家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

家具の選び方の最近のブログ記事

GWにダイニングテーブル&チェアを検討するという方に【No.2251】

ソリウッドでは毎月テーブル選び方講座と題して無垢材のダイニングテーブルを検討しているけど、「木の種類がたくさんあって選ぶのに迷う」「オイル仕上げを魅力的だけど、メンテナンスができるか心配だ」といった悩みをかかえている方、テーブルを検討しはじめたら、無垢材のテーブルが良さそうだけど木に関する知識が全くないといった方を対象に、無垢材テーブルを選ぶ上で知っておくべき情報などをお届けしています。講座と銘打っていますが、堅苦しい内容ではなく、人数も少人数で質問もしやすい環境となっています。これまで多くの方にご参加頂いておりますが、「木のことを学べて良かった」「オイルメンテナンスの実践を見たが、これなら自分でも出来そうだ」といった感想を頂いています。


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今度のテーブル選び方講座は4月29日(日)に開催する予定です。場所は吉祥寺ショールームで、階段を上った左側にある部屋の奥が講座スペースになります。時間は14:00からでおおよそ40〜50分程度を予定しています。内容につきましては、まず樹種・サイズ・仕上げ方法の3つの観点で知っておくべき点をお話しします。ダイニングテーブルではある程度、材の表面の硬さが必要になってきます。特にオイル仕上げの場合は、塗膜でコーティングするわけではないので、比較すると傷はややつきやすいので、オイル仕上げのテーブルを検討する場合は素材にある程度の硬さが必要になります。木には針葉樹と広葉樹に分類され、広葉樹のほうが硬いとされています。ですので、ダイニングテーブルにはある程度の硬さのある広葉樹をオススメします。広葉樹も2種類に分類され、この違いは主に肌さわりなどに影響を及ぼします。詳細につきましては、講座でお話しをします。


次にサイズですが、こちらはサイズ選びの参考になる指標について説明します。サイズ選びの際に気をつけるべきことは置くスペースとの関係ですが、みなさんメジャーなどで検討しているサイズが入るかどうかは必ず確認すると思います。ただ、メジャーで測って入るというのと、実際にテーブルが置かれた時の印象というのは違うということを頭に入れておいてください。メジャーで測っただけではそのスペースが占有されるというイメージが湧きにくくなってしまいます。ですので、サイズ感をしっかり把握したい場合は考えているテーブルのサイズ分だけ、新聞紙や雑誌などで一度占有してしまい、その上で動線や圧迫感などの確認をすることをオススメします。ただ、新築のおうちに入居する場合は実際に測るというわけにもいかないケースがあるので、その際はテーブル販売店の方に確認するか、お話しする指標をもとに検討を進めてみてください。


3つ目最後のは、「仕上げ」です。無垢材テーブルの場合は、注文製作が中心になりますので、最終的な仕上げも選択できる場合が多いです。ほとんどが「オイル仕上げ」と「ウレタン塗装」から選ぶカタチになります。二つの仕上げは一目見ただけでは区別がつかないものありますが、普段のお手入れや長年使用した感じはかなり違ってきますのでしっかりと特徴を把握して、ご自身がなぜ無垢材テーブルに興味を持ったのか、普段のライフスタイルにはどちらが向いているかを判断基準にして頂きたいと思います。仕上げについては、どちらも一長一短があります、人によってオススメが違うことも多々あります。いろんな店や人に実際に使ってみてどうかという感想を聞いてみるのも良いと思います。


ここまでは、無垢材家具に関する一般的な知識になりますが、講座では実際に家具屋さんで比較検討した際にチェックすべき項目という話もします。こちらのほうが実践的でネットで調べたりしただけではあまり出てこない、公にしにくい類の話もしています。


日程的に29日はゴールデンウィークの前半になります。GW期間中に家具を検討するという方も多いと思います。29日に講座を聞き、後半にかけて実際に家具屋さんをめぐってみるというプランも良いのではないでしょうか?テーブル選び方講座にご出席される場合は、事前に予約なしでも大丈夫です。もし、事前にご連絡頂けましたら、座席を確保させて頂きます。


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耳つきとストレートカットテーブル、どっちがいいの?【No.2236】

ソリウッドでは、無垢材テーブルが主力製品になりますが、大きくわけて2つのタイプがあります。それが「耳つき」と「ストレートカット」の2つになります。「耳つき」とは聞きなれないと思いますが、簡単にいってしまうと、立木時の樹皮があった部分のカタチをそのまま残したテーブルということになります。ですので、左右の端が直線ではなく、曲線になります。


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こんな感じのテーブルです。「耳つき」テーブルの場合は、1枚の板をそのままテーブルにした1枚板テーブルや、2枚の片側に耳がついた板をはぎ合わせた2枚はぎテーブル、両端に耳がついた板を配置し、間には耳部分をカットした板をはぎ合わせる多数枚はぎと使う板によって若干呼び方が異なります。耳つきの場合、全て1枚板と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。ソリウッドでは製作している耳つきテーブルはむしろ1枚板のほうが少なく、2〜3枚はぎの「耳つき」テーブルが主体になっています。1枚板とはぎ合わせた耳つきテーブルでは、強度面での違いはほとんどありません。1枚板はブランドようなもので1枚でダイニングテーブルになる幅がある板の希少価値は高いです。その分、原材料となる板の価格も高くなりますので、テーブルの価格もかなり高価なものになります。価格的には2枚はぎになると一般的には1枚板テーブルの4割から半分ぐらいの価格になるような気がします。また、木目の出方についても2枚はぎのほうが変化があり、面白い木目になったり、左右対称に近い感じの模様になることも多く、そこが板をはぎ合わせる耳つきテーブルの魅力にもなります。


一方、「ストレートカット」テーブルは、樹皮があった部分をカットした板のみを使いますので、長方形や正方形の整ったカタチのテーブルになります。


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ソリウッドでは、「ストレートカット」テーブルの場合、850mmの奥行きだと通常5〜7枚程度の板をはぎ合わせて天板を製作しています。こちらのテーブルを製作する場合は、製材時に耳部分をカットした状態の板を仕入れ、工房で接ぎ合せをしているものが多いです。耳をカットした状態の板でも巾はマチマチで、はぎ合わせる際もそれぞれの板の巾は均一にはしていません。なるべく10cm以下の巾の板が内容にはぎ合わせることが多いですが、そのあたりは自然な素材を相手にしているので絶対ということはないのが難しいところです。


店頭でお客様とお話をしていると「耳つき」テーブルと「ストレートカット」テーブル、どっちが良いのですか?といった質問を受けることがあります。答えとしては好みの問題であって、テーブルとしての優劣はないということになります。ソリウッドでは前述したように「耳つき」のほうが1枚1枚の巾がより広い板を使う傾向にありますが、接ぎ合わせをする際に使う接着剤や方法に違いがあるわけではなく、はぎ枚数の違いは単純な見た目の違いのみになります。はぎ枚数が多いとすこしごちゃごちゃした印象になるのと、小口面をみるとはぎ面のところに見える直線が多くなるといった違いがあります。また、はぎ枚数のみならず「耳つき」と「ストレートカット」の違いも見た目による違いが大半です。「耳つき」のほうがより自然な印象となり、見た目のインパクトもあります。一方、「ストレートカット」はどちらかというと洗練されたモダンな印象を与えます。どちらを選ぶかは見た目の好みとどういった雰囲気のお部屋にしたいかという点で変わってくると思います。木が好きで、見た目でインパクトのあるテーブルをダイニングスペースの中心におきたいというかたには断然「耳つき」をオススメします。


価格的な違いも少しあります。一般的には耳がついているほうが高い傾向にありますが、これも天板に使う板の枚数によって変わることもあり、ソリウッドで販売している「耳つき」テーブルでも5枚程度の板を使った現品販売をしているテーブルの中には、ウォールナット材の同じサイズのストレートカットテーブルより価格が安いというものもあります。なので、ケースバイケースな面もありますが、ソリウッドの場合、W1500のサイズで2枚はぎの耳つきの場合は20〜28万の価格帯のものが中心で、同じサイズの「ストレートカット」テーブルだと15万程度〜といった感じになります。


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無垢材家具と突板家具【No.2230】

ソリウッドでは、無垢材家具を専門に扱い、相模湖工房では基本無垢材を加工することを前提に機械や道具が整備されています。木製家具には無垢材家具の他にも「突板家具」と評されるものがあります。数的には圧倒的に「突板家具」のほうが多いです。一見するとどこがどう違うのかわからないこともあります。そこで今日は「無垢材家具」と「突板家具」の特徴とそれぞれの利点欠点を整理してみます。


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無垢材家具とは?

無垢材家具とは、「無垢材」を使って製作された家具のことです。「無垢材」の無垢とは「混じり気がない」といった意味で使われており、「無垢材」は「木」そのものということになります。森から切り出された丸太を製材してつくりだされる木の板が無垢材です。無垢材家具の魅力は、「木」そのものを使うことで得られる肌さわりを含めた質感の良さと長く使うことのできる丈夫さにあります。無垢材家具に使われる板は20〜40mm程度の厚みがあり、1枚1枚どっしりとした重量があります。完成した家具にも重厚感があります。一度購入したら、長い期間使うことができ、時間が経つにつれ自然な風合いがでてきます。


無垢材は天然素材であり、扱うには手間がかかります。製材された板をそのまま使うことはできず、まずはじっくりと乾燥をさせることが必要です。乾燥が不十分な板を使ってしまうと、製品完成後に大きく反ってしまったりすることが出てきてしまいます。また、家具の構造にも注意が必要で、無垢材は製品となったあとも湿気を吸ったりして、伸縮します。この伸縮を考慮しないでガチガチに固定してしまうと、反発して接合部分に割れが生じたりしてしまいます。無垢材は出来上がりの質感などはピカイチですが、扱うには経験と工夫が必要になります。


突板家具とは?

一方、突板家具は、芯材となる木質素材に1mm以下の薄い突板と呼ばれるシートを貼った部材で製作された家具です。突板は「つきいた」と読みます。突板自体は無垢材を薄くスライスしたものなので、天然素材にはなりますが、芯材にはベニヤやMDFと呼ばれる木材を砕いたものを接着して固めたものなどが使われていて、無垢材との違いは中と外で違う素材によって構成されているということになります。木質素材は、工業製品に近いので、反りなども出にくく加工もしやすいです。そのため、大量生産するには効率がよく、量産される家具のほとんどは突板を使っています。


無垢材家具のメリットとデメリット

すでにメリットについては、少し書きましたが、無垢材家具のメリットは、


・質感が良い

・重厚感がある

・丈夫で長く使える

・経年変化も味わえる

といった点です。反対にデメリットは、


・重い

・色や木目の出方にムラがある

・価格が高い

といった点です。無垢材は同じ樹種のものでも木目の出方や色はそれぞれ個体差があります。ですので、違った板をはぎ合わせたり、組んだりする場合、少し色味の違いがでることがあります。これは自然のものなので、コントロールすることは難しいのですが、全て同じ色のものがくると思っていたりすると、こんなはずではなかったということになってしまいます。また、先述した通り、無垢材を扱うには非常に手間がかかります。また、ある部材をとろうとした時に、節であったり、割れているところを避けて寸法とりをすることが多く、材の歩留まりが悪い素材です。そうした面からコストがかかり、結果的に製品の値段が高くなる傾向にあります。


突板家具のメリット・デメリット

一方、突板家具のメリットは以下になります。


・軽い

・デザインにバリエーションがある

・価格が安い傾向にある

突板の家具は、無垢材家具と比べると軽く、取り回しがしやすくなります。また、木の特性などを考慮する必要がなく、色々な形に加工がしやすいため、デザインにバリエーションが出てきます。突板であれば問題なく製作できるけど、無垢材だと実現できないといったデザインは多々あります。また、コスト面でも素材の扱いやすさと歩留まりの良さで無垢材家具と比較すると価格が安い傾向になります。


反対にデメリットは、


・質感に劣る

・木材の特性がでないものが多い

もともと、突板は無垢材のデメリットをなくすために開発されてきた経緯があるので、そのものデメリットというのはあまりありません。ですが、1mm以下にスライスされたシートですので、木が持つ本来の質感や肌さわり、経年変化といったものが失われていることが多々あります。


今日は無垢材家具と突板家具の違いについてまとめてみました。どちらにもメリット・デメリットがあり、それぞれの特性をよく見比べて判断するのがよいと思います。


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ダイニングテーブルの選び方 仕上げ編【No.2223】

ダイニングテーブルの選び方について、素材と樹種編とサイズ編についてこのブログに書きましたが、今日は最後の仕上げ編について書きます。ここでは木製のダイニングテーブルに限った話をさせて頂きます。一般的に木製テーブルだとウレタン塗装という手法が主流となります。既成のテーブルの多くはこのウレタン塗装を施されていることが多いです。ですが、木製テーブルの中でも無垢材を使用したテーブルではウレタン塗装の他にオイル仕上げというものもしばしば見かけます。無垢材テーブルはオーダー製作することも多いので、ウレタン塗装とオイル仕上げのどちらかを選ぶことができるケースもあります。それでは、ウレタン塗装とオイル仕上げはそれぞれどのようなもので、どう違いがあるのかをみていきます。


ウレタン塗装は、プラスチックの塗膜をつくる仕上げ

ウレタン塗装は、ポリウレタン樹脂塗装といわれるもこともあり、木の表面をプラスチック製の樹脂でコーティングする塗装です。塗膜をつくるので非常に強い仕上げになります。ウレタン塗装のメリットとしては、


・水に強い

・汚れやシミが付着しにくい

・普段のお手入れが楽

・塗膜をつくることで、外気の環境変化に反応しにくい

といった点が挙げられます。


反対にデメリットとしては、


・触っているのは、プラスチック樹脂

・時間が経つと、劣化し樹脂がはがれる

・ご家庭で補修ができない

・化学物質を含んでいる

といった点になります。特に知っておいて頂きたいのは、気兼ねなく使うことはできますが、ウレタンの劣化により塗膜が剥がれて15年ぐらいしてくると塗膜が剥がれてくるという点です。


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上の画像のように塗膜が剥がれてしまうと見た目の悪さが目立ちます。キレイにするには、機械で表面を削って再塗装が必要になり、時間と費用がそれなりにかかってしまいます。


オイル仕上げは、植物由来のオイルを表面に染み込ませる仕上げ

一方、オイル仕上げは、天然素材から作られた家具用のオイルを木の表面に染み込ませて、保護する仕上げ方法です。塗膜を作るわけではないので、木の自然な質感というものが堪能できます。オイル仕上げのメリットは、


・肌さわりがよい(自然な質感)

・有害な化学物質を含まない

・自宅で補修ができる

・使いこむと味わいが出てくる

といった点になります。反対にデメリットは、

・水による染みがつきやすい

・使っているうちに肌さわりが変わってします

・1〜2年に一度オイルを塗る必要がある

といった感じになります。


ウレタン塗装とオイル仕上げについては、上述したようにそれぞれに一長一短があります。ダイニングテーブルを購入する際に、ご自身の求めているもの、ライフスタイルを考慮して合っているものを選択するのが良いと思います。参考にこう考えている、こういうライフスタイルの人にむいているというものを挙げておきます。


ウレタン塗装が向いている方

・テーブルに染みがつくのは、許せない方

・5年から10年ぐらいでテーブルを買い換える方

・自分でメンテナンスはしたくない方

オイル仕上げが向いている方

・なるべく自然なものを身近においておきたい方

・メンテナンスなどの作業を厭わない方

・木の質感や優しい肌触りが好きな方

私の経験からすると、オイル仕上げのテーブルは確かに染みがついてしまいます。ですが、お食事の際にランチョンマットやコースターを使うことでシミができる可能性はだいぶ低くなります。また、シミが気になることもありますが、いざというときは、紙やすりをかけ、その上からオイルを塗ればかなり綺麗にすることができます。このメンテナンスが出来るということが、オイル仕上げのメリットでもあると感じています。


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話を聞くだけだと、メンテナンスは面倒くさいし、失敗したらどうしようと思うこともあるかと思いますが、実際に体験してみると、いくつかある注意点にさえ気をつければ難しい作業ではありません。これは宣伝になってしまいますが、不安な方は、ソリウッドで開催しているテーブル選び方講座もしくはテーブルメンテナンス講座に出て頂ければ、メンテナンスの流れとそうハードルは高くないなということがわかって頂けると思います。講座の開催日については、ソリウッドのウェブサイトでご確認ください。


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ダイニングテーブルの選び方 素材と樹種編【No.2219】

ダイニングテーブルは、毎日使う家具であること、大きさ的にお部屋の印象を変えるインパクトがあること、家族団欒の中心になることなど、家族のシンボル的な扱いを受けることがあります。そういったものだからこそ、良いものをという考えが出てくると思います。ダイニングテーブルと呼ばれるものは数多くありますが、自分にあったテーブルとはどういうものなのか、失敗しないダイニングテーブル選びとはなんなのか考えてみます。


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■素材を選ぶ

ダイニングテーブルの素材は色々なものがありますが、木製のものが主体となるでしょう。木製のものも合板は芯材と呼ばれる木質素材に突き板などの化粧シートを貼ったものと無垢材と呼ばれる木そのものを使ったものに分けることができます。合板に化粧シートを貼ったものは化粧合板と呼ばれます。突き板は木材をスライサーにかけて薄くしたものです。厚みは0.2mmや0.6mmなどごく薄いものです。天然の木材をスライスしたものなので、天然素材と謳われることもありますが、この薄さでは天然の風合いや木材のもつ懐の深さなどの特徴は出にくいと個人的には思っています。また、突き板は薄くスライスするので、同じような木目のシートができます。このような突き板が貼られた素材を並べると同じような木目で統一した感じの天板にすることができますが、逆に不自然に感じることもあります。化粧合板と無垢材の違いについては、以下のブログエントリーもご参考にしてください。


無垢材と化粧合板は何が違うのか?

無垢材は、無垢という単語の混じり気のないという意味からきている言葉で、混じり気のない木ということになります。先述した化粧合板と対象的な意味合いで使うことも多く、外と中が違う質のものを使うことなく、木そのものしか使っていないということになります。また、無垢材とは木全体の総称であって無垢材という名前の木があるわけではありません。突き板とは違うという表現をする場合は、無垢ウォールナット材とは無垢ケヤキ材といった表記をすることになります。


■無垢材の樹種を選ぶ

無垢材テーブルの場合、樹種を選択できるケースが数多くあります。木は大きく針葉樹と広葉樹の2つに分類されます。前者の代表的な木材は、杉、檜、松といったものです。家具で使われることも多いパイン材も針葉樹になります。針葉樹の表面は比較的柔らかく、材としても軽いものが多いです。材の表面をコーティングするような塗装でない場合は、簡単に凹んでしまうぐらいの柔らかさがあります。一方、広葉樹は、ナラ(オーク)、タモ、ウォールナット、チェリーといったもが代表格になります。広葉樹は比較的堅く、針葉樹のように簡単に凹んでしまうようなものではありません。長年、使うことを想定している場合は、広葉樹の中から選んでいくことをオススメします。


広葉樹の中でも木の構成によって2つに分類することができます。水分や養分を運ぶ導管と呼ばれる管の配列によって分けることになりますが、導管が太く、年輪に沿って規則ただしく並んでいる環孔材は、表面に導管が出てくることがあり、オイルなどの塗膜を作らない仕上げ方法をするとこの導管のデコボコをわずかに感じる肌さわりになります。逆に導管が細く散らばっている散孔材はよりツルツルな肌さわりになります。オイル仕上げを検討する場合は肌さわりに微妙に影響を及ぼすので違いについては把握しておいた方が良いと思います。


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最終的には樹種は色味と肌さわりの好みで選ぶのが良いと思います。色味については、濃いものの代表格はブラックウォールナット材やチーク材です。少し赤みのある茶系になるのがブラックチェリー材です。ブラックチェリー材は経年変化が激しい木ではじめのうちは淡いピンク色をしていますが、割と早く色がついてきます。最終的にははじめとはかなり違う濃さになります。チェリー材の経年変化と特徴については以下のブログエントリーをご参照ください。


チェリー無垢材テーブルが持つ3つのおすすめポイント

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丈夫で使い勝手も良い木の座面の椅子【No.2208】

今日は椅子の話題を書きたいと思います。ソリウッドではすっかり定着してきた3つの国内ブランドの椅子をメインに扱っていますが、その数26種類と豊富になってきています。もちろん、椅子の注文を主な目的で来店され、椅子のみをご注文されることもあります。ソリウッドの吉祥寺ショップには26種類の椅子が展示されています。これらは自由に座って頂けるので、その座り心地などは十分にご確認頂けます。逆に、座らずに椅子を決めることは、後々こんなはずじゃなかったと後悔がでる可能性が高くなりますので、そう簡単に買い換えるものでもないと思いますので、ぜひ一度は座ってみることをオススメします。


椅子の座面は種類によって、肘掛けがあったり、なかったり、椅子の座面の硬さが違ったりと様々な違いがあります。今日は、座面にスポットを当ててみたいと思います。木の椅子には、座面も木を使用しているものとウレタンフォームなどクッション性が高い素材を布や革で覆った座面の2種類があります。数的には、後者の方が多いと思います。量販店などで販売されている椅子もほとんどがこのタイプだと思います。座面が木のものは、本体同様座面部分も無垢材が利用されていることが多いです。ここでは、板座と呼ぶことにします。


板座のメリットとしては、


・丈夫であること

・張り替えの必要がないこと

の2点が挙げられます。椅子は毎日座り、体との接触面積も大きいため、布や革で覆われた座面の場合は、擦れたりしてどうしても傷んできてしまいます。板座であれば座面に硬さがあるので、通常の使い方では傷むことはほとんどありません。2つ目のメリットも1つ目と関連性が高いですが、丈夫な分、張り替える必要性もありません。クッション性の高い素材が入っている場合、中がへたってしまたり、表面の布や革が汚れたり磨り減ったりしてしまいます。一般的に布の場合は6、7年、革の場合は7〜9年ぐらいで張り替えのタイミングが来ると思って頂いた方が良いと思います。当然、普段の使い方などによって違ってきますが、長年使用することを想定した場合は、やはりどこかのタイミングで座の交換は必要になると考えておいた方が良いでしょう。ソリウッドで扱っている椅子の中で、クッション性のあるものも当然、座の交換が必要になる時期が来ると思いますが、ほとんどの椅子が本体と座面部分に分かれて作られています。このため、交換が必要になった場合は、新しい座面と簡単に交換することができます。交換作業は簡単で座面がつけられているネジを外せば、本体から座面がとれ、新しいものはその反対の順でつけていくことになります。このぐらいの作業であれば、お客様だけで、十分にやって頂けます。


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こちらは宮崎椅子製作所のboチェアです。デザインは小泉誠さんで、全体的にウィンザーチェアの佇まいを残しつつ、モダンなインテリアとも合う椅子になります。こちらは、板座のみの仕様になります。座った感じは、木の座面独特の硬さを感じることがありますが、コンパクトながら座り心地も良く、最近、ご注文が多い椅子になります。


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こちらはISU-WORKSのMAGチェアです。コンパクトサイズの椅子でW1350など小さめのダイニングテーブルとも一緒に使える椅子です。ハーフアームなので肘掛けとしても使えますが、アームが短い分、出入りは楽にできます。限られたスペースしかないけど、肘掛けのある椅子が良いなというケースでは非常に重宝する椅子だと思います。こちらの椅子は、布座やレザー座も選ぶことが可能です。


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板座の場合は、はぎ合わせて1枚にした板を使うのではなく、5枚の無垢材をすのこのように少し隙間をあけて配置した座面になります。このMAGチェア以外にも,ISU-WORKSの椅子では板座の場合はこのような構造になっているものが多いです。こうすることで軽量化と通気性を良くすることができます。見た目も軽い印象になります。


仕上げの違いは後々、はっきりする【No.2198】

先日のブログで、あえて水に濡れたコップを置いて輪染みをつけているテーブルを紹介しました。その後も、水でジャブジャブに濡らしたり、底が濡れたコップを長時間置いて輪染みをつけたりしています。


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オイル仕上げのテーブルは、水にはそこまで強くないので長時間濡れた状態にしておくと、乾いた後にその部分が少しザラついた感じになります。オイルが十分に塗ってある状態であれば、濡れていたところ全部が染みになり、色が変わってしまうということはあまりありません。


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前回のブログでは、コップの輪染みの画像が鮮明ではありませんでしたが、今日ははっきりと染みがわかる写真が取れました。コップの輪染みはこんな感じでついてしまいます。実際に購入したダイニングテーブルにこのような染みが出来てしまうとショックだとは思いますが、ご自宅で補修することができるのもオイル仕上げのテーブルの良い所になります。この染みがどんな作業でどのくらいリフレッシュされるのかは、来週の日曜日に開催されるテーブル選び方講座にお越し頂けると直接ご覧頂くことが出来ます。開催日は2月25日(日)で、時間は14:00からになります。講座の内容としては、これから無垢材テーブルをご注文頂く向けに、樹種、サイズ、仕上げを選ぶポイントをお話しするのがメインです。一通り、話が終わった段階で、皆様の関心が高いオイル仕上げのメンテナンス方法を実践します。「無垢材テーブルが欲しいけど、どのようにして選んだらいいかわからない」「オイル仕上げのテーブルが良さそうだけど、メンテナンスが難しいそうで決断できない」といった方にはぜひご出席頂ければと思います。


さて、今日のブログでは冒頭からオイル仕上げのテーブルが実際に使っていくうちにどうなるかや染みができた場合の話を書いていますが、ここから先はオイル仕上げとウレタン塗装の違いについて改めてまとめておきたいと思います。


オイルは浸透して、ウレタンは塗膜を作って保護する塗装

オイルとウレタンの仕上げの大きな違いは、どのようにして木部を保護するのかといった点になります。オイルは家具用に調合されたオイルを使いますが、このオイルはシャバシャバした液体状のものになります。やや粘度はありますが、テーブル天板の表面に垂らして、布で拭くように拭いていくとのびていきます。オイルを塗ると木部が水に濡れた時と同様に、少し色が変わります。これを濡れ色と表現したりしますが、何も塗っていない状態と比べると明らかに色が濃くなり、ツヤも出ます。ツヤが出るといってもテカテカにはならず基本的にはマット感のある仕上げになります。一方、ウレタンは薄いプラスチックの塗膜を天板表面に作ることになります。天板をプラスチックでコーディングするといった表現が的確だと思います。塗膜をしっかり作ることでテーブルを保護します。最近ではテカテカにならない程度に薄く塗膜を作ることができるようになりましたが、オイルと比べると若干ツヤがある感じになります。とはいうものの、パッと見ただけではどちらの仕上げか判断つかないことが多いです。


オイルはご自宅でも補修可能。ウレタンは機械で削り再塗装する必要がある

完成した当初は、違いがわかりづらいと思いますが、20年使ったテーブルでは見た目の違いが出てきます。オイル仕上げのテーブルは、何もメンテナンスしないといたる所に染みができ、使い込んだ感が満載な感じになります。ですが、その状態から紙ヤスリをかけオイルをその上から塗るとそれだけで一変します。テーブルにつやができ、シミがついていた部分も長年のものだと全部取り除くことは難しいにしてもかなり綺麗にすることができます。一方、ウレタン塗装のテーブルは、一部ウレタンが剥がれてしまってその部分は色が変わって見えることがあります。また、表面にベタつきがある部分が出てきて、そこに新聞などを置いてしまうと新聞紙がテーブルにくっついてしまうといった感じになります。ウレタン塗装の場合は、上から紙ヤスリを手でかけたとしてもウレタンの塗膜を削り取ることはほとんど不可能です。綺麗にするには、設備の整った工房にもっていき、機械で表面を削ったのち、再塗装をする他ありません。これは自宅やご自身でさっとできることではなく、ある程度の時間と費用がかかってしまいます。オイル仕上げとウレタン塗装の違いは、時間が経つにつれはっきりとしてきて、その対処にも大きな違いが出てきます。ですので、使い続けた場合の違いはしっかりと把握して、どちらが自分に合っているかを注文の時にはっきりしておく必要があります。


ちなみに、ソリウッドで無垢材テーブルをご注文される方の9割ぐらいはオイル仕上げを選択されています。


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座り心地の良い椅子に出会うためには色々な椅子に座ってみる事が大事です。【No.2189】

椅子選びって本当に難しいです。なかなかシックリくる椅子に巡り合っていない人も多いのではないかと思います。一番に考えることは座り心地でしょう。でも座り心地がいい椅子が必ずしも身体にとっていい椅子とは限らないんですよね。例えば座面や背がとても柔らかい椅子やソファ、座っていていい気分にはなりますが、そのうち腰が痛くなってきたりします。柔らかすぎる座面や背はかえって腰に負担がかかる場合もあります。

その人の姿勢も関わってきますよね。子供の頃に「背筋を伸ばしなさい。」「背中が丸まっているから伸ばしなさい。」「姿勢良く座りなさい。」などと注意を受けたことある人はきっと多いですよね。私も頻繁に注意されてきました。でも、一旦背中が丸い姿勢に慣れてしまうとそれが楽な姿勢になってしまいます。猫背の人は背筋を伸ばす方がきつい姿勢になってしまいます。だから本当は強制的に背筋が伸びるように座るしかない椅子とかの方がいいんですよね。

3年くらい前にたまたま知った「背すじピン!」というストレッチマットを使って、説明DVD通りにストレッチをしたんですね。そしたらスッと背筋が伸びるようになったんです。自分でもびっくりするくらい、私には効果抜群でした。私たちの身体は知らず知らずのうちに縮こまって詰まってきてしまうようです。それをストレッチすることで元に戻せて、背筋も伸びるようになるのです。なので、いくら頑張って背筋を伸ばそう、姿勢をよくしようと思っても持続できないんです。姿勢のいい人は多少の意識はしているかと思いますが、ほぼ無意識のうちに姿勢がよく保ているのだと思います。もう体がそう覚えてしまっているのではないでしょうか。

私は背筋が伸びるようになってから、椅子に対する意識が変わりました。やはり姿勢がよく保ってる椅子がいいなと思うようになりました。椅子に座っている状態は人間の身体にとっては窮屈な状態だと思います。椅子に座ると楽に感じますが、本当は立っているのが楽なはずです。そう身体が設計されているはずですから。なので、椅子に座ることはあまり自然な状態ではありません。なので、椅子に頼りきると体に負担がかかってしまいます。自分が楽に感じるのは、少し浅く腰掛けてスッと背筋を伸ばした状態でそのまま後ろに下がって深く腰掛けた状態で腰を支えてくれる椅子です。

いのうえアソシエーツAwazaLDチェアAwazaLDRチェアは背筋を伸ばした状態でも腰をしっかりと支えてくれます。私は座った時に腰の低い位置を支えてくれた方が快適に感じます。AwazaLDチェアやAwazaLDRチェアは私の腰の低い位置をしっかりと支えてくれます。

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Awazaシリーズは"腰に優しい"日本人のための椅子がデザインコンセプトになっています。座ってみると安定して座ることができるので確かに腰への負担は少なそうと感じることができます。腰痛に悩まれている方は結構いらっしゃいますよね。私自身は腰痛がないので座っていると腰が痛くないとかは分からないのですが、背がしっかりと腰を支えてくれるので安心感があると感じます。確かにこれなら腰痛に悩む人にとってはそれを和らげてくれるのではないかと期待できる椅子ですね。実際に腰に不安がある方は一度座ってみてください。

もう一つ、私の体に合っていると思う椅子はISU-WORKSYACチェアです。
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この椅子も腰の低い位置を支えてくれると感じる椅子です。写真で見ると、若干背の位置が高く感じます。座っている感覚だともう少し低い位置を支えてくれてると思っていました。背もそんなに大きくありません。でも、しっかりと支えてくれるんですね。

と私にとって座り心地が良いと感じる椅子をあげてみました。でも、この椅子があなたにとって座り心地が良い椅子とは限りません。やっぱり椅子は座ってみないと分からないものです。ソリウッドの吉祥寺ショップでは無垢材テーブルに合わせるのにぴったりな良質な木の椅子を25種類以上展示しています。きっとこの中にあなたにとって座り心地が良い椅子があると思います。2Fにあるのでちょっと入りづらい雰囲気はありますが、気軽な気持ちで色々な椅子に座ってみてください。座り心地の良い椅子に出会うためには色々な椅子に座ってみることが大事なので。

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あえて輪染みをつけたテーブルの展示始めました【No.2184】

ソリウッドでは、テーブル選び方講座とオイルメンテナンス講座の二つのミニセミナーを行っております。テーブル選び方講座はすでに50回の開催を超え、多くの方にご参加頂き感謝しています。その中では、座って話を聞く他にオイルメンテナンスを実践をしています。テーブル選び方講座では、簡単ではありますが一連のメンテナンスの流れをやっているところを見てもらっています。メンテナンス講座はそれに特化したセミナーになります。その中で、メンテナンスをするものは小さい丸テーブルやベンチを使ったきましたが、今回専用のテーブルを用意しました。スペースなどの関係でこれまでやりたいと思っていながらも実現していませんでしたが、今のところ常設で輪染みなどを意図的に作ってあるテーブルを置いて見ることにしました。これからはこのテーブルの半分づつぐらいをセミナーごとにメンテナンスしていく予定です。早速ですが、輪染みをつける為にガラスのコップを水に濡らして二日間そのままにしておきました。コップをとった後でもその部分は濡れていたほどビシャビシャな状態にしておきました。普段の生活ではあまりこういった状況にはならないかもしれませんが、今回は染みをつけることが目的なのであえてしてみました。


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テーブルにこんな感じで染みができました。撮影した時間が夕方だったので、あまり目立っていませんが、昼など明るい時間ではもう少し目立つ感じの染みです。今回のように新しいテーブルにこのような染みができてしまうと「やってしまったなぁ」と嘆いてしまうかもしれませんが、オイル仕上げの場合はリフレッシュさせることができるのであまり落ち込まないでもらいたいと思います。染みができてすぐメンテナンスをすることもできますが、もう少し他に食べこぼしなどによる染みができてからでも大丈夫ですので、焦らないでください。


今後このテーブルは、毎日水拭きをして、醤油などの染みになりやすいものも積極的にこぼして生活感のあるテーブルにしていくつもりです。講座に参加されない方でも来店して頂ければご覧いただけるところに置いてあるので、オイル仕上げのテーブルを何も気にせず使うとこうなるのかということをある程度把握いただけると思います。今回つけた輪染みは、これからつくであろう染みと共に2月11日(日)と2月25日(日)に開催するテーブル選び方講座で紙やすりをかけてオイルを塗るメンテナンスを実践してリフレッシュさせたいと思いますので、興味のある方はぜひ講座に参加してみてください。10分程度の作業で目に見える効果が出せると思っています。


講座でも何回か質問を頂いていますが、ソリウッドではリボス社というドイツのメーカーの家具用オイルを使用しています。これは市販もされているものです。ソリウッドでテーブルをご購入頂いた方にはオイルを1ビンおつけしていますので、まずはそれを使って頂ければと思います。メンテナンスに使うオイルはそれほど量は必要ないので、おつけするもので、テーブル全体を塗ったしても2〜3回は塗ることができる量です。もちろん、市販もされていますが、どこのホームセンターでも取り扱っているようなものではないので、買う場合はネット通販を利用するのが確実かと思います。同じようなオイルとしては同じドイツのオスモ社、アウロ社、プラネットカラーといったものも販売されています。着色成分の入っていないクリアなものであれば、これらのものでもメンテナンスに使えますが、メーカーによって臭いや同じ量で濡れる面積など細かい点では違いがあります。


最後にメンテナンスの際の注意点も書いておきます。オイルは綿100%の布で染み込ませるように塗っていくのが最も簡単ですが、オイルがついた布を次も使おうとそのままにしておくと、工場など量を多く使うところでは簿や騒ぎになるなどの事例が出ています。これは空気と反応して熱を持つ性質があるからです。ですので、オイルが染みた布はそのままにせず、水でジャブジャブに濡らしてそのまま生ゴミとして捨ててください。次回以降は古くなったTシャツなどを使って頂ければと思います。


賢木@吉祥寺

テーブルと椅子の樹種は合わせた方がいいのか?-テーブルと椅子の選び方-【No.2183】

ソリウッドではダイニングテーブルと一緒に椅子も購入される方が多くいらっしゃいます。新居への引っ越しやリフォームを機にダイニングテーブルと椅子を購入される方が多いですね。テーブルと椅子を購入する際に「テーブルと椅子は同じ樹種にした方がいいの?」と悩まれる方も多くいるのではないかと思います。今日はその問いに関してブログを書いてみようと思います。

テーブルと椅子の樹種に関してですが、同じじゃなきゃいけないというルールはありません。ソリウッドではテーブルと椅子をセットで販売している訳ではないので、テーブルも椅子もそれぞれ違う樹種を選択することは可能です。

でも多くのお客様はテーブルと椅子の樹種は揃えて購入しています。テーブルと同じ樹種が椅子では選べないケースの場合は違う樹種の椅子を選択しています。

ソリウッドで取り扱っている椅子メーカーは受注生産方式を採用しているので、樹種を選べることができます。どのメーカーもウォールナット材、チェリー材、ナラ材に関しては取り扱いがあります。なので、テーブルがウォールナット材、チェリー材、ナラ材の場合は同じ樹種の椅子を選択させるケースがほとんどです。

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テーブルも椅子も同じ樹種で統一した場合の納品例です。樹種はウォールナット材です。ウォールナット材は特殊な色をしているのでテーブルと椅子は同じウォールナット材に統一した方がシックリくると思います。

宮崎椅子製作所とISU-WORKSの椅子についてはメープル材も選択できる椅子が多くあります。ISU-WORKSではコンパクト設計のダイニングチェアであるGシリーズの椅子についてはメープル材も選択可能です。なので、メープル材のテーブルを選ばれた方もメープル材の椅子を注文される場合がほとんどですね。

ソリウッドのストレートカットテーブルの定番樹種で同じ材の椅子が選択できないのは、クルミ材とタモ材です。宮崎椅子製作所のラインナップにはホワイトアッシュ材があります。タモ材は英語にするとアッシュです。しかし、ソリウッドで使っているロシア産のタモ材とホワイトアッシュ材(北米産)は木目の様子と色がちょっと違います。ホワイトアッシュ材はその名の通りに白っぽい色をしています。ロシア産のタモは淡い茶褐色。いわゆる木の色みたいな感じです。木目もホワイトアッシュ材の方が大まかで大胆な模様をしています。タモ材のテーブルならナラ材の椅子と合わせてもそれほど違和感はないと思います。色は似たような感じです。似てはいますが、違いはあります。タモ材の方が若干明るい色をしています。木目は結構違います。タモ材の方がおとなしい木目をしています。ナラ材はよく見るとワイルドな木目をしていますが、色になる部材はそれほど派手さはないでしょう。

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写真はタモ材のテーブルとナラ材の椅子の組み合わせで納品した事例です。よく見ると色の違いはありますが、大きな違和感はないですよね。

クルミ材のテーブルのテーブルに合わせるならナラ材の椅子でしょうかね。クルミ材は広葉樹材にしては若干柔らかい部類にはいます。そのため、椅子を製作する上で若干の不安感があります。そうした意味でクルミ材の椅子はあまりつくらていないのかもしれません。クルミ材もナラ材も淡い茶褐色になります。クルミ材の方が少し濃い色をしています。木目の様子はクルミ材は大らかな感じ、ナラ材はワイルドな感じと違いはあります。でも椅子の部材は幅がそんなにないので、ナラ材のワイルド感はそんなに目立ちません。同じクルミの仲間というわけでウォールナット材の椅子と合わせるのもなくはないですが...色味が全然違うので全体のコーディネートは難しくなります。

耳つきテーブルでは定番の樹種以外の樹種を使うことも多くあります。カバ材、クリ材、トチ材などをよく使います。カバ材の場合はチェリー材と合わせるのもありです。カバ材は赤みがある板もあります。そうした赤みの感じはチェリー材と似ています。でも、チェリー材は経年変化で色が変わります。チェリー材が濃い茶色まで変化するとカバ材との色の違いは結構出ます。でも、木目の様子は似ています。

クリ材は黄色がかった茶褐色、トチ材はクリーム色っぽい色をしています。クリ材のテーブルならナラ材の椅子が合わせやすいですかね。トチ材のテーブルの場合なら白っぽく統一するならメープル材の椅子を選ぶのもアリですね。

というわけで今日はテーブルと椅子の樹種について書いてみました。迷った場合は吉祥寺ショップのスタッフに聞いてみてくださいね。色の似ている樹種や様子の似ている樹種をアドバイスさせていただきます。

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