家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

吉祥寺ショールームの最近のブログ記事

ナラ材の完成品テーブル、展示販売しています【No.2376】

ソリウッドでは、今年に入って吉祥寺ショップで展示販売を行う完成品テーブルを充実させる方向で日々の製作活動を行っています。これまでのようにオーダーで製作する場合はサイズなどや細かい面取りや脚の位置などご指定頂くことができるので、より一点モノに近いオリジナル感を出すことが出来ました。一方で小さな家具工房故に、製作には時間がかかります。無垢材は乾燥をしっかりとさせることはもちろんですが、製作途中で狂いが出てしまうことも少なくなく、注文が入ればすぐに製作に取りかかれるといったものではありません。新居へのご入居などある程度、日程に余裕がある場合は間に合うこともありますが、すでに住んでいる家にそのまま納品となると、すぐに調達できるようなスピード感は難しくなります。また、多くの方の関心ごとでもある木目の出方についても、オーダーで製作する場合はどんな模様になるかは製作側にお任せ頂いているケースがほとんどです。


このようなオーダー製作には、デメリットがありますがそのデメリットを極力軽減させることができるのが完成品テーブルです。完成品テーブルは天板の大きさから樹種、サイズ、脚のデザインまで全てこれっと決まっています。要するにカスタマイズができない無垢材テーブルということになります。ですが、その分、メリットもたくさんあります。まずは先ほど、オーダー製作のテーブルのデメリットで挙げた納品までに時間がかかると完成の木目が事前に確認できないという2点についてはクリア出きてしまいます。ソリウッドの完成品テーブルは吉祥寺ショップに展示しています。お店に来て頂ければ完成品リストやテーブルそのものを見て頂き選んで頂くことが可能です。その際に、木目なども細かくチェックすることができます。また、気にいって頂けたテーブルがあれば、その場で成約となり、吉祥寺ショップで梱包しそのまま配送手配がとれますので最短で1週間程度でお届けが可能です。また、すでにオイルが塗ってある仕上がった状態での展示になりますので、色味、木目も直接確認することができます。


ソリウッドでは、完成品テーブルのために新しく脚をデザインしています。


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このように漢字の八に似たカタチをしています。これまでの定番の脚の場合、金属製のプレートを介して天板と脚を固定する方法を採用していました。今回の八の字型の脚はプレートを介してではなく、天板と脚を直接ボルトで留める方式にしています。強度についても、試作を重ねて十分な強度が保つことができる板の幅と厚みを検討した結果、問題ないサイズにいきつきました。ですのでその辺はご心配なく使って頂けます。


すでにいくつかのテーブルは売約となってしまいましたが、3台ほど八の字型の脚がついた無垢材テーブルがあります。これまで店の壁に立てかけていた完成品販売のストレートカットテーブル2台をテーブルの状態にして展示しています。


そのうちの1台がナラ材のストレートカットテーブルです。サイズはW1400×D850mmになります。4人がけの食卓として使って頂けるサイズです。とくにW1500になるとスペース的に少し狭くなるけど、椅子の収納を考えるとなるべく長さはあったほうが良いなという方にはオススメのサイズです。6枚の板を使った1枚の天板に仕上げています。6枚の板を使っていますが、木目の感じや色味は揃っているので、その点違和感はあまり感じることはないと思います。木目も緻密で、ナラ材らしいキレイな木目をしています。ナチュラルな印象のお部屋にしたい場合は、このぐらいのナラ材が色味や木目的にもちょうどよいと思います。


価格は、税込で¥170,640となります。関東地方へのお届けの場合は送料がサービス(無料)となります。完成品のテーブルは売約となってしまうと同じものは入手できなくなります。ご興味のある方はお早めに吉祥寺ショップまでお越しください。


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背がせり出しているデザインの木の椅子【No.2366】

夏季休暇のお知らせ


ソリウッドの吉祥寺ショップは8月7日(火)〜15日(水)まで夏季休業とさせて頂きます。期間中に頂いたメールにつきましては、16日以降順次回答をさせて頂きます。相模湖工房は22日(火)〜29日(水)が夏季休業となります。また、11日(土)および12日(日)は木工教室は休みとなります。ご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願い致します。


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多くの方が木の椅子を検討されている際に気にしていることは、「座り心地」と「デザイン」だと思います。見た目はかっこよくても、実際に座ってみると思ってた以上に座り心地がしっくりこないなんてことも経験されている方もいらしゃると思います。この二つをクリアする椅子を見つけるにはやはり多くの椅子に座ってみることだと思います。ソリウッドでは、国内で生産をしている3つの椅子ブランドの椅子を取り扱っています。ダイニングチェアだけで、25種類の椅子を展示しています。これらの椅子には、肘掛けがあったり、なかったり様々なデザインのものがあります。今日はその中で、背中を支える背の部分がせり出しているデザインとなっている椅子を紹介します。


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こちらは宮崎椅子製作所のUUチェアです。真横からみると背の部分が後ろにせりだすようなデザインになっています。横からみると美しいですよね。個人的にはこのように背が後ろにせりだしてある椅子のデザインが好みです。こちらのUUチェアはデザイナーの小泉誠氏のデザインで、製作は徳島にある椅子メーカー宮崎椅子製作所が担っています。ゆったりと座れるダイニングチェアです。背の部分がやや細めなので長く座っているとすこし背中のあたりが強く感じることがありますが、食事をするぐらいの時間であればなんら問題はないかなと思います。ソリウッドの吉祥寺ショップでは、ナラ材のUUチェアが展示されています。展示はナラ材ですが、宮崎椅子製作所の椅子は、この他に、ホワイトアッシュ、ブナ、レッドオーク、メープル、ケヤキ、チェリー、ウォールナットから選択することができます。木の樹種によって色味や木目が明瞭かどうかといった違いがあります。基本的には色味の好みによって樹種を選んで頂くかたちで良いと思います。細かいことをいうと、少し重量も変わってきます。ナラ、メープル、ケヤキなどは他に比べてやや重くなる傾向にあります。


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こちらはウォールナット材のUUチェアです。部材はそこまで太くありませんが、色味の濃いウォールナット材だと重厚感のあるダイニングチェアになります。


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こちらはISU-WORKSのHUGチェアです。UUチェアと同じように後ろ脚から背がせり出すように後ろに出ています。UUチェアやある程度の太さがありますが、HUGチェアは薄く幅が広い板をアーチ状に曲げたものが背としてついています。HUGチェアは幅が463mmとダイニングチェアとしてはコンパクトな部類に入りますが、その座り心地には妥協がありません。背の幅はしっかりととられていて、背中を包み込むように支えてくれます。その名の通り、抱き包まれているような感覚を覚えます。HUGチェアは座り心地とデザインの良さだけでなく、軽量である点も評価が高いです。最近のトレンドとして軽さが挙げられますが、吉祥寺ショップを訪れてこのHUGチェアを持った方はその軽さにまず驚くことが多いです。


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上の画像はウォールナット材にオレンジのレザーを張ったHUGチェアです。引き締まった印象の椅子になります。HUGチェアはウォールナットの他に、ナラ材、メープル材、チェリー材で製作が可能です。


ソリウッドが扱う椅子の中で、今日は背の部分がせり出している椅子2点を紹介しました。この他にも独特なデザインの椅子や腰をしっかりと支えてくれる椅子などバラエティ豊かなラインナップとなっています。丈夫で長く使える木の椅子を探しているという方はぜひ座り心地やデザインの細部を確認するためにソリウッドの吉祥寺ショップまでお越しください。


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吉祥寺ショップに展示しているテーブルは参考展示と完成品【No.2324】

ソリウッドの吉祥寺ショールームに展示されているテーブルには販売形態がちがう2つのタイプがあります。一つは、サイズオーダーで製作するストレートカットテーブルや丸テーブルのサンプルとなるテーブルです。基本的には、そのものを販売するわけではなく、出来上がりのイメージを把握しやすくするために展示しています。現在の吉祥寺ショップですと、W1800のウォールナット材、W1500のチェリー材、W1500のメープル材、W1500のクルミ材、W1350のナラ材、φ1100のウォールナット材丸、のテーブルが展示されています。これらのテーブルはすでにオイルで仕上げをしている状態になります。こちらのテーブルが非常に気に入り、これが欲しいということであれば、状態をみて必要であればリフレッシュさせてお届けすることは可能です。


もうひとつは、完成品として現品販売することを目的として展示しているテーブルです。現品をそのままお届けしますので、木目や色味などは事前に確認の上、ご購入の検討をして頂けます。現品販売をしているテーブルにつきましては、お得な価格がついていることが多いので、無垢材のテーブルは良いけど、予算との兼ね合いでなかなか難しいといった悩みをお持ちの方にはぜひ見て検討して頂きたいテーブルが多いです。4人がけサイズのW1500のサイズで15万円ほどのものもあります。完成品でテーブルを購入することのメリットは以下の点が挙げられます。


仕上がった状態を確認できる

オーダーで製作する無垢材テーブルは、吉祥寺ショップに展示しているストレートカットテーブルのように参考になるテーブルを見て頂くことは可能ですが、ストレートカットテーブルの場合、実際に使用する板については製作するこちら側にお任せ頂くことになっています。これは材料となる無垢材が自然素材であるがため、一枚一枚表情や色味も異なります。なるべく統一感のある天板に仕上げるように心がけていますが、できた天板はやはり1点1点、印象も違うものになります。オーダーされる際には、どういったテーブルが届くのかを楽しみにして頂くのも無垢材テーブルの醍醐味と思って頂ければ幸いです。一方、完成品で販売する無垢材テーブルにつきましては、すでにオイルでの仕上げまで終わっていますので、木目や色味もその場で確認が可能です。どういったものが届くのか不安に過ごすということはありません。


最短1週間での納品が可能

オーダーで製作する場合は、2ヶ月、場合によっては3ヶ月ほどお時間を頂いております。無垢材の家具は材の状況が刻々と変化することもあり、慎重に作業を進めることが必要です。また、ソリウッドは小さな家具工房で大量生産が可能な最新型の工作機械の設備があるわけでもなく、職人による手作業も多くなります。そのため、どうしても時間がかかってしまいお待たせしてしまうことになります。その点、完成品の無垢材テーブルはそのまま吉祥寺ショップから発送ができます。手配を含めると1週間ほどは時間を頂きますが、納期はかなり短縮できます。


現在の吉祥寺ショップではウォールナット材ストレートカットテーブルの完成品が充実しています。W1600の一部白太が表面にきているもの、天板厚40mmのW1400、W1500、W1600とこちらは3つのサイズが揃っています。天板厚40mmのテーブルは、工房の在庫板を整理した際に発掘された板を主に使っています。ちょっとしたことで、奥に立てかけられていたりして、日の目をみていなかった板などになります。もちろん、質が悪いということではなく、単に機会に恵まれなかったということです。そのため、今回は通常オーダーで製作するよりも安い価格で販売しています。オーダーで製作した場合、20万円を超える価格のものが、10万円代で購入することができます。


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上の画像は、W1500の完成品テーブルです。


ウォールナット材のストレートカットテーブルを探している方はチェックしてみてください。


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縦スポークがある椅子【No.2320】

椅子のデザインについて少しみていきたいと思います。木の椅子に限らず、様々な椅子のデザインが存在します。よく見ると似たようなデザインのものもありますが、椅子を使ってきた長い歴史をみればある程度基本となるカタチは固まってきていても不思議ではありません。そのなかで、見た目の個性を出すのと、座り心地など機能面のバランスをとるのは高度な要求になっていると思います。そんな中で木の椅子でよく見かけるタイプの椅子を今日は紹介します。椅子のデザインはざっくりわけると、座面をさせる脚とその一部で背もたれを支えているものと脚とは関係なく背もたれが別の構造をしていうもの二つのものになっていると思います。今日はソリウッドで扱いのある椅子の中で後者にあたる構造になっているものを取り上げてみます。


このような構造になっているものは数はそれほど多くありませんが、根強い人気があるといって良いでしょう。


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宮崎椅子製作所のboチェアです。宮崎椅子製作所は徳島県にある椅子をメインで製作している木工所です。曲げ加工と工作機械での加工を組み合わせ、デザイン性の高い椅子でもしっかりと製作する技術力が高く評価されています。多くの椅子は、デザインを外部のデザイナーが担当し、製作を宮崎椅子製作所が行うタッグ形式で製品を世に送り出しています。このboチェアも家具デザイナーである小泉誠さんのデザインとなります。特徴としては、ダイニングチェアとしては、高さが高く7本の縦に伸びるスポークが目立ちます。宮崎椅子製作所の椅子の多くはクッション性のあるウレタンフォームを布もしくは革で包んだ張り座のものが多いのですが、このboチェアは座面を含めた全てが無垢材でできています。無垢材の椅子は重くなってしまうという欠点がありますが、こちらのboチェアは対策として座面の裏側を彫り込んだり、部材を強度が保てるギリギリラインまで削っています。そのおかげで、木の椅子とは思えないくらい軽い椅子に仕上がっています。ソリウッドの吉祥寺ショップに展示しているboチェアはウォールナット材のものなので、比較的軽い方かと思いますが、重さに関しては違和感なく使って頂けると思います。boチェアはいわゆるウィンザーチェアというデザインタイプに分類されます。ウィンザーチェアは17世紀後半、イギリスのウィンザー地方で農家の方が使う時実用的な椅子として製作されるようになっと伝えられている椅子です。特徴としては、座面が木である、背と座面にスポークが直接ついている、座面の裏に脚が直接ついているといった点が挙げられます。boチェアもこれらの3つの特徴が備わっています。背の高いスポークが想像以上に背中を支えてくれるので、見た目以上の座り心地も実現されていると思います。


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こちらは同じく宮崎椅子製作所のribチェアです。この椅子も笠木と脚の間に4本の縦スポークがついています。脚のデザインも変わっていてコの字を回転させたような見た目をしています。全体のカタチはシンプルに見えますが、細かいところをみてみるとデザイン的にも木工的にもチャレンジをしている椅子になります。スポーク部分を除く、長さのある部材は台形から三角形に形が変化しています。こうすることで、強度は保ちつつもシャープに見せることに成功しています。肘掛けはありませんが、十分にゆったりと腰かけることができます。食事をメインとするダイニングチェアとして使うのであれば、肘掛けのない点は気にならないと思います。座面はウレタンフォームになりますが、やや硬めで座ると沈みこむような感じはありません。


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インスタグラムでみるソリウッド2018年5月編【No.2313】

ソリウッドではInstagramのアカウントを吉祥寺ショップと相模湖工房で持っています。このブログほどではありませんが、あまり間があかないように写真をアップしています。今日はそのインスタにアップされた写真を追加コメントを添えて紹介したいと思います。



少し前の吉祥寺ショールームの様子です。今現在では展示してあるテーブルが異なるので、少し様子は変わっていますが、だいたいこんな感じでテーブルと椅子を展示しています。吉祥寺ショップでは、気軽に見て頂くことができます。オーダーの家具屋は敷居が高いと感じる方も多いかと思いますが、相談などはいつでもやっていますので、お気軽にお越しください。こちらの画像はショップのメイトといえる大き目の部屋になります。ソリウッドで扱いのある椅子のほとんどはこちらの部屋に展示しています。椅子には自由に腰掛けて頂くことができますので、心いくまでかけてみてください。失敗しない椅子選びの一つはやはり現物に腰掛けてみることです。座り心地というのは、人それぞれですので、誰々が心地良いという話を聞いたからこれっというような決め打ちはせずに、見た目で気にいった椅子があれば、可能な限り座ってみることをおすすめします。こちらの部屋は階段を登って左側の部屋になります。ソリウッドの吉祥寺ショップには、もう一つ部屋があり、そちらにもテーブルと天板を展示しています。こちらの小部屋はテーブル選び方講座やテーブルメンテナンス講座でも使用しています。



こちらは、このブログでも何度か紹介していますが、最近力を入れている完成品販売のテーブル用にデザインされた八の字型の脚になります。もともとは家族みんなのデスクなどで好評でしたので、ダイニングテーブルの大きさでも強度的に問題がないように板の幅や厚みなどを変えています。また、斜めになっている角度についても試作をして調整してこのようなカタチにまとまりました。ソリウッドが通常使用しているプレートで脚をつける方法より、コストを抑えることができるので価格的にも少しお安い価格設定になっています。完成品テーブルはリーズナブルな値段以外にも、短納期(1週間以内に発送が可能)や実際に届く木目や色などを確認できるといったメリットもあります。引っ越しが近づいているけど、まだダイニングテーブルが決まっていない、欲しいと思ったときに欲しいといったご要望にお応えすることも可能な無垢材テーブルです。写真のテーブルはC120チェリー材耳つきテーブルになります。こちらは5枚はぎの耳つきテーブルです。天板厚30mmと耳つきテーブルとしてはすっきりとした印象のテーブルになっています。天板サイズはW1350となかなか注文では実現しにくいやや小さめのサイズになっています。詳細は以下のブログもご参照ください。


W1350mmの耳つきテーブル【No.2307】



こちらは工房の様子を掲載しているアカウトにになります。週末に開催している木工教室の1場面です。基礎1年コースを修了した方を対象に応用コースが設定されています。共通の課題がある基礎コースと違い、応用コースでは自由製作になります。そのため、ご自身で設計して、ご自身で製作するという感じになります。小さな小物を作る方もいれば、大きな家具、戸棚などに挑戦される方もいらっしゃいます。教室は作ることの楽しさも十分に味わっていただけると思いますが、どういった材でどういった家具を製作するのかを考える楽しみと実現させるための製図や細かい仕様などを考える難しさもを知ることも木工の醍醐味だと思います。写真は3種の樹種で製作している棚です。こういった作品はご自身で製作するからこそ誕生する家具だと思います。


インスタグラムをお使いの方は、ソリウッドの2つのアカウント、ぜひフォローしてみてください。ブログでは紹介しきれていないところが垣間見られると思います。


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明るい色味の耳つきテーブル完成品【No.2310】

 以前


白っぽい明るい色の無垢材テーブルが欲しい!材はどうする?【No.2261】

というブログを書きました。ここでは、白っぽい色味のテーブルが欲しい場合、候補になる材種はどのようなものになるかについて書きました。詳細はリンク先を読んで頂ければと思いますが、記事の中ではメープル材、イタヤカエデ材、トチ材を取り上げました。これらの材は比較的家具に多く使われるメジャーな存在の樹種です。ソリウッドでも、メープル材はストレートカットやテレビボード、棚類の定番樹種ですのでよく使っています。イタヤカエデやトチ材は耳つきテーブルを製作することが多い材ですが、それぞれ年間2台ぐらいはコンスタントに製作しているのではと思います。今日は実際に完成品としてすでに仕上がっているテーブルがあるものの中から明るい材のテーブルの候補になりそうなものを紹介します。


D117シラカバ(白樺)材の耳つきテーブル

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多くの方は白樺という木をご存知だと思います。高原のイメージ写真とかによく出てくる樹皮部分が白くて爽やかな印象のあの木です。ですが、白樺の外観は知っていても製材された板がどうなもののかを知っている方はそう多くはないと思います。というのも、白樺の木を使った製品というものがあまりないということが大きな理由だと思います。私自身も白樺を使った木製品を使った記憶はありません。このように木材として使われるケースはあまりありませんが、今回は北海道下川町で活動されているNPO法人「森の生活」さんの協力を得て、北海道に生息する白樺を使ってテーブルを製作して頂きました。木材としての白樺は、イメージ通り白っぽい色味をしています。中心部と樹皮周りの部分で色味に違いがなく、区別することは難しいです。この辺はあとで登場するカバ材と大きく違う点です。


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特徴として、随斑と呼ばれる黒い筋状の斑点模様が見られます。この見た目には好き嫌いがわかれそうですが、テーブル全体としてみるとそう気になるものではないと個人的には思います。より自然な印象にもなると思います。こちらのテーブルはすでに完成品で、サイズがW1500×D855×H700天板の厚みは30mmになります。脚はType T(斜めテーパー4本脚がついています。仕上げはオイル仕上げで、これらの仕様の変更は出来ませんが、1週間以内に発送が可能になります。すぐにテーブルが欲しいといった方にはもってこいです。価格は¥159,840(税込)となります。関東地方へのお届けでしたら、送料はサービス(無料)とさせていただきます。


K121カバ材の耳つきテーブル

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こちらはカバ材の耳つきテーブルです。上で紹介した白樺とは同じカバ材の仲間になります。カバ材にはいろんな種類があり、白樺や真樺など知名度のあるものはそれぞれの名前で呼びますが、それ以外はカバ材としたり、雑カバといった言われ方をすることがあります。とはいえ、材としては堅く、使いやすいところもあり家具には向いている種類だと思います。カバはそれほど大きく成長する木ではなく、大きな1枚板などになるようなものは多くはありません。ですので、テーブルなどに使う際は複数の板は接いで使います。こちらのテーブルも6枚の板をつかって1枚の天板になっています。カバ材は、材の中心部分と外側の部分で色味がかなり違います。中心部分は少しオレンジ色がかった薄茶褐色で、中心部分は白っぽい色味をしています。経年による変化はあまり見られないので、中心と外側の色の違いはそのまま残ります。カバ材は複数の板を接いで使うことが多いので、こちらの天板のように赤と白のストライプ模様になることが多いです。無垢材のテーブル天板としては個性的な仕上がりになります。淡い茶色の部分がありますが、全体的には明るい印象のテーブルになることが多いです。材を検討する上で、チェリー材の色味は好きだけど、もう少し明るい感じの印象にしたいといった場合には、カバ材が適していると考えます。こちらのテーブルもすでに完成した状態で、サイズがW1500×D810−875×H700、天板の厚みは30mmとなります。脚のデザインは完成品テーブル専用に登場した八の字型をした脚が二本つきます。脚もカバ材で製作しています。価格は税込で¥166,320と耳つきテーブルとしてはかなりリーズナブルな価格設定になっています。カバ材は表面もすべすべに仕上がり、オイル仕上げのなんともいえない心地良い肌さわりが味わえます。こちらも白樺材のテーブル同様、関東地方への送付の場合、送料はサービス(無料)となります。


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完成品のテーブルも充実してきました【No.2303】

ソリウッドでは創業以来、多くの無垢材テーブルを製作して、お客様のもとにお届けしてきました。最近ではお届けするテーブルのほとんどがオーダーを受けてから製作してお届けするといったカタチで行ってきました。オーダーで製作する場合は、樹種やサイズなどお客様のご要望に応じて製作ができるので、特にサイズなどは細かい1cm単位のご要望にも応じることが可能です。無垢材テーブルを扱っている家具屋の多くがこのオーダー方式を中心に採用しているかと思います。ですが、オーダーの場合、納期がかかってしまうというデメリットがあります。無垢材のテーブルは、オーダー後すぐに加工に入れるものではありません。以前に十分乾燥している材の中から、どの板を使うかを選別して荒木取りを行います。そして表面を少し削ったのち、最終的に板の癖などをだすために一定期間放置してから、加工に入ります。また、ソリウッドのような小さな工房では設備と人員数の問題で次から次へとサクサク製作することは出来ません。通常、2〜2ヶ月半ほど製作期間を頂いています。


吉祥寺ショップで接客をしている中で、この納期がネックになるケースが散見されます。無垢材のテーブルは欲しいけど、引っ越し時期が決まってしまって2ヶ月は待てないといったケースです。こうしたケースでもお客様に検討して頂くものを提供できないかと考え、最近では完成品としてすでに仕上げまで行ったテーブルを展示し、それを吉祥寺ショップで検品し、出荷できるテーブルを用意しはじめています。


完成品のテーブルのメリットとしては、


ご注文から1週間ほどで納品ができる

完成した状態の天板を確認できるので、木目などで判断ができる

といった点が挙げられます。納期につきましては、前述した通りショップから発送が出来ますので、1週間ほどでご希望の日にお届けすることが出来ます。さらに、無垢材テーブルをオーダーする際にひとつのハードルになっている木目の問題も解消出来ます。通常、サイズオーダーで承るストレートカットテーブルなどは使う板の枚数や木目などはこちらにお任せ頂いています。ですので、テーブルが届く時にはじめてどういった木目かがわかるといったことになります。これを楽しみにしているというコメントも頂くことも少なくないのですが、やはり不安な方もいらっしゃるかと思います。その点、完成品のテーブルは実物を確認した上で、ご購入の決断をして頂けます。


これまで完成品で販売するメリットについてみてきましたが、当然オーダー品と比較してデメリットもあります。


サイズや脚のデザインは変更できない

完成品のテーブルは当たり前ではありますが、すでにサイズが決まっていてこれを変更することは出来ません。また、現状ではそのテーブルにたいして1つの脚を決め打ちで製作しています。ですので、脚のデザインの変更も今のところ対応していません。


では、今日現在どのような完成品のテーブルがあるのかを紹介します。吉祥寺ショップにはテーブルの状態で展示しているものもありますが、いくつかのものは天板のみを立てかけて展示しています。実際テーブルになった様子もご確認頂けるよう吉祥寺ショップに販売可能な完成品テーブルのリストを掲示してみました。


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こんな感じになっています。現状では、耳つきテーブルが2台(チェリー材とカバ材)、ストレートカットテーブルが6台(カバ材1台、ナラ材1台、ウォールナット材4台)となっています。サイズはマチマチですが、W1350〜1650までのものがほとんどで4人がけとして使って頂けるサイズになります。これより大きいものにつきましては今後製作の予定はありますが、現状では6人がけサイズの完成品はありません。


また、脚につきましては、今回完成品専用として新たなデザインの脚を追加しました。


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漢数字の八に似た形なので、今のところ八の字型脚と呼んでいます。従来の脚との違いは天板への付け方です。これまでは脚に金属製のプレートをつけ、それを天板裏につけた溝にあて固定する方法をとっていました。今回の新デザインは天板と脚の間にプレートをつけずにそのまま固定する方式にしています。それでも強度面については従来と遜色ないものになっているので、安心してご使用頂けます。


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八の字型脚を斜め方向から見るとこんな感じになっています。


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月最後の日曜はテーブル選び方講座の日【No.2292】

今度の日曜5月27日は5月最後の日曜日ということで、ソリウッドの吉祥寺ショップでテーブル選び方講座が開催される日です。14:00〜吉祥寺ショップの階段登って左側の部屋の奥が選び方講座の会場になります。毎月恒例となっていますが、だいたい1〜8名程度の参加で行われることが多い、ミニセミナーです。参加人数も多くはないので、比較的質問などもしやすい環境かと思います。疑問に思っていることがあれば、その場でも構いませんし、講座が終わった後でも構いませんのでお気軽に質問をしてください。もちろん費用はかからず無料となりますので、「無垢材テーブルに興味があるけど、どうやって選べばいいのかわからない」「オイル仕上げとウレタン塗装で悩んでいる」といった悩みをお持ちの方のご参加をお待ちしています。テーブル選び方講座は、「無垢材テーブルを選ぶ際に知っておくべきポイント」「テーブルを見極める方法」「オイルメンテナンスの実践」の3本立てで行います。


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まずはじめに「樹種」「サイズ」「仕上げ」の3つの点について、無垢材テーブルを検討する上で知っておいたほうが得をすることをお話しています。「樹種によって硬さや強度に違いがあるの?」「テーブルに適した材は何?」「このぐらいのスペースにどのぐらいの大きさのテーブルをおけばよいのか」「6人がけに必要なサイズはどのくらいか?」「オイル仕上げって汚くなるって聞いたけど本当?」「オイル仕上げはメンテナンスが大変ってきくけど、実際のところはどうなの?」といった疑問について、アドバイスとなる情報をお教えすることができるかと思います。


はじめにお話しする内容は、知識に近い部分で一般的な内容になります。それを踏まえて実際に家具屋さんを回って比較検討する際にどういった点をチェックすべきかを続いてお話しします。これはあくまでも個人的にそう思っている点でもあるので、絶対ということではありませんが、テーブルの製作の裏側についてわりと突っ込んだ内容まで話をしています。無垢材テーブルは、写真で見ただけでは良い悪いの判断がなかなかつきづらい商品だと思います。一見、見た目は同じでも構造や作り手の考えなどが明確な違いになって現れる点もいくつかあります。このセクションではそういった話をしています。


最後に、オイル仕上げのテーブルのメンテナンスを実践します。吉祥寺のショプに展示しているナラ材のテーブルに日頃、水をじゃぶじゃぶにかけ、そのまま放置させていたり、わざと濡れたコップを長時間放置して輪染みをつけています。このテーブルを紙やすりとメンテナンス用のオイルを使ってリフレッシュさせる方法を実践します。メンテナンスはテーブルにやすりをかけることもあるので、かなり勇気はいると思います。ですが作業自体はそこまで難しいものではないので、一度実践を見ていただくとかなり障壁は低くなるのではないかと考えています。効果は必ずでると思いますので、ぜひ積極的にリフレッシュさせて頂ければと思っています。


ざっとこのような内容の話をさせて頂きます。時間は約40〜50分ほどになります。


ご参加を希望される方は、27日に直接お越し頂ければご参加できます。事前にメールでご連絡頂ければ、参加人数分の座席は確保させて頂きます。ご連絡はinfo@soliwood-crafis.comまでメールでお願い致します。


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ゴールデンウィーク、吉祥寺ショップはウォールナット祭り?【No.2268】

ソリウッドの吉祥寺ショップはゴールデンウィークウィーク中の営業は以下の通りになります。


4月28日(土)〜30日(月)通常営業(12:30〜18:00)


5月1日(火)・2日(水)定休日のためお休み


5月3日(木)〜6日(日)通常営業(12:30〜18:00)



ゴールデンウィークを前に吉祥寺ショップに展示されているテーブルのラインナップが少し変わりました。少し前から完成品での販売をしている白太が一部入っているW1600のウォールナット材ストレートカットテーブル(天板厚30mm)に加え、新作の完成品であるW1400とW1500のウォールナット材ストレートカットテーブル(天板厚40mm)がテーブルの状態となって展示販売となっています。これまでの吉祥寺のショップの展示構成からすると、一気にウォールナット材の完成品が増えた印象があります。今年のゴールデンウィークはウォールナット材祭りといった様相になっています。新たに展示販売となっと天板厚が40mmの二つテーブルにつきましては、完成品での展示販売で、脚のデザインや仕上げなどはすでに決まっています。そのため、お値段的には通常の注文で製作できるものに比べると、かなりお求めやすい価格に設定しました。


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価格はW1400とW1500ともに、消費税込みの価格で¥172,800-とさせて頂きました。もう一度言いますが、天板の厚みは40mmです。重厚感があるウォールナット材のテーブルが20万円をきる価格となっています。通常ご注文を頂いて製作する場合、W1400は¥211,680-、W1500で¥219,240-となっていますので2割ほど安くなっています。また、他のテーブルと同様に関東地方へのお届けは送料無料となります。今日のブログではなんでこのような通常より安い価格設定となっているかをきちんと書きたいと思います。


今回、ご紹介するテーブルにつきましては、最近製作された新しいテーブルです。他のストレートカットテーブルと同様に裏には金属製の反りどめや木製の垂れどめなど、仕様的には違いがありません。また、傷があるなどのB品というわけでもありませんのでその辺はご心配頂かなくて結構です。お求めやすい価格にしたのは、大きく2つの理由があります。


脚のデザインやサイズなどが既に決められていて、カスタマイズは出来ないため

オーダーで製作する場合は、ご希望をお聞きし、仕様やサイズなどはカスタマイズできる余地があります。しかし、今回は現品そのものをお届けすることになりますので、カスタマイズは出来ません。


工房にある在庫板を整理した際に出てきた材を使っている

テーブルを製作する際には、色味などがなるべく違和感が出ないようにはぎ合わせをするように努めています。また、木材は天然素材であるため節や白太など通常、天板の表にでないようにしている部分も多く含まれるので、仕入れた板の全部が使えるということがありません。そのため、テーブル1台製作する場合でも、必要枚数以上の量を購入したり、工房に在庫している板を実際に使うであろう板よりも多く準備する必要があります。その際に選ばれなかった板は工房の壁に立て替えて次回以降の出番を待つことになります。工房のスペースはそこまで広くないので、一つ板の前に立て替えて保管をします。それを繰り返すうちに、奥にある板は出番が来ないでそのままになってしまいます。先日工房で立て替えてしばらく置いてあった板を全てだし、整理しました。今回の完成品販売の板はそうした工房にしばらく眠っていた材を活用しています。材の在庫処分という意味合いもあり、安い価格にしています。もちろん、しばらく置かれていた材ではありますが、そのことで材木の質が落ちるということはありません。


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新居へのお引越しの日程が迫っているけど、まだダイニングテーブルが決まっておらず、注文製作となると納期が間に合わない、一度実物をみて購入の判断をしたいと考えている方には、ぜひ見て頂きたいウォールナット材のストレートカットテーブルです。


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ゴールデンウィーク中の営業と目玉商品について【No.2264】

ソリウッドの吉祥寺ショップは、5月1日(火)・2日(水)は定休日のため、お休みさせて頂きます。3日(木)〜6日(日)は通常通り12:30〜18:00の営業になります。28日〜30日も通常通りの営業になります。GW期間中、家具の検討に時間を当てられる方も多いかと思います。ぜひソリウッドの無垢テーブルの質感やしっかりとした構造を確認頂きたいと思います。ここ数日のブログエントリーでも紹介させて頂いておりますが、今回のGWでまずチェック頂きたいのが、1週間以内に発送ができるすぐお届けできるウォールナット材のストレートカットテーブルです。通常、ストレートカットテーブルは樹種・サイズ・脚のデザインをお聞きし、ご注文を受けた後、製作を行うオーダー製作を行います。そのため、納期が2〜2.5ヶ月とさせて頂いております。今回、3台のウォールナット材ストレートカットテーブルはすでにオイルで仕上げが済んでいます。そのため、ご注文頂ければすぐに検品し、問題なければ吉祥寺ショップからそのまま発送ができます。そのため、1週間ほどでお客様のもとへお届けが可能です。テーブルを必要とする日がすでに迫っている方、すぐにでも今お住まいの場所に無垢材テーブルが欲しいという方にはぜひご覧頂きたいと思います。オーダーで製作する場合、基本的にはどのような板がどのように接ぎ合せ、どのような天板になるかはこちらにお任せ頂いております。現品で販売するテーブルはその点、すでにどういった天板かを確認した上で注文することができます。その代わり、サイズや脚のデザインなどはこちらで製作時に決めてしまっているので、お客様に選択頂くことができません。そういったデメリットはありますが、先述したように、納期の件と家に届く天板が届く前に確認できるといったメリットもあります。


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今回のゴールデンウィークでは、これからショップに運ぶことになる3台のウォールナット材テーブルとすでに展示販売中のW1500の白太混じりのストレートカットテーブルをあわせて4台の選択肢があることになります。白太入りのテーブルにつきましてはこちらのブログエントリーをご参照ください。


現品販売中のウォールナット材ストレートカットテーブル【No.2255】

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これらは1点ものになるので、早いもの順になってしまいます。ご興味のある方は早めにご来店頂きますようお願いします。


今回は人気樹種であるウォールナット材に材種を絞って製作してみました。特にウォールナット材でテーブルを探している方は必見です。


また、29日は毎月開催しているテーブル選び方講座が開かれます。29日(日)14:00から40〜50分ほどお時間を頂き、無垢材テーブルを選ぶ際に知っておくべき点を樹種、サイズ、仕上げの3点についてお話しさせて頂いています。この講座はこれまで数多く開催をしてきましたが、その中でやはり関心が高いのは仕上げだと考えています。ソリウッドではオイル仕上げを中心に製作をしていますが、ご購入される方はオイル仕上げに少し不安があるのも確かだと思います。オイル仕上げは、天然素材でできた安心できる塗料をもちいた仕上げですが、水には弱い点、定期的なメンテナンスをする必要な点があります。ですが、メンテナンスができるということは、反対にたとえ輪染みなどができても、ご自宅で補修できるという面もあります。具体的な方法につきましては、こちらの無垢材選び方講座で実践をしますが、紙やすりで磨いた後にオイルを塗ればかなりリフレッシュさせることができます。このビフォーアフターの違いは一目瞭然でぜひ体験して頂きたいと思います。こちらの無垢材テーブル選び方講座はもちろん無料です。事前予約は必要ありませんが、事前にご連絡頂ければ席を確保させて頂きます。ご連絡いただく場合はメールでお問い合わせください。アドレスはinfo@soliwood-crafis.comになります。


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