家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

家具の選び方の最近のブログ記事

実録 オイル仕上げのテーブルを自宅でメンテナンスしてみました【No.1921】

私が普段家で使っているダイニングテーブルのオイルメンテナンスを行ったので、その様子をレポートしたいと思います。


無垢材テーブルには大きく2つの仕上げ方法があります。オイル仕上げとウレタン塗装です。ソリウッドではこの2つからお客様のご要望に応じて選んで頂いてます。オイル仕上げは、亜麻仁油を主成分とした天然素材で作られた家具用オイルを木部の表面に浸透して保護する仕上げ方法です。ウレタン塗装のように表面に塗膜を作るわけではないので、木の本来の肌触りが楽しめるのが特徴です。


ですが、オイル仕上げのテーブルは水に対して強くないので、水拭きをしながら使っていると次第にオイルが抜けてきて表面が毛羽立つような肌触りになってきます。また、底が濡れたコップなどを長時間置いておくと、その跡が染みのように残ってしまうこともあります。家族で食事をするために使用するとなると、どうしても食べこぼしや水拭きをする場面が出てきます。ランチョンマットやコースターを使用すれば、これらはかなり防げますが、そうでないと結果的に、肌触りがツルツルでなくなったり、輪染みが出来ることは避けられません。とはいうものの、オイル仕上げの場合はご自宅でメンテナンスすることで、リフレッシュさせることが出来るのも特徴の1つで、メリットでもあります。


少し前置きが長くなってしまいましたが、自宅のテーブルのメンテナンスに話を移します。我が家では、7年前にメープル材のダイニングテーブルを使い始めました。もちろん、オイル仕上げです。家族2人で、毎日食事をそこでとり、時にはノートパソコンを置き仕事をしています。使い始めた当初は、輪染みを気にして食事のたびにランチョンマットを敷いて食事をしていましたが、1年経たないころから、ランチョンマットを敷かずに食事をするようになりました。ただし、食器やコップを置くときには、底が濡れていないかを確認して、濡れていた場合は布巾で拭き取ることはしていました。あとはそこまで気にせずに使ってきました。


そして、使い始めてからオイルを塗るなどのメンテナンスは一切していませんでした。ですので、テーブル全体的に肌触りが少しかさついた感じになっていました。


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これが7年間何もせずに使い続けたテーブルです。写真ではわかりづらいですが、全体的に艶がなく、ところどころに小さな染みやコップの跡が残っています。


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アップにしてみると、輪染みがいくつか出来ているのがわかるかと思います。


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こちらは油染みなどが集中的に出来ているエリアです。食事をする際によく使うエリアにはやはり染みが目立ちます。


今回は、全体的に肌触りも悪くなってきていますし、染みも多数あるためテーブル全体に紙やすりをかけ、そのあとでオイルを塗ることにしました。


1. 表面のゴミやほこりを払います

まずはテーブルの上にあるゴミや埃をはらいます。紙やすりをかける際にゴミなどがあると傷をつけてしまう要因にもなるので、目と手で触って大きなゴミがないかを確認します。


2. #320の紙やすりを全体的にかける

紙やすりを全体的にかけていきます。その際に気をつけて頂きたい点が2つあります。1つ目は紙やすりの番手です。紙やすりは目の粗さで番号が付けられています。テーブルのメンテナンスに使うのは320番がちょうど良いです。それ以上番手が低い粗いものを使うと傷が残りやすかったり、想定以上に表面がやすりとられてしまうといったことになるので、慣れていない方は320番のみの紙やすりを使ってください。


2つ目の注意点はやすりをかける方向です。木目方向に沿ってやすりをかけるようにしてください。木目に交わる方向でかけてしまうとこれも傷が残る要因となります。


紙やすりをかけると、その部分の色味が薄く白くなります。これはやすりで表面が削られたことを意味するので、焦らずにムラがないように全体的に白くなるようにしてください。


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メープル材の場合、やすりをかけたことによる色の変化はわかりづらいところもありますが、やすりをかけると細かい木屑がでてくると肌触りがスベスベになるのでその点を目安にしてみてください。


全体的にやすりをかけたら、輪染みやその他の染みが落ちているかを確認してください。まだうっすらと残っているようでしたら、その部分を周辺含め重点的にやすります。目でみて染みが残っていない状態になるまでやすりをかけてください。


このあと、いよいよオイルを塗っていきますが、この続きは明日のブログにします。続く。


賢木@吉祥寺

14日はオイルメンテナンス講座の日です。【No.1914】

まずは告知をさせて頂きます。今度の日曜日5月14日(日)はオイル仕上げのテーブルメンテナンス講座が開催される日です。こちらの講座はオイル仕上げのテーブルをお使いになっている方をメインの対象にして、オイルメンテナンスの実践をご覧頂き、いざお客様がご自宅でメンテナンスをする際に役に立てて頂ければと2ヶ月に1回開催しているミニセミナーです。費用は無料です。メインの対象はすでにオイル仕上げのテーブルをご使用の方、すでにご注文をされている方になりますが、まだそういったアクションを起こしていたない方でもご参加は可能です。ただし、無垢材テーブルを検討中で、樹種やサイズなど色々な悩みを抱えている場合は、開催しているもう1つの講座「テーブル選び方講座」の受講をオススメしています。こちらは、偶数月の第2日曜日と毎月最後の日曜日、いずれも14:00から開催しています。所要時間は50分ほどで、この講座の最後にはテーブルメンテナンスの簡単な実践も行っています。テーブルメンテナンス講座は、メンテナンスに特化した内容になっています。


オイル仕上げのテーブルが良いなと思っていたり、実際に使っている方でも、どういったオイルが使われているかはあまりご存知ないと思います。ただ、使っている分には、それで全く問題がありませんが、メンテナンスをする際には少し知っておいたほうがよいことがいくつか存在します。


まず、テーブルの仕上げ用のオイルとはどういったものでしょうか?


ソリウッドで製作している無垢材家具にオイルを塗る場合は、95%以上の割合でリボス社のアルドボスというオイルを塗っています。リボス社はドイツの塗料メーカーで、日本には輸入され流通がされています。ドイツは環境への対応に関心が高い層がある程度いるので、こうした健康塗料と呼ばれる天然オイルを中心に配合されている家具用オイルを製作している会社が多く存在します。リボス社もその中の1社になります。リボス社の他にもドイツメーカーの家具用オイルが日本に入ってきています。リボスの他には、オスモ、アウロ、プラネットカラーなどのブランドが日本にはいってきており、無垢材家具のほとんどはこのいずれかを使っている確率が高いです。リボス社の中でも数種類のオイルを製造販売していて、ソリウッドで使っているアルドボスは、着色成分が入っていないオイルで広葉樹に向いているとされています。これ以外にも、針葉樹向けのオイルや着色成分が入っている着色オイルなどがラインナップされています。ソリウッドでは、テーブルには着色オイルを塗ることはほとんどしていません。理由は、導管の太さなどで樹種によって色の着き具合が変わってしまうのと、購入後のメンテナンスが難しく、色ムラなく塗るのが難しいからです。それでも、あまりメンテナンスが必要のない棚類などには、以上のことを説明した上で注文を承ることもあります。


オイル仕上げのテーブルは染みがついたり、汚れたりするという印象が強いかもしれません。その印象は間違ってはいないと思います。確かに、底が濡れたコップをしばらく置いておくと、コップの跡が染みになってしまったり、油分を含んでいるものを落としたりすると染みがつくことがあります。でも、あまり落胆せずにしばらく使っていると目立たなくなることもありますし、意外と簡単に補修することが可能です。染みや細かい傷でしたら、320番の紙ヤスリで染みとその周りを紙ヤスリでやすっていきます。そうすると、染みが消えるのが目に見えます。その上から家具用のオイルを塗って、すぐにオイルのついていない布で拭き取ります。メンテナンスで重要なのはこの拭き取りです。オイルを塗った後そのままにしてしまうと、乾きが悪くなったり、色ムラの原因になります。しっかりと拭き取ることでこれらを防ぎます。


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はじめに紹介した講座に参加して頂いた方にアンケートをとると、メンテナンスは「意外と簡単そうで安心した」、「これなら自分でも出来そうだ」といった声を多く頂きます。ぜひ皆様にもチャレンジして頂きたいです。


賢木@吉祥寺

座り心地のいい椅子【No.1911】

ダイニングチェアを探す際には皆様、「座り心地の良い椅子がいいな」と思っているのではないでしょうか?でもその座り心地というのは、人それぞれで、体格や座り方によって感じ方はそれぞれです。ですので、座り心地のいい椅子を探す第一歩は、自分で座るということだと思います。他の人がどんなに座り心地がいいと薦める椅子でも、実際に座ってみると「あれ、それほどでもないな・・・」と思うこともしばしばです。ある程度意識をもっていくつかの椅子に座ってみると、どういった椅子が心地よく感じるのかが見えてくると思います。


今日のブログでは私個人的に座り心地を見極めるポイントを紹介したいと思います。座り心地を構成する主な要素としては、座面の高さ・座面の柔らかさ・背もたれの3つだと考えます。


【座面の高さ】

一般的に日本で製作販売されている椅子の座面高は、40〜42cm程度の座面高に設定されているケースが多いです。これは平均的な身長の方が座ると座面にしっかりと座っても脚の裏がべたっと床につく高さといえるでしょう。ですので、150cmぐらいの身長の方が座るとかかとが上がってしまって落ち着かないといったことがあります。その場合は、椅子の脚をカットするなどして座面高を調整するほうが望ましいです。注文で製作をしている木製の椅子などは、工房や販売店に申し出れば脚をカットして納品してもらえるケースがありますので、そういった対応が可能かどうかをチェックすることも大切です。また、身長が高い方は脚がベタッと床についた上に膝裏と座面の間に隙間が多く出来てしまって、しっかりと座れた感触がないことがあります。この場合は少し座面高の高い椅子のほうがフィット感を感じるでしょう。


ソリウッドで扱いのある椅子のほとんどが座面高42cm前後のものが多いです。また、ほとんどの椅子で脚をカットして座面高を調整することも可能です。座り心地の良い椅子として、評判の宮崎椅子製作所のpepeチェアは座面高が43.5cmとやや高めの設定になっています。昨年の秋頃に仕様変更で、中のウレタンフォームの厚みが増したことで1cmほど座面高が高くなりました。


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ソリウッドで扱いのある椅子の中で最も座面高が高いのがPocketチェア(宮崎椅子製作所)の44cmです。


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座面も沈み込むタイプの柔らかいものではないので実際座った際の座面高もやや高めの感じがします。


【座面の柔らかさ】

座面の柔らかさは座面に使われる素材によって大きく座り心地が変わってきます。木の椅子で主に使われるのが木の座面とクッション性のある素材を布や革で覆った張り地タイプのものです。木の座面のものはその名の通り、木だけで座面を構成しているものです。何枚かの板を接ぎ合わせて1枚の板にしてそれを成形したものが多く使われますが、ISU-WORKSのGシリーズとNシリーズの椅子ではすのこのように複数枚の板を少し隙間をあけて配置しているタイプの板座が採用されています。前者のタイプの板座では、おしりのカタチにあうように板を少し削って曲面をだしているものもあります。ですので、お尻へのフィット感で後者のものより座り心地が良く感じるものがあります。その代表格の椅子がiSU-WORKSのTACチェアです。


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TACチェアの板座は、ずっと座っていてもお尻が痛くならないのではというぐらいフィット感があります。板座であっても座り心地は妥協したくないという方にはぜひ座って頂きたい一品です。


布や革で覆っているタイプの座面は中にウレタンフォームといわれるクッションがつめこまれています。そのため、板座に比べると柔らかくお尻への負担が少なくすみます。ですが、椅子によって中に入っているウレタンの量が違いますので感じる座り心地も様々です。比較的多くウレタンが入っていて座り心地が柔らかいのがISU-WORKSのGシリーズの椅子です。反対にあまりクッション性を感じないのが宮崎椅子製作所のHakuチェアです。


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こちらがHakuチェアの座面です。


このあたりも一度座ってみて、どちらが自分の好みなのかを把握しておくのが良いと思います。この続きはまた改めて書きます。【続く・・・】


賢木@吉祥寺

4月30日はテーブル選び方講座!【No.1897】

来週の日曜日は、4月最後の日曜になりますので、テーブル選び方講座の日です。これまでと同じように14:00から吉祥寺ショールームにて行いますので、ご興味のある方はぜひお越しください。


テーブル選び方講座は原則毎月最後の日曜日と偶数月の第2日曜に開催しています。2017年の日程を決めましたのでまずはお知らせします。


4月30日(日)


5月28日(日)


6月11日(日) 6月25日(日)


7月30日(日)


9月24日(日)


10月8日(日) 10月29日(日)


11月26日(日)


12月10日(日) 12月24日(日)


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毎回14:00からの開始となります。今年は8月の最後の日曜日が吉祥寺ショールームの臨時休業日となり、また第2週はお盆休みと重なるので今年は8月は講座がない月となります。また、上記の日程は変更になる場合がございます。その場合は、ソリウッドのウェブサイトや店頭での告知をさせて頂きます。予めご了承ください。


このテーブル選び方講座は、無垢材テーブルを検討する上で悩みやすい「樹種の選び方」「サイズの選び方」「仕上げの選び方」の3つのポイントで参考になるであろう情報をお伝えしています。「樹種によって硬さや強度に違いがあるの?」「このぐらいのサイズのテーブルを置くには最低でもどれだけのスペースが必要なの?」「オイル仕上げのテーブルはメンテナンスが大変と聞くけど、実際のところはどうなの?」といった疑問をお持ちの方には、アドバイスとなる情報をお教え出来るかと思います。


参加費用はもちろん無料です。スペースも店内の一部なので、少人数で堅い雰囲気は全くありません。お気軽にご参加頂ければと思います。


また、奇数月の第2日曜日は、テーブル選び方講座ではなく、オイル仕上げのテーブルのメンテナンス講座を実施しています。テーブル選び方講座は、これからテーブルをご購入される方を対象にしたミニセミナーですが、こちらのメンテナンス講座はすでにオイル仕上げのテーブルをお使いの方を対象に、メンテナンスに特化した内容となっています。実際に水で頻繁に拭いて、ざらつきがでてきているテーブルやコップの輪染みがある木片を使って、メンテナンスを実際にご覧頂けます。さらに、ちょっとした凹みを直す方法を2つ実践します。1つは脱脂綿に水を含ませて凹んでしまった箇所に置く方法で、もう1つはスチームアイロンを使った凹みを戻す方法です。特に後者は、情報として知っていてもなかなかご自宅で実践するには勇気のいる方法だと思います。講座というカタチで一度見て頂いていれば少しはハードルが低くなるかと思います。


こちらの講座も実施するには、吉祥寺ショールームで時間は14:00からになります。所要時間は30〜40分程度になります。今度のメンテナンス講座は5月12日(日)の14:00からとなります。特に予約は必要ありませんが、以前にご連絡頂いた方には席を確保させて頂いております。ご連絡頂く場合は、メールにてご連絡頂ければと思います。


最後にこのゴールデンウィークの吉祥寺ショールームの営業について、お知らせします。5月2日(火)は定休日のためお休みさせて頂きますが、3日(水)は12:30〜18:00で営業します。その他の日も通常通りの営業となります。ゴールデンウィーク期間中は吉祥寺の街で吉祥寺スプリングフェスタと題して吉祥寺音楽祭と大吉祥抽選会が行われます。5月6日(土)と7日(日)は吉祥寺駅前広場に特設ステージが設けられ、音楽ライブが行われ、にぎやかな雰囲気になります。大吉祥くじ同様、この季節の恒例とイベントなっていますので、この機会にぜひ吉祥寺に足を運んでみてください。


なお、相模湖工房は5月2日(火)〜7日(日)までは休業とさせて頂きます。期間中は木工教室もお休みとなり、一週づれての開催となりますのでご注意ください。


賢木@吉祥寺

実は家具の街 吉祥寺(家具の街 その2)【No.1894】

今日のブログは昨日のブログの続きになります。


家具の街 その1【No.1893】

昨日のブログでは家具の街として、まず家具のメーカーや工房が集まっている生産地としての家具の街と家具を販売する家具屋が多く集まる地域として東京の目黒を紹介しました。そして、今日は家具の街としてはあまり認知されていないですが、実は多くの家具屋が集まる吉祥寺を紹介したいと思います。


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ソリウッドのショールームがある吉祥寺には数多くの家具屋さんが存在しています。家具屋さんが多く集まる街としては目黒の目黒通り沿いが有名ではありますが、家具屋の数こそは目黒に比べると少ないものの、バリエーションや質については目黒にひけをとらないと私は思っています。私個人としては、家具屋は「多店舗展開型の家具量販店」、「輸入家具・ユーズド家具の販売店」、「工房直営のオーダー家具・無垢材家具店」の3つに分類出来ると考えています。


「多店舗展開型の家具量販点」は、国内や都内に数店舗を展開している家具屋になります。家具販売業界の最大手とされる「ニトリ」さんや「IKEA」さんはこのタイプの家具屋に分類されます。こうした家具屋では、定番のデザインの家具を大量生産し、価格を抑えた商品がメインとなります。数年前までは、勝負ところは価格と品揃えが中心でしたが、「IKEA」さんの登場によりそこに「デザイン」という要素も加わっている感もあります。いずれも海外で生産された家具が中心になります。家具の専門ショップではありませんが、「無印良品」さんもこのタイプの家具屋に分類されると思います。


吉祥寺には数年前まではこのタイプの家具屋は「無印良品」の大型店舗のみでしたが、数年前に「ニトリ」さんが進出してきています。


「輸入家具・ユーズド家具の販売店」は、イギリスのアンティーク家具や北欧のヴィンテージ家具を中心とした輸入家具を扱うショプになります。日本でも輸入家具のファンは非常に多く、少しレトロで暖かみのある空間が産まれる部屋のスタイルとしても確立されています。一点ものや珍しいものが多く、価格的にはやや高めといったところです。最近では、ヴィンテージだけでなく、ユーズド加工を施したタイプの家具も出回ってきています。


「工房直営オーダー家具・無垢材家具店」は、ソリウッドと同じような業態の家具屋になります。実際の店舗にはサンプルとなる展示品を置き、実際に納品する家具は注文を受けてから製作しお届けするスタイルの家具屋です。家具の製作は、国内の工房で行われていることが多く、お客様の細かいオーダーにも対応する姿勢を表にだしているところが多いのも特徴です。価格は、多店舗展開型の家具屋に比べると、高くなる傾向にあります。


私が吉祥寺を家具屋の街だと言えると思っている理由のひとつに上述した3つのタイプ家具屋さんが数軒ずつあり、バランスがとれていることがあります。同じジャンルの家具屋さんが狭い地域に数店舗あると比較検討が簡単になり、より深い検討が出来るメリットがあります。


インターネット上の写真では同じように見えている家具でも実際にに見て、触ってみると肌触りが違ったり、角の面取りなどの細かい点の違いを感じることが出来ます。高価な家具の場合、頻繁に買い替えるわけにもいかないので、じっくり実物に近いものを見ながら考えたいと思っている方は多いと思います。そんな時は、一度にいくつかの家具をみることが出来る街は魅力的だと思います。そういう観点では多くの方に家具を検討しに吉祥寺に足を運んで頂きたいなと思っています。


しかし、吉祥寺にも家具の街としては足らない点がまだまだあります。昨日のブログでとりあげた目黒では、家具の生産地の組合のように、それぞれの家具屋さんが参加するコミュニティがすでに出来ており、街を挙げた取り組みがされています。吉祥寺ではそのような家具屋の横の連携は表だっとは見えません。そうした動きが出てくると家具の街としての認知度も上がってくるのではないでしょうか。


賢木@吉祥寺

ダイニングテーブルの脚【No.1883】

自然素材への意識の高まりから普段食事に使うダイニングテーブルも出来るだけ天然素材を使ったものをと考える人が増えてきているようです。天然素材を使ったダイニングテーブルといえば、無垢材で製作する木のテーブルが真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか?ですが、無垢材を使ったテーブルも樹種は色々ありますし、デザインもメーカーによって様々です。さらには仕上げの仕方なども選択肢があります。これらの項目は検討する際に悩みどころでもあります。普段、店で接客をしていても、樹種の違いやデザイン、仕上げについて質問をされる回数は多いです。今日のブログでは、これまで挙った項目の中から「デザイン」特に脚のデザインについて取りあげてみます。


ダイニングテーブルの場合、大きく分けて2つのタイプの脚があります。それぞれの角に4つの柱が建つようなデザインの4本脚とアルファベットの大文字のI字型の脚や板状の脚を2つつける2本脚です。ソリウッドでもこの2つのタイプを製作しています。さらにそれぞれのタイプの中に、いくつかのデザインがあります。


4本脚は、バランスがよく安定感に優れたダイプの脚といえます。椅子を使って座る分には、特にデメリットと感じる点はありませんが、ベンチなど横に長いタイプの椅子を使う場合は、横に出る際に脚が邪魔になってしまうという点があります。また、あまりないシチュエーションかもしれませんが、来客などの際に普段座っている人数より多くの人が座るといった場合に角が使いにくく、脚のある場所に人が座るさいに脚が邪魔になります。


2本脚の場合、上述した4本脚のでデメリットを解消してくれます。横に長いベンチやベンチシートを使う場合は横からで出やすくなります。さらにテーブルの角が使いやすくなります。ですが、2本脚の場合、脚をつける位置に気をつける必要があります。2本の脚がテーブルの端に使いつまり外側に付け過ぎると見た目のバランスが悪くなります。さらに短手のほうに人が座る場合は、脚の位置が外過ぎると邪魔になります。そのため、4本脚に比べると少し内側に脚をくることになりますので、座る人数に対して余裕のあるサイズの天板だと採用がしやすくなります。


ソリウッドのダイニングテーブルの場合、4本脚タイプが基本的なデザインとなります。まずは最もオーソドックスなデザインである80mmの角脚になります。ソリウッドではType STと呼んでいます。シンプルではありますが、力強さがある脚になります。


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Type Tと付けられたデザインの脚は、別名斜めテーパー4本脚と呼んでいます。先にいくにしたがって脚が細くなっているテーパー脚です。テーパーがついた脚を少し斜めにつけています。見た目は最も華奢に見えますが、斜めになるように配置しているので、踏ん張りが効き、見た目以上に頑丈です。また、ここ数年では一番選ばれている脚のデザインでもあります。


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Type MTは4つの定番のデザインの中で唯一短辺側だけですが、幕板といわれる板が脚と脚の間についています。Type Tの脚と同様にこちらのタイプも先が細くなるテーパーがついています。ですが、Type Tとは違いテーパーがついた脚をまっすぐにつけています。そのため、脚が細く重い天板を乗せると横揺れに対して少々不安定になります。そこで、脚と脚の間に板を補強としてつけています。幕板をつけることで短辺側に座る際に幕板が邪魔にあることがあります。お誕生日席に毎日人が座るとなると、幕板が気になると思うので幕板がない他の3タイプを選んで頂くのが良いでしょう。


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最後の脚はType Xです。2つの板を3つのコマで固定した脚を45度づらしてつけています。これは少し変わったデザインの脚をラインナップに加えるためにデザインしたものです。そのため、他ではあまり見ないオリジナルティが高い脚になっています。


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賢木@吉祥寺

無垢材オープンラックの可能性【No.1865】

ソリウッドでは、無垢材の代表的な家具とされるダイニングテーブルの他にも本棚やリビングラックもオーダーで製作しています。その多くは背板、つまり後ろに板がないタイプのオープン棚になります。もちろん、背板や扉、引出しをつけたタイプの収納も製作することもありますが、全て無垢材で製作するとなると、オープンなモノに比べると、製作時の手間がより多くかかることになるので、価格的にもアップしてしまいます。


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無垢材で棚類を製作する際には、素材が頑丈であるということに利点があります。素材によっては背板を入れることで構造的に強くして、棚として成立させている場合もあると思います。ですが、比較的堅い広葉樹の無垢材を素材に使うことで、背板なしでも成立させる棚を作ることが出来ます。続いてオープン棚にすることのメリット・デメリットをみていきます。


インターネットでも気軽に閲覧することが出来るgooの辞書で「背板」を調べてみると、


1. 腰掛けなどの、人の背が当たる部分に取り付けられた板。

2. 材木から角材や板をとった残りの、片面に丸みのある板。

3. 「背負子」(荷物をくくりつけて背負うための木製や金属製の長方形の枠)に同じ。

4. 鎧の腹巻きの背中の引き合わせの隙間をふせぐために当てるもの。

とあります。先ほどから棚の背板といっていますが、この辞書には私が普段の接客でも使っている意味が出てきません。1,2は家具や木材に関する意味ですが、普段の会話ではあまり使われてはいないと思います。もしかすると、棚類の後ろ側につけている板について、「背板」とは言わないのかもしれませんが、簡単に意味合いを想像出来るので、一番しっくりくる言い回しになると思います。


少し脱線しましたが、棚類のメリット・デメリットに戻します。


・見た目がスッキリする

・部屋や空間の中に置き、仕切りとしても使える

・籠や箱などを利用して収納することも出来、汎用性の高いものが出来る

といったあたりがメリットでしょう。1つ1つ少し詳しくみていきます。背板がないことで余分なものがありませんので見た目がスッキリします。また、向こうの景色が見えますので軽やかな印象を与えます。また、背のあまり高くないオープンラックを置くことで、部屋の仕切りとしても使うことが出来ます。両側から使うことも出来ますので、飾り棚や衣服をたたんでおいておくなどすると、両側から使いやすくできます。最後にあげるメリットは収納するものによって、他のアイテムを追加することで汎用性が高くすることが出来ます。例えば、本を収納する場合はそのままの状態で本棚として使って、他の棚は市販の籠や箱に小物やお子様のおもちゃなどをまとめていれ、それをラックにしまうことが出来ます。こうすることで片付けにくいものやあまり見せたくないものも収納出来ます。さらには、気分や収納するものが変わった場合にも場所を入れ替えたりすることが可能です。引出しや扉をはじめからつけてしまうと、後から場所を変えたりするのは難しくなります。


デメリットですが、壁と隙間ができ、それが見えてしまう点がぱっと思いつきます。これは見た目の問題が大きいですが、同じサイズの本を収納する際はぴたっと奥まで収納することが出来ないので、きっちり揃わないといったことが生じます。これは細かなことではありますが、気にする場合は、背板もしくは高さ20mmほどのストッパーをつけるほうが良いでしょう。


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ソリウッドが製作するオープンラックは決まったサイズというものがありませんので、置きたい場所に合わせたサイズで製作することが出来ます。また、棚板の位置なども強度を保つために多少の制約はありますが、希望をお聞きすることは可能です。オープンラックをご希望の場合は、まずは外側のサイズと棚板の数などの仕様・樹種をお教えください。それをもとに見積りを算出します。見積りをご覧頂き先に進めるようでしたら、図面を描いて最終仕様をご相談させて頂きます。樹種などがわからない場合はお気軽にスタッフまでお申し付けください。もちろん、メールやお電話でも見積依頼をして頂くことは可能です。


賢木@吉祥寺

節も樹脂で埋めて平滑に仕上げます【No.1862】

節を樹脂で埋めたサンプルを瑞木@相模湖に作ってもらいました。これまでは口頭での説明と過去の製作実例の写真をお見せしながら説明をしてきましたが、実物を見てもらうのが一番だと思い、ウォールナット材とチェリー材で1枚づつサンプルを作りました。


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サンプルの板はこんな感じです。丸くて魚の目みたいなカタチをしている部分が節にあたります。節の部分が抜け落ちてしまっているので、その穴を埋めるためにウレタン樹脂を充填して平滑に仕上げています。


と突然節について話を進めましたが、改めて節とは何かを説明したいと思います。


節とは、木が伐採される前に枝があった部分になります。通常、伐採された丸太は、製材する前に枝をおとして、何枚かの板に分解されます。製材された板に木目の途中に丸い模様のように出てきます。節には、「生節」と「死節」があります。枝が生きた状態で成長して包み込んだものを「生節」といいます。この場合、まわりの木目部分と節の部分が一体化されているので、節の部分が抜け落ちることはありません。ですが、乾燥の工程で、節のなかで割れが生じて、少し隙間が出来ることはあります。一方、死節は枝が枯れてから包みこんだ状態のものを指します。節の部分が枯れて周りの木部と関わりがなくなってしまっているので、製材した際に節ごとボロっと抜け落ちてしまいます。


節は一般的に製材された板の欠点といわれることがあります。これは主に見た目への影響を考えた際に指摘されている点だと思います。他の大部分を占める木部と部分と違って明らかに異質な見た目をしていて、またどこに現れるかに規則性がないため、見た目を揃えるには節がないほうが統一感があって良いという考えに基づいての節に対する欠点のイメージがついてしまったと思われます。ですが、枝がない木は無いわけであって、節があるのがむしろ自然といえます。死節でも、節の中が割れて隙間が出来てしまっている場合でも樹脂で埋めてしまえば、テーブルとして機能に差はありません。ですが、見た目の問題で「目玉みたいで苦手」という方はいらっしゃいます。


次にソリウッドでの節の扱いについて説明します。


ソリウッドの無垢材テーブルには、4辺が直線にカットされたストレートカットテーブルと樹皮があった部分のカタチをそのまま残した耳つきテーブルの2種類があります。ストレートカットテーブルは、樹種・サイズ・仕上げを決めて頂きオーダーで製作する方式で受注生産をしています。実際に使う板の組み合わせにつきましてはこちらにお任せ頂くkとになります。先ほども少し説明しましたが、節の部分は明らかに他とことなる見た目をしているので、節があるとガラッと表情が変わってしまいます。そのため、天板の個体差が激しくなり、サンプルで展示しているものと大きく違うものになってしまう可能性が高くなります。そこで、ストレートカットテーブルについては、大きな節などは表に出ないようにするよう木取りをしています。こうすることで、ある程度の見た目の品質を保つようにしています。天板の裏面には節などが入っている場合があります。


一方、耳つきテーブルは耳のカタチだけでも同じ物はなく、個体差が激しいテーブルといえます。そのため、製作前に一度、板の写真や現物を一度見てもらうようにしています。節が天板の表にきてしまう場合でも、写真や実物で説明がしやすくなり、節がでることを納得して頂くようにしています。こうすることで完成品とのギャップを少なくすることが可能です。節の部分の周りは独特の木目が出ることが多く、それがあるからこそ素敵に見えるテーブルが出来ることも多々あります。


テーブル以外の棚についても、大まかな製作ルールを設けています。棚の外側や天板の上など、目立つ部分については節のない板を使うようにしています。ですが、側板の内側や棚板につきましては、本などを置いてしまえば目立つこともないと考え、小さめの節や入り皮などが入った板も使うことがあります。


このように、製作するものについて少しづつルールを変えて製作をしています。


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こちらはチェリー材の節部分を埋めたサンプル板になります。


賢木@吉祥寺

テーブルと椅子のサイズの関係性 その2【No.1859】

昨日は、ダイニングテーブルを検討する際に一緒に使う椅子との関係性について、脚と脚の間に椅子がしっかり納まるかどうかの確認が重要という話を書きました。今日は、もうひとつ重要な関係性である椅子の肘掛けが天板の下に納まるかどうかについてみていきます。


ダイニングに使う椅子は大きくわけて肘掛けがあるものとないものに分けられます。その他に背もたれがないスツールやベンチを使う方も多いと思いますが、今日のブログエントリーではこれらを除いた背もたれがない椅子を前提に話をします。肘掛けとはその名の通り、腰をかけた際に肘を置くための場所をさします。ダイニングチェアの場合、背もたれと前脚を結ぶような肘掛けと背もたれかから肘掛けがでているデザインまたは背もたれから後ろ脚にかけてのラインが背もたれになっているタイプがあります。


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もっともオーソドックスなタイプの背もたれから前脚を結ぶ部分が背もたれになっているタイプの例が宮崎椅子製作所のpepeチェアです。肘掛けも大きく面取りが施されているので肌へのあたりも柔らかく仕上がっています。多くの種類の椅子を製造している宮崎椅子製作所さんの中でも人気のある椅子と聞いています。座ってみるとそれも納得の座り心地です。


背もたれから肘掛けがでているタイプの例は、いのうえアソシエイツのAWAZA LDチェアです。


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横からの角度だと、背もたれとは別のパーツである肘掛け部分が飛び出すように出ています。肘掛けは小さめではありますが、地面と並行が保たれているので肘をのせた時の安定感が抜群です。


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3つめのタイプの例はISU-WORKSのMAGチェアです。背もたれを支える部分がそのまま後ろ脚につながるようにデザインされ、その途中で少し前方向に向かっているので、そこが肘掛けにもなっているデザインです。前2つのタイプと比べると肘掛け感は少し薄いですが、肘掛けのないものに比べるとやはり心地よく座れる感じがします。このタイプの肘掛けは出入りの際に、邪魔になることがなく椅子をひくスペースも少なくて済みます。ややテーブルと椅子を置くスペースが狭めだけど、肘掛けも欲しいといった場合はこういったタイプを選ぶと良いでしょう。また、椅子の上であぐらをかきたいという方もいらっしゃると思います。その場合もやはり前側に空きスペースが多いこちらのタイプが重宝されます。


ここまで肘掛けのタイプをみてきましたが、テーブルとの関係性をみる場合重要なのは肘掛けのデザインというよりは肘掛けの高さです。この肘掛けをテーブル天板の下に納めたいと考えると、当然ですが、床から天板下までの距離より、椅子の肘掛けの高さが短くある必要があります。肘掛けの高さはアームハイ(AH)とカタログなどに表記されることが多いです。ですが、このAHがカタログに記載されていないケースも多々あるので、実際に店員に聞いてみることをオススメします。


日本で生産されているダイニングテーブルの高さは70〜72cm程度のものが主流です。ですが、肘掛けのある椅子との関係性を考えるにはテーブル高だけでなく、天板の厚みも重要になります。当たり前のことですが、同じ70cmのテーブルでも天板厚が40mmのものは、床から天板の下までが66cmになり、天板厚30mmのものだと67cmとなります。60mmを超える厚みのテーブルは最近ではあまり見かけなくなりましたが、天板の厚みがあればあるほど、肘掛けのある椅子を納めるのは難しくなります。天板の高さを高くしてしまうのも1つの手ではありますが、今度はテーブルを使用する際にテーブル高が高く感じてしまうことがあります。


特に最近ではテーブルの高さを65〜68cmほどに低くしたいという方もいらっしゃいます。この場合、肘掛けのある椅子だと全く中に入らないといったケースも出てきますので、注意が必要です。


賢木@吉祥寺

テーブルと椅子のサイズの関係性【No.1858】

ダイニングテーブルを検討する際には一緒に使う椅子との関係性も大事になります。まずは、検討しているダイニングテーブルに椅子がしっかり納まるのかを確認する必要があります。確認する事項は主に、脚と脚の間に椅子が納まるかと肘掛けのある椅子が天板の下に納まるかの2点です。


脚と脚の間に椅子が納まるかを確認する

長辺の片側に2つずつ椅子を並べて4人掛けのテーブルの場合、W1350もしくは1500というサイズが候補に挙ってくると思います。食事をするテーブルの場合、1人あたりに必要なスペースは60×40cmといわれています。それを考えるとW1350でも十分な広さに感じますが、肘掛けのあるゆったりめの椅子を検討されている場合はしっかりと脚と脚の距離も確認しておかないとあとで椅子が2脚納まらないといったことになりかねません。


ソリウッドで製作するダイニングテーブルでは、脚の外側が天板より最低15mmはいったところにくるようにデザインしています。最もオーソドックスなデザインの80mm角脚の場合、両端の15mmずつと脚の太さの80mm×2の160mmを足した190mmを天板の長さから引いた数値が脚と脚の間の距離になります。W1350のテーブルだと1160mmが脚と脚の間の距離になります。単純に二等分すると580mmの幅の椅子が置ける計算になりますが、これだとテーブルの脚と椅子の端が接していることになってしまいます。これだと椅子を引くにも大変ですし、隣との距離もない状態なので、非常に窮屈に感じてしまい現実的ではありません。少なくともそれぞれ50mm以上はあけて置けるようにしたほうがよいです。


ソリウッドでは3つの国内生産ブランドの椅子を扱っていますが、その幅は椅子それぞれで違います。例えば、コンパクトなサイズかつ途中までですが肘掛けがついているMAGチェア(ISU-WORKS)は最大幅が462mmになります。このサイズですと、先ほどのW1350のテーブルに2脚納めても少し余裕がある感じに出来ます。


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上の写真はW1350のテーブルにMAGチェアと同じ幅のTAGチェアを2脚並べて納めた事例になります。見た目的にも無理のない納まりになっているのがわかって頂けると思います。


肘掛けのないタイプでもよければ、宮崎椅子製作所のPocketチェアもW1350のテーブルにはオススメです。コンパクトで見た目も可愛らしい椅子ですが、見た目以上にしっかりと座れて、座り心地も安定感があります。その理由は、幅のある背もたれにあると考えています。背もたれの幅はあると、長時間座っていても背中があまり痛くなりません。W400mmなので、W1350のテーブルでも余裕をもってゆったりと使えます。


ゆったりめで肘掛けのある椅子を2脚並べたい場合、W1500以上のテーブルが良いと考えています。W1500になると80mm角の脚でも脚と脚の距離が1310mmになります。


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こちらはW1500のテーブルに肘掛けのあるRINチェアを納めた納品事例になります。RINチェアは北海道津別町にある山上木工が製作する椅子ブランドであるISU-WORKSのラインナップにある肘掛けがあるタイプの椅子です。W525mmとゆったりと座れるサイズになっていますが、W1500のテーブルであればしっかりと納めることが可能です。


少し余談になりますが、椅子ではなくベンチを置きたいという方もいらっしゃると思います。その場合も脚と脚の間に納まったほうがスペース的にもよいと思います。ベンチの場合は、テーブルの長さから300mm短いサイズを提案することが多いです。W1500のテーブルですと、ベンチはW1200といった具合です。このサイズですと、ソリウッドの定番の脚であれば脚と脚の間に納まります。


続く


賢木@吉祥寺