家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

板・木片の最近のブログ記事

木材乾燥は重要なんです!【No.1924】

先日のブログエントリーで木材を使用する上で乾燥はとても重要という話を書きました。木の性質を最大限に活かすには乾燥をしっかりさせる必要があります。日本の林業、国産材が外国産木材に負けている点のひとつに乾燥があることは間違いありません。外国産木材を使用する理由のひとつに動きが少ないということがあるからです。でも、これは単に外国産木材だから動きが少ないわけではなく、乾燥がしっかりされているから動きが少ないんですね。

木材の利点を得るためには乾燥がとっても大事です。【No.1920】

でも、いくら乾燥をしっかりとさせても木は動くんですね。こればっかりは止めることができません。無垢材は周囲の環境に応じて水分を吸ったり、放出したりします。乾燥した空気の中に置けば、水分を放出します。湿った空気の中に置けば水分を吸収します。こうした水分のやりとりの影響で木は動きます。

この事を理解していないと無垢材で家具を製作することはできません。

でもどのくらい変化するのかは使用環境や木によって違います。幅が850mmのテーブル天板なら1センチくらいは伸びたり縮んだりしても驚きはしません。これから梅雨の時期になって空気は湿ってきます。なので木材は水分を吸収して伸びます。家具を製作する側からするとこれからの季節は少し注意が必要なんですね。

「乾燥をさせてもこれだけ動くなら乾燥をさせる必要はないのでは?」と思う方もいるかもしれません。私もそう考えた事もありましたが、やはり乾燥は必要です。木は1度水分が抜けると元に戻りにくくなる性質を持っています。木材のヒステリシスと呼ばれる性質です。なので1度含水率を低くすることによって、含水率を低く保ちやすくなるんですね。

木材を屋外などに桟積みして乾燥させる方法を天然乾燥と言います。木材乾燥庫などに入れて人工的に木材を乾燥させることを人工乾燥と言います。天然乾燥と人工乾燥、言葉を並べてみると天然乾燥の方が良さそうに感じます。天然物の魚と養殖物の魚だとなんとなく天然物の方が美味しそうに感じるのと同じではないでしょうか。でも、木材乾燥に関しては天然乾燥だけでは不十分で人工乾燥をした木材の方が安心して使用することができます。人工乾燥は天然乾燥だけでは到達しにくい含水率まで下げる事が可能です。1度低い含水率まで経験させることが重要です。最近の住宅は気密性が高くなって乾燥していることが多いです。なので人工乾燥の必要性が高くなっています。

ソリウッドで乾燥させている板は含水率が10%以下になるまで乾燥させています。現代の気密性が高い住宅の平衡含水率は10%と言われています。要するに木材をそこに置いておくと含水率が10%になるという意味です。なので、含水率が15%の板を置けば10%になるまで水分を放出させます。含水率20%の板を置けば10%になるまで水分を放出させます。逆に含水率5%の板を置けば含水率10%になるまで水分を吸収します。なので、はじめから含水率が10%に近い板で製作しておけば、部屋に置いても水分の移動が少なくて済む訳です。いたって単純な理由です。

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木材乾燥が重要な理由が分かって頂けたでしょうか?木材乾燥は一筋縄にいかない難しい分野ではありますが、その分挑戦のしがいがある分野でもあります。いかに板の損傷を少なく乾燥させるかは木材を有効利用する上でとても重要です。そして面白い分野でもあります。なんでこの板は割れちゃったんだろう、なんでこの板は乾きにくいんだろうと考えるは楽しいです。答えは簡単には見つかりませんが...

なのでこれからもじゃんじゃんと木材を乾燥させて経験値を増やしていこうと考えています。

瑞木@相模湖

仕入れた耳つきテーブル用の板は、樹皮を剥がしてしばらく天然乾燥させます。【No.1896】

先日仕入れた耳つきテーブル用の板が相模湖工房に届きました。とりあえず天然乾燥をしておくための下準備をします。まずはラベリングです。1枚1枚の板を識別するために番号をつけます。こうしておけば後でいつ頃にいくらで仕入れた板なのかが分かります。これをしておかないと使用する段階でいくらで仕入れた板なのかが分からなくなって困ってしまいます。面倒ではありますが1枚1枚の板に番号を打ったラベルを貼っていきます。

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懐かしのダイモテープを使用しています。ダイモテープはそれなりに強度があるので取れにくいので使い勝手が良いです。紙のラベルだとすぐに切れてしまいます。木口にテープをつけておけば桟積みをした際にもどの板かが分かります。乾燥前にテープをこの状態でつけておくと、乾燥して板が縮むとテープにたるみが生じます。ダイモテープのたるみ具合で乾燥しているかをある程度見分けることもできるので便利です。テープが伸びたままの板はまだ乾燥が全然進んでいないと分かります。水分が抜けると板は縮みますのでテープがたるみます。

識別のためのテープを貼った板は桟積みしておきます。1枚1枚の板の間に桟をかませて積んでいきます。桟を入れないで重ねておいても板は全然乾燥しません。そのまま重ねると表面にカビが生えてしまいます。桟をかませて空気の通り道を確保することでカビを防ぎ、水分が抜けやすい状態にしておきます。そのまま重ねてあったクルミの板はすでに表面にカビがたくさんついていました。表面のカビは削れば落ちます。でも内部までカビが進むと削っても落ちない場合があるので、早めに桟積みする必要があります。

次にやるのは樹皮剥がしです。これが結構な重労働です。樹皮を付けたままにしておくと虫が樹皮の内側を喰い散らかしてしまいます。耳つきを綺麗な状態にするためには樹皮剥がしは必須作業です。樹皮は剥がれやすい状態のものと剥がれにくい状態のものがあります。剥がれやすいとメリメリと手で剥がすことができます。剥がれにくいとコテと玄翁で叩いてポロポロと剥がし落としていかないといけません。

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クルミの板の樹皮を剥がしたところです。内側はまだヌルヌルしていてたくさんの水分を含んでいました。おそらくまだ伐倒してからそんなに時間が経っていないはずです。時間が経っていると樹皮を剥がしてもヌルヌルしていることはありまんせからね。樹皮が綺麗に剥がれたらひと安心です。これで耳の部分が虫に喰われることが無くなりますのです。中にも樹皮が剥がれなくて諦める板もあります。そんな板の耳は虫に喰われてしまうので綺麗な耳では無くなってしまいます。

このあとに1枚1枚の板のサイズを計測して記録しておきます。その際に写真も撮るようにしています。今回仕入れたのはヤマザクラ、チェリー、カバ、クルミの板です。どれも耳つきテーブル天板ができるサイズの板です。クルミの板は1本の丸太を厚さ60mmでそのまま製材したものです。こうした製材方法は丸挽きと呼ばれています。同じ丸太から製材された板は木目が揃っているのではぎ合わせて天板を製作しても木目や色の違いが少なく違和感が少なくなります。なので丸挽きされた板は耳つきテーブル天板を製作するのにとても都合が良いんです。今回のクルミは幅が200~400mm程度ですので3枚はぎでテーブル天板が製作できれば良いかなと考えています。

ヤマザクラの板も同じ丸太から製材された板が何枚かあって状態も悪くありません。乾燥中に暴れやすい板なのでなんとも言えませんが綺麗な耳つきテーブル天板が製作できそうです。

瑞木@相模湖

国産ミズメ材でつくる耳つきテーブル。【No.1891】

昨日のブログでは賢木@吉祥寺が国産材を使用した無垢材家具は実はそれほど多くないという話をブログで書いていました。ちょうど同じような話を私が木工教室の基礎クラスでしていたんですね。賢木@吉祥寺が書いたブログの内容は下記のリンクからご覧下さい。

実は少ない国産材を使った無垢材テーブル【No.1890】

ソリウッドで製作しているストレートカットテーブルの多くは外国産木材を使用しています。主な理由は流通量が安定しているためです。いつ注文を受けても製作できる樹種となるとどうしても外国産の木材を使用せざるを得なくなります。それほど国産材広葉樹は流通量が少ないんです。流通量が少ないのでいつでも手に入れられる樹種がほとんどないんです。逆に外国産の木材、特に北米差やロシア産の木材はたいていの材木屋さんに在庫がありますし、在庫がなくなってもすぐに次のロットが入ってくるようになっています。これは家具を製作する立場からするととても有難いことです。その都度、木材を探すのはとても労力が入りますからね。さらに木材は乾燥させないと使用することができません。せっかく見つけた木材でもこれから乾燥となるとすぐに使えませんからお客様のご要望にお応えするのは難しくなります。

でも、セミオーダー的に製作する耳つきテーブルなら国産材を使用することも可能です。乾燥を終えた板の中からお客様に提案をして、気にいってもらえたら製作するといった形式です。材木市場に行くと外国産材の割合が増えましたが、まだ国産材も並んでいます。ケヤキ、トチ、ヤマザクラ、ミズメ、カバ、イタヤカエデなどは国産材で耳つきテーブル用の板を入手することができます。これらの板は未乾燥材であることが多いのでソリウッドの敷地内で天然乾燥をしてから木材乾燥庫に入れて人工乾燥させて使用します。

ちょうど乾燥を終えた板の中に国産材があったので紹介します。ミズメという木です。
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聞き慣れない木の名前かもしれませんが、材木業界ではよく知られていてそこそこ人気のある木です。私も好きな木です。カバノキ科カバノキ属に分類されている落葉広葉樹です。カバの仲間は○○カンバ(〇〇カバ)という名称がついていることが多いです。しかし、ミズメはミズメカンバとは言わずに単にミズメあるいはなぜかミズメザクラと呼ばれています。木材事典で調べてみると別名でアズサ(梓)やヨグソミネバリ(夜糞峰榛)と書かれています。でも、実際にミズメの事をヨグソミネバリと呼んでいる人に出会ったことはありません。

木材として使用されているウダイカンバやダケカンバといったカバノキは北海道を中心として北のイメージが強いです。でもミズメは九州にも生えているそうです。

ミズメは板の中心部分は赤味のある褐色で周辺部分は白っぽい色をしています。ミズメの特徴はなんといっても木目の緻密さ。緻密できめ細かい木目は見る人を魅了します。

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過去に製作して納品したミズメの耳つき4枚はぎテーブルです。赤味と白っぽい部分のコントラストが綺麗なテーブル天板になりました。上で紹介した板はブックマッチと呼ばれる木目がほぼ左右対称になるようにはぎ合わせることができます。2枚はぎなのでこの4枚はぎ天板とは見た目の印象が違うかもしれませんが、色や質感はこんな感じになります。

乾燥を終えた上の写真の板はこんな感じにはぎ合わせる予定です。
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表面が汚れていて木目が分かりにくくてすみません。近いうちに削って写真を撮る予定になっています。テーブルサイズはW1650×D850程度で厚みは35mmくらいを予定しています。気になる方は吉祥寺ショールームにお問い合わせください。見積を致します。

瑞木@相模湖

今回の仕入れではサクラ系の板を補充することができました。【No.1889】

予告していた通りに耳つきテーブル用の板の仕入れに行ってきました。お天気が多少心配でしたが、当日は晴れていて問題なかったです。雨の日のセリはとても疲れるので晴れて良かったです。4月になると朝もそれほど寒くなくて良いです。冬は寒い上にセリが始まる7時はまだ少し暗かったりします。夏は夏で大変ですが...

今回の仕入れはまずまずだったと思います。ヤマザクラ、カバ、チェリー、クルミの耳つき2枚はぎか3枚はぎテーブル天板が製作できそうな板を仕入れることが出来ました。

特に仕入れることが出来て良かったのはヤマザクラ材です。ヤマザクラ材は国産のサクラ材で、北米産のチェリー材と似ていますがヤマザクラ独特の良さを持っています。チェリー材に比べるとヤマザクラ材の方が木目がワイルドです。性質もワイルドで、乾燥中に割れが入ったり捻れたりする割合が多いです。すでに気温が高い日があるので、割れは結構入る予感がします。今回の仕入れで10枚ほどの木目が似たヤマザクラ材を手に入れることができたので、大きく割れた板があったとしても耳つきテーブル天板が何セットか製作できると思います。2枚しか仕入れられないと1枚が大きく割れるとセットで耳つきテーブル天板にできない場合があります。なので保険の意味合いもこめてなるべく多く同じセットの板を仕入れておきたいです。特に乾燥過程に難がある樹種は。

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ヤマザクラは捻れて成長する木が多いです。素直に真っ直ぐ上に伸びていくような木ではないようです。土場に並んでいるヤマザクラの丸太をチェックしても捻れながら成長している木が多いです。なので、耳が真っ直ぐの板というのが少ないんですね。写真のヤマザクラ材はヤマザクラにしては耳のラインが真っ直ぐな方だと思います。テーブルにした時にやはり耳のラインが真っ直ぐに近い方が使い勝手はよくなります。あまり変形している板で製作するテーブルは売りにくいのが現状です。そういった意味でも今回のヤマザクラ材はまずまずです。

乾燥中に木口からバリバリ割れてくると思いますが、中の方まで割れが入らないことを願うばかりです。ヤマザクラの幅が広めの板はそんなに流通量が多くないのでコンスタントに耳つきテーブル天板を製作することはできません。久しぶりに仕入れて乾燥させたヤマザクラ材の耳つき3枚はぎテーブル天板用の板が現在吉祥寺ショールームに展示してあります。

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このテーブル天板に使用した板も木口から結構割れが入っていました。そのため、割れを取り除くと長さは1500mm程度になりました。捻れもあったため厚みも35mm程度と若干薄めになっています。でもヤマザクラの色やワイルドな木目は存分に堪能できるテーブル天板に仕上がると思います。

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こちらはカバ材です。同じ丸太から製材された3枚の板を仕入れました。色も濃いめで木目にも多少の変化があるカバですね。カバ材は乾燥も早く、それほど難がある訳ではありません。そのため、この3枚だけを仕入れる事にしました。芯を挟んで裏側にあたる板も出品されていましたが、そちらは価格的に断念しました。吉祥寺ショールームに展示してあったカバ材の板も成約済みになって、何セットかあったのもいつのまにか1セットを残すのみになりました。そういう経緯もあって今回またカバ材を補充できたのは嬉しいですね。

クルミの耳つき板も仕入れることができたのはラッキーでした。幅は最大で500mm程度の板ですので2枚はぎ天板は無理かもしれませんが、耳つき3枚はぎは可能そうな板です。厚みも60mmあるのでクルミにしては厚めの天板が製作できます。

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いつもお世話になっている材木屋さんでもクルミの耳つき板を購入しています。でも柾目の幅がそれほどない板が多いので、板目の幅広い板を補充できたのは良かったです。クルミの厚めの板が仕入れられると思っていなかったので、余計に良かったです。クルミ材の耳つきテーブルはそんなに数多く作ってはいませんが、お客様からの評判も高いクルミ材なので耳つき天板用の板は常に用意しておきたいですね。

この他にもチェリーの板が2枚。こちらも同じ丸太から製材された共木の板なので、耳つきテーブル天板にします。チェリー材は他の樹種に比べて在庫数も多めです。今回の仕入で仕入れたチェリー材は木目も綺麗で少し量が減っていたチェリーの在庫を補充できました。

今回仕入れた板は天然乾燥をしばらくさせたのちに木材乾燥庫に入れてじっくり乾燥させます。使えるようになるのは半年から1年先です。大きな割れが入らないことを願いながら乾燥するのを待ちます。

瑞木@相模湖

耳つきテーブル用の板の仕入れに行ってきます。【No.1884】

今週は久しぶりに耳つきテーブル用の板の仕入れに行ってきます。ここ数ヶ月はバタバタしていて行けなかったのでちょっと気合いを入れて仕入れてこようと思います。といっても数はいつもと同じくらいしか仕入れられませんが...

仕入れる耳つきテーブル用の板は国産か北米材が多いです。アフリカ材はここ数年は仕入れていませんね。アフリカ材は幅が広い板がまだ手に入ります。でも、重い。色も濃い樹種が多いです。昔は1枚板テーブル用にブビンガの板を仕入れていましたが、今ではとても貴重な材になってしまいました。ブビンガも重くて色が濃い樹種ですね。最近はお客様も重いテーブルを好まなくなってきました。掃除の時に動かしたいと考える人も多いです。そうなると重い板を仕入れるメリットはあまりなくなってきました。

仕入れる樹種を決めている訳ではありませんが、好みもあるのでおおよそ仕入れる樹種は決まってきます。チェリー、ウォールナット、トチ、カバ、ミズメ、ケヤキ、カエデ、クリ、セン、ニレ、ヤマザクラ、クルミなどです。チェリーとウォールナットは北米産で、それ以外は国産材です。

ソリウッドでは耳つきはぎテーブルに力を入れていますので、仕入れる板は幅が400~600mm程度です。幅が500mmあると耳つき2枚はぎテーブルが製作しやすいです。と言ってもそう簡単にピッタリサイズの板がある訳ではありません。ちょっと足りない、ちょっと余りすぎるなんてことは多々あります。やはり統一感があって木目の様子も面白いブックマッチ天板は人気が高いです。なので、ブックマッチ天板が製作できる板を真っ先に探します。ブックマッチ天板は同じ丸太から製材された隣合った板でしか製作できません。丸太を購入して製材をすれば確実にブックマッチ天板用の板は確保することができます。ただ、丸太を挽いて製材するのはリスクが高いので最近は行っていません。材木市場には同じ丸太から製材された板がセットで並んでいます。そうしたセットを仕入れるようにしています。

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こちらは以前に仕入れたニレの板です。この2枚は同じ丸太から製材された隣合った板なのでブックマッチ天板が製作可能です。この板は同じ丸太から製材した5枚の板がセットになって売られていました。5枚あるので2セットのブックマッチ天板ができれば上出来です。でもなかなかそう狙い通りにはいきません。乾燥中に割れたりするので、ブックマッチ天板が1セットと3枚はぎ程度の天板が1セットが取れるかなといった感じになると思います。

ニレは昔はよく使われていた材です。最近では流通量も減ってあまり使われなくなりました。ソリウッドでも取り扱い量はガクンと減りました。塗装をするともう少し濃い色になってニレ独特の色合いがでます。その雰囲気は優しくもありワイルドでもありなかなか魅力的です。価格的にもウォールナットやチェリーと比較すればリーズナブルに提供できます。材木市場で耳つき2枚はぎテーブル天板になりそうな板は仕入れていますので、乾燥が終わり次第商品にしていこうと考えています。

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こちらは乾燥が終わっているミズメの耳つきブックマッチ天板が製作できる板です。近々詳細情報をWebページにアップできると思います。ミズメはあまり馴染みのない木かもしれません。でも材木業界内では人気のある樹種です。カバの仲間で木目がとても緻密で繊細なのが特徴。色は少し赤みがかった薄茶褐色です。木目がかっこいいので私も好きな樹種です。堅さもありダイニングテーブルにピッタリな木材です。こちらも流通量はあまり多くないです。なので見かけたら仕入れるようにしています。

さて、今回の仕入れではどんな板に会えるでしょうか。

瑞木@相模湖

無垢材は自然素材なので、思い通りにいかないことばかりです。【No.1863】

無垢材という自然素材を相手にしていると思い通りにいかないことがたくさんあります。自然素材だからこその質感や雰囲気というのがあるので私たちは無垢材を使用している訳です。が、やはり「あーあ、割れてしまった。とても綺麗な板だったのに...」ということが多々あります。

無垢の木を相手にしていると1番悩ませられるのが乾燥です。木はたくさんの水分を含んで生きています。伐倒されたばかりの木には当然ながらたくさんの水分が含まれています。製材目的の木は水分の少ない秋から冬にかけて伐倒されますが、それでも水分はたくさん含まれています。切り口に手を当ててみると湿っているのが分かります。中には切り口の木口から水分が滴り落ちる木もあるそうです。水分をたくさん含んでいる木は柔らかく、接着や塗装にも向きません。なので木は必ず乾燥させてから使用します。丸太のまま置いてあっても中の水分が抜けるのには時間が掛かってしまいます。出来ればすぐに製材して板状にしてしまった方が早く乾燥します。製材した直後の板は含水率が50%以上あります。材木市場に並んでいる未乾燥材はたいてい含水率が50%以上あります。仕入れた材を相模湖工房に持ち帰って水分計で含水率を計測すると30%~60%の間に収まる割合が高いです。多くの板は含水率が50%を越えています。

室内で使用する木材の含水率の目安は10%前後です。要するに含水率50%以上ある板を含水率10%程度まで乾燥させなくてはいけないということです。単純に水分が抜けてくれるだけなら良いのですが、そう簡単にはいきません。水分が抜けると当然体積が小さくなります。その体積の変動に伴って、板が割れたり、反ったりします。

木は乾燥の過程で少なからず割れが入ります。どんなに上手く乾燥させたとしても木口から少しは割れが入っています。乾燥を終えて木口からの割れが10cm以内に収まっていたら上出来です。すでに仕入れる段階で割れが大きく入ってしまっている板もあります。木材の教科書では含水率が30%以下になってくると細胞内の水分が抜けてくるので、割れたり反ったりすると書かれています。しかし、実際には含水率が30%以上ある木でも割れたり反ったりしています。外側と内側で乾燥する進度が違うことが割れたり反ったりする大きな要因です。なので、含水率が30%以上あっても陽が当たって表面が少し乾燥しただけでビキっと割れが入ってしまいます。

そのため、木口には水分が抜けてにくくするために割れ防止剤を塗っておきます。専用の塗料が売られていますが、それが無いときはボンドを水で溶かして塗ったりもします。強力な割れ防止剤はたしかに割れませんが、水分が抜けにくくなります。割れなくても水分が抜けないのでは意味がありません。やはり使用する側からすると早く乾燥させたいんですね。なので、あまりに強力な割れ防止剤は乾燥の妨げになってしまいます。この辺は難しい問題です。ちょうど良い具合が分かれば良いんですが......

一時期実験的に木口にラップを巻くこともしてみました。ラップを木口に巻いた板を乾燥庫に入れたんですね。確かに割れにくい気もしましたが、必ず割れないというほどの効果はありませんでした。ラップを巻いた板でも割れてしまった板もありました。手間を考えると費用対効果はそれほど高くない気がして今はやっていません。

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木口にラップを巻いた板。こんな風にラップを巻いたんです。理論上は効果あるはずなんですが...またやってみても良いかもしれませんね。この板は絶対割れて欲しくないという板には巻いてみますか?気が向いたらまたやってみてこのブログでも結果をお知らせしますね。

まあ、とにかく自然素材を相手にしていると上手くいかないことばかりです。ちょっと目を離した隙に割れていた、反っていたなんてことがたびたび起きます。なので、板の扱いや管理には気が抜けません。悩ましいですが、そうした対応をしながら無垢材を加工するのも一種の楽しみなのかもしれません。

瑞木@相模湖

春と言えば、桜。無垢材家具に使われる桜はどんな板?【No.1861】

最近、ストレッチにハマっています。1年半前くらいからストレッチ用のパッドを使用して朝晩にストレッチをしていました。これがなかなかに良い感じで身体が軽くなって疲れを感じにくくなっています。で、最近になってまたストレッチ熱が高まってきました。今までは股関節のストレッチに重点を置いていたのですが、最近は肩甲骨に重点を置いています。肩甲骨まわりが硬いと肩こりの原因になるそうです。幸い、肩こりを感じない人なのでまわり硬くはないと思っていますが、決して柔らかくはないです。なので、しばらくは肩甲骨まわりを柔らかくしていこうと思っています。

さて、もう春は目前に迫っていますね。あと2週間もすれば桜が咲いているはずです。そんな実感は全然ないんですが...相模湖工房周辺は朝がまだとても寒いです。朝の温度がマイナスになっている日もまだありそうです。日中はだいぶ暖かく感じるようになりましたが... 桜と言えば有名なのは「ソメイヨシノ」という種類です。お花見で観ている桜の多くは「ソメイヨシノ」です。ソメイヨシノという種は観賞を目的として人工交配で作られた樹種です。そのため、寿命はあまり長くありません。それなりに大きくは成長しますが、高齢のソメイヨシノは幹の内部が空洞になっていることが多いそうです。そのため、板にして木材利用することはほとんどありません。ソメイヨシノの板が材木屋さんで売られていることは滅多にありません。そもそもソメイヨシノの丸太を製材することがないようです。

板には出来なくても塊で使うことはできます。木工旋盤を用いたサラダボウルなどには「ソメイヨシノ」もよく使われています。公園などにたくさん植えられている木なので、都会でも手に入れやすいようです。

家具に用いられる桜は「ヤマザクラ」という樹種です。家具以外にも木版画の版木としてもよく使われているみたいです。堅くて彫りにくいように思いますが、版木としては欠けないことが重要らしく粘りがあって堅い木が好まれるようです。「ヤマザクラ」という種は日本に自生しています。春になると山の中で花を咲かせているヤマザクラをポツポツと発見することができます。ヤマザクラの花はピンクではなく白に近いです。工房の隅にヤマザクラの木が1本生えていますが、やはり花の色は白っぽいです。花が咲くと同時に葉もでてきます。ヤマザクラの花の咲かせ方をみると、「ソメイヨシノ」が観賞用に交配された種であることがよく分かります。

日本人にとっては桜はイメージの良い木です。なので、サクラのテーブルなどを探している方も多くいらっしゃいます。ただ、現状としてはヤマザクラ材は流通量が少なくなかなか良材を手にすることができません。ソリウッドでは何枚かのヤマザクラ材を入れて乾燥させていますが、乾燥が難しい樹種なので使いものになるかはまだ分かりません。

国産のサクラ材が手に入りにくいとなると自然と外国産のサクラに目が向きます。恐らくサクラの仲間で1番よく使われているのが、北米産のブラックチェリー材です。ソリウッドでは単にチェリー材と呼んでいます。サクラを英語にするとチェリーになるわけですが、日本のサクラと北米産のチェリー材は違う樹種になります。

ヤマザクラ材もチェリー材も色は似ています。少しピンクがかったオレンジ色をしています。ヤマザクラ材は緑っぽい部分が入ることがよくあります。チェリー材にも緑色の部分がありますが、どちらかというとヤマザクラ材にたくさん出る傾向があります。始めはピンクがかったオレンジ色をしていますが、次第に色が濃くなっていきます。赤味が抜けて艶のある焦げ茶色に変化します。チェリー材で製作した家具は2年もすれば、製作直後とは全然違う色になっています。サクラ系の木は経年による色変化が激しいのが特徴になっています。他の樹種も経年によって色が変わりますが、ヤマザクラ材やチェリー材のように劇的な変化をする樹種は珍しいです。

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サクラの木はそれほど大きく成長しないようで、1枚板でテーブル天板になるサイズの板はほとんど流通していません。なのでテーブル天板にする場合は接着剤ではぎ合わせることが必要になります。ソリウッドではチェリー材の2枚はぎテーブルをよく製作しています。流通しているチェリー材で幅が広い板は幅が500mm前後のものが多いです。2枚はぎテーブルにするのがちょうど良いサイズなんですよ。

春が近づいているので、春の代名詞「サクラ」について今日は書いてみました。

瑞木@相模湖

Awazaシリーズの人気No.1、回転機能を持ったAwaza LDRチェア。【No.1860】

2017年になってから椅子の受注をたくさん受けています。なぜ椅子の受注が増えているのかは謎です。このブログで情報を発信しているのも少しは影響していのかもしれませんが...まったく影響してないかもしれません。というわけで今日のブログでは2017年になって動きがよくなっている椅子を紹介します。

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いのうえアソシエーツのAwaza LDRチェアです。この椅子は他の木の椅子と違った機能を持っています。上の写真をよく見てもらうと座面と脚の間に少し隙間があるように見えますよね。実はこの椅子は座面が回転するんです。オフィスチェアでは座面が回転するのは当たり前ですが、木の椅子で回転するのは珍しいと思います。座面と脚の間に回転するための金具が入っています。4本脚になっているので座って回転させても非常に安定しています。回転もとてもスムーズです。

Awaza LDRチェアは座面高が2種類用意されています。 座面高が410mmと430mmの2バージョンです。上の写真は座面高410mmバージョンです。

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こちらが座面高430mmになります。2cmの違いですが、写真でみると明らかに違いがありますね。座面高は身長と使用するテーブルの高さで選択してもらえれば良いです。座面の奥まで腰掛けて脚の裏がしっかりと床につく高さが良いです。脚裏が浮いてしまうのは少し座面高が高いです。どうしても脚裏が浮いてしまう場合は椅子の脚をカットすることも考えた方が良いですね。Awazaシリーズは好みの座面高になるように脚をカットすることが可能です。

Awazaシリーズは「腰の椅子」と銘打っている椅子シリーズです。日本人の体型にあった椅子を開発したいという思いで立ち上げられた椅子ブランドです。代表の井上昇さんは、大手椅子メーカーに勤務していました。数多くの椅子のデザインに関わってきた方です。

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Awaza LDRチェアの座面です。座面が広いのでゆったりと腰掛けることができます。座面の硬さも絶妙で、硬すぎず柔らかすぎずでちょうど良く感じます。少し厚めのウレタンフォームが中に入っているので長時間座ってもお尻が痛くなりにくい仕様になっています。

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こちらが背の部分になります。背も大きくてしっかりと背中を支えてくれます。適度な柔らかさもあるので背中が痛くなることもなさそうです。腰に不安がある方も安心して腰掛けることができます。

Awaza LDRチェアは回転機能がありますが、回転機能がないバージョンもあります。
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Awaza LDチェアです。座面より上はAwaza LDRチェアと同じです。脚は丸く面を取られています。

Awaza LDチェアとLDRチェアはウォールナット材、チェリー材、ナラ材の3樹種から木を選択することができます。ずっとウォールナット材とナラ材の2樹種でしたが、チェリー材も新たに選択できるようになりました。ソリウッドではチェリー材の人気が高いのでチェリー材が選択できるようになったのはとても嬉しいですね。

座面や背に張られるファブリックも数種類用意されています。本革を選択することも可能です。布座面は4種類19色の生地から選ぶことができます。なかでもデンマークのケアロップ社の生地は発色が綺麗です。上の写真のネイビーの生地がケアロップ社の生地です。よく見ると緑っぽい糸も編まれています。このネイビー色は選択される方が多いです。

ソリウッドの吉祥寺ショールームにはAwaza LDRチェアの見本も展示してあります。座り心地と回転機能をぜひ試して頂きたいです。

瑞木@相模湖

板には木表面と木裏面があって、耳つきテーブルの場合はカタチに違いが出てきます。【No.1849】

昨日のブログでは賢木@吉祥寺が導管について書いていました。ルーペで板の表面を覗くと導管と呼ばれる組織の縦断面を見ることができます。広葉樹にはストロー状の導管が無数に存在しています。普通に眺めているだけだとほとんど分かりませんがルーペで拡大してみると導管の存在がハッキリと認識することができます。また、木口をルーペで覗くと導管の横断面を見ることができます。ホワイトオーク材の場合はストロー状の導管が年輪に沿って規則的に並んでいるのが分かります。木って身近にあるので知っている気になっていますが、意外と知らないこともありますね。

今日は木表と木裏について書いてみます。木表と木裏という言葉を聞いたことがない方がほとんどだと思います。先ほどの導管は理科や生物に時間に習った記憶があると思いますが、木表と木裏は学校では習わないことです。でも、材木業界や家具業界では知らない人はいないくらい常識的な事柄として認知されています。

木表は、立木だった時に樹皮に近かった方の面の事を指します。逆に木裏は中心に近かった方の面のことです。1枚の板にそれぞれ木表と木裏があります。同じ丸太から製材された2枚の連続する板を考えると゛樹皮に近かった方の板の木裏面と中心に近かった方の板の木表面がほぼ同じような木目をしています。当然と言えば当然ですが、元々1つの塊だった物を製材しているわけですからね。

このことを利用しているのがブックマッチ天板と呼ばれるテーブル天板です。ブックマッチ天板は本を開いた時のような感じではぎ合わせている2枚はぎの板を指します。なので表面になるのは1枚の板は木裏、1枚の板は木表になります。もともと連続していた部分をカットしているので表面の木目はほぼ同じになります。ブックマッチ天板では左右で木目がほぼ対称になります。なので、1枚板テーブルでは味わうことができない木目の組みあわせを楽しむことができます。

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こちらは吉祥寺ショールームに展示中のトチ材のブックマッチ天板です。中心部分に近い濃い褐色の部分がX字上になっています。木目がほぼ左右対称になるブックマッチ天板ならではの模様になっています。このようにブックマッチ天板では左右の板がほぼ対称になるのが特徴です。

耳つきテーブルの場合、表面の木目だけでなく木表と木裏の違いが出る部分があります。それが耳です。耳とは樹皮がついていた部分のことを指します。木表面が上になると耳を目立つようになります。逆に木裏面が上になると耳が下側に隠れて目立たなくなります。耳の部分が傾斜している板で木表面を上にすると、事実上天板としては使えない部分がでることになります。あまりに傾斜が寝ている板を耳つきで木表面を上にすると少し使い勝手が悪くなります。

木裏面を上にすると天板として使用できる部分も増えるので幅を広くすることができます。また、下側の角を面取りしたのと同じような効果を得ることもできます。下側の角がないと、テーブルのエッジがシャープに見えるようになります。ある程度の厚みがあっても木裏面を上にすることで全体的にはシャープにみせることも可能になります。

材木業界では「木表面の方が木目が綺麗に現れる」ことから木表面を上にして使用することが常識になっています。でも、木目ではなく外見のカタチを気にすると木裏面を上にするメリットもあります。ソリウッドではどちらの面も上にして使用しています。その板でどっちの面を上にするのが最善かを考えています。木表面には節があるけど、木裏面には節が無い場合は木裏面を上にして使用しますし、木裏面に変色している部分があって木表面にはそれがないときは木表面を上にして使用したりしています。

耳つきテーブルを検討しているお客様の中で、耳が目立つほうが良いと考えている方、目立たない方がよいと考えている方がいらっしゃいます。ご夫婦で意見が割れるケースもあります。まあ好みの問題ですので、見た目の好きな方を選択するのが良いと思います。

瑞木@相模湖

導管見たことありますか?【No.1848】

吉祥寺ショールームのスタッフがインスタグラムに面白い写真を載せているので紹介したいと思います。



これは吉祥寺ショールームに木を知ってもらうためにホワイトオーク材の木片にルーペを置いておいて、来店された方に見て頂いているものです。写真はルーペにスマートフォンを近づけて撮影したものです。一見、平滑に見えている木材の表面も実際にはこのように細かな凹凸があります。写真の横に凹んでいるものが木材の導管と呼ばれる管の部分です。導管は主に木材の中で水分を運ぶ働きをしています。導管は樹種によって大きさや数が違います。また、導管の細い太いは木目の見え方にも影響していきます。写真のホワイトオーク材は導管が太い樹種になります。その他にもナラ・タモ・ケヤキなどの木材が導管が太いです。また、これらの導管は年輪に沿って規則正しく並んでいるので、製材して平滑に仕上げても表面に導管がでてくることになります。ですので、これらの材を触ってみると微妙な凹凸を感じます。


反対に導管が細く、不規則になっている樹種もあります。その代表例は、ウォールナット・チェリー・メープル・ブナといったものです。これらの樹種は先ほど挙げた樹種と違って、表面がスベスベに仕上がります。


特にオイル仕上げのように、塗膜を張らない仕上げの場合、導管の太さや配列が最終的な肌触りに影響を及ぼします。先ほど、挙げた導管が太く、規則正しく並んでいる材を環孔材と呼び、オイル仕上げにした際には若干の凹凸を感じる肌触りになります。一方、スベスベに仕上がる材は、散孔材と呼ばれています。一番はじめに掲載したインスタグラムの写真は環孔材であるホワイトオーク材ですので、導管がはっきりと見えます。これが導管の細いメープル材やイタヤカエデ材となるとこの倍率では導管らしきものは確認できない感じになります。


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吉祥寺ショールームではこんな感じで導管を確認出来るルーペを容易しています。このホワイトオーク材の表面をのぞいた後、他の樹種で出来た展示してあるテーブルの表面をのぞいてみてください。特にメープル材やチェリー材、ウォールナット材などの散孔材をのぞいてみると、その違いがはっきりわかると思います。


木のテーブルをお探しの方も木のことを良く知っているという方はあまりいらっしゃらないかと思います。今日紹介した導管についてもテーブルを探す上では知らなくてもよい情報かもしれませんが、おそらく10年20年ぐらいは使うことを想定していると思いますので、少しでも木について知識をもっておくと愛着もわきやすいかなと考えています。


毎月吉祥寺ショールームでもそういった想いで開催している感もあります。表向きは無垢材テーブルを選ぶ際に知っておくべき3つのことというサブタイトルをつけているので、テクニック的な内容に思われるかとおもいますが、実際には家具に使われている木材や仕上げに使われるオイルやウレタンの違いなどを知識として知って頂く内容になっています。そのあたりが少し知っておけば後悔のない家具選びが出来るのではないでしょうか?


ですので、長く使うテーブルをじっくり検討したいという方には損のないミニセミナーだと思います。次回は3月の最終日曜日26日の14:00〜になります。はじめの30分程度で樹種・サイズ・仕上げ方法の3つのポイントについて話をします。その後、オイル仕上げのメンテナンスの実践をお見せします。お時間のある方はぜひお越し頂ければと思います。


ついでに無垢材テーブルのメンテナンス講座の告知もさせて頂きます。3月の第2日曜日の12日14:00から行います。こちらの講座はすでにオイル仕上げのテーブルや家具をお持ちの方を対象にメンテナンス作業に特化した内容になります。選び方講座では時間の関係で省くちょっとした凹みの回復方法なども実践します。大変そうだと思われるメンテナンス作業も意外と簡単だと感じて頂けるかなと思います。


賢木@吉祥寺