家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

納品例の最近のブログ記事

イタヤカエデ材で製作した耳つきテーブルを納品して来ました。【No.1777】

本日は配達に行ってきました。私自身久しぶりの配達でした。3連休の中日だったので朝は道も空いていて気持ちよく走ることができました。帰りはやはり混んでましたね。すごい渋滞には遭わなかったですが、やはり車の量が多かったです。土日は木工教室があることが多いので私が配達にいる機会は少ないんです。今日は木工教室がなかったので私が配達に行きました。

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イタヤカエデ材の耳つき4枚はぎテーブルです。カエデの種類はたくさんありますが、木材として流通しているのはほとんどイタヤカエデです。カエデの多くはそんなに大きく成長しないようです。たしかに街に生えているカエデの木はそれほど大きくはないですよね。イタヤカエデは大きく成長するので板として使用することができます。イタヤカエデの特徴は木肌のきめ細やかさですね。とにかく緻密で触り心地がとっても良いです。見た目は穏やかですが、硬さや重さはしっかりとあって丈夫です。

脚には北米産のハードメープル材を使用しています。同じカエデの仲間ですね。ハードメープル材も硬さは同等にあり、木目のきめ細やかさも持っています。でも、イタヤカエデ材と比べると表情が少しノッペリとしています。色もハードメープル材の方が黄色がかっています。イタヤカエデ材は少しピンクがかった色をしています。

イタヤカエデ材は乾燥が難しいです。乾燥中に大きく反ったり、捻れたりしやすい材なんです。もちろん個体差はありますが、そういう傾向をもった板が多いですね。そのため幅広く使用できないことがあります。今回おさめたイタヤカエデ材の板もそうした板です。幅的には2枚はぎでテーブル天板になるサイズの板でした。しかし、乾燥中に真ん中でV字に反ってしまいました。そのまま平面を出すとかなり薄くなってしまうので、真ん中で切って2枚の板にして平面をだしています。なのでイタヤカエデ材の場合は4枚はぎで耳つきテーブル天板にすることが多いです。4枚はぎであっても同じ丸太から製材された板を使用することが多いので、統一感のある天板にすることができます。

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椅子はYチェアでした。Yチェアはブナ材ですが、イタヤカエデ材とも色や質感が似ているので組みあわせとしてもグッドです。イタヤカエデ材やハードメープル材、ブナ材は散孔材といって導管という組織が狭いんです。なのでいわゆる木目がハッキリとでない特徴があります。木目がハッキリしていない共通点があるから組み合わせても違和感を感じないんですね。

イタヤカエデ材を使用した椅子はあまり存在しません。国産のカエデ材は供給量が少なく安定していないので、定番商品として製作し続けるのは難しい状況にあります。北米産のハードメープル材は供給量も多く安定していつでも入手できます。なので、ハードメープル材を使うことが多いですね。ソリウッドが取り扱っている椅子メーカーもメープル材の椅子は製作しています。

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ISU-WORKSのGシリーズの椅子はメープル材を選択することができます。写真はメープル材のMAGチェアです。座面に白いレザーを組み合わせたバージョンです。シンプルなデザインでありながら短い肘掛けもついていて使いやすさも問題ありません。宮崎椅子製作所の椅子もメープル材を選択することができます。白っぽい色の木の椅子もお探しの方はメープル材を選択されると良いでしょう。

メープル材だとすこし白過ぎると感じる方はブナ材の選択もありでしょう。ISU-WORKSの椅子はブナ材は選べませんが、宮崎椅子製作所の椅子ならブナ材を選択可能です。

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こちらはブナ材のPocketチェアです。落ち着いた色合いが楽しめます。先ほども書きましたがイタヤカエデ材と相性も良いです。

瑞木@相模湖

テーブルと椅子の材が違う納品例【No.1740】

この世界には25万種を超える樹種があるといわれています。そのうち、家具などに使われているのはごく一部だと思います。家具よりもフローリングに使われている樹種のほうが感覚的には多いと思います。建築雑誌やウェブなどをみていても、家具には普段使われない材でもフローリングに使われているものがわりとあります。代表的なのはカリンやローズウッドといった樹種です。


木材は適材適所に使われるべきで、その材のもつ特色が最も活きる場所で使ってあげるのが一番です。ですので、樹種によってはテーブルの天板としてはよく使われるけど、フローリングや椅子など幅が狭い板でもつかえるところにはあまり使われないといったことあります。ソリウッドで扱いのある樹種の中でも、テーブル天板には使うけど、脚や椅子ではラインナップにはないといったものがあります。今日はそういった樹種を紹介しながら、他の樹種と組み合わせるコーディネート例をみていきたいと思います。


毎年、ソリウッドでは15種程度の樹種を使って家具を製作しています。定番のストレートカットテーブルでは6樹種、テレビボードや本棚などで5種類をラインナップしています。その他の10程度の樹種は耳つきテーブルで使っているものになります。


まずはじめにトチ材を紹介します。トチは感じで書くと栃になります。感じで書いたほうが馴染みのある方も多いかもしれません。トチ材は日本が原産国で一枚板でもダイニングテーブルが製作できるほど大きな板がとれる木でもあります。昔から座卓の天板などとして使われてきました。色味はクリーム色がかった褐色で、明るい印象の板です。中心に近い部分は薄い赤茶褐色をしています。逆に外側の部分は白っぽい色味をしています。中には赤い部分がないものもあり、全体が白い板のほうが価値が高いとされています。


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こちらはトチの2枚はぎの耳つきテーブルにブナ材のUUチェアを合わせた納品事例になります。トチ材は耳つき天板になるような幅の広い板が多く流通しています。ソリウッドでは、幅が400〜500mm程度の板を材木市場で仕入れることが多いです。このぐらいのサイズだと2枚はぎで耳つき天板になります。価格的にもW1500程度で20〜25万円ぐらいの価格帯になります。トチはある程度幅があるものがあり、木目の個体差も激しいので脚にするような材はありません。そのため、トチ材の天板には同じような色味をしているカバ材を脚に使うことが多いです。カバ材以外にもウォールナット材や黒く着色した脚をつけ、あえてコントラストをつけたテーブルもなかなか好評です。上の写真の例でも脚にはカバ材を使用しています。また、トチ材の椅子というのもほとんどありません。そこで、違った樹種の椅子を選ぶことになります。同じような白っぽい色味が好みならメープル材、少し落ち着いたトーンで合わせたいならナラ材といったところが候補になるかと思います。宮崎椅子製作所さんではブナ材という選択肢もあります。ブナはやや赤味がかった材なので、トチ材との相性も抜群です。


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こちらはカバ材の耳つきテーブルにチェリー材の椅子を組み合わせた例になります。カバ材はさきほど紹介したトチに比べ全体的に少し赤味がかった印象があります。ですので、同じように赤味が強いチェリー材を合わせることが多いです。


樹種によっては椅子が製作できない樹種もあります。ですが、似たような色味や肌触りの樹種で代替が可能ですので、積極的にこういった樹種のテーブルも製作していきたいと思います。この他にもクルミ材やクリ材といった樹種の天板も味があります。これらの樹種も椅子では選べないことが多いです。わりと王道な茶褐色をしていますので、ナラ材の椅子と組み合わせると色味もあい、違和感なく使って頂けると思います。


賢木@吉祥寺

 

無垢材本棚に関するよくある質問 その2【No.1680】

9月に入り、本棚の納品が2件ありました。無垢材の本棚の良さは質感と丈夫さにつきると思います。市販の本棚は木質素材を使ってはいるものの、どこか味気ないものが多い気がします。無垢材の場合はしっかりと木目もでますし、オイル仕上げで仕上げた表面は高級感を漂わせます。特にリビングなど人の目に多く触れる場所に置くにはうってつけだと思います。また、強度につきましても、職人の手で丁寧に組み上げ精度を高めます。棚板まで無垢材にすることで1ランク上の強度になります。


以前に本棚に関して、よく頂く質問とそれに対する回答をブログエントリーにしました。


無垢材本棚に関するよくある質問

ここでは、「好きなサイズで注文が出来るか?」「幅木があるけど、壁にぴたりとつけることが出来るか?」「棚を可動式に出来るか?」などの質問の回答を書いています。今日は第2段として、上のエントリーでは取りあげることの出来なかった質問に対する回答をまとめます。


壁面に置く本棚を考えていますが、搬入は可能ですか?

 →大きさにもよりますが、幅や高さが2メートルを超えるものについては搬入が困難な場合が多いので、分割で製作して、搬入後組み立てる方法をとります。搬入経路を考慮した大きさにすることが出来ますので搬入は問題なく行えます。分割する場合はいくつかの箱にわけて、それぞれに穴をあけそこにジョイントボルトをいれ固定します。左右でジョイントする場合はどちらかの面にジョイントボルトがみえることになります。もちろん、本を閉まってしまえばみえることはないのですが、気になる方はよりボルトが目立たないほうにみえるようにすることが出来るので、設計の段階で相談してみてください。


本棚が作れる樹種はどのようなものがありますか?

 →本棚やリビングラック、テレビボードなどの棚・収納はウォールナット材、チェリー材、ナラ材、タモ材、メープル材の5種類の樹種が選択出来ます。色味としては、一番左のウォールナット材が最も色が濃く、メープル材が最も明るい色味となります。棚類はオイル仕上げをすることが多いので、色味は木が本来持つ色味となります。ですので、微妙な色味を調整することが出来ません。他の家具との兼ね合いを考え、色を調整する必要がある場合は、オイル仕上げではなく着色ウレタン塗装をオススメします。着色ウレタン塗装の場合は、色を作ることが可能なので、色見本を作成し相談して決めることが出来ます。


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こちらはナラ材に赤茶褐色の色を着色したテレビボードです。以前に製作したテーブルの色に合わせて製作しました。


また、強度についてはこれらの樹種はある程度の硬さがあり、棚類は板と板をしっかりと組むので全体的な強度については大きな差はないと考えて頂ければと思います。樹種を選ぶ際は見た目の印象を第一に選んで頂だくとよいでしょう。


天井近くまでの本棚を考えていますが、転倒防止の対策はしてもらえますか?

 →家具屋の私たちが出来る転倒防止の対策はいくつかやり方があります。1つは棚にL字型の金物をとりつけ、ビスで壁に固定する方法。2つめは天井まで20〜30mmぐらいの高さで棚を作り、アジャスター金具で天井につっぱる方法。3つめは、棚自体をL字型にして、部屋の角に置く方法です。1と2については、弊社スタッフが伺って設置をするため、東京・神奈川近郊に納品する場合に限らせて頂いています。また、1については壁に穴をあけての施工になりますので、事前に穴が空くことの了承と、壁の材質の確認をお願いしております。


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納期はどれくらいかかりますか?

 →お見積りを提示後、大まかな仕様が固まり注文管理伝票を作成してご注文の確定となります。製作にはご注文頂いてから2〜3ヶ月ほどお時間を頂いております。ただし、工房のスケジュールによってはもう少しお時間を頂く場合がございます。また、製作するもののサイズや仕様によっても納期が変わることがあります。詳細はスタッフまで問い合わせください。


賢木@吉祥寺

耳つきテーブルに合う椅子【No.1677】

先週末、吉祥寺の街では「吉祥寺秋まつり」が開催され、11基の御神輿が町の中を練り歩きました。この祭りが終わると毎年、夏が終わり秋がやってくることを実感しますが、今年も随分涼しくなり過ごしやすい季節になってっきました。ソリウッドで扱っているISU-WORKSの椅子を製作している山上木工さんがある北海道津別町では朝晩では寒いくらいになってきたようです。季節の変わり目は体調を崩しやすいので気をつけながら暮らしていきたいです。


さて、吉祥寺ショールームにお越し頂いたお客様から以下のような質問を受けました。


「耳つきテーブルに合う椅子はどんなものですか?」


そのときには、特に耳つきだから、ストレートカットだから合う合わないはあまりないと思うので、見た目の好みや座り心地で選んで頂くとよいと思いますという主旨の回答をしました。回答自体は日頃からそう思っていることなので、間違ってはいないのですが、後々考えてみるともう少し具体的な提案をしてもよいのではと考えるようになりました。


耳つきテーブルは木の樹皮があった部分のカタチをそのまま残したテーブルです。そのため、椅子を主におく長辺側は直線ではなだらかなカーブを描いています。このカーブを上手く活かしたコーディネートを意識すると面白い組み合わせになるのではと考えます。椅子をテーブルにしまうと、表に出てくるのは背の部分です。椅子の背は、背のカーブが強いものと直線に近い緩いものに分けることが出来ます。さきほど述べた耳の部分を活かした組み合わせを考えるとカーブが強いものを組み合わせると良いのでは思います。


ソリウッドで扱いのある椅子でも背のカーブが強いものがもちろんあります。その代表格がUUチェア(宮崎椅子製作所)とRAYチェア(ISU-WORKS)です。


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UUチェアは小泉誠さんがデザインして徳島にある椅子工房 宮崎椅子製作所が製作している椅子です。ソリウッドでは宮崎椅子製作所のラインナップの中から7種類の椅子を扱っています。その中でもUUチェアは一番数が出ている椅子です。上の写真のように斜め後ろからのアングルでのシルエットが個人的には気にいっています。最大の特徴が湾曲している背もたれで、前脚から伸びた背と後ろ脚から伸びた背が2つ重なっているのがこの椅子の個性になっています。見た目通りにこの湾曲した背もたれが背中をしっかりと包み込むように支えてくれるのでゆったりと身を預けることが出来ます。


座面はウレタンフォームを布地や革で覆った座面ですが、クッションはわりと硬めになっています。


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こちらはイタヤカエデの耳つきテーブルに、メープル材のUUチェアを組み合わせた納品事例です。ストレートカットのテーブルを合わせたときよりも耳のカーブが功を奏して少し柔らかく優しい印象になっています。


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こちらがISU-WORKSのRAYチェアです。ISU-WORKSの椅子は全て高橋三太郎さんがデザインをして、北海道津別町の山上木工が製作しています。この椅子は元々高橋三太郎さん個人の名で製作販売されていたロングセラーの椅子ですが、今ではISU-WORKSのラインナップに組み込まれています。写真は板座の座面がついていますが、布やレザーを張った座面も選ぶことが出来ます。抜群の座り心地を生み出しているのが、絶妙な角度で削りだされた背もたれです。背中にあたる部分はしっかりと幅があるので、長く座っていても背中が疲れることはありません。


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以前に納めさせて頂いたトチ材の耳つきデスクにナラ材のRAYチェアを組み合わせた事例です。こちらも柔らかい中にもかっこよさがあるコーディネートになっているかと思います。


もちろん、今日取り上げた椅子以外でも耳つきテーブルに合う椅子は沢山ありますので、吉祥寺ショールームでぜひ色々な組み合わせを試してみてください。


賢木@吉祥寺

無垢材のダイニングテーブルを選ぶ際の3つのポイント その2【No.1641】

先日のブログで「無垢材のダイニングテーブルを選ぶ際の3つのポイント」というエントリーを書きましたが、ポイントの1つ目の途中になっていたので、その続きを書いていきます。前回は、材の硬さという点で針葉樹より広葉樹のほうが一般的に硬さがあるので、ある程度表面の強度が必要なダイニングテーブルの場合は、広葉樹を選ぶほうが良いということとオイル仕上げなどの液体性の強い塗料を浸透させる仕上げ方法だと木部の構造による肌触りの違いが出てくるところまで書きました。樹種を選ぶ上で最も重要になるのが色味だと考えます。無垢材のダイニングテーブルは長く使うことを前提に検討されている方が多いと思います。そういった観点でみると、やはり見た目が気にいったものでないとなかなか長く使うことは出来ないと思います。


木材には、樹種ごとに木が持つ本来の色味というものがあります。ダイニングテーブルの場合、この木が持つ本来の色味を活かしたクリアな仕上げと意図的に色をつける着色の2つの仕上げ方法があります。クリアな仕上げの場合、元々の色味がそのままテーブルの色味ということになります。大きくわけると、4つの色味に分類できると思います。


1つ目は淡黄土色・薄い茶色系です。木製の家具と聞いて思い浮かべる方が多いのが黄色みがかった色味ではないでしょうか?ここに分類されるのはタモ、ナラ、ニレ、セン、クリといった材です。色味としては明るめで木目もはっきりしている材が多く、雰囲気としてはナチュラルな印象が強いのも特徴です。


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こちらはクリ材で製作した耳つきのテーブルです。


2つ目は白系です。代表格はメープル、カエデ、ブナ、トチといった樹種です。メープル・カエデはクリーム色に近い白、ブナは赤いが少し入った白褐色、トチは樹皮に近い部分がややクリーム色がかった色味で、中央部分は明るめの茶褐色をしているのが特徴です。白系の樹種は全体的な印象は、軽くポップな雰囲気を醸し出しますが、メープルやブナといった木は、広葉樹の中でも比較的硬く重い部類の木になります。また、北欧系の家具によく使われています。最近ではヨーロッパなどでとれるシカモア材といったメープルに似た樹種も目にするようになりました。


3つめは赤味がやや強い木材です。よく使われるのは、ブラックチェリー、ケヤキ、マホガニー、ブビンガといった樹種です。チェリーやケヤキは赤というよりはオレンジがかった感じの色味になります。マホガニーやブビンガといった材はもっと赤が強い樹種です。特にブビンガ材は赤道に近い中央アフリカに多く生育している木で、幹周りが1メートルを超えるものも多く、樹高は30メートルに達する巨木です。大きな板がとれるので、商業施設やカウンタートップなど大きな天板に使うことが多いです。10数年前は価格も安く手に入ったので、ソリウッドでも多く扱う樹種でしたが、近年では値段が高くなり、大型の案件も少なくなっていることからブビンガ材の仕事はかなり少なくなっています。


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赤味の強い材の代表格のブビンガ材のテーブルです。色味だけでなく複雑な木目も特徴のひとつです。


最後はこげ茶系の色味です。こげちゃ色のような濃い茶褐色になります。この分類の代表格はブラックウォールナット材です。深みのある独特な雰囲気を持っているウォールナット材は最も人気のある樹種になっています。ウォールナット材よりも濃い色味になるのが、モンキーポッド、ローズウッド、黒檀といった樹種です。モンキーポッドは大きな板がとれるので、1枚板の耳つきテーブルの天板としよく使われています。ローズウッドや黒檀は稀少な材で価格も高い材になります。


以上4つの色味で大体の樹種は分類が出来ると思います。樹種の最終的な決め手は、他の家具や床や建具といった周りの雰囲気とあわせてしっくりくる色味となると思います。比較的他の家具と合わせやすいのは、淡い黄土色系の樹種だと思います。ウォールナットなどは濃い色味の建具など合わせると落ち着いたシックな雰囲気を演出します。


ダイニングテーブルを選ぶ際の3つのポイントのうち、一つ目のポイントである木の樹種については以上になります。サイズや仕上げについては続きを別の日に書こうと思います。


続く


賢木@吉祥寺

耳つきテーブルの耳の向き【No.1628】

耳つきテーブルはその名の通り木の「耳」の部分が残っている(ついている)天板に脚がついているテーブルを指します。木の「耳」とは樹皮があった部分を指します。パンの耳と同じような感じと思って頂ければ、イメージもつきやすかと思います。この耳の部分は、製材されたばかりの板には樹皮がそのままくっついています。ただし、乾燥をする工程で樹皮が残っていると虫がつきやすくなるので、なるべく早い段階で樹皮をとっておきます。


耳つき天板を製作する際に耳の向きをどのようにするかでそのテーブルの全体の印象が変わってきますので、耳の向きは重要な要素になってきます。耳つきテーブルの耳をどのような向きで使うかは以下3つのパターンがあります。製材された板には表と裏が一応存在しています。丸太であったときに樹皮に近い方を表とし、「木表(きおもて)」、樹皮から遠い方を裏とし「木裏(きうら)」と呼んでいます。板によっては木表には節がないけど、木裏には節があるといったことも出てきます。特に耳つきの場合は、耳の部分のカタチに影響してきて、見た目や機能面にも多少影響が出てきます。耳の出方は3つのパターンになります。


1. テーブルの断面図が上辺が短い台形(木表が上)

耳がついている板の2枚をともに木表が天板の上にくるようにした場合、木口は上辺が短い台形になります。これは通常、木表のほうが木裏より木部の幅が短くなるためです。上からみると、樹皮があった部分が見えるようになります。板の傾斜によっては、がっつりと耳の部分が見えるものもあります。木表を使った耳つき天板で、耳の傾斜がかなりついているとテーブルの全体幅に対して、モノを置く部分としては使えない耳の分だけテーブルとして機能する実効幅が少なくなります。板によって5〜10cmほど実効幅少ないことがあります。テーブルを置くスペースに余裕がある場合は特に問題はありませんが、置くスペースがギリギリといった場合は、テーブルとして使える幅にも注意が必要です。


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以前納品させて頂いたウォールナット材の耳2枚はぎテーブルです。耳が見えたほうが好みというお客様の要望に応じて、2枚の板ともに耳が上に向く木表を上にしています。この程度の傾斜であれば、機能面でも問題なく使えます。


2. テーブルの断面図が上辺が長い台形(木裏が上)

上で紹介したものと板の表裏を反対にしたものです。つまり、耳がついている2枚が両方とも木裏が天板の表面にきているものです。長辺側の横や上から見たときには耳の傾斜によって、耳の部分が目立たない印象になります。両方とも木表が上で耳が見えているものに比べると、全体の印象はよりシャープになります。


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こちらは2枚ともに木裏を上にした耳つき2枚はぎテーブルです。耳の自然なカーブが強調されるファルムになります。耳の傾斜が強いと脚の位置が通常よりもやや内に入る場合があります。


3. テーブルの断面図が平行四辺形(ブックマッチ天板)

片側の耳つき板は木表、もう片側の耳つき板は木裏にして接ぎ合わせると断面図は平行四辺形のようなカタチになります。通常の耳つき天板だと耳の方向はどちらかに統一するのが普通ですが、同じ丸太からとれた隣り合わせの板で2枚はぎ天板を作る際には、本を開いた状態のように接ぎ合わせることがあります。他のもので例えるならアジの開きになります。家具業界ではこのような天板はブックマッチと呼びます。ブックマッチの天板は2つの板で同じような木目がでるのが特徴で左右対称に近い模様になります。


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シュリザクラのブックマッチ天板です。木口を見て頂くと左側が耳が上に向いていて、右側が耳が下に向いているのがわかると思います。


このような耳の向きについて、テーブルの強度などに影響することはありません。あくまでもデザイン面など見た目の問題だと思って頂いて問題ありません。好みに応じて選んで耳つき天板を選んでみてください。


賢木@吉祥寺

節ありワイルドなブックマッチチェリー材耳つきテーブルを納品しました。【No.1625】

今日は久しぶりに配達に行ってきました。オーダーで製作しているテーブルをお届けするのはそれなりにドキドキします。お客様が喜んでくれるのを直に感じられるのは嬉しいんですが...

さて、今日お客様の所に届けたのはこちらです。

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チェリー材の耳つき2枚はぎテーブルです。同じ丸太から製材された板を2枚使用しています。同じ丸太から製材された板を"共木"と呼んでいます。"ともぎ"と呼びます。板をはぎ合わせて天板を製作するときには"共木"の板を使用すると色や木目が揃って統一感が生まれます。でも"共木"の板を手にするためには丸太を製材するか、製材された板をセットで仕入れるしかありません。ストレートカットテーブルの用に4枚から7枚程度の板をはぎ合わせる場合は共木で揃えることは難しいです。そもそも、ストレートカットテーブルに使用している板は、材木屋さんに届いた時点でバラバラになっているので、どれが共木かというのも分からなくなっています。

はぎ枚数が2枚か3枚で少ない場合は"共木"で揃えることも可能になります。ソリウッドでは耳つきテーブルの2枚はぎや4枚はぎの天板は"共木"で作れる可能性があります。これらの板は材木市場に行って仕入れています。すでに製材された板ですが、2枚や3枚セットでセリに出されているものもあります。仕入れる際になるべく共木の板を集めるようにしています。

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冒頭で紹介したチェリー材耳つき2枚はぎテーブルに使用した板です。製作する前はこんな感じになっています。割れ防止剤が塗られていたり、汚れや変色していて削る前はどんな色や木目をしているのかは分かりにくいです。経験を重ねていくとなんとなく木目の様子が分かるようになってきます。

これらの板が冒頭の写真のようなテーブルになります。ご注文頂いたY様には一度工房に来て頂いて実物の板を見てもらいました。やはり実物を見ないと分からないという方が多いので、ご希望があれば写真を提供したあとに実物を工房に見に来てもらうことは可能です。現在は粗削りをした耳つきテーブル用の板を吉祥寺ショールームに展示するようにしているので、わざわざ工房に来て頂かなくても吉祥寺ショールームで板を見て頂くことが可能になっています。

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丸太から製材されたときに隣合っていた板を使っているので木目がほぼ左右対称になっています。こうしたはぎ合わせの方法をブックマッチと呼んでいます。本を開いたように木目が並ぶのでこう呼ばれています。"アジの開き"方式と呼んだ方が日本人にはピンと来るかも知れませんね。ブックマッチ方式のはぎ合わせは2枚はぎならではの表情になります。1枚板テーブルでもこうした表現は出来ません。人によっては2枚はぎのブックマッチのはぎ合わせの方が1枚板よりも好みという方もいると思います。お客様もブックマッチの天板を気に入ってくれる方が多いですね。吉祥寺ショールームに展示してある板もブックマッチの板の方が人気がある気がします。ただし、ブックマッチではぎ合わせられる板というのは少ないのでなかなか都合よくいかないんですね...

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このテーブルに使用した板には節が何カ所かあります。通常は節なしの板が価値が高いとされています。節があるとその分価値が下がるのですが...節があった方が天板の表情に面白みがでてくるのも確かです。2枚はぎ天板とかだと節ありの板も積極的に採用しています。節穴や割れている部分には合成樹脂流し込んで埋めるので使用上問題があることはほとんどありません。手で触ると多少の段差はどうしてもでてしまいますが、ゴミが溜まったりということはないでしょう。むしろ節があった方がワイルドな天板になるし、節のまわりに面白い木目が出ることも多いですよ。

乾燥が終了して製作が可能な耳つきテーブル用の板はこちらのページに掲載しています。気になる板があった場合は吉祥寺ショールームまでお問い合わせ下さい。希望サイズを教えて頂ければ見積り致します。

瑞木@相模湖

決して欠点ではない!「入り皮」の魅力。【No.1624】

無垢材の家具は、木材という天然の素材を使って製作していますので、製作側としてなかなかコントロール出来ない部分というものが少なからずあります。その1つが木目です。木目は同じ種類の材であれど、同じ模様になることはありません。人間でいうところの指紋みたいなものといえるかもしれません。ですが、複数の板を接ぎ合わせて使うテーブル天板などでは違った木目の板を合わせることによって、より自然で、予想しえない複雑な模様で魅力が増すと個人的には考えています。逆に、同じような模様の突き板やプリント合板が連続して貼ってあると、なにか不自然な気がしてきます。どんな木目が出てくるか楽しみに待つのも無垢材テーブルを購入する時の楽しみと思って頂けると幸いです。


無垢の板には、木目以外にも自然の営みの中で生じる独特の模様が出てくることがあります。その代表格であるのが今日のメインテーマとなる「入り皮」です。その他にも「節」や節の中でも小さい「ピンノット」や「ガムポケット」と呼ばれる木部の隙間に樹脂がたまって黒い斑点や筋状の模様が入ることがあります。ガムポケットはチェリー材でよく見られるものです。チェリー材の「ガムポケット」は、触っても松ヤニのように触るとベタつくことはありません。また、凹凸もないので、単純にそのような模様が出ているとお考えください。


少し話しが逸れましたが、今日のメインである「入り皮」をもう少し深く見て行きます。「入り皮」は材木がまだ生きている過程で、樹皮の部分に傷がついたりして樹皮の成長がとまった部分になります。木材は、樹皮の内側が成長して徐々に大きくなっていきますが、傷がついて木部の組織などがやられてしまうとその部分のみ成長がとまってしまいます。そのうちに、近くの部分が成長をして傷ついた部分を巻き込んでいきます。これが製材して模様として出てきたのが「入り皮」です。ですので、「入り皮」部分にみえる黒いゴツっとした印象を受けるのは、本来木の外側にあった樹皮の部分です。テレビなどでよく街路樹が近くにあったガードレールなどを巻き込んで成長してしまっている樹木が紹介されますが、「入り皮」の出来方と似ている点があります。


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製材した材の中に「入り皮」の部分が入っていると、欠点とみなされることがありますが、しっかりと処理すれば家具の機能面で劣ることはありませんし、その部分があることによって木目のアクセントになります。ソリウッドで製作しているサイズオーダーのストレートカットテーブルでははっきりとした入り皮部分は表に出ないように裏側にするか、その部分は避けて板を使うようにしています。ですが、実物の板や写真で板を見てからご注文頂くことが多い耳つきテーブルの場合は、「入り皮」部分も積極的に使っています。これは先ほども述べたように、良い感じの模様のアクセントになりより個性的な天板に仕上がること、より自然の凄さや面白さを実感して頂けることなどの理由によるものです。


「入り皮」の部分は、材によって出る出ないがあまりなく、どんな樹種でも出るときはでます。


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これは現在吉祥寺ショールームに展示しているカバ材の耳つき2枚はぎテーブルの一部分にある「入り皮」です。全体を眺めてみてもこれがあることによってやはりアクセントになっていますし、何よりも自然素材の証しといえるでしょう。この部分をよくみてみると、少し隙間があいているのがわかると思います。この隙間についてはウレタン樹脂で埋めますのでお届けする際にはしっかりと平滑に仕上がります。


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上の写真は、この入り皮部分があるK55テーブルの完成イメージ図の全体です。W1800程度とれる大きめの天板になりますが、先ほどアップで撮影した以外の部分にも「入り皮」の部分がところどころあります。全体からするとごく一部分ですが、これがないとかえって特徴のない平凡な天板に見えてしまうかもしれません。


すでに察知されている方もいらっしゃると思いますが、個人的には「入り皮」部分が好きです。これがあると天板のかっこよさが一段階上がると思っています。「入り皮」の魅力が多くの方に共感して頂ければ幸いです。


賢木@吉祥寺

ウォールナット材の収納棚とナラ材テーブル・AWAZAチェアの納品例【No.1613】

今日は納品事例を2件紹介したいと思います。


まずはウォールナット材の収納棚です。吉祥寺ショールームに展示してあるウォールナット材収納棚をご覧になったお客様からサイズ違いと引出しを追加するカタチのオーダーを受けました。このウォールナット材の収納棚の特徴は扉にあります。ガラスと板を交互に配置しています。こうすることで、中にしまってあるものが少し見えるので、何がしまってあるか扉をあけずに外から確認することができます。また、交互に板とガラスがくるので、中を見せることも出来るし、乱雑なのを少し隠すこともできるバランスがとれた収納の扉になっていると思います。


こういった収納棚はお客様のご要望に応じてカスタマイズが可能です。サイズだけでなく、引出しをつけたり、中の棚を可動棚にしたり、棚のピッチを変えたりなど柔軟な対応が可能です。今回は、キッチンの横に置くということで、カトラリーなどをしまう引出しのご要望があり、扉の中に引出しをつけました。


もちろん、片側だけでなく、両側に引出しをつけることも出来ますし、引出しの寸法を変えることも可能です。


最近では、ロボット型の掃除機を使用されている方も多くなり、こうした収納に脚をつけて欲しいという要望が増えているように感じます。吉祥寺ショールームにおいてあるサンプルの収納棚も130mmほど下に空間が出来るように4本脚をつけたデザインになっています。これも、脚をつけなくて、本棚などのように外側の側板を下までのばすようなデザインにすることも出来ます。


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下の写真のように片方の扉をあけると、浅めの引出しが現れます。


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続いて紹介するのは、ナラ材のダイニングテーブルとダインングチェアの納品事例になります。


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ナラ材のストレートカットテーブルになります。脚は定番の4種類のうち、最も人気のある斜めテーパー4本脚を選択頂きました。ストレートカットテーブルはサイズなどのカスタマイズが可能ですが、今回はテーブルの高さを670mmと少し低めに設定されています。一緒に合わせる椅子としてご注文頂いたのが、いのうえアソシエーツのAWAZAチェアの4脚です。今回はAWAZAチェアのラインナップの中から、肘掛けがついたタイプのAWAZA LDチェア2脚と肘がついていないAWAZA MA01チェア2脚の組み合わせになりました。最近は、4脚の椅子をご注文頂くお客様のうち、今回のように2脚2脚違うデザインの椅子を選んで頂くことが多いです。椅子の材質やそれに組みあわせる布地の色をあわせると、デザインの違いはあまり気にならないと思います。逆に、4脚デザインや色まで同じだとかっちりと印象になりがちになりますので、少しデザインに変化を与えるほうがしっくりくるコーディネートになるかと思います。材質はナラ材で、NCという布地のベージュ色を組み合わせいます。とても落ち着いた組み合わせです。NCという布地は、椅子の張り地として良く見るもので、多くの方の支持を得ています。成分の構成としては、アクリル70%、ウール30%となっています。ウールが入っている分、少し温かみのある印象に仕上げっています。ウールが含まれていますがチクチクしたような肌触りはなく、心地よく使って頂くことの出来る布地になります。ソリウッドで扱っている椅子は3社のものになりますが、いのうえアソシエーツ以外のISU-WORKS(山上木工)でもラインナップに入っていますし、宮崎椅子製作所でも正規のラインナップではありませんが、同じNCシリーズの布地を張ることが出来ます。これまでにも、AWAZAチェアとribチェアを組み合わせたいということで、同じ色のNCシリーズの布地でご注文頂いたこともあります。


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AWAZA  LDチェアは肘掛けがついているので、テーブルの高さを低く設定する際には少し注意が必要です。スペースの問題で肘掛けが天板の下に入ったほうが良い場合は、肘掛けの高さをしっかりと確認してください。場合によっては椅子の脚をカットすることも可能です。


賢木@吉祥寺

ナラ材の椅子。【No.1605】

ソリウッドはテーブルや本棚などはオリジナル商品を自社工房で製作していますが、椅子に関しては国内生産をしている3メーカーの商品を受注販売しています。3メーカーどの椅子も受注を受けてから製作するので納期までに時間を頂いています。納品までの時間は3メーカーによって違います。1番早いのはいのうえアソシエーツさんのAwazaチェアシリーズです。納品まで最短で3週間ほどになっています。ISU-WORKSさんの椅子は1ヶ月から1ヶ月半ほどでお届けできます。納品まで時間を頂くのが宮崎椅子製作所さんの椅子で場合によっては納品まで3ヶ月待ってもらうことになってしまいます。

今日のブログエントリーではどんなテーブルにも合わせやすい樹種、ナラ材の椅子をピックアップすることにしました。ナラ材はソリウッドが扱う3メーカー全てで生産可能な樹種です。まずはナラ材の特徴を挙げてみます。

1.オーソドックスな茶褐色でどんなテーブルにも合わせやすい。ファブリックの選択幅も広い。
2.堅い樹種のため丈夫。
3.比較的流通量の多い樹種なので多くのメーカーでナラ材を使った家具やインテリア小物が製造されている。

ナラ材はこんな感じの樹種です。

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皆さんが想像する木の色と言えばこんな感じの色だと思います。濃すぎず、薄すすぎずな茶色をしています。木目はハッキリとでます。椅子に使われているのは細い部材が多いのでそれほど木目が目立つことはないですが、板目に使われていると木目がハッキリと分かります。

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ISU-WORKSブランドの椅子は座面に木を選択できる椅子も多くラインナップされています。これはGシリーズのナラ材で造られた板座面です。ナラ材の板目板はこんな感じです。割と荒々しい雰囲気の木目なのがナラ材の特徴です。アップでみるとてなかなかワイルドですが、遠くから見るとそんなにワイルドさを感じることはありません。ナラ材は全体的に見ると落ち着いた雰囲気をもつ木材です。

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こちらは宮崎椅子製作所さんのナラ材ribチェアです。座面の布地はリバコ社のNCシリーズの紺色です。リバコ社のNCシリーズはISU-WORKSブランド、Awazaシリーズにも採用されている布生地です。宮崎椅子製作所さんの椅子ではオプションとしてNCシリーズの生地を選択できるようになっています。

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こちらはAwaza MA01チェアのナラ材で製作されたもの。さきほどのribチェアと同じ生地が張られています。ナラ材と紺色の組みあわせは落ち着いた雰囲気でとても相性が良いように感じます。

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宮崎椅子製作所さんのUUチェアです。ソリウッドで取り扱っている宮崎椅子製作所さんの椅子の中では1番人気があります。2本のフレームがUの字型に組まれています。背が丸いので四角いテーブルだけでなく丸テーブルにも合わせやすい椅子になっています。座面はHOLLY 1 PLAIN-02という布地が張られています。写真では少し分かりにくいですが、生地の色はグレーです。ナラ材とグレーの組みあわせも良いです。どんなお部屋にも相性がよい組みあわせだと思います。もう一つナラ材にHOLLY 1 PLAIN-02の布地を張った椅子を紹介します。

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Hakuチェアです。こちらも宮崎椅子製作所さんの椅子です。シンプルな構成の椅子です。脚の部材は可能な限り細く仕上げてあります。小振りな椅子なので小さめなダイニングテーブルにもピッタリです。背も広めで背中をしっかりと支えてくれます。

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ISU-WORKSのTAGチェアです。ナラ材に緑色の布地が張られています。ナラ材の色に緑色がとても綺麗に映えます。TAGチェアもシンプルに構成されている椅子です。座面はやや柔らかめでお尻を優しく包んでくれます。

今日はナラ材の椅子に焦点を当ててみました。好みの椅子は見つかったでしょうか?また、ナラ材と布地の組みあわせをいくつか紹介しました。ナラ材は様々な色とマッチするオールマイティーな木材なのでご自分の好きな布地を選んで頂ければ良いと思います。

瑞木@相模湖