家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

家具の選び方の最近のブログ記事

ダイニングテーブルのサイズを考える【No.1806】

このブログでも何回もテーマにしていますし、吉祥寺ショールームで行っているミニセミナーでも無垢材テーブルの選び方のアドバイスの1つとして「サイズ」についても話をしています。それだけ、ダイニングテーブルをご検討中の方の多くが悩んでいるもしくは、判断する基準や目安が欲しいということだと思います。既製品の場合、あまり気にせずに売っているサイズなのだから、問題ないと判断してしまうこともあるかと思いますが、置くスペースや使い方は人それぞれな部分がありますので、購入した後で「思ったより、部屋を占領してしまったな」、「家族全員がテーブルに揃うと狭いな」と不具合が出ないように、テーブルのサイズについてもしっかりと確認しておくとよいでしょう。


食事をするテーブルの最適なサイズを導きだす考え方は主に2つあります。「一度に座る人数から考える」「テーブルを置くスペース」です。


1人分のスペースの目安は、60×40cm

「一度に座る人数から考える」際には、テーブルの長手方向に何人座ることが出来るようにするのかを考えます。ここで、抑えておくべき指標が食事をする時に必要な1人分のスペースです。一般的に、1人あたり60×40cmが最低限必要とされています。


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もし、それぞれの長辺側に2人づつ座るとなると、長手側が60×2の120cm、短手側が40×2の80cmが必要となります。3人座るとなると、60×3の180cmが必要となります。ただし、これはあくまでも最低限の必要なスペースであるということで、実際に長手側に椅子2脚をいれると狭く感じることがあります。肘掛けのあるタイプの椅子だと脚と脚の間に納まらないこともあるので、注意が必要です。


ソリウッドの定番のストレートカットテーブルの場合、脚の端がテーブルの端から1.5cm奥まったところにくるように設計されています。最もオーソドックスな80mm角脚の場合、W120cmのテーブルだと、脚と脚の間の距離は、101cm、W135cmだと、脚と脚の間は、116cmとなります。肘掛けがあるタイプの椅子は大きいもので幅が50〜60cmぐらいあるものがあります。W135cm程度の長さだと、これらの大きめな椅子2脚を納めるには少し窮屈になります。この場合、テーブルの天板はW150cmほどあったほうが良いと思います。


壁からテーブルの端まで最低60cmは必要

続いて「テーブルを置くスペースから考える」をみていきます。


ここでもおさえておくべき指標があります。椅子をひいて腰かけるためには、テーブルの端から一番近い壁までの距離が60cm以上確保されていると良いとされています。テーブルの奥行きが85cmのテーブルの場合、左右に60cmのスペースを確保するとなると、60+60+85(テーブルの奥行き)の205cmのスペースが必要ということになります。また、人が椅子に座った状態でその後ろを人が歩いて通ろうとすると、壁からテーブルの端まで110cmは慣れていれば問題ないとされています。キッチンに近い場所にテーブルを置く場合は、配膳のルートなどを確認して、どちらか一方は壁から110cm離したところに置くとよいでしょう。


以上の指標に気をつけて頂ければ、最低なテーブル天板のサイズがみえてくると思います。


4人掛けであれば、W1350〜、肘掛けのある大きめの椅子を並べて置くことをお考えなら、W1500以上でお考え頂くのが良いと思います。ご購入時は家族2人でも将来的に家族が増えることもあると思うので、スペース的に余裕があればW1500程度のものをご検討頂くのが良いかなと個人的には思っています。


また、サイズが小さいテーブルもオーダー出来ますか?とお問い合わせ頂くことがございます。もちろん、80×80cmの正方形や100×60cmくらいのデスクサイズのテーブルなど、製作することが可能です。ご希望の樹種とサイズをお知らせ頂ければ見積りの算出が出来ますので、スタッフまでお問い合わせください。


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賢木@吉祥寺

温かみを感じるのはチェリー材!?【NO.1803】

無垢材テーブルを検討されている方が悩むポイントとしては「樹種」「サイズ」「仕上げ」の3つが挙げられます。このポイントについては、毎月行っているミニセミナーで話をしている内容になりますが、それぞれの特徴と選び方のポイントがわかれば、ある程度候補はしぼられると思います。今日のブログでは、「樹種」の選び方にスポットをあててみます。


「樹種」を選ぶポイントとしては、ソリウッドで扱っている樹種は広葉樹がほとんどですので、ある程度の硬さがあります。木材は広葉樹と針葉樹の2種類い分類できます。この分類は、構造の違いによるものです。針葉樹はより原始的な構造であり、木部のほとんどが仮導管という組織で占められておりシンプルな構造をしています。一方、広葉樹は水分や養分を運ぶ導管や放射組織などが独立してあり、針葉樹より複雑な組織構成になっています。その分、広葉樹は針葉樹より硬いのが一般的です。英語では、広葉樹を"Hard wood"、針葉樹を"Soft wood"と呼んでいます。木材はそれぞれの樹種がもつ性質をしっかりと把握して、適材適所に使う必要があります。針葉樹は柔らかいので、テーブルなどの家具にはあまり向いていません。針葉樹の代表格は、杉、檜、松(パイン)などですが、日本では、主に家の構造材やフローリングに使われています。針葉樹は縦にまっすぐ伸びるので、表面の硬さはありませんが、長くまっすぐな材が多くとれるので、柱などには向いているといえます。


広葉樹の中でも、硬さについては違いがあります。ですが、テーブルとして使う上では程度問題なので、あまり大きく影響することはないと考えて頂いて良いと思います。例外として、桐材は広葉樹ですが、針葉樹並みに表面が柔らかく爪を立てて押すと、すぐに凹んでしまいます。ですので、桐材はテーブルなどある程度の硬さが必要な家具には使わないほうが無難です。


硬さ的にそこまで違いがないので、あればどういった基準でダイニングテーブルの樹種を選べばよいのでしょうか?私は普段、色味や肌触りの違いがあるので、その好みや周りのフローリングや壁、その他家具との相性で決めて頂くのがよいと話をしています。


15〜20年ぐらい前から、家具用のオイルというものが普及し始め、無垢材の家具の仕上げに使われることが増えてきました。それまでは、ウレタン塗装が主流で、ソリウッドでもクリアなウレタンや着色をした後でウレタンで仕上げる塗装を長い間やってきました。有害な化学物質が含まれていない、木の本来の質感を味わえるといったオイルの特徴が無垢材と非常にマッチするため、オイルを採用することが多くなりました。オイルとウレタンでは、それぞれメリットデメリットがあるので、その違いをしっかりと把握した上で、どのようにテーブルを使っていきたいか、何を重要視するのかで決めて頂きたいと思います。


オイル仕上げが普及したことで、木本来の色味の違いがそのまま家具の色味の違いになるようになりました。一般的には木材は黄色みがかった淡い褐色のイメージがありますが、それだけでなく、こげ茶色のもの、赤みが強くでるもの、白っぽいものなど様々です。色味が違うと受け取る印象も変わってきます。今日は「あたたかみ」「ぬくもり」を基準に色味の違いを考えてみます。


無垢材テーブルの場合、木のもつあたたかみやぬくもりを求める方が多いです。ですが、色味の違いによって少しそのあたりの感じ方が違うと思います。ここからは私の個人的な印象の違いを述べていきます。


温かみを感じるのは、経年変化後のチェリー材

ソリウッドで定番として扱っているのは、ウォールナット材、チェリー材、メープル材、タモ材、ナラ材、クルミ材などですが、このなかで一番ぬくもりや温かみがあるのは、チェリー材かなと思います。チェリー材は出来た当初は、薄いピンクがかった色味をしていますが、半年もすると色味が濃くなりオレンジがかった茶褐色になっていきます。色が変化することで、艶が出てきて温かみがますと思います。


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上の画像は、弊社スタッフが自宅で使っているチェリー材のMAYチェアの肘掛け部分です。数年経って、色が濃くなってきました。この画像でも温かみを感じて頂けると思います。


賢木@吉祥寺

ケヤキ材の新たな活用の道【No.1802】

ソリウッドでご注文を受けているストレートカットテーブル(四辺が四角い天板)は予め決められた6種類の樹種から選んで頂いてご注文頂くカタチになります。現在では、ウォールナット・チェリー・メープル・タモ・ナラ・クルミの6種類になります。多少、堅さや加工性の違いがありますが、テーブルとして使って頂く分には強度などは問題ないとお考え頂き、見た目の木目の出方や色味などで選んで頂ければと思います。


樹種が決まっている耳つきテーブルに対して、樹皮の部分のカタチを残して天板を製作する耳つきテーブルの場合は特に樹種が決まっているわけではありません。その時の在庫によって製作出来るものが異なってきます。比較的ご要望が多く、在庫していることが多いのは、ウォールナット材やチェリー材、カバ材やトチ材といった樹種になります。また、製作することが稀なものとしては、タブノキやチャンチン材といった普段はほとんど名前を聞かない樹種も過去には製作した実績があります。タブノキは他の樹種とは違う赤茶色の色味をしていて、非常に魅力的な天板になりました。チャンチンは、中国原産の木で、濃い赤茶色をしています。木目は非常にはっきりと出ています。現在吉祥寺ショールームに展示しているチャンチン材の耳つき天板はサイズW1650×D850で、厚みが40mmあります。独特な木目が出ていて、無垢材のテーブルらしい感じがします。


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このチャンチン材のテーブルを比較的無垢材テーブルなど木に詳しい方がみると「あれ?ケヤキみたいだね!?」といった感想をもたれる方も多いのではないでしょうか?確かにケヤキの木目の出方に似ています。そこで今日はケヤキ材について、書いてみようと思います。


木に詳しくない方でも「欅(ケヤキ)」という文字を見たり、聞いたりしたことがある人は多いでしょう。欅は街頭の街路樹として植えられていたり、公園や神社には幹の太い立派な欅を見ることが出来ます。


ケヤキは木材としては古くから、座卓やダイニングテーブルの天板、箪笥などの家具の材料として使われたり、意匠的に大黒柱などに使われてきた我々の暮らしに欠かせない木として親しまれてきました。材木の業界でも広葉樹の王様として良い板は非常に高値で取引されていた時代もありました。ところが、最近では大きな1枚板の天板の需要が少なくなってきたり、濃い色味やモダンな印象のインテリアデザインが好まれるようになったりで、人気的には低迷していると言わざるを得ません。ですが、なんともいえないオレンジ色の褐色やはっきりと堂々と現れる木目を見ているとほんとキレイな板だなと思うことが多い木です。また、ケヤキのようなはっきりとして木目が好きという方にはたまらない樹種だと思います。ソリウッドでも必ず在庫があるわけではありませんが、材木市場に2枚はぎ程度でキレイな天板になりそうなものや面白い表情をしている板があれば、競り落とすこともありますので、ケヤキをご希望の方はスタッフまでお尋ねください。


さきほど、テーブル天板としては人気が落ちてきたと書きましたが、新たなケヤキ材の活用例も出てきてます。ソリウッドでもいくつかの椅子を扱っている宮崎椅子製作所さんは少し前からケヤキ材を通常の樹種ラインナップに加えています。メイドインジャパンの椅子工房として、イタリアミラノの展示会などに出品するなど世界を視野に入れている同社ですが、日本ならではの樹種としてケヤキを選択しているのだと考えます。これまでは椅子に使うことはあまりなかった材ですが、椅子のような細かい部材にしてみるとはっきり大味な木目もあまり目立たなく、なんともいえないオレンジがかった褐色が良い味を出しています。


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現在、吉祥寺ショールームにケヤキ材のpepeチェアを展示していますが、この椅子を展示してからケヤキ材での椅子の注文が増えました。ブラックチェリーほどは濃くないけど、少し色味がある椅子を探している方にはピッタリの樹種かもしれません。


賢木@吉祥寺

ダイニングテーブルと椅子はセットで買う必要がある?【No.1799】

吉祥寺ショールームには、様々なお客様がいらっしゃいます。ダイニングテーブルとダイニングチェアを同時期に探しているかた、とりあえずダイニングテーブルを探している方、自分にあう長く座っていても疲れにくい椅子を探している方、目的は本当に人それぞれです。ソリウッドでは、創業以来中心商品としているオリジナルのダイニングテーブルを神奈川県相模湖にある自社工房で製作しています。工房は小さな工房ですので、最小限の機械、最小限の職人で日々製作をしています。以前は椅子についても自社の商品を製作していた時期もありましたが、現在は工房のキャパシティを超えてしまうため椅子の製作はほとんどしていません。その代わりに国内で製作している椅子メーカーの椅子を仕入れるカタチで吉祥寺ショールームで販売しています。現在では、徳島県にある宮崎椅子製作所、北海道津別町の山上木工が製作しているISU-WORKSブランドの椅子、腰の椅子をコンセプトにデザイン、製作されているいのうえアソシエイツのAWAZAチェアの3ブランドの20種類を超える椅子を扱っています。


お客様と話をさせて頂く中で、「テーブルと椅子はどのように組み合わせればいいのですか?」「このテーブルにはこの椅子というのはあるのですか?」といったテーブルと椅子の組み合わせに関する質問を頂くことが多々あります。


ソリウッドのテーブルはシンプルであり、見た目の主張は木のもつ木目であったり、耳のカタチで十分という考えでデザインしているので、基本的にはどのような椅子でも比較的合わせやすいようになっていると思います。ですので、ダイニングセットとか、このテーブルにはこの椅子といったことはなく、自由に好みの椅子を選んで頂ければと思います。


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では、椅子のデザイン以外の部分はどのように考えればいいのでしょうか?


一般的にはダイニングテーブルと樹種を合わせた椅子を選択するケースが多いように思います。ただ、これも絶対というルールは存在しませんので、テーブルも椅子も色が濃いウォールナットで合わせてしまうと暗くなりすぎてしまうということもありますので、その場合は少し色のトーンが明るめのチェリー材などの椅子を選ぶことも問題ないです。また、クルミ材やクリ材、トチ材のようにダイニングテーブルとしては選択することが出来るけど、椅子はあまり製作されていない樹種もあります。ソリウッドで扱っている3ブランドでもこれらの樹種の椅子はラインナップにありません。その場合は、似たような色味の樹種を選択することで統一感は出せますので、同じ樹種にこだわる必要はないと思います。例えば、クルミ材のテーブルの場合、椅子はナラ材と組み合わせるとあまり違和感はありません。トチ材の場合は、白っぽいトーンで合わせるならメープル材、少し落ち着いた組み合わせにしたいならナラ材の椅子を選ぶといいでしょう。


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デザインと色味の次ぎはテーブルの高さと座面の高さについてもチェックしてみてください。ソリウッドで扱っている椅子の中でも椅子の座面高は微妙に違います。だいたい410mm〜430mmのものが多いですがなかにも440mmといったものもあります。決まったセットである場合、テーブルと椅子の座面高はすでに合うようにセットされていることがほとんどだと思いますが、自由に選択出来る場合はお互いの高さがあっているかを確認してください。その際に目安となるのが差尺の値です。差尺とは、テーブルの天板の上の高さの数値から椅子の座面高の数値を引いた値をさします。テーブルの高さが700mmで椅子の座面高が420mmの場合、差尺は700から420を引いた280mmになります。一般的な日本人の体型の場合、人間工学的に差尺が280mm〜300mmが快適に使えるとされています。


ダイニングテーブルと椅子をご検討されている方は、参考にしてみてください。


賢木@吉祥寺

オイル仕上げのテーブルメンテナンス講座の内容を簡単に【No.1792】

今年も吉祥寺ショールームではミニセミナーを開催していきます。2017年1回目の講座は、オイル仕上げのテーブルメンテナンス講座でした。これは、原則、奇数月の第2日曜日に開催しているもので、オイル仕上げのテーブルをご使用中の方向けにメンテナンスを実践する内容になります。


オイル仕上げのテーブルは使用しているなかで、徐々にオイルの聞きが薄くなっていき、スベスベの肌触りが段々少しざらつきを感じようような感触になっていることがあります。水拭きを繰り返したり、あまりないとは思いますが、水で濡れている状態をそのままにしたりすると、ざらつく状態になるのが早くなります。


また、底が濡れたコップやお皿をしばらくそのまま置いておくと、コップやお皿の底のカタチの染みが出来てしまうことがあります。こういった染みを輪染みと呼んでいます。輪染みが出来てしまうと、布で拭いたり、水拭きをしたりするだけでは消えません。ですが、紙ヤスリで表面を軽く削ると、輪染みは消え、ザラザラになった肌割りは元のスベスベに戻ります。


テーブルメンテナンス講座では主に紙ヤスリをつかったメンテナンスと凹みを直す方法をメインで実践します。


講座で使うのは、吉祥寺ショールームにある小さな丸テーブルになります。こちらのテーブルの天板はタモ材で出来ています。表面の仕上げはもちろんオイル仕上げです。ソリウッドでは、ドイツのリボス社のオイルをメインで使っていますが、他のメーカーのオイルでも基本的なメンテナンス方法は同じです。


講座で使うテーブルは予めザラザラした肌触りにしたり、輪染みをわざとつけています。今回は二日ほど前から、テーブルの上に水をびしゃびしゃにした状態にして、今日の午前中に表面に残った水を拭き取りました。輪染みについては、別のウォールナット材の木片に底を濡らしたコップを置いて、1日強放置しておきました。


紙ヤスリをかける際は、#320の紙ヤスリを用意し、木目にそってかけていきます。ざらついた肌触りを直すには、かるくかけるだけで十分ですが、輪染みを消す場合は、少し力をいれてけずるようにします。輪染みはヤスリをかけると消えるのがわかりますので、完全に染みが消えるまでやすってみてください。紙ヤスリをかけたら、表面の木屑を一度布で拭き取り、キレイにします。その上からオイルを染み込ませるように塗ります。オイルを塗るとその部分が濡れ色になり色が濃くなるのがわかります。これを目安にムラがないようにオイルを塗ります。オイルが全体に濡れたら、今度はオイルがついていない布で表面に残ったオイルを拭き取るように全体を拭いていきます。この作業をしないと、なかなか乾かなかったり、ムラになってしまうことがあるので忘れないようにしてください。


テーブルに出来てしまった凹みについては、水分を補ってあげることである程度戻すことが出来ます。簡単な方法は酢水を含ませたコットン(脱脂綿)を凹んでしまった部分においてしばらくそのままにしておきます。


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こんな感じで20分ぐらいおいておくと、凹みが目立たなくなります。


もう少し本格的に直そうとした場合、アイロンを使ってあげると早くより効果がでます。用意するのは水に濡れた布とアイロンです。凹み部分はそう大きくないので、出来れば小さめのアイロンがあると便利です。ソリウッドの工房や吉祥寺ショールームで用意しているのは「裁縫こて」という小さめのアイロンです。


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「裁縫こて」はこんなカタチをしています。凹みを直すには、水に濡らした布を凹んだ部分にあてます。その上から熱くしておいたアイロンをあてます。こうしてあげると、短時間で凹みが戻ります。アイロンをあてた部分はオイルが抜けてしまっているので少しガサガサになっていることがありますので、その部分を#320の紙ヤスリで軽く整えた後、オイルをぬってリフレッシュ作業は終了です。


せっかくのテーブルに紙ヤスリでやすったりするのは、躊躇するという方も多いとは思います。#320の紙ヤスリでは取り返しのつかないようなことにはなりませんので、少しの勇気をもってチャレンジしてみてください。このようなリフレッシュ作業をすれば、テーブルは見違えるように艶や肌触りが蘇ります。ぜひ試してみてください。一度、実践をみてみたいという方はテーブルメンテナンス講座へぜひ参加してみてください。


賢木@吉祥寺

定番樹種のウォールナット材とクルミ材の紹介。【No.1791】

明日8日の14:00からオイル仕上げのテーブルメンテナンス講座を開催します。この講座はオイル仕上げのメンテナンス方法を実際に実演しながら学んで頂く講座です。オイル仕上げのテーブルは定期的にメンテナンスをする必要があります。メンテナンスをすればより綺麗にオイル仕上げの無垢材テーブルを永く使用して頂くことができます。テーブルメンテナンスに不安がある方、これからオイル仕上げのテーブルを使用してみようかと考えている方、ぜひ参加してみてくださいね。無料講座で押し売りをする訳ではありませんので、お気軽に参加してください。当日の飛び入り参加も可能です。講座内容の詳細は上のバナーをクリックしてみてください。

さて、今日のブログは無垢材テーブルの樹種に関してです。ソリウッドで受注している無垢材テーブルの樹種は様々です。定番のストレートカットテーブルは樹種が限られています。ソリウッドの定番樹種は、ウォールナット材・チェリー材・ナラ材・タモ材・メープル材・クルミ材です。人気なのはウォールナット材とチェリー材です。クルミ材の人気も上昇中です。

ウォールナット材は北米産の広葉樹材で、世界的に人気がある樹種です。ブラックウォールナットとも呼ばれています。その名の通り、色が濃い色をしています。黒とまでは言えないですが、濃い焦げ茶色をしています。耳つきテーブルに使用する幅が広い板は紫色の部分なども含んでいます。幅広いウォールナット材は紫から焦げ茶色まで様々な色の層を含んでいます。樹皮に近い部分は白太と呼ばれる部分で色が薄いです。ストレートカットテーブルの場合は表面に関しては白太がでないようにカットしてはぎ合わせています。(裏面には白太が入ります。)

ウォールナット材は北米産の木材で持続可能な林業が確立されている地区で産出されています。そのため安定的に供給されていますが、年々幅が狭くなっている印象を受けています。幅が狭くなっていて、さらに白太が入っている割合が増えてきています。なので、使用できる部分がどんどん少なくなっていて、近年でははぎ枚数を増やさざるを得ない状況になっています。850mm幅の場合でも7枚~8枚はぎになる場合もあります。(はぎ枚数は在庫板の状況は仕入れ状況によって異なります。)

ウォールナット材の特徴はなんといってもその色です。濃い茶色の色は他の樹種ではなかなかありません。落ち着いてシックな雰囲気を醸し出すのがウォールナット材の人気の秘訣だと思います。ウォールナット材はテーブルの他にも椅子や本棚、テレビボードなどの他の家具も揃えることができます。

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ソリウッドのウォールナット材テーブルとISU-WORKSのHUGチェアとLENチェアです。どちらも仕上げはオイル仕上げです。どうですかね、この雰囲気?椅子の座面に黒や茶色といった濃いめの色を選択することで、よりウォールナット材の持つ雰囲気を引き立てることができると思います。

ウォールナット材と同じ仲間の樹種があります。それはクルミ材です。ウォールナットを日本語にすればクルミです。ただ、木材の場合は単純に英語と日本語という違いだけではありません。指し示す樹種が異なります。クルミ材は日本、中国、ロシア産などのオニグルミ材を指します。北米産のブラックウォールナット材と違うのは色です。クルミ材は薄めの茶褐色をしています。

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ウォールナット材とは全然違う色をしています。でも木目をよくみるとウォールナット材と似ています。木目を見ると同じ仲間なんだなと分かります。クルミ材は優しい雰囲気を持っています。ちょっと素朴な印象を受けます。ダイニングを明るい印象にしたい場合にはオススメできる樹種ですね。ソリウッドでクルミ材を定番樹種にしたのは最近のことです。が、人気は上々で定番樹種に設定した後からコンスタントに受注を受けています。

今日は同じ仲間でありながら全く色の違うウォールナット材とクルミ材を紹介しました。ソリウッドの吉祥寺ショールームにはどちらの樹種とも見本のテーブルを展示しています。手触りなどを実際に触って試してもらいたいですね。

瑞木@相模湖

無垢材テーブルのメンテナンスに関するよくある質問【No.1789】

昨年の大晦日のブログエントリーで2016年に多く読まれたブログエントリーを瑞木@相模湖がまとめていますが、その中で1番読まれているのは、オイル塗装の無垢テーブルをメンテナンスしよう!というものでした。お店でお客様と話をしている中でもよく聞かれるのがオイル仕上げのメンテナンスについてです。そこで、今日は無垢材テーブルのメンテナンスについてよくある質問とその回答をまとめてみます。


オイル仕上げとはどういった仕上げですか?

→無垢材家具のオイル仕上げとは、家具用のオイルを木部の表面に浸透させ木部を保護する仕上げ方法です。オイルを塗ることで見た目的にも艶がでて、しっとりとした肌触りに仕上がります。よくオイル仕上げとともに選択できる仕上げ方法としてウレタン塗装というものがありますが、ウレタン塗装の場合は、プラスチック性の塗膜で木部をコーティングする塗装方法です。そのため、ウレタン塗装の場合は実際に触れるのは木ではなくプラスチックの樹脂ということになります。オイル仕上げとウレタン塗装のもっとも大きな違いはこの点です。また、ウレタン塗装は無垢材ではない木質素材を使った家具でもよく使われる手法です。オイルについては、オイルを浸透させるので、ある程度の厚みがないと浸透しません。また、メンテナンスの際に紙ヤスリで表面を削ることもあるので、無垢材以外では難しく、無垢材ならではの仕上げ方法ともいえます。


オイル仕上げに使われるオイルとはどんなものですか?

→家具の仕上げに使われているオイルは、天然のオイルを中心に家具用に調合されているオイルです。ですので、スーパーなどで販売されている食用のオイルとは厳密には違うものです。多く普及しているのはドイツ製のもので、日本でも比較的簡単に手に入れることが出来ます。メーカーによって含まれている成分が異なりますが、自然のものを使う、環境にも人にも優しいというコンセプトは各社共通しています。多くの家具用オイルは、植物のアマから搾取された亜麻仁油を主原料として、有害な化学物質は使用していないものです。


オイル仕上げの家具は手入れが大変だと聞きますが・・・実際はどうなのでしょうか?

→普段のお手入れは乾拭きや固く絞ったふきんで表面を拭いてください。オイル仕上げの表面の肌触りを保つには、水分をなるべく使わない点がポイントです。とはいえ、食卓として使う場合はそうも言っていられません。1年ほど使用しているとよく使う部分の表面がかさついた状態になってくることがあります。表面がカサついてきたら、オイルの補充をして頂くと再び艶が戻ります。ダイニングテーブルの場合、1年〜2年に1回ぐらいオイルを塗るメンテナンスをすることをオススメしています。


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オイルを塗る際は、家具用のオイルを綿100%の布に浸して、テーブルの表面に塗っていきます。オイルを塗ると、塗った部分の色が少し濃くなりますので、それがオイルが染みている合図だと思ってください。テーブルの全体をムラなくオイルが行き渡るようにしてください。全体に塗り終わったら、何もついていない布で表面に残っているオイルをしっかり拭き取ってください。この拭き取りをしないと乾きが悪かったり、ムラになる原因となりますので、気をつけてください。オイルを塗る作業自体は難しいものではありませんが、テーブルをキレイに保ち続けるのはなかなか難しいと思いますので、メンテナンスをする必要は出てくると思って頂くと良いと思います。


オイル仕上げの家具のメンテナンスについては、今度の日曜日1月8日(日)に吉祥寺ショールームでメンテナンス講座を開催します。時間は14時から30〜40分程度になります。オイル仕上げの小さめのテーブルを実際にメンテナンスする様子をご覧頂くことが出来ます。メンテナンスはこんな感じでやるんだということが把握頂けると思います。ご予約頂かなくてもご参加頂けます。興味のある方はぜひご参加ください。


賢木@吉祥寺

オイル仕上げのテーブルの輪染みを予防する方法【No.1788】

無垢材家具で採用される仕上げの方法として代表的なものはオイル仕上げとウレタン塗装です。オイル仕上げは、植物性の油を主原料に天然素材を調合した家具用オイルを使うことが多いです。日本で製作されている家具でもオイルはドイツ製のものを使っているところが多いです。ソリウッドでもドイツのリボス社というメーカーのオイルを主に使っています。ドイツのメーカーのオイルの多くは、主原料が亜麻仁油のものが多いです。家具には、亜麻仁油の他に、蜜織を主原料にした蜜蝋ワックスやクルミからとれる油を使ったクルミ油などが使われることがあります。これらのものを基本的には同様の特徴とメリットでメリットがあると考えます。


オイル仕上げの家具の最大の特徴は自然な質感が得られるということがあります。オイル仕上げとよく比較に挙げられレルウレタン塗装は、薄いプラスチック性の塗膜で木材表面をコーティングする塗装方法です。そのため、ウレタン塗装の場合、実際に手で触れている部分というのは、木材ではなくプラスチックということになります。一方、オイル仕上げの場合は、シャバシャバの液体状態のオイルを木部の表面に浸透させて保護するやり方です。そのため、木の自然な質感を感じることが可能になります。


ただし、良いことばかりではありません。オイル仕上げには、水に対して強くないというデメリットもあります。普段は、乾拭きか固く絞ったふきんで表面のほこりなどをとるようにします。水を大量にかけてしまうと、表面のオイルが抜けてしまい肌触りがスベスベからガサガサもしくはカサカサといった感じになります。また、底が濡れた状態のコップや皿等をしばらくおいておくと、その跡が染みになって残ってしまうことがあります。これを輪染みと呼んでいますが、オイル仕上げのテーブルの場合、どうしてもこのような染みがついてしまうことがあります。輪染みや食べこぼしなどで出来た跡は一度紙ヤスリでやすり、その上からオイルを塗ると染みが消えます。ですので、キレイにしょうとすればご自宅でキレイにすることができるのもオイル仕上げの特徴です。


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ではありますが、せっかくのテーブルなので出来れば、染みなどをつけたくはないと思います。そこで、今日はなるべく輪染みをつかなくするような策について書いてみようと思います。


お食事の時にランチョンマットやコースターを敷く

コップやお皿のカタチの染みを作らない一番の方法はテーブルに直接置かないことです。真っ先に思いつくのは、テーブルクロスをかけてしまうことですが、せっかくの無垢材のテーブルなのに木目が見えなくなってしまうのは残念です。また、ビニールのクロスを天板に密着させるのは木にとってもあまりよろしくない環境になります。木材は表と裏のどちらかがなんらかの影響で乾いたり湿ったりすると木材が反ってしまう原因になります。ですので、どちらかの面に空気を通さないものが密着しているのは、問題になるということになります。


ですので、テーブルクロスではなく、ランチョンマットやコースターのようにピンポイントで、食器などの下に敷くのが効果的だと思います。これだと、テーブル全体の木目を隠すこともありませんし、食事以外の際には片付けることも比較的容易です。


皿やコップを置く際に、裏側をサッと拭く

輪染みがついてしまうのは、食器の裏側が濡れていることが主な原因です。食器の裏側が濡れてしまっているのはいくつか理由が考えられますが、無垢材テーブルの上に置く際にサッと拭く習慣をつけておくと、輪染みはつきにくくなります。この方法は、染みをつけたくないという意識が高い人であれば、簡単に出来ることではありますが、お子様を含め家族全員に徹底することは難しいかもしれません。


ちなみに私は、使い始めた当初はランチョンマットやコースターを使っていましたが、いざとなれば紙ヤスリをかけてリフレッシュさせればいいのだからと、ランチョンマットを使うことを今はしていません。グラタンなど容器が熱いものを置くときは、鍋敷きを使います。また、底が濡れているものを置く際は、サッと拭くようにしています。


賢木@吉祥寺

無垢材テーブルを比較検討する際に注目すべきポイント その2【No.1782】

今日のブログエントリーは、昨日書いた無垢材テーブルを比較検討する際に注目するポイントというエントリーの続きになります。昨日のブログをまだ読んでいない方は以下のリンクからどうぞ。


無垢材テーブルを比較検討する際に注目すべきポイント

昨日のブログでは、無垢材テーブルの作り手の考え方の違いが最も顕著に現れる天板の裏側に注目して、チェックポイントが2つあるとして、その1つ目について書きました。今日は天板の裏側のどこを見ればいいのかというチェックポイントの2つ目は、「無垢材の反りに対する対策がどのようにされているか?」という点です。


木材が生きている状態、つまり立木の状態では木部の中に水分が大量に含まれています。木を伐採して、丸太を何枚かの板に製材します。製材した状態で外に置いておくと、木部の水分が板の表面から蒸発し、板が乾いていきます。板が乾くと水分がなくなった分、木部が収縮していきます。木材は一般的に樹皮に近い部分のほうが水分が多く含まれているとされ、木の表裏で収縮する比率が異なります。そのまま、収縮が続くと水分が少ないほうに木部が反っていくことになります。つまり木材は乾燥が進むことで反りが出てくるということになります。ですが、木材に含まれている水分が15%以下になると、外部の環境と平衡状態になり、反りがとまってきます。従って、木材を家具に使う際は、よく乾燥させて平衡状態になるまで下がったものを使うことが鉄則になります。


とはいうものの木材は自然の素材ですので、絶対ということはありません。製作前に含水率が低く下がった板でも、テーブルにした後に湿度の変化により木が伸縮することがあります。その際に、反ってしまうことがないこともありません。中には、十分に乾燥している板であれば、テーブルの使用に不具合がでるようなことはないので、反り止めの加工をしていないというテーブルもあると思います。ですが、ソリウッドでは、木材で絶対ということはないので、保険的に天板の裏側に反り止めの加工を施すことが必要と考えています。


この反り止めについてもやはり、作り手いよって方法が異なります。よくみられるのは以下の3つです。


木製の反り止めを天板裏につける

金属製の反り止めを天板裏につける

幕板で組んだ脚をつける

上の2つは、天板裏に反りを防止する固いものを天板裏につけ、抑えてあげるという方法です。一般的には木製のものと金属製のものが使われます。木製のものは厚みが5〜6センチの木片を天板の木目に垂直に交わるように取り付けます。伝統的な木工技法である蟻桟といわれるやり方と反り止めを木ネジで天板裏につける方法があります。木製の場合、反り止めがどうしても大きくなってしまうため、場合によっては椅子などを収納する際に邪魔になってしまうこともありますが、大半の場合は特に問題にならないと思います。


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金属製の反り止めは多くの場合、天板裏に埋め込みます。そのため、天板裏をスッキリとさせることが出来ます。ソリウッドではこの金属製の反り止めを採用しています。ソリウッドでは、天板の厚みによって、L字型のものやコの字型のものを用意しています。


最後の反り止め策は幕板を組んだ脚をつけることによって反りを防ぐ方法です。幕板というのは、4つの脚の間にはわす板のことです。この幕板をコマといわれる木片や木ネジを使って固定します。天板裏に幕板を密着させることで天板の反りを防ぐことが出来ます。


幕板を使った場合、この幕板がテーブルに座った際に快適さを減少させるデメリットがあります。椅子に座って足を組んだり、肘掛けがついている椅子を天板下に収納することが出来ないといった場合があります。


反りに対する対策については、上述した以外にも方法はあるかと思います。どの方法にもメリットもあればデメリットもあります。見極めるには、なぜその方策をとっているのかをメーカーまたは販売店のスタッフに聞いてみることが一番だと思います。その説明をきいて納得した上で、実際に購入してみるのが良いと思います。


賢木@吉祥寺

無垢材テーブルを比較検討する際に注目すべきポイント【No.1781】

無垢材テーブルをお探しのかたはまず木の種類やテーブルのデザインといったところから探す方がほとんどだろうと思います。まずは、Googleなどの検索エンジンで「希望の樹種 無垢材テーブル」などのキーワードで探す方も多いでしょう。検索の結果、好みのものをいくつかピックアップしてさらに調べ、比較検討するというプロセスをたどる方も多いと思います。ネットの情報だけでは不十分なので、実際の店舗を訪問して検討される方もいらっしゃると思います。


いくつかの家具屋さんを調べてみると、同じ樹種のテーブルで、見た目は似ていても価格に違いがあったり、構造的に全然違うものがあったりします。中には詳細な説明なしで、価格だけ表記しているなんてこともあります。


そこで、一見すると同じように見えるテーブルでも、どういったところを見比べればいいのか、どういったポイントをみるべきなのかを私なりにまとめてみます。


テーブルの違いは天板の裏にある

無垢材のテーブルはいまやいろんな家具工房が製作をしていて、いろんな家具屋さんで販売がされています。そんななかで、しかっりとしたものを選びたいと思っている方がほとんどでしょう。無垢材テーブルは、天然の木材を使用していますので、木目などはひとつひとつ違いがでます。でも、同じ種類の木材であればある程度仕上がりは想定できます。オーダーを受けてから製作する場合も多く、店舗でみたテーブルの木目とは違うものを購入することがほとんですので、細かな木目などは納品のときにわかる場合が多いと思います。ですので、木目という見た目で選んでしまうと、当然同じ木目のものが届くわけではありませんので、こんなはずじゃなかったといった後悔の念が生じることにもなりかねません。


そこで、見た目の問題よりは、もう少し踏み込んだ内容で比較検討をされるの良いと考えています。無垢材テーブルで作り手による違いが出やすいのが、天板の裏側です。天板の裏側と聞くだけでは、木材なので、裏も表も同じだと思われがちですが、ここでは木材の裏側ではなくテーブル天板の裏側に着目してみます。


実は、天板の裏側は作り手(メーカー)の違いが最も顕著に現れる部位でもあります。それは、作り手が考えていることが如実に影響があるからです。無垢材テーブルの天板の裏をチェックするポイントを2つ挙げてみます。


ひとつは、天板と脚がどうのようについているのか?という点です。天板と脚がどのようについているのかを確認する理由は、天板と脚の付け方がぐらつきや将来的な利便性に大きく影響をしているからです。天板と脚が、一本の脚につき複数のボルトでとまっていれば、ぐらつきなどが起こりにくいと考えます。よくあるタイプとして、脚の先にネジがついていて天板裏にねじ込むというものがありますが、しばらく使っていると少し緩みがでてガタつきの原因となる場合があります。緩んだ場合、再度ねじ込めば一時的に解決となりますが、しばらくするとまた緩んでくる可能性が高いです。


天板と脚が簡単に外せるか、また何度も組み立てることが可能かというのも、チェックしておきたいポイントです。中には一度組み立ててしまうと、再度組み直すのが難しいというテーブルもあります。はじめからそこにずっと置くことがわかっている場合はそれでも問題ないですが、将来的に置く場所を変えるとか、引っ越しをする可能性がある場合は避けたほうがよいでしょう。


ソリウッドでは、プレート付けという方法で天板と脚を取り付けています。この方法を採用している家具メーカーは多くないと思います。


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ですが、機能面を考えると非常に有能で、取り外し、組立てが用意に出来る、1つの脚につき4箇所以上をボルトで固定が出来る、様々なデザインの脚に対応が出来るというメリットがあります。デメリットは、せっかくの木の天板なので、金属は使いたくないという方もいらっしゃいますが、この方法ではそのニーズにお応えすることが出来ません。


続く


賢木@吉祥寺