家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

吉祥寺ショールームの最近のブログ記事

問い合わせが立て続けにあったローテーブルについて【No.1998】

はじめの夏期休業のお知らせをさせて頂きます。ソリウッドの吉祥寺ショップ「Soliwood-Crafis」は8月8日(火)〜8月16日(水)までお休みを頂きます。なお、相模湖工房とは休み期間が異なるのでご注意ください。相模湖工房は、8月23日(水)〜8月30日(水)が休みとなります。この期間中は木工教室も開催されませんので、ご注意ください。


また、8月27日(日)は吉祥寺ショップは臨時休業とさせて頂きます。ご迷惑をおかけ致しますが何卒よろしくお願い致します。


また、吉祥寺ショップで開催していますテーブル選び方講座ならびにテーブルメンテナンス講座につきましても8月は開催いたしません。9月以降は多少変動があるものの、基本的にはこれまで通り、偶数月の第2、最終日曜日と奇数月の最終日曜日がテーブル選び方講座、奇数月の第2日曜日がテーブルメンテナンス講座を行う予定です。9月につきましては、17日(日)にテーブルメンテナンス講座を開催致します。10日(日)は講座は開催されませんのご注意ください。


今日は高さの低いテーブルをテーマにしたいと思います。吉祥寺ショップの展示はこれまでほとんどがダイニングテーブルとして高さ700mm程度のものを多く展示してきました。お客様から高さの低いテーブルは製作出来るのか?といった問い合わせを受けることも多々ありました。製作については、天板の製作はダイニングテーブルと同様に行い、短い脚を取り付けるといったことでローテーブルを作ることは全く問題なく可能です。


ということで、展示中の宮崎椅子製作所のUUソファの前にローテーブルの設置を行いました、これはしばらくショップに展示してあったナラ材天板に、ちょうど良い脚が見つかりましたので、展示することになりました、天板のサイズがW1350 ×850mmとなりますので、4人がお食事をするには十分な大きさになります。また、来客の際には6人ぐらいまでなら対応が可能になります。もちろん、これ以外のサイズでも製作は可能です。お食事用に低いテーブルをお考えの方、1350〜1500のサイズでオーダーされることが多いです。お食事用ではなくリビングテーブルとしてお使いになる方はW1200×600mmぐらいのサイズがちょうど良いかもしれません。


ローテーブルはストレートカットでも耳つきても製作は可能です。最後に過去に製作したローテーブルの事例を紹介します。


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こちらは個性的な木目がひときわ目をひく、カバ材の耳つき2枚はぎのローテーブルです。厚みがかなりあるので、重厚感もばっちりです。少し余談ですが、これほど厚い天板は重さも結構なものになります、ですので、気軽に動かせるようなものを考えている方はサイズを小さくするか耳の部分をカットしてあるストレートカットのものがオススメです。


賢木@吉祥寺

テーブル選び方講座で話すことを【No.1992】

7月30日は7月最後の日曜日です。ということは、ソリウッドの吉祥寺ショップで行うテーブル選び方講座の日になります。テーブル選び方講座は、木のテーブルが欲しいなぁと思っている方や無垢材テーブルを探しているけど、どれをどう選んでいいのかわからない、失敗しないテーブル選びができるかどうか不安でたまらないという方を対象にした無料講座です。無垢材テーブルを選ぶ際に迷いがちになるのが、樹種、サイズ、仕上げの3点だと思います。そこで、テーブル選び方講座では、これら3つのポイントで抑えて欲しい事柄などを説明させて頂きます。今日は3つめのポイントである仕上げについて少し詳しくみていきます。


テーブル選び方講座では、無垢材テーブルのなかで2大勢力となるオイル仕上げとウレタン塗装の違いについて説明したあとで、実際の仕上がりの違いを実感頂きたいと思います。講座では1枚の板に真ん中でオイル仕上げとウレタン塗装で塗りわけたものを用意しています。触って頂けるとウレタンが塗膜をはるタイプの塗装であることが一目でわかって頂けると思います。ウレタン塗装は簡単にいってしまうと薄いプラスチックの膜でコーティングする塗装方法です。ですので、実際に触っているのは、木ではなくプラスチックを触っていることになります。一見、同じように見える場合でも、普段の手入れやメンテナンス方法は全くことなってきますので注意が必要です。ウレタン塗装の場合は、水などには気にすることなく使って頂けますが、傷がついてしまうと戻すのは、塗装をやり直すという方法しかありません。また、15年20年と使用し続けると徐々に表面のウレタンが劣化してきて塗装が剥がれてきてしまうことがあります。こうなると、傷の時と同様に表面の塗膜を一旦、機械で削りとり再びウレタン塗装を施す必要があります。


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これは20年ぐらいご使用頂いたウレタン塗装を施したテーブルです。グレーになっている部分は塗膜が劣化して剥がれたきてしまったところです。こうなると少し見た目で違いが出てきます。これを直すには工房にある機械で塗膜をキレイに剥がし、その上に再塗装をします。一度、再塗装をすれば新品同様に蘇ることになりますが、費用はそれなりにかかってしまいます。再塗装の価格はテーブル天板の大きさにもよりますが、往復の運賃もあわせると8、9万円〜のといった感じの価格になります。


下の画像が再塗装を施した先ほどの天板です。


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賢木@吉祥寺

チェリー材の椅子【No.1985】

ここ最近の無垢材家具ではウォールナット材が一番の人気樹種といえると思いますが、ウォールナットに並ぶ人気となりつつある樹種があります。それがチェリー材です。チェリー材はブラックチェリー材という名前でラインナップされていることもありますが、ウォールナット同様、北米からの輸入材で無垢材家具ではメジャーな樹種の1つとなります。チェリー材は導管が細く散在している構造になるので、磨くとスベスベの肌触りになります。さらにオイルで仕上げることで、しっとりスベスベになり、ずっと触っていたくなるような触り心地になります。チェリー材の特徴はこれだけではありません。最大の特徴は経年変化です。


経年変化とは年月が経つにつれ、製品の品質・性能が変化することと定義できます。木材でいうと、品質が変化することはほとんどありません。木材に限っていえば、表面の色味が時間が経つにつれ、変化していくことになります。木材が経年変化で色が変化することは珍しくありません。色が変化する要因については様々あると考えられていますが、最も影響するとされているのが、光の中に含まれてれている紫外線です。木材にはリグニンという成分が含まれていて、このリグリンが紫外線を吸収し、分解していきます。その過程において表面の色が変化するといわれています。樹種によっては色の変化が激しいものもあれば、あまり変化しないものもあります。その中でチェリー材は最も経年変化がする材であります。当初は淡いピンク色のような色をしていますが、半年もすれば色の変化に気づく程度に色がつきます。そのうちにツヤがでてくる感じになり熟成感がでてきます。


今日はチェリー材の椅子の納品事例を紹介したいと思います。ソリウッドでは3つの椅子ブランドの椅子を扱っていますが、その多くの椅子でチェリー材の選択が可能です。


ISU-WORKS

ISU-WORKSは、札幌在住の木工作家兼デザイナーの高橋三太郎がデザインを担当し、同じく北海道の津別町にある家具工房山上木工さんで製作されています。部材の加工については、出来るところは機械加工を率先的に進め、椅子の強度に直結する組立てについては、熟練の職人によって仕上げられています。


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こちらはLENチェアです。ゆったりめに座れます。肘掛けが前まで伸びていないので、出入りの際に、椅子を最後までひかなくても立ったり座ったりが出来ます。また、椅子に座ってあぐらがかきたいという方にもオススメのデザインです。


宮崎椅子製作所

こちらは徳島で椅子を製作している宮崎椅子製作所のribチェアです。


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外側は角のある部材で構成されていて、背の部分は丸いスポークが4本で構成されています。見たことあるようなデザインでありながら、細かい点にも気配りがされていて独特のフォルムをしています。こちらの椅子はチェリー材が選択できます。上の椅子はチェリー材にブルー系のファブリックの組み合わせになります。チェリー材はブルー系のファブリックやイエロー系のファブリックが似合います。


いのうえアソシエーツ

腰の椅子というコンセプトでデザインされているAWAZAチェアです。ソリウッドの吉祥寺ショップには、AWAZA LDR(回転椅子)、AWAZA LDチェア、MA-01の3タイプの椅子を展示されています。この中で、MA-01だけはチェリー材を選ぶことが出来ません。それ以外のものはチェリー材で製作が可能です。


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チェリー材にイエロー系のファブリックを合わせた回転椅子です。個人的にはオススメの組み合わせです。


賢木@吉祥寺

ウォールナット材の椅子【No.1984】

最近の人気樹種といえば、ウォールナット材の名前を挙げないわけにはいきません。ただ、個人的な印象だと2〜3年前に比べると、その人気ぶりも少し落ち着いてきている気はします。ウォールナット材の人気の秘訣はやはりその色味にあると考えます。ウォールナット材は濃い茶褐色をしていますが、これは着色をしたわけではなく元から濃い茶色をしています。製材して乾燥をさせたウォールナット材は濃い色味をしていますが、少しグレーがかっった感じの色味をしています。表面を磨き、着色成分の入っていない無色のオイルをぬると、色が濃く変わり、茶が目立つようになります。この濃い茶褐色はよくみると濃淡があり、着色では決してでない何ともいえない自然は色合いをしています。ウォールナット材は経年変化をする材としても、知られており人気の秘訣でもある濃い茶褐色は年月とともに少し赤茶っぽい感じが出てきます。簡単にいってしまうと少し色が抜けてくるような感じです。出来た当初のウォールナット材の家具は濃い茶褐色以外の言葉で表現すると、黒紫色のような妖艶な色ともいえます。それが段々と色が変わってきて、気づいたころには、当初よりはだいぶ赤味がでてきます。中には、はじめの黒紫色がキープできることを望んでいる方もいらしゃいますが、自然なものなので、ずっとキープされることはまずないと思って頂くのが良いと考えます。経年変化後の色味もなかなか渋くて、使っている感がぐんとでますし、落ち着いた色になって行きますので、周りの家具とも調和がとりやすくなります。私は経年変化後の色味のほうがどこか温かい印象もありますし、好みではあります。


今日はウォールナット材の椅子の話をしたいと思います。ソリウッドでは3つの椅子ブランドの椅子の取扱いをしておりますが、全ての椅子においてウォールナット材を選択することが可能です。最近ではメーカーを超えた組み合わせでご購入頂くことも多く、全ての椅子で樹種を統一できる数少ない樹種であります。


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こちらはいのうえアソシエーツのAWAZA LDR(回転椅子)です。無垢材を使った木の椅子では珍しい回転機構が備わった回転椅子です。回転出来ることが最大の特徴ではありますが、かけ心地においても妥協は一切なしの本格的なチェアです。価格は10万円前後と木の椅子の中でもやや高めの設定ではありますが、AWAZAシリーズでは人気ナンバー1の椅子です。ダイニングチェアとして使われる方が多いですが、書斎やリビングで仕事やちょっとしたPC作業をするといった方にも支持されている1代です。上の画像はウォールナット材にネイビーのファブリックを合わせたものになります。
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こちらは徳島県の椅子メーカーである宮崎椅子製作所さんのHakuチェアです。シンプルなフォルムで、飽きのこないデザインが特徴です。やや硬めの座面で見た目よりしっかりと腰かけることが出来る椅子になります。写真はウォールナット材にRIOと呼ばれる種類の革を張っているものです。ウォールナット材の濃い茶褐色と緑がよく合います。私もウォールナット材×緑色の布か革(レザー)は好みの組み合わせで、鉄板のものだと思います。もし、布。革選びに悩んでしまった場合は、この組み合わせがオススメです。

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最後に紹介するのは、ISU-WORKSのMAGチェアです。こちらは北海道津別町にある山上木工さんで製作されている椅子です。こちらの椅子は板座を選択することが可能です。板座は張り替えの心配がなく、長い間使って頂けるメリットがあります。肘掛け部分は少し短いハーフタイプのものが背で、出入りが楽です。板座は複数枚の板を少し間をあけて配置しています。すのこのような見た目になります。


今日紹介した椅子のデザインは吉祥寺ショールームで実際に座ってみることが可能です。ぜひ、沢山座って頂き、お気に入りの1脚を見つけて頂ければと思います。


賢木@吉祥寺

飲食店や医院にも無垢材家具を。設計事務所さまからのご紹介、ご依頼も対応します【No.1981】

ソリウッドの無垢材テーブルや椅子をご注文頂くお客様の多くは個人のお客様で、ご家庭で使う家具の購入がほとんどです。特に4人掛けを想定したサイズである1350〜1500程度のテーブルが注文の多くを占めます。ではありますが、個人のお客様以外にも飲食店やお医者さんの待合室といった施設への納品もあります。また、設計士や建築デザイン事務所の依頼で家具の製作を請け負うこともあります。今日は個人のお客様以外の例を交えながら、注文形態をいくつかのパターンにわけて紹介したいと思います。


店のオーナーさん自らが探し、ご注文頂くケース

飲食店をこれから開こうとするオーナー様の依頼で、テーブルや椅子を納品させて頂くことがあります。この場合、家具などを検討する主体はオーナー様で、自ら理想の家具や家具の情報を求めて検索などをされてソリウッドにたどり着いたというパターンです。この場合は定番のストレートカットテーブルのサイズオーダーや椅子などを合わせたご注文になることが多く、他の個人のお客様と基本的にはオーダーの流れなどは変わりません。まずは吉祥寺のショップに来て頂くか、ネットにて見積依頼をして頂くことがスタートになります。お見積りを算出する際には、樹種・サイズ・具体的な仕様などを頂ければ、見積りの算出が可能です。見積りにつきましては無料となりますので、安心してご依頼頂けます。


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これは以前、開業する飲食店のテーブルとして納品した事例になります。通常のダイニングテーブルのサイズとは異なり、奥行きがやや少ないテーブルを3つ並べてカウンター的に使用出来るようにしました。脚の取り付け位置につきいても、出入りの邪魔にならないように、強度やバランスに影響が出ない程度に、通常より少し奥に取り付けています。また、仕上げにつきましても、飲食店で使う場合はオイルでななくウレタン塗装ほうが向いていると思います。飲食店の場合は水気のあるモノに対してのコントロールがが効きづらく、手入れの煩雑さを考えるとオイル仕上げではなくウレタン塗装のメリットのほうが上回るのではないかと考えています。


このようなサイズや仕上げ方法については、オーナー様と話をしながら仕様を決めていきます。


レストランの他にも、医院の待合スペースに椅子を並べたり、パン教室を開く際に使う作業台兼ダイニングといったテーブル、オフィスのミーティング用のテーブルなど様々な製作事例があります。理想の空間を作り出すために、無垢材を使った質感が抜群で、存在感のある家具を注文してみてはいかがでしょうか?


設計事務所の紹介で、個人宅に納めるケース

設計やデザインを担当している建築士やデザイナーの方から紹介を受け、施主である個人様宅に家具を納めるケースです。このケースでは設計士やデザイナーが作成した図面をもとに製作する場合もありますが、ほとんどのケースでは、ソリウッドの定番として製作販売しているもののサイズオーダーなどでお届けしています。このケースでもテーブルや椅子が多いですあ、カウンターキッチンの天板を無垢材にしたいといったオーダーで天板のみを製作することもあります。


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こちらは以前、設計事務所からの依頼でカウンター収納の天板のみを納めた事例です。耳つきの天板をお探しということで、ソリウッドで在庫している板のなかでサイズを満たすタモ材の耳つき板で天板を製作しました。このような例では、取付などの施工は弊社では扱えない部分もありますので、工務店様にお願いをしています。


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こちらは中川龍吾建築設計事務所さまから依頼のあった長さ3000mmのタモ材耳つきテーブルです。テーブルのデザインは中川設計士が行い、何度か打合わせを行いカタチにしていったテーブルです。具体的なサイズや樹種、仕様をご提示頂ければ、製作の可否、板の調査、見積りなどをさせて頂きます。


賢木@吉祥寺

樹種と張り地の組み合わせを選ぶのも椅子選びの楽しみのひとつ 後編【No.1974】

ソリウッドで扱っている椅子の多くは樹種と座面の組み合わせをお客様のお好みで選んで頂くことが出来ます。


先日のブログでは前編として宮崎椅子製作所といのうえアソシエーツのAWAZAシリーズで選択できる樹種とファブリックの組み合わせについて書きました。今日は前編では書ききれなかったもう1つの椅子ブランドISU-WORKSの樹種と座面の組み合わせについて紹介します。


ISU-WORKSの椅子は4つのシリーズに分類されています。座面のファブリックについては全てのシリーズで統一されていますが、樹種はシリーズによって少し違います。まずファブリックについて紹介したのち、シリーズごとに製作事例を交えて紹介していきます。


ISU-WORKSの椅子は全てウレタンフォームのクッションが入った座面を選ぶことが出来ます、クッションを覆うファブリックは布とレザーから選んで頂けます。これまでは布地については生地が1種類で色を5色から選んで頂くのみでしたが、標準で選択出来る布地が種類増え、色のバリエーションも増えました。これにより、組み合わせもかなり増え、ご希望の組み合わせを見つけて頂けることが出来るようになったと思います。NCという布はアクリルとウールが配合された布でしっかりとしているので、椅子の座面にはよく使われています。先日取りあげた宮崎椅子製作所やいのうえアソシエーツのAWAZAチェアでも選択することが可能です。ISU-WORKSではこれまでこのNCの5色のみがラインナップされていましたが、新たに8色が追加されました。また、ミラノとグラナダという布も追加されています。ミラノはオレンジや若草色のように淡い色の張り地がありさわやかな印象を受けるものが多いです。また、グラナダは立体的な織りでより個性的な印象を与えます。


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こちらが追加されたミラノシリーズのグレーです。


軽くコンパクトなGシリーズ

ISU-WORKSの椅子のシリーズ名はアルファベット一文字で表されています。それぞれのシリーズ内にラインナップされた椅子の名前にはシリーズ名となっているアルファベットが入っています。Gシリーズはコンパクトなサイズで軽いのが特徴の椅子が6種類ラインナップされています。いずれも前脚と座面部分は同じデザインで後ろ脚と背の部分が異なっています。また、同じ椅子でしたら重ねておくこと(スタッキング)が出来るのも特徴です。Gシリーズではナラ材、メープル材、チェリー材、ウォールナット材の4種類から選んで頂くことが可能です。Gシリーズは板座も選択することが出来、板座の場合は下の写真のようにすのこ状に配置された無垢の板で構成された座面になります。


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ゆったりと座れるNシリーズ

NシリーズはGシリーズより広くデザインされた椅子です。樹種はナラ材、チェリー材、ウォールナット材の3種類になります。4種類の椅子がラインナップされていますが、そのうち2種類がGシリーズ同様にすのこ状の板座の座面が選択出来ます。また、全ての椅子で布かレザーを選んで頂くことが出来ます。


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NシリーズのGENチェアで、チェリー材にオレンジ色のレザーの組み合わせです。ISU-WORKSで選択出来るレザーは人工皮革のビニールレザーになります。こちらも最近、色の追加あり全部で9色から選んで頂くことが可能となりました。

Eシリーズはメイドインジャパンの低座椅子


EシリーズはGシリーズやNシリーズのダイニングチェアとは異なり、リビングもしくは畳の部屋で使う低座椅子になります。こちらもナラ材、チェリー材、ウォールナット材の3つの樹種で製作が可能で、布かレザーを選んでご注文頂くことになります。


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モダンなフォルムのロッキングチェアであるSWINGチェアです。ウォールナット材と緑色の布の組み合わせは鉄板の組み合わせだと私は考えています。ウォールナット材の椅子で布地の色を迷ったら緑系をオススメします。


美しさと座りやすさを突き詰めたAシリーズ

AシリーズはISU-WORKSの椅子の全てのデザインを手がける高橋三太郎さんが個人ブランドで製作販売していた木の椅子に改良を加えてISU-WORKSのラインナップに加わった椅子です。TACとRAYは一度座るとやみつきになりそうな座り心地で、木の座面でもお尻が痛くなく掛け心地は抜群です。こちらも樹種はナラ材、チェリー材、ウォールナット材の3種類で布とレザー、板の座面が選択できます。また、YACチェアという新作が発売されました。こちらは板座がなく、布やレザーのみの選択になります。YACチェアは吉祥寺ショップに展示するものを発注中ですので、完成次第、写真とともに紹介したいと思います。


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見た目も美しいウォールナット材板座のRAYチェア。


賢木@吉祥寺

分厚い天板の耳つきテーブル【No.1964】

今日は「天板が分厚くて存在感のある無垢材テーブルが欲しい」という方にうってつけのテーブルについてです。


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ドドン!こちらはソリウッドの吉祥寺ショップで展示販売しているトチ材の耳つきテーブルです。すでに2枚の板を接ぎ合わせ、表面を削りオイルを塗って仕上げてあります。この天板の特徴はなんといっても分厚い板厚です。現状で60mmあります。ここまで厚い天板は最近ではあまりお目にかかれません。テーブル天板の厚みはもともと原木を製材する厚みが影響します。ソリウッドで製作している耳つきテーブルの天板に使っている板は原木市場でセリによって仕入れたものが多いです。原木市場では、丸太そのままで購入することと市場に出品される前に製材をして板になった状態で並ぶものがあります。ソリウッドでは基本的に製材された商品の中から瑞木@相模湖が使用目的は価格等を鑑みてセリに参加しています。板になった状態で仕入れる場合は、丸太に比べると板の表面の状態が把握出来ます。1つのリスク回避になります。市場に出品されている板の多くは60mm程度のものが多いです。製材された状態ではまだ乾燥が終わっていないのでそれから乾燥させます。その後で板を削って平面を出していきます。その過程で10〜20mm程度削ることになるので完成した天板はおおよそ40mm程度になることが多いです。そのため、厚みのある天板を製作しようと思うと、少なくとも80mm程度の厚みで製材する必要があります。厚みがあると、乾燥がその分時間がかかる傾向にあります。製材された板はよく乾燥させる必要がありますが、木の表面から水分が抜けていくので、板の厚みが厚くなればそれだけ乾燥に時間がかかり、乾燥も難しくなります。また、市場で取引される板は1枚1枚に値段がつき取引されることが多いです。そのため、良い状態の板を出来るだけ多く製材するようになります。そのため、現状では60mm前後の板が多いと考えられます。


そういった意味でもこの分厚いトチの天板は価値があります。この天板と同じような60mm程度の耳つき天板が欲しいとの要望があっても現状ではなかなか見つけるのが難しく、ご要望に応じたものを提案することは出来ないと考えています。


トチ材は乾燥させるのがそこまで難しくありません。ですので、このくらい厚くてもしっかりと乾燥させることは出来ているのでご安心ください。


こちらの天板の特徴は厚みだけではありません。その木目も非常にキレイで、トチ材の特徴ともいえる板の中心部分が少し色が濃く、周りが白っぽい色味をしています。天板の表面はこんな感じになっています。


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個性的な木目が特徴的なトチ材ですが、こちらの板は比較的大人しめといえるでしょう。しかし、表面をよくみてみるとデジタル調の木目ともいえる細かい模様をみることができます。さらには縮み杢といわれるシワがよったような木目で部分的にキラキラと光っているようにも見えます。


現状では、天板の表面のみ仕上がった状態ですので、ご注文を受ける際には、お好きな脚をつけることが可能です。脚を取り付けるためのプレートの溝堀りもまだですので、4本脚だけでなく2本脚にも対応が可能です。2本脚の場合は現在提示されている価格にプラス25,000円で製作が可能です。


天板のサイズはW1650×D820〜900 天板厚は60mmとなります。テーブルの高さについてはご要望に応じて製作が可能です。椅子をあわせて使うダイニングテーブルはもちろん、座卓としてつかう高さの低いテーブルにすることも出来ます。価格は消費税8%込みで¥367,200-となります。他のテーブル同様、関東地方へのお届けは搬入・設置料も含め送料はサービス(無料)とさせて頂いております。その他の地域へも配送は可能です。地域によって別途送料を頂くカタチになりますが、例えば九州地方へお届けする場合は¥5,000+消費税となります。


分厚い天板が欲しいと考えている方はぜひ検討頂ければと思います。


賢木@吉祥寺

背にもクッション性のある木の椅子【No.1946】

木の椅子を検討される際は何を一番重視しますか?デザインですか?座り心地ですか?それとも両方ですか?


この答えは人によって違うと思いますが、個人的には両方の側面で気にいったものを選ぶのが良いと思います。いくら良いデザインでも長時間座ることによって腰が痛くなってしまったり、姿勢が悪くなってしまってはしょうがないですし、座り心地は満足しているけど、見た目は好きじゃないというのも愛着をもって長い間使うのもしんどいですしね。


ソリウッドでは国内に生産拠点がある3つの椅子ブランドの椅子をセレクトして吉祥寺ショップで展示しています。いずれもご注文を受けてから製作するオーダースタイルになっています。今日はその中からテーマをしぼっていくつかの椅子を紹介したいと思います。ソリウッドは無垢材家具の専門店なので、扱っている椅子も当然無垢材をメインに使っている椅子になります。ですが、椅子ですので柔らかな座り心地を実現するために、座面、背の部分にウレタン性のクッション材が入っていてその上から布もしくは革(ビニールレザー含む)で覆っているものも数多くあります。これの座面や背の部分はやはり板のものと比べるとあたりは柔らかく、長時間座っている前提だと、板の座面に比べ座り心地にはやや軍配があがると思います。座の部分が布・革張りのものでも、背は木というものもありますし。背にもクッション性があるものもあります。今日は背の部分にもクッション性のある木の椅子について書いてみます。


ソリウッドで扱いのある3つの椅子ブランドのうち、まずはいのうえアソシエーツのAWAZAシリーズの椅子を紹介します。ソリウッドの吉祥寺ショップにおいてあるいのうえアソシエーツの椅子は3種類です。AWAZA LDチェア、AWAZA LDR(回転椅子)チェア、AWAZA MA-01になりますが、この3つの椅子はいずれも背にもクッション性があります。中でも最近、引き合いの多いのがLDRチェアで無垢材の椅子には珍しい回転機構がついているものです。


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座面の下と脚の間の隙間に金属製のパーツが見えると思いますが、これが回転機構になります。座から上の部分が360度回転するようになっています。背の部分に注目してみると、少し広めの背がついているのがわかると思います。AWAZAシリーズの特徴でもあり、コンセプトである腰の椅子を体現しているパーツでもあります。背が広いので、腰をしっかりと支えてくれる上に、適度なクッション性があり長時間座っていても腰や背中が疲れにくくなっています。回転することで、ダイニングだけでなく、書斎用の椅子としても十分使える椅子です。


徳島県にある椅子のメーカーである宮崎椅子製作所は外部のデザイナーさんとタッグを組んだオリジナルの椅子を数多く製作しています。宮崎椅子の多くの椅子は座にファブリックがついているものが多いですが、椅子によってクッションの厚みなどは変わります。全体的にはやや硬めのクッションとなっているものが多い感じです。宮崎椅子の最大のヒット商品といわれているのが村澤一晃さんがデザインしたpepeチェアです。pepeチェアはいくつかバリエーションがあり、その中に背もファブリックがついているもんがあります。


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こちらがpepeアームチェアの背布張りバージョンのものです。通常のpepeアームチェアは背が木になります。布張りのものは背にクシッションが入っていますが、あまりクッション性のあるものではありません。座り心地は木のものと大差はないかもしれません。


最後に紹介するのが、GENチェアです。GENチェアは北海道津別町にある木工所山上木工が製作販売している椅子ブランドISU-WORKSのラインナップの1つです。


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ゆったりと座れる背もクッション性のある椅子になります。こちらの椅子も食事用のダイニングチェアとしてだけでなく書斎やワーキングチェアとしても使える椅子です。


今日紹介した椅子はソリウッドの吉祥寺ショップに展示品があります。ショップではご自由に座って頂くことが出来ますので長時間座っても背中が痛くならない椅子をお探しの方はぜひ座りにきてみてください。


賢木@吉祥寺

柾目の耳つきテーブル【No.1942】

突然ですが、柾目と板目って聞いたことありますか?


材木業界や家具業界の間では、よく使われる言葉ではありますが、一般的には聞き慣れない言葉だと思います。意味をしっかりと理解している方も少ないのではないでしょうか?


柾目とは、製材された無垢材の板の表面にでる木目の出方とそのような木目になるように製材することを指します。柾目の他に対照的な意味合いで使われるのが板目という言葉です。木目の出方は、丸太から板を製材して切り出す際に、鋸の刃の入れ方で変わってきます。


森から切り出された丸太は製材所で板や柱などをとる四角柱の形状に製材されます。その時に、鋸の刃を入れるのですが、丸太に対して水平に刃をいれて板を採る場合は板目と呼ばれます。板目の板の木目は、山型のようなカタチをした木目が中心になります。


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こちらはタモ材のテーブル天板になります。5枚の板を接ぎ合わせていますが、それぞれの板の真ん中に山型の木目が現れています。これは板目に製材した5枚の板を接着して1枚の天板にしています。板目はこのような木目が出ます。ソリウッドのサイズオーダーで製作する耳のついていないストレートカットテーブルは基本的に板目の板をつかって天板にしています。板目は幅の広い板をとることが出来る製材方法でより一般的な方法といえます。板目の場合は伸縮がしやすく、反りがでる可能性がありあす。十分に乾燥させ、その板がもつクセを全部だしたあとどえ、平面をだすように削っていけば、加工後に狂いが出てくることを防げます。


柾目は、板目と違って製材する際に鋸の刃を丸太の中心に向けて製材した際にとりだされた板です。板目と比較すると幅の広い板をとることは難しいです。柾目の板は、伸縮がしにくく反りなどの狂いが出にくいといった特徴があります。模様的には、線状の木目が現れます。


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こちらは以前に製作したブビンガ材の柾目の板で製作した天板になります。板目と違って木目がまっすぐになります。このように何枚かの板を接ぎ合わせて天板を作る際、柾目など板を接ぎ合わせたはぎ面がわかりにくくなります。


木のテーブルに興味のある方はどちらの木目の出方も見たことがあるかと思いますが、これらは材の特徴というよりは刃の入れ方によって違う模様になることを把握して頂ければと思います。ただ、柾目の板は多く流通しているわけではありません。先述したように定番のストレートカットテーブルは板目の板を使うことになりますので、柾目指定でのご注文は承ることが出来ません。


ですが、上のブビンガ材テーブルのようにたまたま柾目の板が入手出来た場合は、現品限りのテーブルとして販売したりすることはあります。


最後になってしまいましたが、先日吉祥寺ショップに入荷したばかりの柾目の板を使った天板を紹介したいと思います。


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チェリー材の4枚はぎ耳つきテーブルです。通常耳つきテーブルに使う板も板目が入っている板が多いのですが、今回はたまたま幅の広い柾目を入手することが出来たので製作することが出来ます。サイズもW2100×D900と大きな天板を製作することが可能です。吉祥寺ショップでも堂々として異彩を放っている板達です。大きなテーブルを探している方、板目の模様が少し苦手な方などにはオススメです。さらにスペシャルなのが、価格です。通常では耳つきテーブルのほうが、ストレートカットテーブルより価格は高くなる傾向になりますが、こちらの天板に限っては同じW2100×D900のストレートカットテーブルよりかなりリーズナブルな価格をつけることが出来ました。定番の4本脚がついて、お値段、¥308,880-(税込み)となります。柾目だけの耳つきテーブルも珍しいですが、価格もこれはめったに出ない特別な価格です。ご興味のある方は吉祥寺ショップへ是非お越しください。こちらの板の情報はまだ耳つきテーブルのページに掲載されていませんが、近日中に掲載予定です。


賢木@吉祥寺

これぞ木って感じのするクリ材耳つきテーブル【No.1939】

テーブルなどに使われている木といえば、どんな木が思い浮かぶでしょうか?普段の生活では自分が使っている家具にどんな木材もしくや素材が使われているかはあまり意識していないかもしれません。木といえば、スギやヒノキといった名前が挙がってくると思いますが、ダイニングテーブルに限ればあまり使われていないといえるでしょう。こだわりを持って、色々と調べた方であったら、ウォールナットやチェリー、メープル、タモ、ナラといったわりと定番の樹種の木もスラスラと言えるでしょう。今日ご紹介するのは、前述の質問をしてもなかなか返ってこないと思われる樹種のテーブルのお話になります。とはいっても聞けばほとんどの方が知っているであろう木です。


それは「クリ材」です。漢字で書くと「栗」です。日本人にはなじみのある木ですよね、そう秋になると焼いたり、炊き込みご飯などにして実を食べるあの栗です。食べものとしてのイメージが強いので、なかなか木材としての知名度は低いような木がしますが、昔から日本では建物の土台や家具に使われてきています。建物の土台として使われてきた理由としては、水に強い、耐久性があるといった特徴があるためです。まさに適材適所という使われ方です。最近では、木材自体の利用が減ったり、他の材に替わられたりでクリ材を使うことは少なくなったようです。もちろん、家具の素材としても使われています。クリ材はナチュラルな色味とわりとはっきりとした木目がでるので、これぞ木って感じがする板が多いです。ソリウッドでは定番の樹種としてストレートカットテーブルや棚類をつくることはしていませんが、材木市場で良い板が仕入れることができた場合は、耳つきの2枚はぎテーブルを製作することがあります。


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こちらは以前に製作して納品させて頂いたクリ材の耳つきテーブルです。こちらの板には無垢材特有の入り皮だったり、節などが一部入っており、よりナチュラルな感じがするテーブルになっています。クリ材は、重すぎず、軽すぎない、硬すぎず、柔らかすぎないといった感じの木なので製作する側としても使いやすい一面があります。これは製作する人に限らず、使う人にとっても有り難いことです。上の画像のテーブルは既に納品してしまっているものなので、これから購入頂くことは出来ませんが、クリ材で耳つきテーブルを製作出来る板が吉祥寺ショップにて2セット展示販売中です。いずれもW1500mmの4人掛けにはちょうどよい大きさのテーブルになります。


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こちらはD71テーブルになります。クリ材の特徴的な木目を存分に味わうことができる板になります。2枚の板は同じ丸太からとれた板で、左右対処に近い木目で天板を製作することが可能です。いずれの板にも中央部分に節がありますが、穴があいているところに関しては樹脂で埋めるので完成した天板は平滑にしあがります。こちらはソリウッド定番の4つのデザインの4本脚から1つをお選び頂いた場合、価格は4本脚込みで¥240,840-(消費税込み)となります。


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こちらはD33テーブルで同じく2枚はぎでD850mm程度の天板となります。こちらも同じ丸太から採れた2枚の板を使いますので、木目・色味ともに揃います。また、中央部分に山型の木目がでる板目が隣あっていて、両サイドにまっすぐな木目がでる柾目の部分がわりとあるので、2枚はぎですが木目の出方は1枚板に近いかたちになります。


いずれの板も吉祥寺ショップに木目がみえるまで削った状態で展示しています。ですが、製作工程の途中です。実際にオイルなどを塗って仕上げると現状より少し色が濃くなります。


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写真ではわかりにくいですが、D33テーブルの1枚の板の上部にやすりをかけ、オイルを塗って仕上がりに近い状態を再現しています。肌触りも紙やすりをかけているので、他の部分よりスベスベになっていますのでぜひ触った仕上がりに近い状態を体感してみてください。


賢木@吉祥寺