家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

吉祥寺ショールームの最近のブログ記事

無垢材で製作する本棚【No.2258】

ソリウッドでは、無垢材を使ったテーブルや本棚などの棚類を製作しています。なぜ無垢材にこだわって製作するのか?その理由の一つは、丈夫で頑丈であるということです。丈夫であれば長い間使うことができるというメリットがあります。また、無垢材は質感もよく見た目的にも高級感があります。これも無垢材を使う理由です。ソリウッドでは創業以来、無垢材が日頃の生活を豊かにしてくれるというチカラを信じて、多くの方にこの感覚を味わって頂きたいと思っています。


今日は無垢材で製作する棚を紹介します。ソリウッドの吉祥寺ショップには、オーダー製作をする際に参考になるように製作例としての本棚やリビングラックを展示しています。基本的にはお客様が欲しいと思うサイズと樹種、その他仕様で製作します。



こちらは、フィンランドバーチという樹種で製作した本棚です。フィンランドバーチはフィンランド産のカバ材になります。木材の価格が高騰するなかで少しでも安く手に入る丈夫な木材を探していたところ出会った材です。なので、使い始めたのは最近です。それまで使っていたカバ材は、色味が赤いところと白いところが混在していてその色味の違いが個性的な柄になるような感じでしたが、板の一枚一枚で色の配分も違い、なかなかオーダーでは使いにくい材という印象がありました。このフィンランドバーチは、板の巾はそこまで広くはありませんが、全体的に白い色調で統一されています。見た目はメープル材に似ています。メープルのほうがオイルで仕上げた際に少し艶があるように見えますが、パッと見ただけでは違いはわかりません。明るい印象の棚を探している場合は、価格も他の樹種に比べると少しお求めやすい価格になりますのでオススメできます。現状では吉祥寺ショップにフィンランドバーチで製作した背の低い棚を展示しています。


棚の製作でも人気があるのは、ウォールナット材やチェリー材です。ウォールナットはやはり存在感のある仕上がりになり、高級感もあります。


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こちらはウォールナット材の本棚の製作例になります。幅が広いと上に置いてある本などの重量で棚板が将来的にたわんでしまう可能性があるので、一つの棚の幅が800mmを超える場合は仕切りの板を入れるようにしています。こうすることで、より頑丈で長く使える本棚んなります。こちらの棚は固定棚になっていて、あらかじめ入れる本のサイズによって、棚の高さを変えています。一番下の段はA4サイズのファイルなどを納めることができるように少し高くしています。こちらの棚では、固定棚になっていてあらかじめ棚板を固定しています。固定棚にしたほうが頑丈であること、本をいれるのであれば一度入れると入れ替えたりすることはあまりないうことから、固定棚のほうがオススメではありますが、状況に応じて棚板の高さを変えられる可動棚も製作することが可能です。価格的には、可動にするほうが製作の手間が増えますので価格は高くなる傾向になります。


見積りの依頼や問い合わせが多いの部屋の角をデッドスペースにしないようにするL字棚です。こちらは特殊な金具を仕込むことで、現地で組み立てができるようにしています。この金具を使うことでL字を実現させています。


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こちらはチェリー材で製作した納品事例になります。もちろん、サイズなどは融通が利きますのでご希望のサイズで製作が可能です。こちらの事例では、背板はなしで、その代わりにストッパーと呼んでいる高さ20mmほどの木板を棚板の後方に組み入れています。こうすることで棚と壁の間に物が落ちてしまったりすることは避けられます。また、本が壁につくことはないので本が痛むといったことも避けられます。もちろん、L字棚以外でもストッパーをつけることはできます。


棚の見積りはもちろん無料となります。ご希望のサイズ・樹種・仕様などをメールもしくは店頭でスタッフにお知らせください。1週間を目処に見積りをお知らせします。金額などを検討頂き、先に進めるようでしたら図面を描いて詳細仕様を相談させて頂きます。


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Hakuチェア:個人的レビュー【No.2257】

ソリウッドの吉祥寺ショップでは、国内生産されている3つのブランドの椅子を扱っています。ソリウッドは家具工房ではありますが、椅子については現状ではほとんど製作はしていません。その理由は、工房のキャパシティと設備の問題が一番で、椅子を効率良く生産できる体制にはなっていないということです。反対に得意としているのは、耳つきテーブルをはじめとするダイニングテーブルです。ダイニングテーブルをご検討される方は、椅子も一緒に検討しているケースも大きく、ショップの展示には椅子も必要不可欠です。そのため、ソリウッドのテーブルと合わせても違和感のない椅子をセレクトして扱っています。おかげさまで椅子の種類も増え、椅子のみのご注文を頂くこともあります。


椅子をご検討されている方からよくどの椅子がオススメですか?と聞かれます。椅子の座り心地は人それぞれ感じるところが違います。また、椅子に腰掛ける目的も様々です。従って、万人が座り心地が良く感じ、どんなシチュエーションにも対応できるという椅子はないといっても間違えではないと思います。そこで、オススメするのは、たくさんの椅子に座ってみることです。そうすることで徐々に自分の好みが見えてくるはずです。また、好きな見た目と好きな座り心地が実は違うということもわかってきます。こうなると、さらに迷ってしまいますが、そんな状況でベストと思える椅子に出会うのが椅子選びの楽しみでもあるかもしれません。というものの、ある程度この椅子はこういう椅子だということは説明すべきとおもっています。そこで、このブログでは個人的レビューとして、取り扱っている椅子の中からひとつをピックアップしてブログエントリーにしています。今日は、宮崎椅子製作所のHakuチェアを取り上げます。


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シンプルでスリムなフォルム

このHakuチェアを一言でいうと、シンプルということです。一見すると椅子として目立った特徴がないように見えるほどシンプルで落ち着いた印象になります。木の椅子というと無骨な印象のものを数多くありますが、このHakuチェアは、使う部材を極限まで削り、スリムなフォルムに仕上がっています。見た目はスリムではありますが、座ってみるとしっかりと体を預けることができると実感できます。体を支える上で重要となってくるのが背の部分です。背の部分は細い部材のものは、場合によっては背中へのあたりがきつく感じることがあります。その点このHakuチェアは背中があたる背の部分が比較的広めになっているので、あたりがきついとは感じにくいでしょう。また、全体的に直線の部材で構成されている中でカーブを描いた背がデザイン的にもアクセントになっています。後ろからみると、柔らかい印象になります。


座は固め

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椅子の座り心地は先述した背の部分と座面の硬さで、印象が変わってくると思っています。座面の硬さは本当にいろいろあります。座るとやや沈みこむような柔らかさのものもありますし、板座のように硬いものもあります。Hakuチェアの座面は、布もしくは革張り仕様になっています。このタイプは中にウレタン素材のクッションが入っていることが多いです。ただ、Hakuチェアの座面にはクッション性はあまり感じません。そのため、座面の硬さはかなり硬め部類に入ると思います。椅子に座っている時間が長く、お尻への負担をできる限り少なくしたいといった場合は、他の椅子のほうが適しているかと思います。ただ、基本的には食事をする時間だけ座ることが多く、座面のクッション性は気にしないということであれば、座面の硬さはそこまで問題にならないと思います。


シンプルでもしっかりと座れる椅子、デザイン的にはそこまで主張のないものがお好みでしたら、ぜひHakuチェアも体験して頂きたいと思います。ソリウッドの吉祥寺ショップで展示されているのは、ウォールナット材で座面では宮崎椅子製作所の椅子でも比較的人気のファブリックであるHoLLY 1 Plainシリーズの張り地がついています。


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すぐにお届けできる耳つきテーブルの新作届きました。【No.2240】

すでに完成品を展示販売する耳つきテーブルというものを少しづつですが、製作して販売しています。おかげさまで実物を見て購入できるということで評価を頂きご注文も頂いております。そんな現品販売の新作が吉祥寺ショップに入荷しました。


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チェリー材の耳つき4枚はぎテーブルです。サイズは4人がけとしては少し余裕のある長さ1500mmです。奥行きは850mm前後になります。耳がついているので多少カーブはありますが、全体のイメージとしてはそこまで湾曲しているわけではないので使いやすいかなと思います。脚は最もオーソドックスな80mm角4本脚がつきます。脚の材は同じチェリー材です。仕上げはオイル仕上げになります。現品販売の耳つきテーブルは耳の向き、サイズ、脚のカタチ、仕上げなどはすでに決まっていて変更はできませんが、その文、オーダーで製作するテーブルよりかはお求めやすい価格になっています。今回の新作C114テーブルの価格は消費税込みで¥199,800と20万円をきる価格になります。さらに、関東地方へのお届けであれば送料・設置費もサービス(無料)となります。このサイズのチェリー材、耳つき、4枚はぎ、天板厚40mmという条件で20万円をきるのは、めったにないと思います。こちらは現品限り、正真正銘の一点モノとなりますので、ご興味のある方はお早めにチェック頂ければと思います。


チェリー材は時間が経つにつれ、味わい深い色になる

チェリー材の特徴は、すべすべの肌さわりと時間が経過するにつれ色が濃くなる経年変化が無垢材の中でも激しいことです。できた当初は淡いオレンジもしくはピンク色をしていますが、徐々に濃いオレンジかかった茶褐色になっていきます。この経年変化も無垢材ならではの自然な変化になります。


統一感のある4枚はぎ

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こちらのテーブルは4枚の板をはぎ合わせて製作していますが、ほとんど違和感のない組み合わせになっています。チェリー材らしいちょっとモヤモヤした木目なども出ており、綺麗な天板に仕上がっています。私も完成品は昨日はじめて見ましたが、見た瞬間に今月1番のオススメテーブルになると思いました。先述しましたが、値段も含め、サイズと樹種さえあれば即決頂いても後悔することのないテーブルに仕上がっていると思います。


1週間以内にお届け可能です。

こちらの製品はすでに脚まで仕上げが終わっていた完成品になります。吉祥寺ショプからそのまま配送が可能ですので、最短で1週間以内にお届けが可能になります。オーダーで製作する場合は2〜2.5ヶ月ほどお時間を頂戴しております。そういった点からもすぐにお届けできるメリットがあります。配送には、原則的に宅配会社のサービスを利用して、搬入設置までを行います。テーブルと脚は外して搬入し、設置場所まで運び、その場で組み立てを行います。組み立ても宅配会社スタッフ2名で行いますのでお客様で作業して頂くことはありません。また、関東エリアへの配達につきましては送料が無料となります。その他の地域へも配達が可能です。送料は別途頂くことになりますが、九州地方への配送の場合、送料は¥5,000(税別)となります。地方への発送につきましは、徐々に件数も増えてきています。ウェブに掲載されて以内詳細部分など気になるところがある場合は、写真をとってメールで送付することも可能です。ご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。


昨日はこのチェリー材耳つきテーブルの他に、クリ材の耳つきテーブル(やや天板が薄めになりますが、木目は綺麗)とウォールナット材のストレートカットテーブル(白太部分が多く入り、見た目で注文製作では使うことのできない板を複数枚使用して製作しています。強度などにマイナス点はありませんが、通常オーダーで製作するより安価な設定にしています)が入荷しました。いずれも現品販売できるテーブルになります。詳細につきましては、追ってこのブログでも紹介しようと思います。


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pepeサイドチェア、個人的レビュー【No.2216】

先日のブログでも紹介していますが、宮崎椅子製作所のpepeサイドチェアの展示品が吉祥寺ショップに到着しています。これまでもpepeシリーズということで注文を受けることは可能でしたが、問い合わせも多く展示品を注文していました。早速、座ってみたので簡単なレビューをしてみたいと思います。


pepeサイドチェアは、宮崎椅子製作所最大のヒット作といわれるpepeチェアシリーズの一つで、ダイニング用には肘掛けがついているアームチェアと今回吉祥寺ショップにやってきた肘掛け部分が斜めに向かって下がっているサイドチェアがあります。簡単にいうと、pepeアームチェアが肘掛あり、pepeサイドチェアが肘掛なし(実際には斜めに下がった部分に肘をかけることができます)といったところです。全体の寸法、背の部分、座面高などは違いがありません。


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横から見るとこんな感じです。斜めに下がったアーム部分がデザイン的な特徴となっています。


座ってみると座面はやや硬めで、しっかりと腰掛けることができます。これはpepeアームチェアと同じです。座面の硬さについては好みがあると思いますが、個人的にはやや硬めで沈み込みがあまりない方が食事をする際には適しているなと考えます。その点、pepeチェアは座った時の沈み込みはほとんどありませんし、しっかりと支えられるいる感があります。長時間座るとなると、少しこの点が気になり、お尻が痛いと感じることがあるかもしれません。pepeサイドチェアの座面高は435mmあるので、身長によっては少し高いと感じる方もいらっしゃると思います。座面高を低くすることは、脚をカットすることで調整が可能です。pepeチェアでしたら、20mmまで脚を長くすることも可能です。ご希望の場合はご注文時にスタッフまでお申し付けください。


最初は手の置き場所に困る感じがありますが、最終的には斜めに下がったアーム部分に沿って置く感じになります。この感覚がはじめは少し違和感を感じます。というのも、普段家でダイニングチェアとして使っているものは、肘掛けがないもの、仕事で座っている椅子は床と平行の肘掛けがついていて、パソコン作業をしていないときは、そのアーム部分に手を乗せていることが多いです。pepeサイドチェアのアーム部分の角度はかなり急ですので、手を乗せてもリラッックスしている感はあまり感じられませんでした。個人的には、pepeアームチェアの方がしっくりくるかなというのが正直なところです。


ですが、全体としてはpepeアームチェア同様にすわり心地の良い椅子と評価出来ます。特にテーブルに幕板があって通常の肘掛けがある椅子はテーブル天板の下に納めることができないけど、少しはリラックスしたいので肘掛けもあったらいいなというケースでは最適なダイニングチェアだと思います。また、肘掛としては違和感を感じることもありますが、席を立つ際によっこらしょと手を置いて立ち上がるにはちょうど良い高さにアーム部分があり、肘掛けがない椅子にはない楽さを感じることもできます。


今回、吉祥寺ショップの展示品はチェリー材で座面部分は、新作ファブリックとなるトラスという生地を貼ったものになります。こちらのファブリックは落ち着いた感じはあるものの、三角の模様が浮き上がるようなデザインで、ちょっとしたアクセントがついたオシャレ感があります。生地サンプルを置いてまだ日があまり経っていませんが、これから注文が増える記事ではないかと踏んでいます。pepeサイドチェアはチェリー材の他にも、ブナ材、ホワイトアッシュ材、メープル材、レッドオーク材、ケヤキ材、ブラックチェリー材、ナラ材、ウォールナット材を選択することができます。樹種については、色味の違いが大半で、椅子と合わせるテーブルの色味との兼ね合いで選択頂くのが良いと思います。


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こちらは以前ご注文頂いたケヤキ材のpepeサイドチェアです。チェリー材やケヤキ材など赤みのある色味の木には黄色のファブリックとの組み合わせが人気あります。


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今度の日曜日はテーブルメンテナンス講座の日【No.2212】

来週の日曜11日の14:00〜からオイル仕上げのテーブルのメンテナンス講座を開催します。場所はソリウッドの吉祥寺ショップです。吉祥寺ショップは建物の2階になりますが、階段を登ると左右二つの部屋に別れています。右側の部屋の方が広く、こちらがメインのショップスペースとなります。テーブル選び方講座やこのテーブルメンテナンス講座は左側の部屋で行います。こちらにも丸テーブルや現品販売の耳つきテーブルなどを展示しています。吉祥寺ショップにお越しの際は、ぜひ二つの部屋両方をご覧頂ければと思います。

さて、メンテナンス講座の方ですが、以前このブログでも少し触れたのですが、1ヶ月ほど前からナラ材のテーブルを1台、講座の中で実践するメンテナンス用として、あえて汚しているテーブルがあります。普段は、ガッツリと水吹きをし、わざとコップの底を濡らしたコップを長時間放置しているなどして、輪染みをつけるようにしています。


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こちらが現在のそのテーブルの様子です。写真で撮影すると若干見えづらくなるのですが、実際に見るとコップの跡が複数ついています。また、もう一つの変化として全体の肌さわりが当初のスベスベ感がやや失われており、素手で触ると少しザラついた感触になっています。はっきりと染みがついていますが、これくらいであれば320番の紙ヤスリで軽くやすり、その上からオイルを塗れば、かなり目立たなくなり、肌触りもかなり良くなり全体的にリフレッシュさせることができます。この状態がメンテナンス講座の後、どうなったかは機会をみて報告したいと思いますが、いざメンテナンスをする際は、失敗したらどうしようなど緊張することもあるかと思います。一度、実践を見ておくだけで、ハードルはかなり低くなると思いますので、ご都合つく方はぜひお越し頂きたいと思います。


ご参加頂く場合は、特に予約なしで当日お越し頂くこともできますが、メールや電話で一報頂ければ席を確保させて頂きます。また、メンテナンス講座の対象は、基本的にはオイル仕上げのテーブルをご注文した方、もしくは現在使っている方をメインの対象にしています。現在、テーブルの購入を検討中で、仕上げだけでなく樹種やサイズについても悩んでいるという方は、3月の最終日曜日に開催を予定しているテーブル選び方講座の受講をオススメ致します。


ソリウッドでは、仕上げに使うオイルはドイツリボス社のアルドボスというオイルに決めています。亜麻仁油が主原料で他の天然油やミネラル成分などが配合された家具用のオイルになります。オイル自体はハチミツのような色をしていますが、着色成分は入っておらず、木材に塗ると水に濡れたように色がはっきりとしてツヤも多少でる感じになります。塗ったオイルは表面から下に向かって浸透してテーブル表面を保護する役目を担います。オイルがたっぷり塗られている状態であれば、水や色のついた飲料や液体をこぼしてもすぐに拭けば、それほど目立った染みには何らないと思います。逆にオイルが抜けた状態ですと保護するものがないので液体などは浸透しやすく染みなどになりやすくなります。そこで、定期的なオイルメンテナンスが重要になってきます。できれば1〜2年に1度くらいのペースでメンテナンスして頂くとキレイな状態が保てると思います。染みがついていてもテーブルの品質自体が劣化するといったことや反りやすくなるということはありませんので、時間があるときにやって頂くのでもOKです。


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オイル仕上げのメンテナンスは作業自体はそれほど難しくありませんが、紙ヤスリでやすって・・・と聞くと躊躇しますよね、削り過ぎたらどうしようとか不安もありますよね、でも使う紙ヤスリの番手さえ間違えなければ大事故にはならないと思います。一度実践を見て頂ければ、これなら出来そうだなと感じてもらえると思います。


これから暖かくなり、オイル仕上げのテーブルのメンテナンスには適した時期を迎えます。講座へのご参加、お待ちしております。


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家族みんなのデスクは税込で8万円以下【No.2205】

2月20日のエントリーでも予告していますが、現品販売をする家族みんなのデスクの新作がソリウッドの吉祥寺ショップで販売開始されました。家族みんなのデスクは久々の販売になります。下のブログを書いた時点では価格が決まっていませんでしたが、値付けが終わりましたので、その報告も兼ねてもう一度このブログで紹介します。


現品販売する"家族みんなのデスク" まもなく展示販売します【No.2220】

今回製作した新作は2つで、ウォールナット材とカバ材になります。前回までは奥行き600mmあるかないかぐらいの大きさで片側に耳がついた1枚板の天板でしたが、今回の2台は片側に耳がついているのは変わっていませんが、天板の板ははぎ合わせになっています。


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こちらがウォールナット材のほうの天板です。一見すると1枚板と見間違えるぐらいはぎ合わせている面は目立っていないと思います。これは、柾目といわれる木目の板3枚を接いでいるからです。製材された板は製材時の刃の入れ方によって、木目の出方は変わります。柾目は、丸太の中心に向かって刃を入れます。そうすると、線が何本も入ったような木目になります。もう一つの製材方法は板目挽きといわれ、丸太に対して水平に刃を入れる方法です。板目は中心部分に山型の木目が出たり、柾目に比べると自由な感じの模様になります。ソリウッドのテーブルやデスクなどでは通常は板目材を使います。板目の方が1枚1枚の模様の個体差があるので、はぎ合わせるとそのはぎ面がわかりやすくなります。板目の方が柾目に比べると巾が広い材が多いといった違いはありますが、強度などは気になる違いはありません。

こちらのウォールナット材の新作デスクのサイズは、W1100×D500〜520×H700になります。引き出しなどはついていないシンプルなデザインになりますが、かえってリビングなどに置くには主張も少なく置けるのではないでしょうか?リビングでお子様が勉強する、パソコンでちょっと調べ物をしたり、作業をすると行った目的には最適なサイズだと思います。価格は、前回同様現品特別価格ということで、税込¥79,920となります。お届けはヤマトホームコンビニエンス社「家財宅急便」にてお届けしますが、組み立て自体はお客様でやって頂ければと思います。送料は、関東地方であれば無料となります。それ以外の地域へも配達は可能ですが、別途送料がかかります。詳細はお問い合わせください。


もちろん、組み立ても家財宅急便にて承ることも出来ますが、その場合は、組み立て費用として¥4,500(税別)とプラス料金になります。


もう一つのカバ材の天板はこんな感じです。


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こちらは板目で、2枚はぎになります。これもあまりはぎ面は目立たないと思います。一目見ただけでは、1枚板に見えるかもしれません。同じ丸太から採れた板を使っているので、色味は揃っているのが要因だと思います。カバ材は中心部分と樹皮に近い部分の色の差がはっきりしているものが多いですが、こちらの板はそこまで明確ではありません。そのあたりの色味の違いが良いアクセントになっていて、見た目は非常に綺麗で、無垢材らしい木目をしています。金額については、前述したウォールナット材と同じ¥79,920(税込)となります。もちろん、関東地方へは送料を無料とさせて頂きます。



いずれもオイル仕上げで、天板と脚は外してお届けとなります。天板と脚はソリウッドのダイニングテーブルで使用しているプレート留めは採用せずに、脚の桟部分にボルトを通す穴をあけ、そこからボルトで固定するようになっています。天板の裏には鬼目ナットといわれるメスのねじが入っていますので、何度でも取り外し、付け直すことも可能です。引越しなどがある場合も安心です。


どちらも吉祥寺ショップにて展示販売となります。1点モノであるので、早いもの勝ちということになってしまいます。ご興味のある方は早めにご来店頂くかメールで一報を頂ければ幸いです。


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ソリウッドの吉祥寺ショップと相模湖工房【No.2202】

ソリウッドは会社の正式名称は、ソリウッド・プロダクツ株式会社と言います。製作拠点となる工房は神奈川県相模原市にあります。相模原市は数年前に近隣自治体が合併し、面積も大きくなり、人口も増えました。今では政令指定都市となっています。ソリウッドの工房があるのは、合併前の相模湖町で現在は相模原市緑区にあります。緑区はその名の通り、相模原市の中でも緑の多い地域です。工房の近くには、最近ではイルミネーションの時期などには大勢の人が訪れるレジャー施設などがありますが、普段は静かで音などが出ても大丈夫なのどかな地域です。この工房には最新設備とはいきませんが、NCルーターなど家具製作をする上で必要な機械は整っています。


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また、自前で設置した木材の低温乾燥機を数年前から稼働させ、乾燥から製作まで一貫して行うことができます。こうすることにより、コスト削減を実現し、良質の家具をよりお求めやすい価格でお届けする環境となっています。


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一方、販売の拠点は東京都武蔵野市にある吉祥寺ショップが一手に担っています。JR中央線、京王井の頭線の吉祥寺駅から徒歩7分ほどのところにあります。東急百貨店北側から、三鷹方面に伸びる大正通りに面しています。大正通りは、東急裏エリアとして吉祥寺の街を紹介するメディアにも登場し、個性豊かな小規模な商店が集まるエリアとして注目も浴びることもあります。ソリウッドは吉祥寺で産声をあげた家具工房です。昭和60年代まで今の吉祥寺ショップの裏にあたる場所に工房がありました。そこでは今の相模湖工房と同じで平日はご注文を受けた家具の製作を行い、週末には趣味で木工を楽しむことを主な目的とした木工教室を開催していました。その後、機械の音などの問題があり、吉祥寺の街中で工房を続けることが難しくなったので、今の相模湖工房に工房機能を全面的に移転させた経緯があります。吉祥寺ショップは開店から40年ほど経ち、吉祥寺の中でも古株のお店になりつつあります。創業当初は建物の1階にありましたが、現在では同じ建物の2階にショップを構えています。


吉祥寺のショップではソリウッドの相模湖工房で製作するテーブルや棚が展示されています。基本的にはオーダーで製作することになるので、吉祥寺ショップにある家具の多くはこういった感じでできるよといったサンプル的な扱いになります。その他には現品で販売するテーブルも最近では数が増えてきました。これはその名の通り、すでに完成されたテーブルの現品をそのままお客様にお届けするカタチで販売するものです。今日現在で4台の現品が販売の耳つきテーブルが展示販売されています。現品販売のテーブルの良いところは、家に届くそのものが現物で把握いただける点です。オーダー製作では、使用する板がお任せであったり、加工する前の板で判断しなければいけません。ですが、現品であればそのものを見ているので不安な状態でおまち頂くということもありません。今後はなるべく現品販売のテーブルも選択肢として多く示されば良いなと思い、現在計画をしています。とりあえず、明日2月23日には、現品販売をするストレートカットテーブルが登場する予定です。こちらも楽しみにしていただければと思います。


ソリウッドの吉祥寺ショップには、ソリウッドのオリジナルのテーブルや棚の他に、他の工房で製作されている椅子もご注文頂くことができます。現在、扱いのあるのは、宮崎椅子製作所、ISU-WORKS、いのうえアソシエーツの3つのブランドの椅子になります。これらは、いずれも無垢材を中心とした椅子で、生産も日本内で行っているものです。それぞれ、特徴のある椅子があり、木の椅子の購入を考えている方にとっては、多くの椅子に座れる環境になっています。実際に腰掛けてみて、肘掛けがあった方がしっくりくるのか、肘掛けがなくてもリラックスしてくつろげるかなど、実際に使うシーンを考えながら選ぶことができます。また、座面にはるファブリックも悩みどころだと思います。


上はインスタへの投稿写真ですが、宮崎椅子製作所の椅子は選べるファブリックも豊富です。もともと、数はたくさんありましたが、この冬さらに新しい布も投入されています。吉祥寺ショップには、あまり大きいものではありませんが、上述の3つのぶらんどの張り地サンプルは用意しています。張り地の詳細なテクスチャーや触り心地はネットで写真を見ただけではだいぶ印象が違います。こちらも実際に触れて体感して見てください。


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白っぽい明るい耳つきをお探しならカバ系がオススメ【No.2195】

今日の東京はここ最近では暖かいと感じる穏やか日でした、鼻がムズムズするなどの話もちらほら聞くようになり、だんだんと春が近づいてくる気配がします。気候が暖かくなると、気分も明るくなってきますよね、そうすると、テーブルも明るい色味がいいなぁなんて思う方も多いかもしれません。ある程度の硬さがあり、長く使うテーブルや家具として使われる木の中で、白っぽく明るめの材といえば、メープル材が真っ先に思い浮かびます。メープル材は黄白色の明るい色味で、使っていくうちにやや濃くなる変化をする木です。見た目的には北欧テイストにもマッチし、原色に近い鮮やかな色味との相性もバッチリです。白っぽい木なので、軽い印象が持つ方もいらっしゃいますが、軽いのは見た目だけで、中身を詰まっていて重たい部類に入ってきます。持ってみると、どっしりとした感覚があります。そんな見た目と中身のギャップもメープル材の特徴と言えます。


時々、メープル材の耳つきテーブルは製作可能ですかと問い合わせを受けることがあります。残念ながら、耳がついた状態のメープル材は滅多にお目にかかれません。明るめの色味で耳つきテーブルになる樹種としては、イタヤカエデ、カバ、トチなどが挙げられます。今日は、その中でカバ材にスポットを当てます。


カバ材とはカバの仲間の総称のようなもので、実際には、マカバ、オノオレカンバ、メジロカバ、シラカバといった個々に名前がついています。カバは昔からカンバという風にも呼ばれてカンバと呼ぶ方もいらっしゃいます。カバは漢字で書くと樺となります。最も知名度があるのは、シラカバ(白樺)かもしれません。材木でというよりは、立木の状態での美しさが人気で、白樺の森は絵になります。日本でも寒い地方を中心に多く見られますが、伐採して製材して家具に使うということはあまりされてません。パルプの原料や合板などに多くが回ってしまいます。そんなシラカバ材ですが、もちろん家具にすることもできます。ソリウッドでは、今回北海道下川町で森林資源を使った豊かな暮らしを提案するNPO法人「森の生活」さんのご協力を得て、シラカバ材の耳つきテーブルを製作し、吉祥寺ショップで販売しています。シラカバ材は、他のカバ材と違い、中心部分と外側部分の色味の違いが少なく全体的に白褐色をしています。ところどころに随斑と呼べれる黒い線状の模様が入ります。これもシラカバ材の特徴で他のカバ材でもあまり見かけません。この随斑部分も凹んだり、穴があいたりしてる訳ではありません。ですので、欠点と呼ぶことはふさわしくないので、模様や木目の一部と思って頂ければいです。


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こちらのシラカバ材は現品販売の耳つきテーブルです。サイズや足のデザインはすでに決まっていますが、価格的には現品販売の特別価格になっています。W1500で¥159,840と耳つきのテーブルとしてはかなりお求めやすい価格になっていると思います。


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こちらは同じく現品販売のカバ材耳つき3枚はぎテーブルです。これは雑カバと言われることがありますが、個人的にはカバ材と表記しています。先ほどのシラカバ材のテーブルと比べると、天板の厚みに差があります。天板の厚みが40mmとどっしり感あります。テーブル天板の厚みについては、硬めの広葉樹であれば、30mmあれば強度的には問題ありません。あとは、見た目の問題となります。


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インスタグラムでみるソリウッドの様子【No.2191】

ここ最近、立て続けに「インスタを見てきました」という方が吉祥寺ショップにご来店頂きました。閲覧数ではこのブログの方が圧倒的に多いかと思いますが、さすが流行りのInstagramといった感じがします。ソリウッドでは、工房とショップそれぞれがインスタグラムのアカウントを持って、別々に情報発信をしています。

ソリウッド相模湖工房のインスタグラムアカウント

ソリウッド吉祥寺ショップのインスタグラムアカウント

今日は、吉祥ショップのアカウントで発信した情報を中心に紹介とその写真にまつわることを書いていきます。


こちらは直近の投稿になります。吉祥寺ショップでは数はそこまでありませんが、テーブル製作の際に出た半端なサイズの板を使って触って痛くない程度に面取りをして、オイルを塗った板を販売しています。こちらは、他ではあまり見かけないと思われるチェリー材の耳つき板です。写真と同じようなサイズの板は在庫があと1枚となっておりますが、もう少し大きくサイズの板は6枚ほど在庫があります。投稿写真のようにちょっとお皿の下に敷いたり、板の上に小物を置いたりすると周りの空間がちょっと上質なものになりますよ。



こちらは現品販売をしているシラカバ材の耳つきテーブルです。この写真を撮影した時は、このように壁に立てかけていましたが、現在はソリウッド定番の脚のデザインの一つであるTypeT(斜めテーパー4本脚)テーブルの状態で展示しています。4人がけとしてはちょうど良いサイズのW1500×D850のサイズです。価格は現品販売特別価格で¥159、840(税込)です。関東地方へのお届けでしたら、送料・設置料もサービス(無料)とさせて頂きます。こちらのシラカバ材は、北海道の下川町でとれたシラカバ材を下川町で製材して、下川町に拠点を置くNPO法人「森の生活」さんに乾燥・製作をしてもらったものです。反り止めの加工などソリウッドで製作するテーブルと全く同じ仕様になっています。下川町というと、平昌オリンピックに出場しているスキージャンプのレジェンド葛西紀明選手の出身地でもあります。葛西選手の他にも平昌オリンピックに出場している同じスキージャンプの伊藤大貴選手や伊藤有希選手も下川町出身です。



こちらはある午後のひととき。吉祥寺ショップは南側に窓4つが並んでいるので、日の光がかなり入ってきます。(カーテンのような日を遮るものもないので)無垢材の家具は光が当たるとキラキラと輝くようになります。写真はチェリー材のストレートカットテーブルとナラ材のTACチェア(ISU-WORKS)です。こちらのTACチェアは板の座面がついています。板の座面は一般的には硬いといったイメージがありますが、このTACチェアに座ると木の座面でもすわり心地の良い椅子というのがあるんだなとわかって頂けると思います。私も入社して初めてこのTACチェアに座った時は感動したのを覚えています。ISU-WORKSさんの椅子はデザインを高橋三太郎さんが手がけ、製作は津別町にある山上木工が担っています。



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ダイニングチェアを選ぶポイント【No.2187】

ダイニングチェアとは、その名の通り食事をする際に座る椅子ということになりますが、デザインやサイズなど様々なバリエーションがあり、いざ選ぶとなるとどう選んでいいか悩んでしまうこともあるかと思います。ソリウッドでは、国内で生産されている木製のダイニングチェアを20種類以上扱っていますが、デザインは全て違います。価格帯は、1脚4万円代から10万円を超えるものまで幅も広くなっています。今日のブログでは、ダイニングチェアを選ぶ際のポイントとなる点を挙げていきます。


座り心地で選ぶ

ダイニングチェアは毎日食事をする際に腰掛ける道具です。1日に一回は必ず座ることになるでしょう。ですので、見た目のデザインも大事ですが、それだけでなく座り心地という点も重要になります。しかし、座り心地というのは人それぞれの感覚になるので、絶対的な指標となるべきものがありません。自分にとって座り心地の良い椅子というのは、たくさんの椅子に座ってみて段々わかってくるということもあるので、まずはご自身でひたすら座ってみるのが良いでしょう。座る際に、いくつか気にしておくと良い点があります。


背中があたる位置

私個人的には、背中を支える背の部分がしっくりくるかが座り心地に大きく影響すると考えています。腰が当たる部分がある程度の幅があり面で支えてくれるものが安心感があります。腰をかけた際に、背中や腰に点で当たる感じがある場合は長い時間座っていると、その部分が少し痛くなることがあります。


座面の硬さ

座った時にお尻と裏ももを支える座面の硬さも椅子によって全然違います。座った際に、沈み込むような感じになる柔らかいものもあれば、反発を感じるような硬い座面もあります。これもどういったものがしっくりくるかの好みの問題になると思います。一般的に木の座面よりはクッション性のあるウレタンフォームを布や革で覆った座面の方が柔らかくなります。食事をするだけの短い時間でしたら、木の座面でも全く問題はありませんが、長時間座って本を読むとか団欒するといった場合はお尻が痛く感じてくることがあります。長い時間座るということが多いのであれば、クッション性のある布座もしくは革座を選択するのが良いでしょう。


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上の画像の椅子はTACチェア(ISU-WORKS)の板座です。お尻の形に合わせて中心部分をほり込んでいるので座り心地も悪くありません。


肘掛けがあるかないか

ダイニングチェアのデザインには肘掛けがあるものとないものがあります。これもどちらが良いというものではなく、それぞれ特徴があります。見た目やすわり心地だけでなく、機能面での違いもありますので、しっかりと違いを把握しておくことが必要になります。


肘掛けのない椅子は、実際に座ってみると肘掛けがないことでどうしようもないくらい不快に感じたり、座り心地が悪いといったことは感じないと思います。肘掛けがあるなしを比較しない限り、デメリットはないかもしれませんが、肘掛けがある椅子に比べると、リラックス度でやや劣る、立ち上がる際に支えがないので、立ち上がるのが少し大変といった点が挙げられます。逆に、見た目がシンプルで重量が軽い、価格が安いといったメリットもあります。さらには、肘掛けがない分、横幅は短くなる傾向にあるので、テーブルの脚と脚の間が狭いといった場合には、重宝します。


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Hakuチェア(宮崎椅子製作所)

肘掛けがあると、やはりゆったりと座ることができます。食事をするだけと考えると肘掛は必須ではないですが、やはりあると落ち着くという感覚は多くの方が感じるところでしょう。食事をするだけでなく、本を読んだりテレビを見たりする際にも座るということであれば肘掛けがあった方が便利です。肘掛けも肘掛けが前脚までがっつりあるものと、途中までしかないタイプがあります。途中までのタイプの方が座ったり立ったりする際に椅子を引く距離が少なくて済むので、そういった機能面を求める場合は肘掛けが途中までのタイプの方が良いでしょう。


賢木@吉祥寺