家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

無垢家具の最近のブログ記事

デザインがよくて、座り心地も抜群なTACチェア【No.1872】

椅子のデザインは様々なです。用途や好みによって選ぶのが良いでしょう。今日は「ゆったりと座れて、掛け心地も良い」椅子を紹介したいと思います。


まず、真っ先に浮かびオススメしたいのが、「TAC」チェア(ISU-WORKS)です。この椅子は北海道在住のデザイナー兼木工家である高橋三太郎さんがデザインしたダイニングチェアです。長い間、三太郎さんの個人ブランド「santaro works」のラインナップとして製作・販売されてきました。ソリウッドでも私が入社する前から扱いがあり、吉祥寺ショールームで展示販売していました。まだ、この仕事を始める前に一度「TAC」チェアに座ったことがあります。その時に、今まで座ってきた木の椅子とは違った座り心地が抜群だと思ったことを今でも忘れません。その時座ったのは、ナラ材で板座の「TAC」チェアでした。木の座面の椅子は座面が硬く、長く座るには向かないと思い込んでいましたが、この椅子に座ってからは座り心地は座面の硬さで決まるものではないというのが良くわかりました。


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こちらが板座の「TAC」チェアです。「TAC」チェアの板座は無垢材を接ぎ合わせて作った板を丸みを帯びたカタチにカットして、座りやすくなるよう削り、絶妙な座り心地を体現しています。また、座った際にお尻が滑らないように刃物であえて傷をつけるように細かい凹凸をつけています。その上でヤスリをかけるので、座った際にひっかかる感じはありませんが、ツルっと滑ることを防いでいます。


「TAC」チェアの座面は板座の他に、ウレタンクッションが入った布座とレザー座も選ぶことが可能です。


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こちらがレザー座の「TAC」チェアです。布地やレザーの座の場合は、ウレタンクッションが入っているため、横からみると盛り上がっているデザインになります。もちろん、板座に比べるとおしり部分はソフトに感じます。より柔らかい座り心地が好みの方、長く座ることを前提に椅子を探している方にはこちらのタイプのほうがフィットするかと思います。


「TAC」チェアの抜群の座り心地は座面だけでは作られたものではありません。背をしっかりと支える背の部分とゆったりと手をおける肘掛けも欠かすことが出来ないパーツです。「TAC」チェアの背はやや高い椅子にあり背にそうようにカーブをしています。さらに横からみると、段々と薄くなっています。細かいところですが、無骨な感じがありながらも美しいと感じるデザインにはこの背のような細かいところにも行き届いたデザインとそれを忠実に再現する加工技術が詰まっていると感じます。現在では、「TAC」チェアは高橋三太郎さんと北海道津別町にある山上木工さんの協同プロジェクトであるISU-WORKSのラインナップとして製作販売されています。山上木工さんは沢山の木工機械を所有して効率よく精度の高い部品加工ができる木工所です。ですが、それだけでは「TAC」チェアのような高品質な椅子は出来ません。加工された部品を緻密に組み立て磨きあげるのは人の力が必ず必要になります。山上木工さんは機械加工と熟練した職人の仕上げによって質の高い椅子を作り上げています。


「TAC」チェアは幅500mm以上あり、椅子としては横幅のあるタイプの椅子です。このサイズのものを2脚並べて置こうとするとテーブルのサイズはW1500は少なくとあったほうが良いと思います。また、肘掛けがついているので、天板の下に幕板といわれる板がついているタイプのダイニングテーブルだと肘掛けをテーブル天板の下に納めることが出来ません。省スペースにもなるので、「TAC」チェアをお考えの場合は、幕板のないタイプのダイニングテーブルと合わせるとよいでしょう。


「TAC」チェアは、現在、ナラ材、ウォールナット材、チェリー材で製作することが可能です。価格は、材種や座の種類によって異なりますが、税込みで8万円代〜10万円代の価格帯になります。木の椅子の中でも高めの価格帯だと思いますが、座って頂き、細かい部分まで見て頂ければ納得して頂けると思います。


賢木@吉祥寺

新作耳つきテーブル天板の準備が出来ました。【No.1871】

おかげさまで多くの受注を頂いていまして慌ただしく作業をしております。今日はチェリー材のテーブルを立て続けにオイル塗装を施しました。昨日のブログでもチェリー材の経年による色変化についてお伝えしました。まだ読んでいない方はこちらからどうぞ。

チェリー材の経年変化による熟成感は半端ないですよ。【No.1870】

製作しているわずかな期間でも色が変化しています。オイルを塗ることでも少し色が変化してますね。1回目のオイル塗装が終わって乾かして、2回目のオイル塗装をすると色が濃くなります。それでもまだオレンジ色をしていますが...

吉祥寺ショールームに展示してある耳つきテーブル天板用の板がだいぶ少なくなってしまいました。こちらも補充しないといけないんのですが、なかなか思うようには進みません。それでも2セットの板を削ったので近日中に吉祥寺ショールームにもっていきます。今日は一足先にそれらの板を紹介します。

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まずはD98テーブルです。こちらは貴重な国産ヤマザクラ材を使用した耳つき3枚はぎテーブル天板になります。フケている部分や割れている部分があってどうなるかと思いましたが、なんとかカタチにすることができそうです。3枚の板はまだはぎ合わせていません。写真は合成写真です。おおよそこんなカタチのテーブル天板になります。少しシミがありますが、ヤマザクラ材の荒々しい木目を堪能できる天板です。サイズはW1500×D850程度で天板厚は35mmほどになります。

もともとはこんな板でした。同時期に仕入れた(おそらく同じ丸太から製材された板)3枚の板です。
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ヤマザクラ材は乾燥が難しい板です。割れが入りやすいのと捻れやすいんですね。もともと2mない板だったので木口からどのぐらい割れが入るか心配していました。やはりそれなりに割れが入ってなんとか1500mmは確保できそうな感じです。捻れもそれなりにあって仕上がりで35mmほどと耳つきテーブル天板としては薄めになってしまいます。それでも国産の貴重なヤマザクラ材を使用した天板なのでそれなりに価値はあると思います。

ヤマザクラ材はとても綺麗で好きな樹種でたくさん仕入れたいと思っている樹種です。ただ、供給量が少なくなかなか手に入れる事ができません。材木市場でも幅が広めのヤマザクラ材が出品されることは稀です。見かければ仕入れるようにしていますが、なかなか揃いません。今回は同時期に仕入れた3枚の板でちょうど3枚はぎの天板が作れました。いつもこう上手くいくとは限りません。

もう1セットはチェリー材です。こちらは北米産の木材になります。
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こちらは仕入れた時期が全然違う板の組みあわせです。なので、左右の板の木目の印象が違います。左側の板の木目は大人しい様子です。右側の板はうっすらと縮み杢が入っていて派手な印象です。同じチェリー材でも木によって表情は違ってきます。あえて木目の違う板をはぎ合わせて個性的なテーブル天板にしようと企てました。

耳つきのチェリー材は北米から丸太のまま日本に輸入して日本で製材しています。同じ北米産のウォールナット材と比べると数は少ないですがこうした耳つき板を手に入れることができます。ソリウッドではこれまでにたくさんのチェリー材耳つきテーブルを製作してきました。今では耳つきテーブルの主力樹種です。チェリー材を選択できる椅子も数多く扱っています。テーブルと同じ樹種の椅子が選択できると統一感のあるまとまったダイニング空間を演出することができます。

今日紹介した2セットの板は近日中に吉祥寺ショールームに持っていきます。なので、実際の板を見ることができます。どんな板なのか実際に見てみないと分からないこともあるので気になる方はぜひ一度お越し下さい。

瑞木@相模湖

チェリー材の経年変化による熟成感は半端ないですよ。【No.1870】

3月の末になって寒い日が続いていますね。昨日は相模湖工房付近はまさかの雪でした。もう雪は降らないだろうと思っていたので、朝雪が降っていたのを見てとても驚きました。まだ寒い日があるんでしょうかね?桜が咲くのも少し遅くなりそうですね。早く暖かくなって欲しいなあ......

ソリウッドでは無垢材を使用したテーブルや棚、椅子を販売しています。椅子に関しては国内で製作している3メーカーの商品を受注販売しています。テーブルや棚はソリウッドのオリジナル商品で基本的にはオーダー製作しています。オーダーを受けてから製作するので、時間は掛かってしまいますがお客様のご要望するサイズで製作することが可能です。

既製品ではあまり見かけないサイズのテーブルを製作することも可能です。例えば正方形。ソリウッドで製作するテーブルも多くは長方形をしています。でも中には正方形をしたテーブルを探している方もいます。ただ、探してみると正方形のテーブルで意外と数が少ないんですね。そんな時はソリウッドにご相談ください。ただし、あまり大きな正方形のテーブルは機械の都合上製作することができません。

それと意外と注文があるのが小さいテーブルです。長さ1000mmで幅が650mmとか長さ1200mmで幅が800mmなど、既製品サイズよりも小さめのテーブルも製作実績がけっこうあります。大きいテーブルでも小さいテーブルでも作業工程は変わらないので、価格的には少し割高感を感じてしまうかもしれません。ただ、小さいテーブルも通常サイズのテーブルと変わらない製作工程で丁寧に作りますのでその点はご理解頂けたらと思います。

ソリウッドで受注するストレートカットテーブルで人気が高いのがチェリー材とウォールナット材のテーブルです。ずっとウォールナット材の人気が高かったですが、ここ1、2年はチェリー材の人気もウォールナット材に負けていません。他の無垢材家具を扱うお店の傾向は詳しくは分かりません。でも、ウォールナット材の人気がダントツという所が多いと思います。

なぜ、ソリウッドではチェリー材の人気も高いのかちょっと分かりません。ブログなどでチェリー材の紹介をたくさんしているからかもしれません。チェリー材の耳つきテーブルもたくさん製作しているからかもしれません。スタッフがチェリー材を推していることも影響があるかもしれませんね。

チェリー材は色の変化に特色があります。製作したてのチェリー材無垢家具はピンクがかったオレンジ色をしています。このブログなどで紹介している納品事例の写真も製作したてのまだ色が変化していないものです。それからだんだんと月日が経つにつれてドンドンと色が濃くなっていきます。徐々に赤味が消えて、焦げ茶色に近い色になっていきます。2年も経つとはじめの色とは全然違う色になります。

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納品から1年半ほどが経過したときに撮ったチェリー材のMAYチェアの肘掛けです。これは私が自宅で使用しているものです。この写真を撮ってからもう半年ほど経っているので、今はもう少し濃い焦げ茶色になっています。

で、納品時はどんな色だったかというと

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こんな色でした。自分でも驚きです。こんな薄い色をしてたんだと。肘掛けの左右の違いはありますが、同じ椅子を撮った写真ですよ。1年半でこんなに色が変化します。出来たてのチェリー材の色が好きな人には申し訳ありませんが、この色をキープすることはできません。空気に触れているとどうしても色が変化してしまいます。空気や日光に当たらないように保管しておけば色の変化は起きにくいですが、そんな使い方はできませんからね。事実上、チェリー材の色変化を止めることはできません。木の個体差によって多少の差はありますが、おおよそ上の写真のような色に変化していきます。

メンテナンスも一切していません。肘掛けの所に多少のザラツキは感じますが、オイルが抜けてしまった訳ではないので特になにもしていません。何もしていなくても色は変わっていきます。

納品直後は少し明るくて浮いているように感じるかもしれません。でも段々と落ち着いた色になって馴染んでいくと思います。個人的には製作直後の色も変化後の色も好きですが、どちらかと言うとやはり色変化後の方が好きです。なんか熟成された感じが出ますね。この熟成感がたまりません。熟成感ってそんなに簡単に出るものではありませんからね。

納品したテーブルがその後どんな色に変化したかについては写真が無いので、皆さんに見てもらうことができません。おおよそ椅子の色と変わりはないはずです。

というわけで今日のブログではチェリー材の色変化について書いてみました。

瑞木@相模湖

「CLASS-S」なトチ材の耳つきテーブル【No.1869】

少し前に吉祥寺ショールームでネットメディアから取材を受けました。それが記事になって公開されました。


JVCヘッドフォン|ハイクラスヘッドホンシリーズ「CLASS-S」Monthly Column vol.12「ソリウッド」耳つきテーブル

JVC社が展開するハイクラスのヘッドホンシリーズ「CLASS-S」シリーズの特別サイトの企画として掲載されているコラムになります。使い込めば使うほど味わいが深まる価値がでることをコンセプトにあったモノやコトをライターの中林直樹氏が紹介しています。「CLASS-S」シリーズには木を使っている商品のラインナップもあり、その流れでソリウッドの耳つきテーブルを紹介頂くことになりました。


ソリウッドのウェブサイトに掲載している写真とは違い、プロがライティングなどをして撮影した写真が掲載されています。ぜひご覧頂ければと思います


今回メインで紹介頂いたのは耳つきテーブルです。耳つきテーブルとは、丸太の状態で樹皮があった部分のカタチをそのまま残したテーブルをそう呼んでいます。パンの耳を連想して頂くとイメージがしやすいかもしれません。食パンの外側の茶色の部分を耳といいますよね。木の板でいうと樹皮の部分になります。樹皮そのものは、剥がれてきたり、そのままついていると虫が入りやすくなったりするので、乾燥に入る前に取り除いておく必要があります。樹皮を取り除くと中心の木部とは少し違ったテクスチャーが現れます。樹皮のすぐ内側にはいわゆる木目(山型が重なりあった模様)が出てきません。


先ほどのコラムでは主にT24のトチ材耳つきテーブルの写真を掲載頂きました。こちらは天板の厚みがなんと60mmもある迫力満点の2枚はぎ天板になります。トチ材は板の中心と端の部分の色味がはっきりと違いがあります。中心部分は淡い茶褐色で、樹皮にちがい部分はクリーム色っぽいより明るい色味になります。ウォールナットやチェリー材の場合、この色が明るい辺材部分はさほど面積的に大きくありませんが、トチ材の場合は辺材の割合が高くなる傾向にあります。同じような特徴を持つのが、カバ材になります。また、トチ材は木目の肌理が細かくオイルで仕上げた天板の表面を触るとスベスベと気持ちよい感触を味わえます。


最近ではT24の天板のように厚みが60mmもあるものは少なくなってきています。大きな丸太の流通も少なく、あまり厚く製材しなくなった背景がそこにあります。市場などに出ているトチ材を見てもここまで厚い天板がとれるものは少なく、貴重ともいえるでしょう。


トチ材は個体差が激しい樹種でもあります。T24の板は比較的トチ材に現れる特徴を網羅しているオーソドックスなトチ材ともいえますが、中には同じ樹種とは思えないトチ材も見掛けることが多々あります。


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これは過去に製作して納品させて頂いたテーブルの天板ですが、これもトチ材です。なんとも言えない激しい木目が出ていますが、木の持つ力強さを感じさせてくれます。


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こちらもトチ材の天板です。赤身といわれる部分がなく、全体的に白く明るい色味になっています。端のほうには波打ったような模様が出ています。これは縮み杢と言われるもので、トチ材に多く見られます。一見すると、凹凸があるように見えますが、もちろん凹凸はなく平滑に仕上がっています。


こうしてみると、同じ木目がでることはない無垢材のテーブルの中でも、トチ材は個性的で想像を超える表情を見せてくれる材です。まさに世界で唯一の佇まいといった感じです。


トチ材を選択されるお客様は、「明るめの樹種で耳つきテーブルを探している方」「木目のキレイさに惚れてしまった方」「圧倒的な存在感とスベスベの肌触りに心奪れてしまった方」などその理由も様々な木がします。


冒頭で紹介したT24のトチ材2枚はぎ天板はオイルが塗られた仕上がった状態で吉祥寺ショールームに展示してあります。ショールームでは仮の脚に天板を乗せているだけの状態ですが、ご注文を頂いた段階で、脚を製作して天板と脚をしっかりと固定した状態でお届けします。興味のある方はぜひ一度実物をご覧頂ければと思います。


賢木@吉祥寺

座面ファブリックの色を目立たせたいならブナ材の椅子がおすすめです。【No.1868】

明日26日(日)の14:00からソリウッドの吉祥寺ショールームで【無垢材テーブル選び方講座】が開催されます。無垢材テーブルを探し始めたけど聞き慣れない言葉が多くてよく分からない方、自分のダイニングに適切な大きさのテーブルは?といった疑問をもっている方などを対象にした無料講座です。樹種・サイズ・仕上げ(塗装)の3つのポイントについてどういう視点で選択すればよいかを賢木@吉祥寺が説明します。事前予約がなくても参加できますので、参加希望の方は時間までにソリウッドの吉祥寺ショールームまでお越し下さい。詳細は上のバナーをクリックして見てください。

昨日のブログでメープル材の椅子を紹介しました。白っぽい色をした樹種の代表格がメープル材です。メープル材の他に白っぽい色をした材にブナ材があります。両者ともに真っ白ではありません。塗装をすると少しクリーム色になります。時間が経過すると共にクリーム色の度合いが強くなっていきます。

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こちらがブナ材の椅子になります。モデルは宮崎椅子製作所のPocketチェアです。art.10000-19という布生地との組みあわせです。紫色っぽいピンク色とグレーの糸が混ざって織られている布生地になります。グレーの糸はドッド柄のように織られています。吉祥寺ショールームでもこの生地を使った椅子を展示しています。生地を選ぶ際のサンプル帳でみるとかなり派手な印象ですが、こうして椅子に張られてみるとそれほど派手な印象は受けません。生地見本を見て気に入ったけど、ちょっと派手かなと思っている方は実際にはそんなに派手に見えない事が多いのでぜひチャレンジしてもらいたいですね。この布生地座面のことを書いたブログも興味がある方はご覧ください。

座面の交換が出来る椅子【No.1390】

Pocketチェアの背はわりと大きめにデザインされています。背が大きいとしっかりと背中を支えてくれるので安定して座ることができます。
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ブナ材の特徴はよく見ると細かい斑点があることです。この斑点があればブナ材だとすぐに分かります。散孔材といって導管が狭い木なので、表面の仕上がりは滑らかで手触りがすべすべしています。触るととても気持ち良いです。堅さもあるので丈夫です。昔は子供の学習机などによく使用された樹種ですね。英語にするとビーチ材となります。ビーチ材という言葉は聞いたことがあるかもしれません。北欧系の家具によく使われています。日本でもたくさん売れている有名なYチェアにもビーチ材が使われています。

ブナ(ビーチ)材の家具には鮮やかなファブリックが似合います。

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こちらはHakuチェアという椅子です。薄い緑色をした座面との組みあわせです。樹種の色に主張が少ないのでファブリックの色がとても映えます。

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黄色のファブリックにするとこんな感じになります。可愛らしい雰囲気が出てきます。

ソリウッドが取り扱っている椅子メーカーでブナ材が選択できるのは宮崎椅子製作所だけですが、8モデルの取り扱いがあります。中でもHakuチェアはブナ材を選択される方が多めです。シンプルなデザインの椅子でファブリックの色を目立たせたいと考えている人にはオススメです。

ストレートカットテーブルの定番樹種としてブナ材はラインナップしていません。でも、材が手に入れば製作することが可能です。過去にもブナ材でテーブルを製作した実績があります。材木屋さんでの在庫も安定しているのでよほどタイミングが悪くなければ製作することは可能です。もし、ブナ材のテーブルが欲しいという方がいたら吉祥寺ショールームまでお問い合わせください。

というわけで今日は明るい色をしたブナ材を紹介しました。

瑞木@相模湖

春らしいコーデにはもってこい、明るいダイニング空間を演出するならメープル材の椅子を。【No.1867】

3月に入ってメープル材のテーブル、椅子、棚の注文が続いています。通常はポツポツと注文が入る程度の樹種なんですが、3月は続いています。時々こうした現象があるのがメープル材です。なぜ続くのかは分かりません。無垢材家具の七不思議ですかね?一説によると春らしくなってきて、明るい色を無意識に求めるようになっているのではないかと。本当はどうなんですかね?と言うわけで今日は明るい色の椅子を紹介していきます。具体的にはメープル材が中心になりますが。

ソリウッドで取り扱いがある椅子メーカー3社ですが、メープル材を選択できるのは2社の椅子です。残念ながらいのうえアソシエーツのAwazaチェアはメープル材を選択することができません。Awazaチェアはウォールナット材、ナラ材、チェリー材の3樹種の設定になっています。メープル材を選択できるのは宮崎椅子製作所とISU-WORKSの椅子になります。宮崎椅子製作所の椅子はほぼすべてのモデルでメープル材が選択できます。ISU-WORKSの椅子はGシリーズの椅子でメープル材を選択することができます。

ISU-WORKSのGシリーズはコンパクトな設計で軽いので日々の暮らしに溶けこむ椅子です。ダイニングチェアと最適になるように設計されています。また2脚3脚ならスタッキングすることもできます。Gシリーズの椅子は名前の末尾にGが付いているので分かりやすいです。HUGチェア、LOGチェア、MAGチェア、MEGチェア、PEGチェア、TAGチェアの6モデルになります。

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メープル材のMEGチェアになります。座面はMI-4という布生地が張られています。MIシリーズの布生地は薄手のサラッとした生地になります。夏でも快適に座ることができそうな布生地です。MI-4は薄いグレーの生地でメープル材との相性も良いですね。MIシリーズの生地は新しく選択できるようになった生地で今まで選択できなかった色も多く含まれています。薄い色の布生地がラインナップされるようになったのは嬉しいことですね。特にメープル材のように白っぽい色の樹種には同系統になるので落ち着いた雰囲気の組みあわせができるようになりました。

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こちらはNC178というカラシ色をした布生地と組み合わせたメープル材のMEGチェアです。シブい組みあわせですね。NCシリーズの生地はウールを含んでいるので温かみのある生地になります。冬っぽいイメージの布生地です。この色以外にもPOPな赤や青もラインナップされています。写真はないのですが、メープル材と鮮やかな赤や青の組みあわせは春っぽい雰囲気にもなります。

宮崎椅子製作所の椅子もメープル材を選択することが可能です。ただ、驚いたことに手元に宮崎椅子製作所の椅子でメープル材の椅子の写真がありませんでした。受注を受けたことはあると思いますが、残念ながら写真が残っていません。宮崎椅子製作所の椅子で選択できるファブリックでメープル材と相性が良さそうな生地はこれです。

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HOLLY 1 PLAIN−02というファブリックです。薄いグレー色をいています。写真はナラ材との組みあわせですが、メープル材にも合うと思います。HOLLY 1 PLAINシリーズの生地は発色が綺麗でメープル材の色白な木目と合わせるとより発色の綺麗さが際立つはずです。

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こんなブルーとの相性も良いかもしれません。POPな色のファブリックを選択すると北欧家具っぽい雰囲気もでてきます。

メープル材は色が白っぽいので、柔らかい木材と思われがちです。しかし、実際は広葉樹の中でも重くて堅い木材になります。ウォールナット材やチェリー材と比べるとずっと重くて堅いです。なので、より頑丈な椅子になります。見た目とのギャップはありますが...

メープル材の椅子と合わせるならテーブルもメープル材にした方が統一感が出て良いでしょう。ソリウッドのストレートカットテーブルはメープル材を選択することが可能です。厚みも30mmと40mmから選択することができます。春らしくなってきた今日この頃、メープル材の椅子やテーブルも無垢材家具選びの選択肢に入れてみてはどうでしょうか?

瑞木@相模湖

耳つきテーブルが製作しやすい樹種【No.1866】

耳つきテーブル用の板に関するお問い合わせが相次いでいます。今すぐに提案できる板については、ソリウッドの耳つきテーブルのウェブページに掲載しています。


ソリウッドの耳つきテーブル

ストレートカットテーブルでも人気のウォールナット材については、新たな板が4セット加わりましたので、是非ご覧頂ければと思います。いずれも2枚の板を接ぎ合わせて奥行き800〜850mmがとれるものになります。長さもW1500サイズもありますし、横に三人掛けが出来るW1900サイズもあります。価格につきましては順次ウェブページにも掲載していく予定ですが、気に入った板があった場合はメールでお問い合わせ頂ければ見積額を返信させて頂きます。今回新規に掲載した板はテーブルにした価格で30万前後の価格帯になります。もちろん定番の4本脚込みの価格になります。定番の4本脚は4つのデザインからお選び頂けます。定番のデザイン以外にも対応することは可能なので、ご希望がございましたらお知らせ頂ければそれをふまえた見積り額を提示することが出来ます。


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掲載の写真は荒削りの状態で1枚1枚写真を撮り、それを2枚はぎにした場合の様子がわかるように合成した写真です。表面に裏と書いてありますが、これは板の表裏を書いただけで、実際にはこの裏と書かれている面が表になります。


耳つきテーブルについては、木目や表情はもちろん耳のカタチも唯一無二になります。そのため、基本的には実物もしくは写真で見て頂きご注文を受けるカタチになります。樹種については、その都度在庫している板が違いますので、なんとも言えない部分もありますが、流通量や価格帯などの条件があった樹種がいくつか存在します。今日は比較的製作することが多い、耳つきテーブルの樹種について書いていきます。


耳つきテーブルには木の樹皮の部分がそのまま残っている板を端に使う必要があります。木には樹皮があるので、理論上はほとんどの樹種で耳つきテーブルは製作できることになります。が、耳の部分がふけやすい樹種であったり、そもそも製材する時点で耳をカットして流通させている樹種などがあるため、現実的には耳つきテーブルを製作できる樹種はそれほど多くはありません。


ソリウッドで製作している耳つきテーブルの樹種で数多く製作しているのは、やはり人気のウォールナット材でしょう。ウォールナット材は北米で製作されている広葉樹で、深く味わい深い濃い茶褐色が特徴の材です。耳のないストレートカットテーブルの場合は何枚かの板を接ぎ合わせますが、全体的には濃い茶褐色の天板になります。ところが、本来ウォールナット材の樹皮に近い部分は白っぽい色味をしています。そのため、耳を残す耳つきテーブルの場合、両端数センチは濃い茶褐色ではなく白っぽくなります。ですので、ストレートカットテーブルとは一味違った仕上がりになります。ソリウッドでは、しばらく耳つきテーブルを製作出来る板の在庫がない状況が続いていましたが、従来とは違った仕入れ先ルートによって最初にあげた板を仕入れることができました。


続いてウォールナット材と同じ北米産のチェリー材も比較的在庫がある樹種です。チェリー材も端から数センチは他の部分より色味が白くなります。ウォールナットほどコントラストが少ないですが、色味の違いは出てきます。


ストレートカットテーブルでは定番のラインナップに入っていない樹種でも耳つきであれば製作することが出来る樹種もあります。その代表格はカバ材です。カバ材は硬く、木肌は緻密で均等です。硬い木ではありますが、加工性はよく、反り等の狂いも少ないとされています。中心部分はやや赤味のある淡い茶褐色で、外側は白っぽい色味をしています。


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この白っぽい色味の部分が他の樹種に比べると面積が多いのが特徴です。明るめの色味で耳つきテーブルを探している方にはオススメの材です。この他に、トチ材、クリ材などが時折材木市場で耳つき板を仕入れています。


賢木@吉祥寺

無垢材オープンラックの可能性【No.1865】

ソリウッドでは、無垢材の代表的な家具とされるダイニングテーブルの他にも本棚やリビングラックもオーダーで製作しています。その多くは背板、つまり後ろに板がないタイプのオープン棚になります。もちろん、背板や扉、引出しをつけたタイプの収納も製作することもありますが、全て無垢材で製作するとなると、オープンなモノに比べると、製作時の手間がより多くかかることになるので、価格的にもアップしてしまいます。


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無垢材で棚類を製作する際には、素材が頑丈であるということに利点があります。素材によっては背板を入れることで構造的に強くして、棚として成立させている場合もあると思います。ですが、比較的堅い広葉樹の無垢材を素材に使うことで、背板なしでも成立させる棚を作ることが出来ます。続いてオープン棚にすることのメリット・デメリットをみていきます。


インターネットでも気軽に閲覧することが出来るgooの辞書で「背板」を調べてみると、


1. 腰掛けなどの、人の背が当たる部分に取り付けられた板。

2. 材木から角材や板をとった残りの、片面に丸みのある板。

3. 「背負子」(荷物をくくりつけて背負うための木製や金属製の長方形の枠)に同じ。

4. 鎧の腹巻きの背中の引き合わせの隙間をふせぐために当てるもの。

とあります。先ほどから棚の背板といっていますが、この辞書には私が普段の接客でも使っている意味が出てきません。1,2は家具や木材に関する意味ですが、普段の会話ではあまり使われてはいないと思います。もしかすると、棚類の後ろ側につけている板について、「背板」とは言わないのかもしれませんが、簡単に意味合いを想像出来るので、一番しっくりくる言い回しになると思います。


少し脱線しましたが、棚類のメリット・デメリットに戻します。


・見た目がスッキリする

・部屋や空間の中に置き、仕切りとしても使える

・籠や箱などを利用して収納することも出来、汎用性の高いものが出来る

といったあたりがメリットでしょう。1つ1つ少し詳しくみていきます。背板がないことで余分なものがありませんので見た目がスッキリします。また、向こうの景色が見えますので軽やかな印象を与えます。また、背のあまり高くないオープンラックを置くことで、部屋の仕切りとしても使うことが出来ます。両側から使うことも出来ますので、飾り棚や衣服をたたんでおいておくなどすると、両側から使いやすくできます。最後にあげるメリットは収納するものによって、他のアイテムを追加することで汎用性が高くすることが出来ます。例えば、本を収納する場合はそのままの状態で本棚として使って、他の棚は市販の籠や箱に小物やお子様のおもちゃなどをまとめていれ、それをラックにしまうことが出来ます。こうすることで片付けにくいものやあまり見せたくないものも収納出来ます。さらには、気分や収納するものが変わった場合にも場所を入れ替えたりすることが可能です。引出しや扉をはじめからつけてしまうと、後から場所を変えたりするのは難しくなります。


デメリットですが、壁と隙間ができ、それが見えてしまう点がぱっと思いつきます。これは見た目の問題が大きいですが、同じサイズの本を収納する際はぴたっと奥まで収納することが出来ないので、きっちり揃わないといったことが生じます。これは細かなことではありますが、気にする場合は、背板もしくは高さ20mmほどのストッパーをつけるほうが良いでしょう。


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ソリウッドが製作するオープンラックは決まったサイズというものがありませんので、置きたい場所に合わせたサイズで製作することが出来ます。また、棚板の位置なども強度を保つために多少の制約はありますが、希望をお聞きすることは可能です。オープンラックをご希望の場合は、まずは外側のサイズと棚板の数などの仕様・樹種をお教えください。それをもとに見積りを算出します。見積りをご覧頂き先に進めるようでしたら、図面を描いて最終仕様をご相談させて頂きます。樹種などがわからない場合はお気軽にスタッフまでお申し付けください。もちろん、メールやお電話でも見積依頼をして頂くことは可能です。


賢木@吉祥寺

桜が開花したので、チェリー材の椅子によく選択されているファブリックを紹介しましょう。【No.1864】

東京では桜の開花宣言がされましたね。なんだか全然実感は湧きませんが春はもうすぐそこですね。相模湖工房周辺はまだ朝がとても寒くて春はまだ先かなといった様子ですが。ちらほらとタイヤ交換をしている風景を見ますと春だなとも感じます。そんな中先日は春と言えば桜というわけで無垢材家具に使われる桜についてブログを書きました。興味がある方はぜひ読んでみてください。

春と言えば、桜。無垢材家具に使われる桜はどんな板?

我々に馴染みのあるソメイヨシノは残念ながら木材利用はほとんどされていません。なので我々も使った事はありません。桜で使うのはヤマザクラ。日本各地に自生する桜でソメイヨシノよりも咲く花は白っぽいです。外国産なら北米のブラックチェリー材です。ヤマザクラもチェリーも経年によって色が濃く変化します。それがサクラ系木材の最大の特徴です。

今日のブログではチェリー材の椅子によく選択されているファブリックを紹介していきます。

先日はウォールナット材で同じテーマでブログを書きました。そちらも気になる方はどうぞお読み下さい。

ウォールナット材の椅子にはこんなファブリックが選ばれています。

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ISU-WORKSのMAYチェアにNC128というチャコールグレーの布生地を組み合わせたバージョンです。実はこれは私が自宅で使用している椅子なんですね。納品時に撮った写真がこれです。納品時は少しピンクがかったオレンジ色をしていました。この椅子を購入したのが2015年の5月です。なので、2年近く経っています。今ではすっかり色が変化して濃い茶色をしています。納品時よりも今の方がこの色のファブリックとよく合っている気がしています。このNC128はチェリー材に限らずどの樹種にもマッチするとは思います。でも迷ったらこのNC128にしておけば間違いない気がします。

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こちらもISU-WORKSの椅子です。HUGチェアというモデルになります。明るいオレンジ色をしたレザーとの組みあわせです。木の色と同系色の組みあわせですね。この6631というレザーはチェリー材の椅子との組みあわせで選ばれることが多いです。逆にいうと他の樹種ではほとんど選ばれていないですね。同系色なのでまとまりがある組みあわせになります。

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こちらも色の近いファブリックと組み合わせた例です。NC178というカラシ色をした布生地です。落ち着いてシブい感じになります。

ISU-WORKSブランドの椅子だとチェリー材を選択された方がもっとも多く選んでいる座面は板座面です。他の樹種よりもチェリー材は板座面が多く出ています。何故かは分かりませんがこれまではそういう傾向が強いです。

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こちらは宮崎椅子製作所のUUチェア。チェリー材UUチェアと茶色の革座面の組みあわせです。時間が経ってチェリー材の色が濃く変化すると座面との色味が近くなってよりフィットするようになるのではないでしょうか。落ち着いた大人の雰囲気を出したいなら茶色の革座面はもってこいですね。

以上がチェリー材の椅子を選択された方がよく選んでいるファブリックになります。選択されている方は少ないですが、他にもいろいろな組みあわせで受注を受けています。のでそれらも少し紹介しておきます。

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チェリー材と青系の組みあわせだとこうなります。UUチェアとart.10000-1という布座面との組みあわせです。鮮やかな色との組みあわせも悪くありませんね。

白系ファブリックとの組みあわせだとこんな感じになります。
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Pocketチェアとart.9445-72という布との組みあわせ例になります。白系の座面になると少しかわいらしさが増しますかね。

チェリー材の椅子とファブリックの組みあわせはこんな感じになります。ソリウッドのPinterestページでは椅子の納品事例写真を多数掲載しています。樹種とファブリックの組みあわせに迷ったらぜひ参考にしてみてください。

瑞木@相模湖

節も樹脂で埋めて平滑に仕上げます【No.1862】

節を樹脂で埋めたサンプルを瑞木@相模湖に作ってもらいました。これまでは口頭での説明と過去の製作実例の写真をお見せしながら説明をしてきましたが、実物を見てもらうのが一番だと思い、ウォールナット材とチェリー材で1枚づつサンプルを作りました。


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サンプルの板はこんな感じです。丸くて魚の目みたいなカタチをしている部分が節にあたります。節の部分が抜け落ちてしまっているので、その穴を埋めるためにウレタン樹脂を充填して平滑に仕上げています。


と突然節について話を進めましたが、改めて節とは何かを説明したいと思います。


節とは、木が伐採される前に枝があった部分になります。通常、伐採された丸太は、製材する前に枝をおとして、何枚かの板に分解されます。製材された板に木目の途中に丸い模様のように出てきます。節には、「生節」と「死節」があります。枝が生きた状態で成長して包み込んだものを「生節」といいます。この場合、まわりの木目部分と節の部分が一体化されているので、節の部分が抜け落ちることはありません。ですが、乾燥の工程で、節のなかで割れが生じて、少し隙間が出来ることはあります。一方、死節は枝が枯れてから包みこんだ状態のものを指します。節の部分が枯れて周りの木部と関わりがなくなってしまっているので、製材した際に節ごとボロっと抜け落ちてしまいます。


節は一般的に製材された板の欠点といわれることがあります。これは主に見た目への影響を考えた際に指摘されている点だと思います。他の大部分を占める木部と部分と違って明らかに異質な見た目をしていて、またどこに現れるかに規則性がないため、見た目を揃えるには節がないほうが統一感があって良いという考えに基づいての節に対する欠点のイメージがついてしまったと思われます。ですが、枝がない木は無いわけであって、節があるのがむしろ自然といえます。死節でも、節の中が割れて隙間が出来てしまっている場合でも樹脂で埋めてしまえば、テーブルとして機能に差はありません。ですが、見た目の問題で「目玉みたいで苦手」という方はいらっしゃいます。


次にソリウッドでの節の扱いについて説明します。


ソリウッドの無垢材テーブルには、4辺が直線にカットされたストレートカットテーブルと樹皮があった部分のカタチをそのまま残した耳つきテーブルの2種類があります。ストレートカットテーブルは、樹種・サイズ・仕上げを決めて頂きオーダーで製作する方式で受注生産をしています。実際に使う板の組み合わせにつきましてはこちらにお任せ頂くkとになります。先ほども少し説明しましたが、節の部分は明らかに他とことなる見た目をしているので、節があるとガラッと表情が変わってしまいます。そのため、天板の個体差が激しくなり、サンプルで展示しているものと大きく違うものになってしまう可能性が高くなります。そこで、ストレートカットテーブルについては、大きな節などは表に出ないようにするよう木取りをしています。こうすることで、ある程度の見た目の品質を保つようにしています。天板の裏面には節などが入っている場合があります。


一方、耳つきテーブルは耳のカタチだけでも同じ物はなく、個体差が激しいテーブルといえます。そのため、製作前に一度、板の写真や現物を一度見てもらうようにしています。節が天板の表にきてしまう場合でも、写真や実物で説明がしやすくなり、節がでることを納得して頂くようにしています。こうすることで完成品とのギャップを少なくすることが可能です。節の部分の周りは独特の木目が出ることが多く、それがあるからこそ素敵に見えるテーブルが出来ることも多々あります。


テーブル以外の棚についても、大まかな製作ルールを設けています。棚の外側や天板の上など、目立つ部分については節のない板を使うようにしています。ですが、側板の内側や棚板につきましては、本などを置いてしまえば目立つこともないと考え、小さめの節や入り皮などが入った板も使うことがあります。


このように、製作するものについて少しづつルールを変えて製作をしています。


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こちらはチェリー材の節部分を埋めたサンプル板になります。


賢木@吉祥寺