家具屋で働く双子のブログ | 無垢の家具工房 ソリウッド・プロダクツ株式会社

無垢の木にこだわる家具工房で働く双子の兄弟がつづるブログです。
兄が相模湖工房から、弟が吉祥寺ショールームから日々の様子、木や家具のことをお伝えします。

相模湖工房の最近のブログ記事

ソリウッドの耳つきテーブルは仕入れた板を乾燥させるところからはじめています。【No.1833】

昨日は午後から一時強烈な風が吹きました。でも、午前中は穏やかな天気だったんですよね。朝は寒かったですが、時間が経つにつれて暖かくなって外の作業もやりやすかったです。だんだんと春になっていますね。冬場は空気も乾燥しているので木材乾燥には良い季節です。木材はまわりの環境に応じて水分量を調整する機能が備わっているので環境がとても重要になります。乾いた空気の場所に置いておけばそれだけ乾燥の進みも早くなります。なので、乾燥した季節や乾燥した地域では乾燥も早いです。逆に梅雨時の湿った空気の中や海や川の近くなど湿った空気の中では乾燥も進みが遅くなります。現在では強制的に木材を乾燥させる人工乾燥方法が発達したので地域差などは少なくなりましたが、やはり乾燥した地域の方が木材乾燥にとっては有利です。相模湖工房のある辺りは特に乾燥している地域ではありませんので、特別に乾燥に適している訳ではありません。でも、外に桟積みして板を置いておけば時間の経過と共に板は乾燥していきます。

ソリウッドで製作している耳つきテーブル用の板は主に材木市場で仕入れてきています。材木市場に並ぶ板の多くは未乾燥材です。なので乾燥させてからでないと使用することはできません。未乾燥材を乾燥させるのにはある程度のリスクが伴います。乾燥途中に割れてしまったり、反ってしまったりします。そうなると想定していた使い方ができない場合もあります。どんなに幅広くて、綺麗な木目の板でも真ん中に長い割れが入ってしまったら価値は相当に下がってしまいます。しかもこういうことがよく起こります。どんなに乾燥技術が発達しても板が割れたり、反ったりするのを完全に防ぐことはできないでしょう。これは木が持つ性質なので仕方ありません。そのため、乾燥材は未乾燥材よりも価格が高くなります。材木屋さんの多くは未乾燥材を仕入れて、乾燥をさせて我々のような木工屋や一般ユーザーに販売しています。つまり板に乾燥したという付加価値をつけて売る訳です。

ソリウッドでは従来では材木屋さんが行っていた木材乾燥を自分たちでも行うことをしています。自前で乾燥させる技術や設備があれば仕入れ材のコストを下げることができます。もちろんリスクも伴いますが...現在では低温タイプの木材乾燥庫を3台使って木材を乾燥させています。3台とも木材乾燥庫としては小さめのものですので、全てをこれでまかなうことはできません。なので、ストレートカットテーブルや本棚などに使用する比較的幅の狭めの木材に関しては乾燥済みの板を材木屋さんから仕入れています。

耳つきテーブル用の板に関しては材木市場で仕入れた未乾燥材を乾燥させて使用しています。仕入れてきた板は半年から1年くらい外に桟積みした状態で自然乾燥させておきます。仕入れた板は工房に到着した時点で含水率が約50%程度です。天然乾燥で含水率を20~30%台まで落としていきます。天然乾燥でできるだけ含水率を下げた方が木材乾燥庫に入れておく時間が短くなります。

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乾燥具合を確かめるのには木材水分計を使います。材面にセンサーを当てると瞬時に含水率が表示されます。目安は10%以下です。板の中心付近が1番乾燥しにくい場所ですので、そこの含水率を測るようにしていま。外側の部分は水分が抜けていても中心部分はまだ抜けきっていないということもあるので、注意が必要です。上の写真は木材水分計を乾燥庫から取り出したミズメ材の板に当てた時のものです。わずかに含水率が10%になっています。板の中心部分を計測しているのでこのぐらいの乾燥具合で良さそうです。

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乾燥具合を確かめて乾燥したと判断した板はどう使うかを考えていきます。割れなどを省いてどのぐらいの大きさの天板が作れるかを検討していきます。使い方が決まったら材木チョークで板に印を付けていきます。このミズメの板はブックマッチ方式で耳つき2枚はぎテーブル天板にする予定です。板のカタチも悪くなく、木目も綺麗に出そうです。余分な所をカットして、表面を削ってきれいになったら吉祥寺ショールームに展示する予定です。その頃にまた詳しく紹介したいと思っています。

瑞木@相模湖

4月スタート木工教室にご入会を検討されている方はお早めに【No.1823】

現在、生徒さんを募集している4月から始まる基礎1年コースですが、ここ最近のお問い合わせ&申込の数が増えてきて募集枠の空きがあと2人となりました。作業台の数の関係上、定員を設けております。ご入会をご検討頂いている方がいらっしゃいましたら、お早めにご連絡頂きますようお願い致します。申込までの流れは以下のようになります。


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1. 資料請求

お名前・ご住所・お電話番号をメールまたは電話にて吉祥寺ショールームまでご連絡ください。資料一式を郵送致します。現在お配りしている資料は、ソリウッド木工教室のパンフレット・4月スタート基礎クラスの募集要項・入会申込書・道具購入申込書になります。パンフレットには、ソリウッド木工教室全体のコンセプト・生徒さんの作品例などを掲載しています。


2. ご入会申込

資料をご覧頂き、ご入会頂けると場合は入会申込書に必要事項をご記入の上、吉祥寺ショールームに郵送・FAX・ご来店の3つのうちお選び頂けます。吉祥寺ショールームには実際に基礎1年コースで製作するタモ材花台(電話台)の実物サンプルを用意していますので、製作するものイメージがわかないなどの時は、ご来店頂けるとイメージが把握頂けると思います。


3. 必要な方は道具購入申込

教室で必要な道具は、鉋(男性一寸六分・女性一寸四分)・小鉋(一寸)・両刃鋸(八寸)・押入鑿(三分)・押入鑿(六分)・押入鑿(一寸)・玄能(450g)・ケヒキ・スコヤ・砥石800#になります。これらの道具をお持ちでない方は、ソリウッド推奨の道具の購入をオススメしています。郵送する道具購入申込書に必要事項をご記入の上、お申し込みください。ソリウッド木工教室で使用する材は木の中でも硬い部類に入る広葉樹がほとんどです。広葉樹を加工するにはしっかりとした道具を使うことが必要になります。ホームセンターではソリウッド推奨の道具より安いものが販売されていますが、中には硬い材を加工するとすぐにボロボロになってしまうものがあります。ソリウッド推奨の道具はしっかりとしたものなので、しっかりと手入れしながら使っていけば長く持たせることも出来ます。また、良い道具を使うと道具の善し悪しも把握出来るし、上達も早いと考えています。特に鉋はやまあさ商店さんの一流のかんな台職人が作った鉋を購入することができます。


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普段ご使用頂いている道具がある場合はそちらをご使用頂くことが出来ます。その場合、第1回の教室の際に持参ください。そこでスタッフが道具を見させて頂きます。場合によっては、広葉樹の加工に向かないものもございますのでその場合は新規購入をオススメする場合がございます。また、お知り合いの方から譲って頂いたり、長い間誰も使わずにそのままにしてあったなど普段ご自身でお使いでない道具をお持ちの方も新規でご購入頂くことをオススメします。


4. 初期費用のご入金

ご入会申込書の提出とともに初期費用¥50、220のご入金をお願いしております。入会申込書の受領と初期費用のご入金の確認をもちましてご入会手続きの完了となります。


5. 第一回の集合案内の送付

ご入会頂いた方には3月に入ると第一回の集合案内をご自宅に郵送致します。工房には電車でJR相模湖駅に来て頂き、そこから送迎するか、ご自身で自家用車で直接いらして頂くことが出来ます。電車でお越しの方は、電車の時間などを案内します。


申込の流れはこのようになります。繰り返しの案内になりますが、ご入会を検討されている方はお早めに吉祥寺ショールームまでご連絡ください。4月スタートのクラスは定員になり次第、募集を締切させて頂きます。それ以降に申込希望があった場合は10月スタート予定のクラスを案内させて頂きます。


賢木@吉祥寺

吉祥寺ショールームに展示している耳つき板の粗削りの行程。【No.1783】

今年も残すところわずかになりました。2016年を振り返るといろいろありましたが、ソリウッド的には耳つきテーブルの販売強化を進めた年でした。今までは仕上げた耳つきテーブル天板を吉祥寺ショールームに展示していました。でもこれだとなかなか数を増やせない状況でした。そこで考え出したのが粗削りした板を店頭に並べる方法でした。ソリウッドの耳つきテーブルは2枚はぎのものが多いですが、2枚をはぎ合わせずに粗削りしただけの状態でお客様に見てもらう方法です。粗削りをしておけばテーブルになった時の木目の様子などはだいたい分かります。乾燥が終わった状態の板は表面にシミや汚れがたくさんついていて木目の様子がわかりにくいんですね。表面を削って水平面をだせば木目の様子が分かるようになります。

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これが粗削りした後の状態です。ここまで削れば木目の様子がちゃんとわかりますよね。

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こちらが粗削りしてない状態の板です。さきほどの板とは違う板ですが、乾燥した後の板はだいたいこんな感じです。これだと木目の様子がはっきり分かりません。慣れてくるとこの状態でもどんな木目の板なのかは判断できるようになります。が、お客様にとっては無理な話だと思います。このウォールナット材は乾燥した状態で材木屋さんから仕入れたものです。材木屋さんによって違いますが、板の表面にサイズや番号などが書かれていることが多いです。

乾燥した板は木口から割れが入っていることが多いです。大きく割れてしまうこともあります。大きく割れていなくても細かい割れは必ず入っています。乾燥させて板で木口から全く割れが入っていない板というのはほとんどありません。どんな板でも少なからず細かい割れが入っています。そうした割れを取り除くために長さをカットします。この段階でどのぐらいの長さのテーブル天板になるかが決まります。製材される板の長さはだいたい2m~3mぐらいです。どの板も木口から10cmから15cmくらいは割れが入っていて使えないので、2mの板だと良くて1m70cmの長さの天板になります。実際はもう少し短くなるケースがほとんどです。おおまかに長さをカットするために使うクロスカットという機械があります。でも幅が広い板はクロスカットでは切れないのでチェーンソーを使います。

長さを切ったら次に幅をカットします。リッパーという幅を粗木取りする機械でカットします。

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幅が広い板や反りが酷い板はリッパーだと上手く切れない場合があります。そんな時はチェーンソーでカットする場合もあります。リッパーは定盤にベルトコンベアがついているので片側から板を入れると幅がカットされて逆側に出てきます。あっという間にカットされてしまうので、真っ直ぐに板を入れないといけません。真っ直ぐいれないと斜めにカットされてしまって予定より幅が狭くなってしまうことがあるので注意が必要な機械です。

クロスカットとリッパーで長さと幅をある程度の大きさにカットしてから表面を削っていきます。板の表面を削るのは手押しカンナ盤と自動カンナ盤という機械です。まず手押しカンナ盤で一面を平らにします。平らにした面を基準面と言います。基準面がでたら自動カンナ盤でもう一面を削っていきます。

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これが自動カンナ盤です。手押しカンナ盤でだした平面を定盤に当てて板を送ります。中にローラーがついていて板を入れると自動的に機械の中に流れていきます。上部についた刃物が板の表面を削っていきます。

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削れていない所がなくなるまで何度も自動カンナ盤を通します。一度に削れる量はわずかで、1~2mmです。欲張ってたくさん削ろうとすると機械に大きな負担を掛けてしまいます。特に幅が広めの板は1回に削る量は少なくしてなんども通していきます。地道な作業ですがそうするしかないので仕方ないですね。

こうして粗木取り、粗削りをした耳つきテーブル天板用の板を吉祥寺ショールームに展示しています。

瑞木@相模湖


ウォールナットの家具【No.1722】

お客様から人気のある材は?と聞かれることがあります。最近では「色がわりとついているウォールナットとチェリー材が人気あります」と答えています。ご注文頂く家具のうち、30%程度がウォールナット材という、状態が長く続きました。最近に限っては、単発的にチェリー材のほうが割合が多い場合もありますが、引き合いを含めるとやはり数は多い状況です。ソリウッドのウェブサイトを閲覧している方でも、「ウォールナット」「ウォールナットとは」といったキーワードで来訪されている方が多いです。


本日のブログでは、依然として高い人気状態をキープしているウォールナット材の家具について書いていきます。


ウォールナット材は人気もさることながら、家具を製作するには十分な硬さあり製作する側にとっても比較的扱いやすい材でもあります。そのため、小さな雑貨類から大きなテーブル、棚や収納など幅広いものが製作されます。ソリウッドでも定番となるストレートカットテーブルや耳つきテーブル、本棚やリビングラック、扉や引出しがついた収納までウォールナットでの製作事例があります。


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こちらはウォールナット材の耳つきテーブルです。ウォールナット材といえば濃い茶褐色の色味が特徴です。ですが、製材された1枚の板のうち、全てがこの濃い茶褐色をしているわけではありません。樹皮に近い外側の部分は白に近い淡い褐色をしています。上の耳つきテーブルでも端の色味が薄いことがわかると思います。これは木材業界では白太といっている部分です。白太は樹皮に近い外側の部分を指し、ウォールナット材以外でも中心部分より色が薄い樹種が多々あります。耳つきテーブルの場合は濃い部分だけでないので、暗くなり過ぎるのはちょっと嫌だという方には耳があるテーブルがオススメです。


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こちらはソリウッドの定番ストレートカットテーブルです。ストレートカットテーブルは幅が12〜22cm程度の板を複数枚接ぎあわせて、お客様のご希望の寸法に仕上げます。写真をみて頂くとわかると思いますが、ストレートカットテーブルには色が薄い白太の部分がありません。これはなるべく色味が揃うように白太の部分を切り落とすか裏に回して表には現れないようにしているためです。


日本ではこのように耳つきテーブル以外では白い部分を外して使うのが一般的になっています。ですが、ウォールナット材の産地であるアメリカでは、白い部分も混ぜて使用するのが一般的だそうです。日本では色の濃い部分だけを使うある意味贅沢な使い方をしてきました。ですが、ここ最近は幅広い良質なウォールナット材の入手が難しくなっています。ストレートカットテーブルを製作する際に使用する板は、すでに耳の部分をカットしてある長方形の板をバンドルといわれる単位ごとに仕入れているものです。最近ではその板でも白太が混じっている率が非常に高く、これまで水準を保つのに苦労しているというのが実状です。このような状態が続くようではストレートカットテーブルの表面にも白太を入れないと製作できない事態になる可能性も高いです。


ウォールナット材はテーブルの材としてだけでなく、棚類でも人気があります。しっかりと強度があるので、棚類に使っても全く問題がありません。ウォールナット材の場合は色が濃いので、家具全てをウォールナット材で揃えるようなコーディネートにすると、シックで落ち着いた空間になります。


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こちらはウォールナット材で製作したラックです。大きめの書物でもしっかり納まるように通常の本棚より奥行きが大きくなっています。棚類はお客さまのご要望に応じて製作します。サイズ全体のイメージをご連絡頂ければ、見積りをします。見積り金額を提示して、先に進めるようでしたらたたき台となる図面を描いて、詳細仕様を相談させて頂きます。吉祥寺ショールームには参考になるリビング収納や本棚、テレビボードの一例が展示してあります。


賢木@吉祥寺

耳つきテーブル天板用の板は低温乾燥庫でじっくりと乾燥させています。【No.1693】

10月になってしまいましたね。2016年もあと3ヶ月と考えるとちょっとビックリしちゃいます。10月ともなれば随分と涼しくなってきますね。秋から冬にかけては木を切るシーズンになります。木材と使用する木を切る場合は秋から冬に伐倒するのが普通です。春から夏の時期は、木は水分をたくさん吸い上げています。内部の動きが激しい時期よりは落ち着いた時期に伐倒するほうが安定するわけですね。というわけでこれからの時期は材木市場に新物の丸太や板が並ぶことになります。

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ソリウッドで製作・販売している耳つきテーブル天板に使用する板は材木市場で仕入れてきています。材木市場には丸太や製材された板がたくさん並んでいます。現在は主に製材された板を仕入れています。

製材されたばかりの板は水分をたくさん含んでいます。製材された瞬間から水分が抜けていきます。水分が抜けると当然体積が減ります。体積が減ることによって板が割れたり、反ったりしてしまいます。乾燥の段階で板が割れたり、反ったりしてしまうのは仕方のないことです。ただ、割れたり反ったりすることで効率よく使用することが出来なくなってしまいます。なので、なるべく割れたり、反ったりしないように乾燥させたいというのが木材を扱う仕事をしている人にとっての願いです。

木材の乾燥についてはいろいろと研究が進んでいます。が、完璧な木材乾燥方法というのは確立されてはいません。現段階では完璧に割れや反りがでない木材乾燥というのはありません。今後も完璧な木材方法というのは開発されないだろうなと思っています。

木材の乾燥はどちらかというと材木屋さんの仕事になります。材木屋さんにもいろいろな業態がありますが、丸太を仕入れて製材して、乾燥させて売るというのが典型的な材木屋さんの仕事です。材木屋さんは中間業者になりますが、ただモノを横から横へ流している訳ではありません。乾燥という仕事をすることで木材の価値を高めています。ただ、乾燥にはリスクも伴います。なので乾燥をさせた板というのは付加価値があるので価格が高くなります。なので、木材の仕入れ価格を抑えるためには乾燥を自分たちの手で行う必要があります。

ソリウッドでは木材乾燥庫を導入して、自分たちで木材乾燥も行っています。使用する全ての木材を自分たちで乾燥させること難しいので、一部の板のみ自分たちで乾燥させています。主に耳つきテーブル天板用の板を自分たちで乾燥させています。
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ソリウッドで導入している木材乾燥庫は低温(30℃~45℃)で乾燥させるタイプのものです。木材乾燥庫には高温、中温、低温というに区分される事があります。高温で乾燥させるタイプは100℃近い温度で短時間で乾燥させます。高温にするのでその分木材に負担をかけることになります。温度が低くなればなるほど木材への負担を少なくなります。一般的には中温(60℃~70℃くらい)の乾燥庫が普及しています。ソリウッドでも以前は中温タイプの乾燥庫を使用していました。中温タイプに比べると低温タイプの乾燥庫は乾燥時間は掛かりますが、木材への負担は少ないように感じます。

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木材の乾燥具合は木材水分計で計測します。室内で使用される家具に使用する場合、含水率は10%以下が適していると思います。なので、含水率が10%以下になるまで乾燥庫に入れておきます。上の写真は乾燥庫に入れてあるウォールナット材の含水率を計測したときのものです。 含水率が13.2%となっています。もう少し乾燥が必要な状況ですね。このように水分計でこまめに含水率を計測して乾燥具合を管理しています。乾燥庫から取り出す場合は1枚1枚の板の含水率を計測して乾燥がしっかりできているかを確認しています。

瑞木@相模湖

10月スタートの木工教室基礎1年コースの募集を開始します【No.1575】

木工教室の次回募集について問い合わせがありますが、10月スタートの基礎1年コースの募集要項がまとまりました。初回の開講日が10月16日(日)になります。カリキュラムにつきましては、これまで通り共通課題であるタモ材の花台を12回の教室で製作していきます。既に資料請求頂いている方には明日資料を発送させて頂き、9日(木)から入会申込の受付を開始致します。


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今日は木工教室につきましてよく頂く質問とその回答をまとめてみました。ご興味のある方、入会をご検討の方はぜひ参考にしてみてください。


Q.  初心者でも通うことが出来ますか?

→はい。はじめての方に受講頂く基礎1年コースは、道具を触ったことのない、普段木工とは無縁の生活をしている初心者の方でも安心して受講頂けるようカリキュラムを組んでいます。そのため、初心者であっても安心して受講頂けます。実際にお申し込み頂く方のほとんどが本格的な木工の経験がない方です。


Q. 女性でも通うことが出来ますか?

→はい。教室に通われている方の男女比は6:4ぐらいになります。多くの女性の方に通って頂いております。基礎クラスの募集を行って半数が女性というクラスも過去にはあります。男性と女性によって特にカリキュラムに違いがあるわけではありませんが、鉋(かんな)については手の大きさなどの違いから男性用と女性用のサイズが違うものをご購入頂いております。また、基礎コースの課題ではあまり大きな部材を使うことがないので、力が必要な場面もほとんどありません。応用コースに進まれた場合、大きな部を運んだりする必要がある場合はスタッフがお手伝いしますので、心配無用です。


Q. 道具のレンタルはありますか?

→ソリウッド木工教室では、道具のレンタルは行っておりません。必要な道具は生徒さんにご用意頂いています。道具をお持ちでない方は、ソリウッドが推奨する道具をご購入頂くことをオススメしています。基礎1年コースにご参加頂く際に必要な道具は以下になります。


鉋(男性:一寸六分、女性:一寸四分)・小鉋(一寸)、両刃鋸(八寸)・鑿(三分・六分・一寸)・玄能・ケヒキ・スコヤ・砥石


サイズにつきましては、厳密にこれ通りでなくても構いません。すでにお使いの道具がある場合はそれを使って頂くことが出来ます。ですが、長い間使っていなかったり、ご本人がお使いでない道具の場合、すぐに使えない状態のものがありますので、そういった場合は新規でご購入頂くことをオススメします。


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ソリウッドで推奨している道具は、大工道具を専門に扱うお店から購入している本格的な道具になります。その分、ホームセンターなどで手軽に買えるものより価格は高くなりますが、比較的な硬い広葉樹を扱うこと、長い間使えることを考えると初めからきちんとした道具を使ったほうが良いと考えます。道具についてご不明な点がありましたら、お問い合わせください。


Q. 工房まではどうやって行けば良いですか?

→工房まではお車で通って頂くか電車を利用して頂くかの2つになります。お車で通われる場合は工房に駐車スペースがございますので、直接工房までお越しください。電車を利用する場合、最寄りの駅はJR相模湖駅になります。相模湖駅と工房間は行き帰りの送迎を車で行います。朝は指定の電車をご利用頂き、相模湖駅で降車頂ければ車で工房までいくことが出来ます。送迎に関して費用はかかりません。


Q.  都合が悪くなって欠席した日の振替は出来ますか?

→決められた教室の日にご参加頂けない場合は、別の教室開催日(第1〜3土曜日・第1〜2日曜日)に振替が可能です。原則的に2回までは振替が可能になります。第4以降の土日につきましては教室が開催されませんので、振替えることは出来ません。また、教室開講日であっても日にちによっては参加者が多数のため、作業台を用意出来ない場合あります。振替をご希望の場合は事前にスタッフにご相談ください。


Q. 道具や作りかけの作品を置いて帰ることは出来ますか?

→生徒さん用のロッカーを用意しています。道具や小さな部材についてはそちらをご利用ください。また、作りかけの作品につきましても工房に置いておくことが出来ます。


よくある質問と回答は以上になります。この他にご不明な点がある場合は、何なりとご連絡ください。


賢木@吉祥寺

耳つきテーブルの納品事例とご注文に至るまでの経緯【No.1526】

今日の東京は変な天気でした。朝は風と雨が強く、まるで嵐のような天候でした。かと思ったら午後には一気に晴れ間が広がり暑さすら感じるお天気となりました。こんな天候の日だと、吉祥寺の店はそこまでお客様がいらっしゃらないだろうなと思っていましたが、予想以上にご来店頂きました。


今日のブログでは、耳つきテーブルと椅子4脚をご注文頂いた2組のお客様の納品事例と耳つきテーブルのご注文に至る経緯を紹介したいと思います。


まずは、神奈川県座間市にお届けしたトチ材の耳つきテーブルとISU-WORKSさんのMEGチェアとMAGチェアです。


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これぞトチ材というような個性的な模様がでている耳つきテーブルです。トチ材は色味的には中心部分は赤茶っぽく、外側が白っぽい色味をしています。こちらの板は丸太の端に近い部分なので、赤茶っぽいところがあまりないものになっています。この2枚の板は同じ丸太からとれた共木で、上下に重なっていた板を本を開くように広げて接ぎ合わせたブックマッチといわれるカタチになっています。木口部分からみると、耳の部分が斜めになっている平行四辺形になっています。


ご注文頂いたH様はご夫妻で吉祥寺ショールームを訪れて頂きました。その際に明るめの色味で、面白い木目の板をお探しと聞きました。店に展示してあるトチ材の色味が良い感じということなので、こちらの天板の合成写真をお見せしたところ、興味を持って頂き、板が保管してある相模湖工房で実際の板を見て頂くことになりました。


相模湖工房では板の仕入れや管理を行っている瑞木@相模湖が応対し、板の特徴やどういった接ぎかたをするかなどを相談させて頂きました。実際に板を見て頂き、後日再度吉祥寺ショールームへご来店頂き、組み合わせる椅子などを決め頂き、ご注文となりました。


椅子は同じトチ材では製作することが難しいので、ナラ材のものを組み合わせて頂きました。色味は違いますが、店でもトチ材のテーブルにナラ材の椅子を合わせて展示していることもあるくらい、違和感が感じないと思います。板座のMAGチェア2脚と背にもクッションがついているMEGチェア2脚と2脚×2脚のコーディネートになっています。最近では4脚全て同じデザインの椅子を揃えるという方よりH様のように2脚×2脚の組み合わせのほうが多いかと思います。


次に紹介するのは、チェリー材の耳つきテーブルとISU-WORKSさんのGENチェアとTACチェアの納品事例です。こちらもGENチェアは背中と座面にクッションがあるタイプのもので、TACチェアは板座のものになります。


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テーブルは、W2000と大きめのサイズで、ダイニングチェアとしてはサイズ大きめのGENチェアやTACチェアをゆったりと2脚置けるサイズになります。こちらのテーブルとチェアをご注文頂いたK様はお家のリフォームに合わせてダイニングセットをご検討なされていて吉祥寺ショールームにお越し頂きました。店頭に展示してあるチェリー材のテーブルをご覧になり色味や雰囲気を確認頂きましたが、サイズがいずれもご希望のものより小さいものしかなかったので、ご希望のサイズをお聞きし工房にストックのある板から条件にあう板を探し、後日メールにて提案することになりました。K様からは、サイズの他にチェリー材であること、天板のカタチが横から見たら上辺のほうが下辺より長い台形になることの条件を頂きました。


幸いにも、条件にある板が工房にあったので、金額と工房で撮影した加工前の板の写真を使って作成した合成写真を添付し提案しました。こちらの提案した内容で納得頂き、ご注文となりました。


耳つきテーブルは、耳のカタチひとつとってもそれぞれの個性があるため、樹種とサイズだけではなかなかご決断頂くのは難しいかと思います。かといって全ての板を仕上げまで行いショールームに展示することもスペースなどの問題があり難しいのが現状です。そこで、出来るだけ完成のイメージがわかるように合成写真や工房で実際の板を案内するようにしてきました。最近ではさらに、木目がわかる状態になるまで板を削り、接ぐ前の板を吉祥寺ショールームに展示しています。こうすることで、相模湖工房までお越し頂かなくてもこれまで以上に吉祥寺ショールームで板が見られる状態になってきました。また、乾燥が終わりご提案出来るものはソリウッドのwebサイトにも最新情報を載せるようにしています。耳つきテーブルをお探しの方はぜひそちらもご覧頂ければと思います。


賢木@吉祥寺

木材乾燥と接着剤塗布の重要性を再認識した作業台の修理作業。【No.1303】

はじめにひとつお知らせです。木工芸の分野で人間国宝に選ばれた須田賢司さんの個展が9月23日から始まります。場所は三越日本橋本店の本館6F美術特選画廊です。『人間国宝 須田賢司 木工藝展 --「清雅」を標に--』というタイトルが付けられています。会期は9月23日から29日までとなっていて、入場は無料です。親、子、孫と3代に渡って木工芸という伝統工芸を引き継いできた須田さんの作品を観る事ができます。

以前からソリウッドと親交があった須田さんが先日相模湖工房に来られました。そのときに今回の個展で什器として使用する板のフライスをしました。その板がどんな形で設置されるかも楽しみであります。そしてなにより人間国宝に認定された須田さんの芸術的な作品を観られることが楽しみです。

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須田さんの作品は杢と呼ばれる珍しい木目を活かしたものが多いです。我々では扱う事ができない(材料費が高くなりすぎてしまうため)ようなとても珍しくて綺麗な木目を楽しむことができます。お時間のある方はぜひ展示会に行って、須田さんの技術力と木の美しさに触れてみてください。

さて、本題です。今日のブログエントリーは相模湖工房の近況をお知らせする感じにしようと思います。

少し先延ばしにしてしまっていた事をついにやりました。工房にある作業台のいくつかがグラグラと揺れるようになっていました。脚の貫のホゾが緩んでしまったのが原因です。

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このように隙間があいてきています。このようになった原因はいくつか考えられます。

1.接着剤の塗り方が適切でなかったために接着不良を起こした。
2.木の収縮の影響で接着がはがれてしまった。
3.長年の酷使によって接着がはがれてしまった。

接着剤は現代の木工には欠かす事のできない要素になっています。接着剤の接着強度が上がったことで、今まで出来なかった事にチャレンジすることが出来たりもします。でも、接着剤の塗り方を誤ると本来接着剤が持っている接着強度を得られない事があります。まず、1番大事なのは接着面に満遍なくしっかりと接着剤を塗ることです。木工教室の生徒さんの作業などをみていると、接着面の片側だけしか接着剤を塗らない人がいます。でも、接着剤は必ず接着面の両面に塗ってください。両面に接着剤を塗らないと本来の接着強度を得る事ができません。片側にしか接着剤を塗らなかった場合と両面に接着剤を塗った場合で接着強度に差が出るというのは実験データとして確証されているようです。

そして、しっかりと圧着してください。圧力をかけることで余分な接着剤をはみ出させます。接着剤はその層が薄いほど強度が得られます。接着剤の層が厚いと接着が強度が弱くなってしまいます。まとめると接着剤は接着面の両面に満遍なく薄い層で塗られていると効果が最大になるということです。

今回修理した作業台のホゾを見てみると、接着面ではない所がはがれているケースがほとんどでした。なので、接着不良を起こしていたとは考えにくいかなと思っています。

となると、木の収縮の影響が大きかったのか思います。この作業台はホームセンターで購入した角材と2×4材で製作しています。乾燥が不十分だったということは充分に考えられます。乾燥が不十分だと製作後に縮んでしまいます。割れが入ってしまうこともあります。この作業台の脚も割れが入ってしまっています。この割れのせいで接着剤が切れるもしくは木材が崩壊してしまったのかと推定できます。木材乾燥の大切さを改めて感じました。ソリウッドの製品に使用している木材はちゃんと乾燥させてますのでご安心ください。

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隙間から接着剤を入れてハタガネで締めました。とりあえずこれで当面はなんとかなるかなと...

ハタガネを外して、ゆらしてみたら、揺れは止まりました。これでひと安心。

瑞木@相模湖

耳つきテーブル用板は管理番号をつけて樹皮を剥がすして天然乾燥させます。

雨が続いていますね。やはり梅雨の時期は雨が多いです。雨が降ってしまうと外でやる仕事が溜まってしまいます。今日は狭いスペースながら雨がしのげる屋根の下で6月の材木市場で仕入れた板のラベル付けと樹皮剥がしをしました。6月の材木市場で仕入れた板については以前に書きました。内容を知りたい方はこちらのブログエントリーもご覧になって下さい。

材木市場でチェリー材とクリ材の板を買い付けてきました。

材木市場で仕入れた木材には管理番号を1枚1枚につけています。同じような板がたくさんあるので1枚1枚を区別できるように番号を振っています。付けている番号は6ケタの数字と1ケタのアルファベットです。

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最初の2ケタは樹種を表しています。81はカバ材です。次の2ケタは仕入れた年を表しています。15は2015年に仕入れたという意味です。仕入れた年が入っているとどのぐらい乾燥しているかがなんとなく分かります。2015年に仕入れた材という事はまだあまり乾燥していないなとか2013年に仕入れた材なら天然乾燥は十分にできているから木材乾燥庫に入れて人工乾燥させようといった判断ができます。最後の2ケタは通し番号です。(1年でリセットされます) アルファベットは仕入れた担当者のイニシャルです。Zは私(瑞木@相模湖)を指しています。Mとイニシャルがもう一人いるので区別するためにZを使っています。よって811505Zは瑞木@相模湖が2015年に仕入れたカバ材の板の5枚目ということになります。

木材は桟積みといった方法で保管します。1枚1枚の間に桟を置いて重ねていきます。そうすれば風通しがよくなって乾燥しやすくなります。桟を入れていないと板と板の間に水分が溜まって腐敗したりしてしまいます。そのため木材を保管する場合は桟をかませて積み重ねていきます。なので木口で管理番号が分かるようになっていると便利です。ソリウッドではダイモで打ったテープを木口にホッチキス留めにしています。

大変なのは樹皮を剥がす方です。耳つきテーブルを製作する場合は耳の損傷をできるだけ少なくしたいものです。伐倒や丸太の輸送時に耳が損傷することはよくある事です。しかし、それ以外は綺麗に保っておきたいんですね。そうなると1枚1枚手作業で樹皮を剥がしていくしかありません。皮剥き機という樹皮を剥く機械はあります。が、この機械で樹皮を剥くと耳の部分がバリバリになってしまいます。そうなった耳を整えると木部が表にでてきて、耳の部分にも木目が現れる事になります。それはあまり格好良くないので皮剥き機で樹皮を剥ぐのは好きじゃありません。(効率はよくなりますが...)

当然ですが樹皮はそれなりの力でついています。簡単にペリペリ剥がれるようになっている訳ではないです。
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このようにして樹皮を剥がしていきます。スルスルと簡単にキレイに剥がれるケースもあるし、ポロポロと表面が落ちるだけでなかなか剥がれてくれないケースもあります。樹種によっても剥がしやすいもの、剥がしにくいものがあります。ケヤキ、トチ、クリなどは比較的スルスルと剥がせる場合が多いです。繊維の結びつきが強いようできっかけがあればドンドンと剥がしていけます。カバ、ミズメ、カエデ、タモといった樹種はガッチリくいついていてとても剥がしにくいです。また繊維の結びつきが弱いようでポロポロと表面のみが剥がれていきます。こうなると1枚の板の樹皮を剥がすのに30分から1時間ほど掛かる時もあります。今回仕入れたチェリーとクリは比較的剥がしやすい樹皮が多かったです。それでも半日で20枚程度しか剥がせなかったです。

剥がすのに苦労する樹皮ですが、付いたまま放っておくと虫が樹皮の内側を食い散らしてしまいます。虫喰いの痕も面白いカタチになりますが、ありすぎるとちょっとクドくなるので出来れば虫が食べる前に剥がしておきたいんですね。

瑞木@相模湖

10月スタート木工教室の生徒募集をはじめます

ソリウッドの相模湖工房は、平日はご注文頂いた家具を製作する家具工房ですが、週末は木工教室の場と変わります。場所だけでなく、スタッフも家具職人から先生へと変身します。こうしたスタイルは木工教室がはじまった30年以上前から続いています。ソリウッドの木工教室は東京近郊では、あまり類がない本格的な木工教室です。


ソリウッド木工教室は、初めて受講する方を対象にした基礎1年コースと基礎コースを修了した方が引き続き受講できる応用コースに分かれています。原則として第1〜第3の週末の6日が木工教室の開催日です。そのうち、第3日曜日が基礎コースの日となります。生徒さんの新規募集は4月と10月の2回になります。


このたび、10月スタートの基礎1年コースの募集を開始致します。


今日は改めてソリウッド木工教室の30年変わらない基本コンセプトについて紹介致します。


無垢広葉樹を使った本格的な家具作り

ソリウッドは、無垢材にこだわった家具工房です。当然、木工教室でもそのこだわりを貫きます。教室で作る家具類は基本的に無垢材を使用したものになります。基礎1年コースでは、共通の課題としてタモ材の花台を製作します。これも材料はタモの無垢材です。タモ材は、広葉樹で硬い材質の木になります。加工のしやすさを考えると杉や檜、ホームセンターで販売されているホワイトウッドのような針葉樹のほうが柔らかく作業自体は簡単です。しかし、耐朽性や質感を考えると広葉樹をつかったほうが質の高い家具が出来ます。ですので、生徒さんにもソリウッドの家具作りで使っているものと同じ材を使って製作して頂きます。


鉋や鑿といった手道具を使う

教室で使う道具についても特徴があります。DIYといえば電動工具を使うことが前提になってきています。そういった時代ですが、あえて鉋(かんな)、鑿(のみ)、鋸(のこぎり)といった古くから使われている伝統的な手道具を使います。これらの道具を見た事がある人は多いと思いますが、日常的に使っている人はあまりいないと思います。


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基礎1年コースの初回のクラスでは、まずこれらの道具の仕立てから行います。大工道具の多くは買った状態ではすぐに使えません。例えば、玄能はまず柄をつけるところから始めます。ホームセンターなどでは、柄がついた状態で売っていることがほとんどですが、本来は自分でつけるところから行います。


生涯の趣味として木工を楽しむ

ソリウッド木工教室は、趣味としての木工を指導する教室です。職業訓練や職人育成といったことは目的とはしていません。そのため、はじめて道具を触る人でも無理なく家具作りが出来るように基礎1年コースのカリキュラムは、ゆったりと作業出来るように組んでいます。初めての方でも安心してお越し下さい。


木工は長い間楽しむことが出来る趣味でもあります。基礎1年コースは1年という期限が設けられていますが、さらに続けたいという方は応用コースに進んで頂きます。こちらのコースでは、共通の課題作品があるわけではありません。ご自身で作りたいものをデザインし、ご自身で製作していくスタイルになります。デザインや設計の段階からスタッフが相談にのり、効率よく製作できる方策を一緒に考えていきます。


応用コースは基本的に月1回ですが、期限はありません。いくつかの作品を作り終えて、修了となる方もいらっしゃいますし、20年、30年にわたり、通い続けている方もいらっしゃいます。このあたりもご自身のペースで行うことができます。


10月スタートの基礎1年コースの募集要項や資料をご希望の方は、ご自宅に郵送致します。info@soliwood-crafis.comまで、お名前・ご住所・電話番号をお知らせください。


賢木@吉祥寺