ストレートカットテーブルに使用する板は製材時にこのカーブ部分を切り落としてあります。緩やかなカーブの部分は耳と呼ばれています。パンの耳と言えば食パンの周りの少し硬い部分ですよね。同じようなイメージで板の両サイドの樹皮がついていた部分を"耳"と呼びます。耳がすでに切り落とされている板耳裁ち材と呼んだりもします。北米産の木材の多くは耳裁ち材です。現地の製材工場で製材されて耳を切り落として乾燥をさせます。人工乾燥機にかけて木材の含水率が10%以下になるようにしてから輸出しています。

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北米産の木材はこうしたバンドルと呼ばれるひとかたまり単位で日本に入ってきます。このバンドルがいくつかコンテナに入れられて運ばれてきます。木口からみた写真ですが、すでに耳がカットされていてまっすぐに近くなっているのが分かると思います。

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横から見ると耳がすでにカットされている様子が分かります。一応真っ直ぐにカットされていますが、カットされた後に乾燥しているので必ずしも真っ直ぐではありません。中には結構曲がっている板も有ります。

これに対して耳つきの板はこんな感じです。

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こちらはまだ樹皮がついている状態です。樹皮をつけたままにしておくと樹皮と木部の間を虫が食い散らかしてしまいます。なので、製材後速やかに樹皮は剥がしておいた方がいいです。この写真を見ても耳の部分が緩くカーブしているのが分かりますね。要するに耳つき板は自然が作り出した形のままということです。もちろんこうした板も耳をカットして使用する場合もあります。でも耳を残して何か製作すると耳つき~ということになります。耳を残してテーブルを製作したら耳つきテーブルになるというわけです。耳つき板で棚も製作することは技術的に問題ありません。でも見た目的に作りづらい点があります。使用する板のカーブがきつい場合など側板を内側にずらしてつけなければいけないこともあります。また、天板と棚板の関係も気を使います。なので、天板に耳つき板を使用するケースはたまにありますが、棚板はストレートにカットした板を使うことの方が多いです。そうした面もあって耳つき板が一番しっくりくるのはやはりテーブルだと思います。

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こちらはウォールナット材の耳つきテーブルです。3枚の板をはぎ合わせてテーブル天板にしています。耳の部分が緩やかなカーブの連続になっているのが分かると思います。耳つきであることでより自然の感じが出て、他のテーブルとの差別化も図れるはずです。

ソリウッドでは耳つきのはぎテーブルをメイン製作しています。一枚板テーブルは人気がある商品ではありますが、価格が高いのがネック。近年は一枚板テーブルが製作できるような板が少なく樹種がかなり限られてしまうのもあって最近ではほとんど一枚板テーブルは製作していません。代わりに2枚はぎテーブルの製作販売を増やしています。2枚はぎテーブルとは2枚の板を接着剤を使ってはぎ合わせて1枚のテーブル天板にすることです。2枚はぎにすることで一枚板テーブルでは表現できない木目のテーブルも作ることができます。そして対応できる樹種もぐっと広がります。2枚はぎだけでなく、3枚はぎ、4枚はぎ、それ以上のはぎ枚数のテーブル天板も製作しています。基本的にははぎ枚数が多くなるほど価格は低く抑えることができます。(板の価格にもよるので一概にそうとは言えない場合もあります。)

上のウォールナット材の耳つきテーブルは3枚の板をはぎ合わせて製作しました。本当は2枚はぎで仕上げるつもりでしたが、幅が少し足りなくなりそうだったのでもう1枚の板を追加して3枚はぎにしました。幅があった方がダイニングテーブルとしての機能性が高くなると判断したからです。耳つきテーブル天板に使用する板は幅が広めの板です。ストレートカットテーブルに使用する板は幅が広くても200mmほどです。でも耳つきテーブルに使用する板は300mm以上ある板も多いです。2枚はぎなら450mmほどある板を使用しますので。なのではぎ枚数が少ない天板をお探しの方は耳つきテーブルの方が探しやすいと思います。

瑞木@相模湖

無垢材テーブルを注文する前にショップで確認するとよいこと【No.2156】

このブログをご覧頂いている方は、無垢材を使ったテーブルや家具に興味を持っているか、ご購入の検討中といった方が多いと思います。無垢テーブルや無垢材家具は、長期の使用を前提としている方が多いと思うのでその分、よく吟味したいという思いがあると思います。そこで、無垢材テーブルを注文する前に確認しておくべきことを整理してみます。


私が個人的に必須と考えているのは、【肌触り】、【テーブルの強度】、【天板の裏】を確認することです。ひとつづつ見ていきます。


【肌触り】

肌触りについては、実際に天板をなでるように触ってみることをオススメします。まずは、表面が滑らかいn仕上げられているかを確認してください。中には、デザインとして凹凸をつけているテーブルもあります。食事をするだけであれば影響はありませんが、テーブルの上で書き物などをする際には下敷きが必要になります。また、表面を触る際は、そのテーブルがどういった仕上げがされているかも確認が必要です。無垢材テーブルの場合、オイル仕上げとウレタン塗装が選べることが多くなっています。この2つの触り心地を比べると、ウレタン塗装のほうが、つるっとしていて、よりのっぺりとした感触になります。これはウレタン塗装の特徴が表れています。ウレタン塗装は、薄いプラスチックの膜をはって木部を保護する塗装になります。ですので、触っているのはプラスチックでその分のっぺりとした感じになります。


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一方、オイル仕上げは家具用のオイルを木部に浸透させる仕上げ方法です。そのため、仕上げをする前の素地の状態や木材の種類によっても微妙に肌触りが異なります。無垢材テーブルに使用されることが多い広葉樹は、木部の構造によって2つに分類されます。木が立木の状態のときに水分や養分を汲み上げる導管が年輪にそって、規則正しく並んでいる環孔材と導管が細くランダムにある散孔材があります。製材して平面をだす際に、環孔材は表面に導管が出てくることがあります。そのため、触った際に微妙な凹凸を感じます。散孔材はよりスベスベに仕上がります。よってオイル仕上げの場合はどちらの構造かによって微妙ではありますが、肌触りが違ってきます。この点につきましては、あまり深く考えないでも良いと思いますが、よりスベスベの肌触りが好みであれば、チェリー材やメープル材などの散孔材をオススメします。


さらにオイル仕上げの肌触りはどれくらい磨いて、何回オイルを塗ったかによっても変わってきます。このあたりは製作者の考え方によっても違ってきます。ソリウッドの場合、#320の紙やすりで表面を整え、一度オイルを塗って乾燥させます。オイルが乾いてからもう一度ペーバーをかけオイルを塗ります。これを繰り返し計3回オイルを塗ります。磨いてオイルを塗る作業を多くすればするほど、艶がでてスベスベになっていきます。


【テーブル強度】

テーブルの強度を確認するには、テーブルの天板をもって少し揺らしみるのがわかりやすいです。細い脚のものだと思った以上に揺れるものがあります。食事をするぐらいではさほど影響はありませんが、テーブルでモノを書くといった場合は少しの揺れも気になることがあります。あとあと後悔することのないよう確認しておくべき点だと考えます。また、その際に脚の取り付けがどのようになっているかも確認しておくと良いでしょう。少なくともボルト2個以上でとまっているものをオススメします。また、搬入や引越しのことも考慮して脚と天板が簡単に取り外せるかもチェックしておきましょう。


【天板の裏】

実は表から見えるテーブルのデザインなどは同じでも天板の裏は全く違うということはよくあることです。無垢材テーブルの場合、反りに対する対策を天板裏で施していることが多いです。また、そのような反り止めを施していないものも中にはあります。これも製作者の考え方次第ですが、反り止めがない場合はどのような対策をしているのかは確認して納得した上で注文すると良いと思います。ソリウッドでは、無垢材は自然のものなので、絶対ということはないと考えています。ですので保険的な意味合いもあり金属製の反り止めを埋め込んでいます。また、天板の自重で将来的に天板が垂れてこないように垂れ止めと呼んでいる板もつけています。天板の裏の構造は、作り手の考え方などが如実に表れるのでできれば、お店で下をのぞきこんで確認してみてください。


賢木@吉祥寺

椅子選びは座って必ず座り心地を確認するのが大事です。【No.2154】

吉祥寺ショップは本日から営業を開始していて、相模湖工房は明日から2018年の仕事をスタートさせます。あっという間に年末年始の休みも過ぎてしまいました。あれやりたいこれやりたいと考えていたこともありましたが、やっぱり消化不良に終わってしまいました。でも、普段観られないテレビやゆっくり読書なども楽しめたので良しとします。明日から仕事が再開しますが、また頑張りたいと思います。

さて本日は金曜日ですので椅子に関するブログを書く日です。椅子を選ぶ際に皆さんは何を重視しますか?見た目重視な人もいれば、座り心地重視な人もいるはずです。または有名な椅子ということを理由に選ぶ人もいるでしょう。どれも正解ではありますが、椅子を販売するサイドからするとやっぱり座り心地を確かめてから購入して欲しいと思います。そうは言っても座り心地を確かめるのはとても難しいことです。お店でちょっと座ったぐらいでは分からないのが正直なところです。でも、それでもやっぱり短時間でもいいので一度自分で座ってみて座り心地を確かめて欲しいです。

人はそれぞれ骨格が違います。なので、ある人にとってベストな座り心地の椅子が他の人にとってベストな座り心地である保証は一切ありません。製作するサイドも人間工学に基づいて設計したり、様々な人に試し座りをして感想を聞いたりして色々工夫をしていますが、誰にとっても座り心地の良い椅子という境地まで達していません。日本人が設計した椅子は基本的には日本人の体型を意識して作られているのでマッチする確率は高いと思います。逆に海外製の椅子は日本人の体型は無視されていますのでマッチしなくても不思議ではありません。と言っても海外製の椅子の全てが日本人に合わないという訳ではないので、購入前に必ずチェックが必要だと思います。日本でも大人気のYチェアも外国人デザイナーによる設計ですので、基準になっているモデルは外国人のはずです。そのため、小柄な日本人にとってはちょっと大きいように感じます。実際にそのような声も聞くのでやはり事前に座ってみて確認した方がいいと思います。

というわけで椅子は購入前に必ず試し座りをした方がいいです。見た目で選んで後悔したという声をちらほら聞きますので...

あとダイニングテーブルに合わせる椅子は同じ椅子で揃えた方が良いと考えている方も多いです。でも必ず同じ椅子である必要はありません。確かに見た目は同じ椅子が並んでいる方がいいです。格好がつきますからね。でも、実際に座る人は体型もバラバラですよね。誰かに合わせれば誰かには合わないということが必ずおきます。逆を言えば、家族全員に合う椅子を探すのは困難です。だったらそれぞれが座り心地が良いと感じる椅子を選択するというのもいいと思います。実際の生活では見た目よりも座り心地が重要なはずです。

家具のお店やショールームでは見栄えも大事な要素なので揃いの椅子を並べていることが多いです。でもそれはあくまでも見栄えを重視しているだけです。それ通りに購入する必要は全くありません。ソリウッドで椅子を購入される方は全て同じ椅子を選択されるお客様もバラバラの椅子を選択されるお客様もいます。2脚ずつで違う椅子も2種類選んで合計4脚にするお客様もいらっしゃいます。ソリウッドでは椅子4脚でセット売りはしていないのでバラバラで購入することができます。

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北海道の木工所で製作されているISU-WORKSの椅子はダイニングチェアにぴったりな椅子が2シリーズ用意されています。コンパクト設計でスタッキングも可能なGシリーズとゆったり設計のNシリーズです。Gシリーズは角の面取りが少なくシャープなデザインになっています。Nシリーズは面取りが大きくされていて優しい雰囲気の椅子に仕上がっています。でも、使用している樹種や仕上げ、塗装方法が同じなので全体の雰囲気は似ています。なので、シリーズを超えて2脚2脚づつでも全く見た目の違和感はないです。女性は小振りなGシリーズ、男性はゆったりめのNシリーズと使い分けても良いです。

というわけで今日のブログエントリーは椅子選びの際は座り心地をチェックすることが大事ということを書きました。

瑞木@相模湖

無垢テーブルの選び方 その2【No.2153】

今日は昨日のブログエントリーの続きになります。前回のブログはこちら→無垢テーブルの選び方 その1


いざ買おうと思っても悩みどころが多い無垢テーブルの選び方を樹種・サイズ・仕上げの3つのポイントで解説をしていますが、前回は3つ目の仕上げの途中まででした。無垢テーブルの場合、仕上げがオイル仕上げとウレタン塗装のどちらかを選択できる場合があります。昔はウレタン塗装というとウレタンを厚く塗っていたのでテカテカに艶がでているものが主流でしたが、最近では艶をあまり出さない塗り方も出来るようになったので、見た目的にはわかりづらいものがあります。ですが、普段のお手入れの仕方や補修、メンテナンス方法には違いが出てくるので特徴などをしっかりと把握しておくことが必要です。もう一度、それぞれのメリットデメリットを整理します。


オイル仕上げのメリット

・自然の質感で触り心地がよい


・有害な化学物質が使われていない自然塗料である


・自宅で補修・リフレッシュ作業ができる


オイル仕上げのデメリット

・水で拭くと、オイルが抜けやすい


・輪染みなどができやすい


ウレタン塗装のメリット

・普段のお手入れが楽(気にしなくてよい)


・染みはつかない


ウレタン塗装のデメリット

・触っているのはプラスチックの塗膜部分


・15年ぐらいしてくると、ウレタンが劣化し塗装がはげてくる


・劣化したものは、自宅で補修が難しい


まとめてみるとこんな感じになります。無垢テーブルの良さは自然の力を感じることです。それを最大限に引き出すには職人による丁寧な仕上げと天然塗料であるオイルが必要です。オイル仕上げは塗膜をつくる塗装ではないので、素地(仕上げをするまえの天板の状態)の仕上げがそのまま最終的な肌触りに影響がでます。ですので、素地を丁寧にきちんと磨くことでより心地良い肌触りが実現されます。作り手側からすると、ここで手を抜くことが出来ない仕上げになります。


オイル仕上げの場合、一番の心配事は濡れたコップなどによる染みだと思います。確かに、コップの底が濡れたままにしておくと輪染みがつくことがあります。ですが、常にそうなるわけでもなく、食事をしている際に、濡れてその跡がついているのを発見したら、その場で拭けばほとんどの場合染み目立って残ることはありません。これは私が実際に家でオイル仕上げのテーブルを使用していても感じることです。ですが、数年経つと、オイルが抜けてきて肌触りが悪くなるのも事実です。出来れば1〜2年に1回ぐらいオイルを塗ってあげると、リフレッシュさせることが出来ます。メンテナンス方法につきましては、ソリウッドのブログでも書いていますし、2ヶ月に1回、吉祥寺ショップでオイル仕上げの無垢テーブルのメンテナンス講座を開催しています。次回は1月14日(日)14:00から行います。作業自体はそこまで難しいものではありませんが、見た目の効果は結構あります。この口座以外でも、ソリウッドが実施している無垢テーブル選び方講座でも簡単にメンテナンスの実践をしています。こちらは1月28日(日)14:00〜です。いずれも予約は必要ありませんが、事前にご連絡頂ければ席を確保致します。


ウレタン塗装は、使い勝手がよく汚れや染みなどを気にすることがなく使える塗装ではありますが、せっかく無垢材を使っているにも関わらず、実際に触っているのはプラスチックの塗装面というのが少し残念なところです。また、ウレタンの劣化をとめることが出来ず、15年ほどしてくるとどうしても塗装面が剥げてきてしまいます。塗装が剥げてしまっても使うことは出来ますが、見た目は悪くなる一方でいずれは再塗装をする必要がでてきます。再塗装する際は、ウレタンの部分を一度機械で削った後、再び塗装をしていきます。再塗装をすれば新品同様に蘇りますが、費用と時間がそれなりにかかってしまいます。


以上の点を踏まえ、普段のライフスタイルなどと照らし合わせてご自身にあった塗装を選んで頂ければよいと思います。


賢木@吉祥寺