家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

無垢家具の最近のブログ記事

無垢材テーブルの価格。【No.2318】

無垢材テーブルを検討中の方で、価格について気になっている方も多いと思います。「無垢材は高い」というイメージがあるためだと思います。確かに価格は無垢材ではない木質素材を用いたテーブルよりも高いです。でも、とてつもなく高いというレベルではないです。もちろん貴重な一枚板を天板に使った無垢材テーブルは高いです。大きさにもよりますが、50万円くらいはします。高いものになると100万円を超えたりもするでしょう。でも、無垢材テーブルは一枚板テーブルだけではありません。幅が120~180mmくらいの板を接着剤ではぎ合わせたストレートカットテーブルなら20万円以下で購入することができます。

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ソリウッドで人気のチェリー材のストレートカットテーブルの場合、W1500×D850で天板厚が30mmのテーブルが4本脚付きで、¥166,320(消費税8%込)となっています。この価格には関東地方(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県)への送料が含まれています。お部屋の中に運び込んで脚を取つける作業までを含んでいます。その他への地域にも送ることは可能です。その場合はプラスで送料がかかります。例えば、九州地方に送る場合は5,400円(消費税込み)、近畿地方に送る場合は2,160円(消費税込み)となります。その他の地域につきましてはスタッフまでお問い合わせください。

W1500×D850mmのテーブルは4人掛けで食事をするのに適した大きさです。標準的なダイニングテーブルの大きさと言って良いサイズです。このサイズの無垢材テーブルが込み込みで16万円台です。無垢材テーブルは丈夫なので長く使うことができます。もちろん傷がついたり、汚れたりすることは当然ありますが、メンテナンスをすればほぼ元通りにすることも可能です。合板などの木質素材の上に薄い無垢材(ツキ板)を貼ったテーブルの場合、表面を削ってメンテナンスすることがほぼ不可能です。ツキ板の厚みには色々と種類がありますが、0.2mm、0.6mmといった薄さが標準です。これだけ薄い板なので、ヤスリやカンナで表面を削るとすぐに下地が見えてきてしまいます。要するにメンテナンスをして長く使うということが考えられていないテーブルになります。その点が、無垢材テーブルと無垢材以外の木質素材テーブルの大きな違いになります。

無垢材テーブルや椅子などの無垢材を使用した家具は樹種によっても値段が違う場合はほとんどです。これは樹種によって木材の価格が異なるためです。木材価格は絶えず変動していますが、おおよその価格帯があるのでそれを目安にしてテーブルなどの価格を決めています。先ほどチェリー材のW1500×D850mmのストレートカットテーブルの価格を書きましたが、同じサイズで他の樹種の場合はどうなるか書きます。

ウォールナット材の場合は、¥189,000(消費税8%込み)となります。ウォールナット材は価格が高いのでどうしても他の樹種に比べると割高になります。ソリウッドのストレートカットテーブルの場合はウォールナット材が一番高い樹種になります。

メープル材の場合は、¥164,160(消費税8%込み)となります。チェリー材よりは若干お安くなります。ウォールナット材、チェリー材、メープル材は北米産の木材で現地で製材された板を使います。そのため、インチ単位で製材されています。タモ材、ナラ材、クルミ材は日本国内で製材された板を使用することが多いです。(日本に生えていた木というわけではありません。)そのため、製材する厚みは27ミリ、34ミリ、45ミリとなるのが普通です。ストレートカットテーブルに使用するのは34ミリで製材された板です。34ミリ厚の板を30ミリに仕上げるのは無理な場合があるので、これらの樹種に関しては28ミリ仕上げにしています。そのため、ウォールナット材、チェリー材、メープル材よりは2mm薄い天板になります。

ナラ材のW1500×D850mm 28mm厚のテーブルの場合、¥172,800(消費税8%込み)となります。ナラ材はここのところ価格が上昇しています。タモ材の場合は、¥163,080(消費税8%込み)になります。クルミ材は一番リーズナブルな価格で¥158,760(消費税8%込み)となります。一番高いウォールナット材と一番安いクルミ材での価格差は、30,240円になります。この価格差をどう見るかは人によって違うと思いますが...

というわけで今日のブログでは無垢材テーブルの価格について書いてみました。

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人気のあるウォールナット材。【No.2316】

梅雨に入ってやっぱり雨模様が続いていますね。今日は気温も上がらず寒く感じる日でした。雨も嫌いではないですが、やっぱり晴れていた方が何かと楽ですよね。雨が降ると行動の範囲が狭くなってしまいますからね。先日、『AI時代の子育て戦略』成毛眞・著 という本を読みました。その中で音楽やスポーツの才能は、ほとんどが遺伝という話の中で、慶應義塾大学の安藤寿康教授の双子実験の話が書かれていました。実は我々も安藤教授の双生児実験に被験者として参加していました。大学生の頃に安藤教授(当時はまだ助教授だったと思いますが...)監修のもと、テレビ番組の実験にも参加したことがあります。本を読んでいて自分に関わりがある事柄が出てきて嬉しくなりました。

さて、今日はウォールナット材の話をします。このブログでもなんども取り上げていますが、とても人気のある樹種です。世界的に見ても人気の樹種です。日本では今一番人気のある樹種といってもいいでしょう。それゆえ、価格も高騰していて"高い木"として認知されています。人気の理由はその色です。ウォールナット材は着色をしなくても濃い茶色をしています。木の色のイメージは薄い茶色だと思いますが、ウォールナット材は濃い茶色をしています。

ソリウッドではウォールナット材と表記していますが、ブラックウォールナット材、アメリカンウォールナット材という表記もされています。ブラックウォールナットとも呼ばれていますが、黒くはないです。焦げ茶色ですね。ウォールナット材は北米産の木材です。アメリカの東部が主な産地になります。ウォールナットという名前の通り、クルミの仲間です。日本にもクルミの木は生えています。家具用材として活用されるオニグルミという木が日本には生えています。でも、オニグルミは色がウォールナットほど濃くありません。色が全然ちがいます。

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こちらがクルミ材のテーブルです。
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こちらがウォールナット材のテーブルとイスです。色が違うと全然印象が違います。ただ、木目の様子を見ると似ています。クルミ材よりもウォールナット材の方が若干重めです。硬さも若干ウォールナット材の方が硬めですが、それほど大きな違いはありません。

ウォールナット材は北米産の木材ですが、日本にもたくさん入ってきています。大部分は現地で製材と人工乾燥が済んでいる木材です。厚みごとにまとめられたバンドルという単位でまとめられた状態で日本に入ってきます。丸太のまま日本に入ってくる場合もあります。丸太で入ってくるウォールナットは太めの木が多いです。丸太で入ってきたウォールナットは日本で製材されて、日本で乾燥がされます。耳つきウォールナット材の多くは丸太のまま日本に入ってきて日本で製材された板です。アメリカで製材された板を現地挽き、日本で製材された板を日本挽き、国内挽きと呼んでいます。現地挽きの板は強制的に人工乾燥をしているので、それを嫌う材木屋さんは丸太を仕入れて国内で挽いたウォールナット材を扱っていたりします。家具屋的には乾燥しているアメリカで人口乾燥された板は含水率が10%以下になっていることが多く、安心して使えるメリットがあります。ただ、天然乾燥や低温で時間をかけて乾燥させた板の方がウォールナットが持っている本来の色を保ちやすいというメリットもあります。その辺りは板を使う人がどう考えるかによります。ソリウッドではストレートカットテーブルや脚に使うウォールナット材は現地挽きで現地乾燥の板を使っています。耳つきテーブルに使うウォールナット材は国内挽きで、ソリウッドにある低温木材乾燥庫を使って乾燥させている板が多いです。

現在吉祥寺ショップでは現品販売をするウォールナット材のストレートカットテーブルが数台展示されています。耳つきテーブル用のウォールナットの板も数枚展示しています。ウォールナット材のテーブルをお探しの方はぜひ一度ソリウッドの吉祥寺ショップにお越しください。

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北海道津別町にショールーム"TSKOOL(ツクール)"をオープンさせた山上木工が作る椅子。【No.2315】

北海道の津別町にある山上木工さんで製作されているISU-WORKSの椅子。丁寧な作りで質の高い椅子としてソリウッドでも人気があります。知名度的にはまだまだですが、良質な木の椅子として間違いないクオリティですので自信を持ってオススメできる椅子です。まだ持っている方もそんなに多くはないので、自慢できる一品ではないかと思います。

山上木工さんがある津別町は人口が5000人に満たない小さな町です。自然豊かな地域ではありますが、他の地方都市と同様に過疎化が進んでおり、地域の活性化が大きな課題になっています。そんな中で山上木工さんは廃校になった小学校の校舎を利用したショールームをオープンさせました。ショールームとしてだけでなく、後々は木工教室を開催したりと木工や津別町の特産品や地元食品店などとのコラボしたふれあい空間としての活用も考えているようです。網走や知床といった観光地にも近く、観光客や移住者などの誘致にも役立てようといった試みです。小学校を元にしているので、名前は"TSKOOL(ツクール)"と名付けています。

そんなイメージをテーマにこの校舎に名前を付けました。名前はオホーツク(OKHOTSK)と、かつて学校であったスクール(SCHOOL)、津別町(TSUBETSU)、そして、ものづくり(つくる)を連想されるのをイメージして「TSKOOL」(ツクール)と名付けました。加えて、多くの人を津別町に呼び込みたいそんな想いがあるため、ロゴ文字ののOOは開いたドアをイメージしたロゴのデザインになっています。

6月の頭にオープンしたばかりですが、今後の活動にも注目です。東北海道のWebテレビ"道東テレビ"でもツクールのオープンを記念した番組が放送されました。

この番組の中で売れているISU-WORKSブランドの椅子が紹介されています。MEGチェアは最も売れている椅子として紹介されています。ソリウッドでも大変人気ある椅子です。

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どうですかね?なかなかの格好よさだと思います。売れているのもよく分かります。MEGチェアの特徴は背にもファブリックが張れている点です。ファブリックの下にはクッション性のある素材が巻いてあるので座面同様に柔らかい仕様になっています。柔らかいので背中への当たりはとても良いです。座り心地を考えるとやはり背も柔らかい椅子の方が良いかなと思います。背中へのあたりも柔らかく、ホールド力も高くなるからです。木の背だとどうしても滑ってしまってだんだんと姿勢が崩れてしまうこともあります。またハーフタイプの肘掛けもついているので機能性も高くなっています。前方まで肘掛けが伸びているタイプの椅子は邪魔になって立ち座りが若干しにくくなることもあります。肘掛けが短いタイプの椅子はそういった心配がありません。

LENチェアも人気のある椅子です。
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MEGチェアよりもゆったりめのサイズ感の椅子です。こちらも短いタイプの肘掛けがついている椅子です。座面はMEGチェアよりは若干硬めで背も木です。食事用の椅子だけでなく、くつろぎの時間を過ごしたりするのにも適した椅子です。ゆったりめの設計になっているので、窮屈さはなく自由な姿勢で座ることも可能です。多少、崩れた姿勢でも座れる椅子になっています。

今日は北海道の津別町にショールームをオープンさせた山上木工さんが製作するISU-WORKSの人気椅子を紹介しました。この夏に北海道の中央から東側、オホーツク地方などへの旅行を考えている方はぜひ、津別町にオープンしたTSKOOL(ツクール)を立ち寄るポイントの一つに検討してみてくださいね。

北海道へ行く予定のない方はソリウッドの吉祥寺ショップへどうぞ。ISU-WORKSの椅子は全て取り扱いがあり、見本を置いています。山上木工さん直営のショールームの次に展示数が多いショップだと思います。丁寧に製作された良質の木の椅子をぜひ体験してみてください。

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わかりにくい部分もある木の名前【No2314】

木材を扱う仕事をしていて、わかりにくいと感じことがあるのが木材の表記の仕方です。現在、日本で家具の製作に使われている木材の多くは輸入材となっています。そこで、でてくるのが木材を英語そのままをカタカナで表記するのか、日本語に翻訳したものを使うのかという問題です。これについては明確にルールがあるわけでなく、それぞれの材を扱う人がどう表記するのか決めているといった状態になっているようです。


「ナラ」は「オーク」?

よく出てくるものでまぎわらしいのは、ナラ材とオーク材です。どちらも聞いたことがある人は多いと思います。昔から家具やフローリングに使われている広葉樹で、現在でもメジャーな存在の樹種です。「ナラ」は日本語で、感じで書くと「楢」となります。「オーク」は「ナラ」の英語表記となり、本来は「oak」となります。内装や家具関係の材として使われる場合、産地によって使い分けをするケースがあります。例えば、日本や中国、ロシアなどで採れたものを「ナラ材」と表記し、ヨーロッパや北米で採れたものを「オーク」と表記するといった感じです。ソリウッドでも基本的にはこのような表記をしています。もともとは、日本の代表的な木材で、特に北海道で採れるナラ材は最高級とされてきました。近年では北海道産のナラが少なくなり、流通も減少してきています。そこで、比較的地理的にも近い中国、ロシアからの輸入材を国産のナラ材の代わりに使いはじめ、それが原因でこれらもナラ材と表記する流れになった推測されます。一方、オーク材は、ホワイトオークとレッドオークに分類され、北米から輸入されています。ソリウッドでは、基本的に前者のナラ材を使用していま。以前は、ホワイトオーク材を試してみたこともありますが、その時使っていた材が、表面の干割れ(乾燥の工程ででると思われる木材表面の小さな隙間)がたくさんあり、苦労した経験があり、現在ではほとんど使っていません。


「オーク材」について、もう一つわかりにくい問題が「カシ(樫)」材も英語では「オーク」と表記される点です。ナラ材は落葉樹で樫は常緑樹で見た目の雰囲気も違います。カシ(樫)は堅くて、狂いも少ない特徴があり、古くから鉋などの大工道具などに使われてきました。日本では、違った使われ方をされていたのもあり、ナラとカシは区別して使われることが多いです。しかし、英語では同じ堅い木ということで、一緒くたに「オーク」と表記されるようです。


混同しやすい「ビーチ」と「バーチ」

ややこしい日本語と英語表記の代表格はビーチとバーチです。「ビーチ」は日本語でいうブナ材のことです。「バーチ」は日本語でいうカバ材のことです。この二つは発音が似ているので、よく混同することがあります。椅子好きの方であれば、知っているであろうハンスJウェグナー氏がデザインしたYチェアという椅子があります。これは、日本語で「ビーチ」材で作れることが多いです。


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一方、「カバ」材はテーブル天板やその他家具や小物を作ることが多いです。ソリウッドでは、どちらも定番の樹種としては、採用していないものの、お客様のご要望があり、取引のある材木屋に在庫があれば製作することは可能です。特にビーチ(ブナ)材は、ウェグナー氏の椅子と合わせたいという方からの問い合わせを受けることが多く、製作例も多いです。


「ウォールナット」と「くるみ」は違う樹種?

ソリウッドの定番商品となるストレートカットテーブルは、樹種を選んでオーダーして頂くことが出来ます。選択肢には「ウォールナット」と「くるみ」という2種の樹種があります。実は、「ウォールナット」を和訳すると「くるみ」となるので、あれ?と思う方もいらっしゃると思います。ソリウッドでは「ウォールナット」と表記しているものは、北米からの輸入材となり正式には「ブラックウォールナット」といわれる樹種です。色が濃く、着色をしなくても味わい深い濃い茶褐色に仕上がります。この色味としっとりした質感が人気です。


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一方、「くるみ」は日本にも生育している「オニグルミ」や「サワグルミ」といった系統の仲間で、ブラックウォールナットほど色が濃くありません。そのため、違う樹種として扱っています。


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インスタグラムでみるソリウッド2018年5月編【No.2313】

ソリウッドではInstagramのアカウントを吉祥寺ショップと相模湖工房で持っています。このブログほどではありませんが、あまり間があかないように写真をアップしています。今日はそのインスタにアップされた写真を追加コメントを添えて紹介したいと思います。



少し前の吉祥寺ショールームの様子です。今現在では展示してあるテーブルが異なるので、少し様子は変わっていますが、だいたいこんな感じでテーブルと椅子を展示しています。吉祥寺ショップでは、気軽に見て頂くことができます。オーダーの家具屋は敷居が高いと感じる方も多いかと思いますが、相談などはいつでもやっていますので、お気軽にお越しください。こちらの画像はショップのメイトといえる大き目の部屋になります。ソリウッドで扱いのある椅子のほとんどはこちらの部屋に展示しています。椅子には自由に腰掛けて頂くことができますので、心いくまでかけてみてください。失敗しない椅子選びの一つはやはり現物に腰掛けてみることです。座り心地というのは、人それぞれですので、誰々が心地良いという話を聞いたからこれっというような決め打ちはせずに、見た目で気にいった椅子があれば、可能な限り座ってみることをおすすめします。こちらの部屋は階段を登って左側の部屋になります。ソリウッドの吉祥寺ショップには、もう一つ部屋があり、そちらにもテーブルと天板を展示しています。こちらの小部屋はテーブル選び方講座やテーブルメンテナンス講座でも使用しています。



こちらは、このブログでも何度か紹介していますが、最近力を入れている完成品販売のテーブル用にデザインされた八の字型の脚になります。もともとは家族みんなのデスクなどで好評でしたので、ダイニングテーブルの大きさでも強度的に問題がないように板の幅や厚みなどを変えています。また、斜めになっている角度についても試作をして調整してこのようなカタチにまとまりました。ソリウッドが通常使用しているプレートで脚をつける方法より、コストを抑えることができるので価格的にも少しお安い価格設定になっています。完成品テーブルはリーズナブルな値段以外にも、短納期(1週間以内に発送が可能)や実際に届く木目や色などを確認できるといったメリットもあります。引っ越しが近づいているけど、まだダイニングテーブルが決まっていない、欲しいと思ったときに欲しいといったご要望にお応えすることも可能な無垢材テーブルです。写真のテーブルはC120チェリー材耳つきテーブルになります。こちらは5枚はぎの耳つきテーブルです。天板厚30mmと耳つきテーブルとしてはすっきりとした印象のテーブルになっています。天板サイズはW1350となかなか注文では実現しにくいやや小さめのサイズになっています。詳細は以下のブログもご参照ください。


W1350mmの耳つきテーブル【No.2307】



こちらは工房の様子を掲載しているアカウトにになります。週末に開催している木工教室の1場面です。基礎1年コースを修了した方を対象に応用コースが設定されています。共通の課題がある基礎コースと違い、応用コースでは自由製作になります。そのため、ご自身で設計して、ご自身で製作するという感じになります。小さな小物を作る方もいれば、大きな家具、戸棚などに挑戦される方もいらっしゃいます。教室は作ることの楽しさも十分に味わっていただけると思いますが、どういった材でどういった家具を製作するのかを考える楽しみと実現させるための製図や細かい仕様などを考える難しさもを知ることも木工の醍醐味だと思います。写真は3種の樹種で製作している棚です。こういった作品はご自身で製作するからこそ誕生する家具だと思います。


インスタグラムをお使いの方は、ソリウッドの2つのアカウント、ぜひフォローしてみてください。ブログでは紹介しきれていないところが垣間見られると思います。


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抜群の安定感で体を支えてくれるAwazaチェア。【No.2312】

梅雨に入って、雨が多くなってきましたね。今日は雨は上がりましたが、なんだかスッキリしない天気です。今にも雨が降り出しそうな空になっています。雨が降ると色々なことが面倒くさくなりますよね。ただでさえ面倒くさがりの性格なので、梅雨の時期はより一層面倒くさいなと感じてしまいます。雨が降ると自転車通勤ができないのも残念です。身体を動かす目的で自転車通勤をしているので雨だから車通勤をするというのは少し抵抗があります。よって、雨の日はバス+徒歩で通勤しています。バス停から工房までは徒歩20分ほどですが、ほぼ全て登り坂という過酷な条件です。帰りは下り坂なので楽ですが...よって雨は降って欲しくないのです。

さて、皆さんはご自分の身体を労っていますか?なかなか疲れが抜けない、腰が痛い、肩が痛いというような日常的な疲れや痛みの原因の一つは椅子にあるかもしれません。もちろん必ずしも椅子が原因ではないでしょうが、長時間椅子に座っている方などは椅子が起因による腰痛なのかもしれませんよ。今日は腰痛持ちの方にもオススメの椅子を紹介します。

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Awazaチェアは"腰に優しい"をデザインコンセプトにしている椅子です。"腰の椅子"と謳っています。Awazaチェアにはいくつか種類がありますが、ソリウッドで扱っているのはAwaza LDチェア、Awaza LDRチェア、Awaza MA01チェアの3種類です。上の写真の椅子はAwaza LDチェアになります。LDとはリビングダイニングを意味しています。リビングでもダイニングでも使えるように設計されています。サイズ的にはゆったりと座れます。食事をするだけでなく、ダイニングにいる時間が長い人にオススメです。食事をした後にそのまま椅子に座ってゆっくりされたり、時間をかけてお酒を飲みながら食事をするような方にもぜひ使ってもらいたい椅子ですね。

Awaza LDチェアの特徴は、広い座面と広い背です。そしてその硬さが絶妙な具合に仕上がっています。言葉で表すのは難しいですが、柔らかすぎず、硬すぎず、丁度いい塩梅なのです。ファブリックの下には厚めのウレタンフォームが入れてあるので長時間座っても疲れにくい設計になっています。今使っている椅子だとすぐに腰やお尻が痛くなるという方は一度Awazaチェアを試座してもらいたいです。短い時間でも座ってもらえれば、この椅子の良さは分かってもらえると思います。

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Awaza LDチェアに回転機能をつけたのがAwaza LDRチェアです。木の椅子で回転機能があるのは珍しいですよね。回転機能の自体は座面下に付けられた金具によって行われています。脚ががっちり作られていますので、座って回転させてもふらつくことはありません。安心して回転させることができます。ただ、その分重さはあります。頻繁に動かすような場合には向かないかもしれません。頻繁に動かして使いたいという方は必ず実物を持ち上げて重さを確認してくださいね。ソリウッドの吉祥寺ショップにはチェリー材のAwaza LDRチェアが置いてあります。ウォールナット材はチェリー材と重さはそれほど変わらないですが、ナラ材を選択される場合はもう少し重くなると考えておいてください。

Awaza LDチェアは座面より上はAwaza LDチェアとほぼ変わりありません。座面や背の硬さ、大きさはAwaza LDチェアと変わりません。回転機能があることにより、立ち座りが楽になります。また、椅子に座ったまま向きを変えられるので、食事をし終わった後にクルッと回転してリビングのテレビを見るということも楽に行えます。

Awaza LDチェアやLDRチェアだと大きいし、重いという方にはAwaza MA01チェアという選択肢があります。

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Awaza LDチェアとAwaza LDRチェアがW600mmなのに対してAwaza MA01チェアはW490mmとなっています。110mmの違いは結構違います。Awaza MA01チェアはコンパクトで軽めだけど、身体への負担は軽減するように設計されています。最近の椅子はデザイン、重さ、コストなどを考慮して貫きと呼ばれる補強部材を入れない構造が増えています。しかし、Awazaチェアはコンパクトで軽さを意識したMA01チェアにも貫きが入っているところに設計者の強い意思を感じられます。やはり貫きが入っていた方が丈夫で長持ちするという考え方だと思います。

というわけで本日のブログでは"腰の椅子"Awazaチェアを紹介しました。お値段的には少し高いですが、座り心地の良さは抜群の椅子です。ぜひ一度ソリウッドの吉祥寺ショップで試しに座ってみてください。

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耳つき完成品テーブル。【No.2311】

現在吉祥寺ショップで展示販売している完成品の耳つきテーブルを紹介します。耳つきテーブルのページにも新作の詳細をアップしたので合わせてご覧いただければと思います。完成品の耳つきテーブルはその名の通り、すでに完成している耳つきテーブルです。ソリウッドでは受注してから製作するテーブルがメインですので、完成品テーブルは新しい試みです。受注生産だとどうしても納品までに時間が掛かってしまいます。しかし、引越しまでにそんな時間がないという方、今すぐに新しいテーブルが欲しいと思っている方も少なからずソリウッドの吉祥寺ショップに来店されます。そうした方々にも対応できるようにすでに完成しているテーブルの展示販売も始めてみています。まだ試験的な試みではありますが、ある一定の需要はあると見込んで少しずつ完成品テーブルの製作を増やしています。

完成品テーブルは、配達の準備が整い次第すぐに納品することが可能です。納品はヤマトホームコンビニエンスさんのサービスを利用して行います。2名のスタッフがテーブルを運び入れて組み立てまで行います。梱包資材も全て持ち帰りますので、ご自分で処理する必要もありません。組み立てまで行いますので、組み立てができるかといった心配も不要です。脚が取り外せますので、たいていのお宅には納品ができるはずです。もちろん2Fリビングで階段が狭いケースでも納品が可能です。

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現在吉祥寺ショップで展示販売をしているチェリー材の完成品耳つきテーブルです。C120テーブルと呼んでいます。W1350mmと少し小さめサイズです。最近はあまり大きいテーブルは要らないというお客様も増えています。2人、3人家族でしたらダイニングテーブルとして十分に使える大きさですし、4人での食事にも対応できます。ただ、4人家族でW1350mmはちょっと窮屈に感じるケースが多いようです。あまり大きい椅子も使えなくなってしまいます。2人家族であれば食事だけでなく、ちょっとした作業や仕事などにも使っていただける広さです。

脚は八の字型の脚を採用しています。完成品テーブル用に開発した脚です。この形の脚は直接ボルトでテーブル天板裏に固定しています。一つの脚を固定するのに10本のボルトを使用するので、強度の問題はありません。通常の使用でしたら揺れることもまずないはずです。ソリウッドの従来型のテーブル脚は金属製のプレートを使って天板に固定しています。完成品テーブルではプレートを使わない方法も模索しようということでこうした形を採用しました。ただ、ちょっと加工に時間が掛かってしまう点があり今後は少し仕様を変更する可能性もあります。

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このC120テーブルの耳は従来型のテーブルに比べるとマイルドに仕上がっています。耳の仕上げ方にはいくつかの方法があります。ソリウッドではなるべく耳の質感を残すように仕上げていました。しかし、今回のテーブル天板は耳の質感は残さずにツルッと仕上げています。見た目はマイルドに感じます。ワイルドな耳つきテーブルが欲しい方はちょっと気に入らないかもしれませんが、このぐらいマイルドな仕上げになっている方を好む方もいると思います。まあ、この点に関しては好みの問題ですね。

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こちらはK121テーブルです。材はカバ材です。木は樹皮に近い部分と中心に近い部分で色が違います。多くの木は樹皮に近いわずかな部分の色が薄い程度ですが、カバ材は色が薄い部分が広めです。なのではぎ合わせをするとこのようなストライプ模様になります。パッと見では3枚の板をはぎ合わせているように見えますが、実際は6枚の板をはぎ合わせています。カバ材の木目は緻密でキメが細かいです。手触り感もスベスベしていて気持ち良いです。ストライプ模様なので目立ちますし、個性的なダイニングテーブルになるはずです。

無垢材テーブルはどれも一点物。木目が全く同じものは製作不可能です。なので、気に入った完成品テーブルがある場合はお早めにどうぞ。

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明るい色味の耳つきテーブル完成品【No.2310】

 以前


白っぽい明るい色の無垢材テーブルが欲しい!材はどうする?【No.2261】

というブログを書きました。ここでは、白っぽい色味のテーブルが欲しい場合、候補になる材種はどのようなものになるかについて書きました。詳細はリンク先を読んで頂ければと思いますが、記事の中ではメープル材、イタヤカエデ材、トチ材を取り上げました。これらの材は比較的家具に多く使われるメジャーな存在の樹種です。ソリウッドでも、メープル材はストレートカットやテレビボード、棚類の定番樹種ですのでよく使っています。イタヤカエデやトチ材は耳つきテーブルを製作することが多い材ですが、それぞれ年間2台ぐらいはコンスタントに製作しているのではと思います。今日は実際に完成品としてすでに仕上がっているテーブルがあるものの中から明るい材のテーブルの候補になりそうなものを紹介します。


D117シラカバ(白樺)材の耳つきテーブル

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多くの方は白樺という木をご存知だと思います。高原のイメージ写真とかによく出てくる樹皮部分が白くて爽やかな印象のあの木です。ですが、白樺の外観は知っていても製材された板がどうなもののかを知っている方はそう多くはないと思います。というのも、白樺の木を使った製品というものがあまりないということが大きな理由だと思います。私自身も白樺を使った木製品を使った記憶はありません。このように木材として使われるケースはあまりありませんが、今回は北海道下川町で活動されているNPO法人「森の生活」さんの協力を得て、北海道に生息する白樺を使ってテーブルを製作して頂きました。木材としての白樺は、イメージ通り白っぽい色味をしています。中心部と樹皮周りの部分で色味に違いがなく、区別することは難しいです。この辺はあとで登場するカバ材と大きく違う点です。


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特徴として、随斑と呼ばれる黒い筋状の斑点模様が見られます。この見た目には好き嫌いがわかれそうですが、テーブル全体としてみるとそう気になるものではないと個人的には思います。より自然な印象にもなると思います。こちらのテーブルはすでに完成品で、サイズがW1500×D855×H700天板の厚みは30mmになります。脚はType T(斜めテーパー4本脚がついています。仕上げはオイル仕上げで、これらの仕様の変更は出来ませんが、1週間以内に発送が可能になります。すぐにテーブルが欲しいといった方にはもってこいです。価格は¥159,840(税込)となります。関東地方へのお届けでしたら、送料はサービス(無料)とさせていただきます。


K121カバ材の耳つきテーブル

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こちらはカバ材の耳つきテーブルです。上で紹介した白樺とは同じカバ材の仲間になります。カバ材にはいろんな種類があり、白樺や真樺など知名度のあるものはそれぞれの名前で呼びますが、それ以外はカバ材としたり、雑カバといった言われ方をすることがあります。とはいえ、材としては堅く、使いやすいところもあり家具には向いている種類だと思います。カバはそれほど大きく成長する木ではなく、大きな1枚板などになるようなものは多くはありません。ですので、テーブルなどに使う際は複数の板は接いで使います。こちらのテーブルも6枚の板をつかって1枚の天板になっています。カバ材は、材の中心部分と外側の部分で色味がかなり違います。中心部分は少しオレンジ色がかった薄茶褐色で、中心部分は白っぽい色味をしています。経年による変化はあまり見られないので、中心と外側の色の違いはそのまま残ります。カバ材は複数の板を接いで使うことが多いので、こちらの天板のように赤と白のストライプ模様になることが多いです。無垢材のテーブル天板としては個性的な仕上がりになります。淡い茶色の部分がありますが、全体的には明るい印象のテーブルになることが多いです。材を検討する上で、チェリー材の色味は好きだけど、もう少し明るい感じの印象にしたいといった場合には、カバ材が適していると考えます。こちらのテーブルもすでに完成した状態で、サイズがW1500×D810−875×H700、天板の厚みは30mmとなります。脚のデザインは完成品テーブル専用に登場した八の字型をした脚が二本つきます。脚もカバ材で製作しています。価格は税込で¥166,320と耳つきテーブルとしてはかなりリーズナブルな価格設定になっています。カバ材は表面もすべすべに仕上がり、オイル仕上げのなんともいえない心地良い肌さわりが味わえます。こちらも白樺材のテーブル同様、関東地方への送付の場合、送料はサービス(無料)となります。


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マイルドな椅子。【No.2309】

昨日のブログエントリーでは、"シャープな椅子"を紹介しました。直線的なフォルムで面取り量も少なくシャープな印象がする椅子です。今日のブログでは逆に"マイルドな椅子"を紹介します。"マイルドな椅子"の定義は難しいですが、柔らかい印象の椅子といった感じでしょう。曲線的なフォルムで丸く面取りをされている椅子です。また、丸い座面の椅子も見た目にはマイルドな印象を与えます。

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ISU-WORKSのLENチェアです。ソリウッドでは、コンスタントに注文を受けている人気椅子です。昨日紹介したGシリーズと比べても柔らかい印象がしますよね。LENチェアはNシリーズに分類されていて、Nシリーズの椅子は角の面取りが大きくして丸みが帯びています。面の取り方だけでもだいぶ印象が変わります。LENチェアはショートタイプの肘掛けが付いています。見た目ではわずかだけですが、これでもあるとないとでは全然違います。ゆったりとしたサイズ感なので、ダイニングでの食事だけでなく腰掛けてテレビを見たりするのにも適した椅子です。肘掛けが短いので座った時の窮屈感もなくリラックスして様々な体勢で腰掛けることができます。選べる樹種は、ウォールナット材、チェリー材、ナラ材の3樹種です。座面は板座面も選択可能です。ファブリックも様々な色が用意されているので、きっとお好みのファブリックが見つかるはずです。

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こちらもISU-WORKSのRAYチェアです。背の部分が大きく弧を描いています。曲線的なフォルムで柔らかい印象がします。板座面の写真ですが、ファブリック張りバージョンもあります。ファブリックが張られると少し盛り上がった感じになるのでもっと柔らかい印象になります。肘掛けから背にかけて流れるようなカーブを描いているのが美しいです。この部分のパーツは複数の板をはぎ合わせて塊を作った後にNC工作機によって削り出しています。お値段が高いですが、座り心地と美しさを兼ね備えた椅子に仕上がっています。デスクや書斎の椅子としても活躍しそうです。

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YACチェアもマイルドな印象がする椅子です。丸い座面の椅子です。丸い座面枠に脚が直接付いています。脚もわずかに弧を描いていて柔らかい感じがします。座面枠に直接脚が接合されているデザインは精度の高い加工ができないと成立しません。ISU-WORKSの椅子を製作している山上木工さんはNC工作機での木材加工を得意にしています。コンピューター制御で動く加工マシーンなので、正確な加工が可能です。プログラムさえ書いてしまえば、同じ加工を繰り返し行うことができます。複雑な加工も正確に行うことができるので、柔らかいフォルムの椅子を製作するには欠かせない機械です。

YACチェアは見た目はマイルドで少し頼りない感じもしますが、座ってみるとその座り心地にびっくりします。背が腰の下の部分をしっかりと支えてくれて安定した座りを提供してくれます。もちろん、座り心地は個人によって違いますが、私の身体にはとてもマッチしています。私の中ではソリウッドが扱っている椅子の中でも1、2を争うほどの座り心地の良さを感じています。

というわけで今日は見た目が柔らかい印象でマイルドな椅子を紹介してみました。昨日のブログで紹介したシャープな椅子と合わせてご覧いただければと思います。ソリウッドの吉祥寺ショップには国内生産をしている多数の木の椅子を展示しています。どの椅子も受注生産なので、オーダーから納品までは時間を頂きますが、樹種やファブリックが選べてお好みのスタイルに仕上げることができます。ぜひ、一度良質な木の椅子の座り心地を味わいに来てください。

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シャープな椅子。【No.2308】

木の椅子というと皆さんはどんな椅子をイメージしますかね?

流線的なロッキングチェアを思い浮かべる人もいるでしょう。あるいはお尻の形に合うように彫り込まれた座面を持つ曲線的な椅子を思い浮かべた人もいるはずです。少なくない人がちょっと野暮ったいイメージを思い浮かべたかもしれません。

でも、最近の椅子はシャープなデザインで決して野暮ったくなく洗練されたデザインの木の椅子も多くあります。今日はソリウッドで取り扱いのある椅子の中で、とりわけシャープなデザインの椅子を紹介していこうと思います。

北海道の津別町にある山上木工さんで製作されているISU-WORKSの椅子は小ぶりなダイニングチェアからゆったりと座れるリラックスチェアまで幅広いラインナップが用意されています。その中で小ぶりなダイニングチェアシリーズであるGシリーズは面取りが少なく、直線的でシャープなデザインに仕上がっています。

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Gシリーズの中でも最もシャープなデザインなのがLOGチェアです。横から見ると直線的なフォルムになっているのがよく分かります。背に配置された2枚の板がこの椅子をより独特なものにしています。普段、真横から椅子を見るということは滅多にないのですが、LOGチェアは横から見た時がとてもカッコいいです。この写真では座面がファブリック張りのものですが、もっとシャープな印象にしたかったら板座面を選択すれば良いでしょう。

ISU-WORKSのデザインを担当しているのは、札幌市在住の木工家・高橋三太郎さんです。三太郎さんはデザインもできる木工家です。自宅の隣にある工房で自ら作ることもしています。自ら製作もする人がデザインしているので、木の特徴や作り手の視点からの強度確認など普通のデザイナーさんがデザインするのとはちょっと違います。2枚の板を背にするという発想も普段から木に触れてものつくりをしている三太郎さんならではの発想かなと思います。

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背が板なのはちょっと不安という方には背がファブリック張りになっている椅子がいいですね。こちらはMEGチェアです。背のファブリックの下には座面と同様にウレタンフォームというクッション性がある素材が敷いてあります。(座面よりは背のウレタンフォームは薄いのが一般的) MEGチェアの背もしっかりとクッション性素材が敷いてあるので、背中への当たりがとてもマイルドです。

Gシリーズの椅子は共通パーツが使われています。脚や座面枠を共通にすることでコストをかけずに様々な形の椅子を作り出すことができています。LOGチェアに比べると、肘掛けの部分などが少しマイルド(丸くなっている)になっていますね。それでも全体的にはシャープな印象の椅子に仕上がっています。

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よりシンプルなデザインのTAGチェア。曲線部分は背の部分だけですね。それ以外はほぼ直線で構成されています。面取り幅も少ないのでよりシャープに見えるのがTAGチェア。座面をファブリック張りにすると少し盛り上がる感じになりますが、板座面だと見た目はよりシャープになります。直線部分が多いのでストレートカットテーブルと合わせるとシャープなダイニング空間を作り上げることができるのではないでしょうか。

ISU-WORKSの椅子は木材の特質を活かした椅子作りがされています。木の加工のスペシャリトたちが集まって考えているいすなのでポテンシャルは高いです。知名度はまだまだですが、長く使えるシャープな椅子としてISU-WORKSのGシリーズの椅子はおすすめです。ソリウッドではGシリーズの椅子を全て扱っています。見て比べるのはもちろん、座って比べることもできます。ISU-WORKSの椅子をたくさん取り扱っている販売店は少ないので、ぜひソリウッドの吉祥寺ショップでISU-WORKSの椅子に触れてみてください。

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