2014.10.22

bo chairがグッドデザイン賞を受賞しました

ソリウッドで8月から取扱いを開始した宮崎椅子製作所さんの「bo chair」が2014年年度グッドデザイン賞を受賞しました。さらにグッドデザイン賞の中でも、成長分野での高度なものづくり、成長分野におけるデザインの可能性などの観点において、明日を切り拓く力をもつデザインとして、審査委員会が特に高い評価をしたグッドデザイン・ベスト100にも選ばれています。

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グッドデザイン賞は皆さんも一度は聞いたことがある単語だと思います。赤い丸にアルファベットのGを斜めに配置したロゴマークも認知度は高いでしょう。とはいえ、その実態を詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか?

グッドデザイン賞のウェブサイトによると

「グッドデザイン賞」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する総合的なデザインの推奨制度です。その母体となったのは、1957ねに通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度」であり、以来50年以上にわたって、私たちの暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰し続けてきました。その対象はデザインのあらゆる領域にわたり、受賞数は毎年約1,000件、55年間で約40,000件に及んでいます。

とあります。

ありとあらゆるものが対象になっているので、受賞件数も意外と多いです。賞とついていますが、コンクール形式で順位をつけるといった性格のものではないようです。どちらかというとデザイン界を代表するデザイナーなどがデザインについてお墨付きを与えて、販促に役立てようといった思惑が強い賞といえるでしょう。過去にはアイドルフループの「AKB48」やNHKの教育番組「デザインあ」も受賞しています。

2014年度のグッドデザイン・ベスト100をみてみても、住宅や車、家具などデザインとの関係が強いものから電圧センサ、回転曲げ疲労試験機といった一見、デザインと関係性が低く思えるものなども入っています。選ばれたものを見るだけでも面白いです。一覧はグッドデザイン賞のウェブサイトで見ることができます。

グッドデザイン・ベスト100

宮崎椅子製作所さんは、グッドデザイン賞の常連といっても良いくらい過去に何度も受賞されています。10脚以上がすでにグッドデザイン賞を受賞しています。ソリウッドで扱っている椅子でいうと、「UUチェア」や「ribチェア」も過去に受賞しています。

さて、bo chairに話を戻します。この椅子はジャンルでいうとウィンザーチェアと呼ばれる椅子です。ウィンザーチェアは、「木の座面」、「背と座面の間に丸いスポークが直接ついている」、「座面の裏に脚が直接ついている」といった特徴があります。bo chairはウィンザーチェアとしては、ゆったりとしていて、上に広がりがあるデザインのものが多い中で、小振りでAラインに近いカタチをしています。その辺が、新しく個性的な椅子と評価されたのかもしれません。

10月31日から東京ミッドタウンで開催されるグッドデザイン賞受賞展「グッドデザインエキシビジョン2014」の会場にもbo chairも展示紹介されるようです。

グッドデザインエキシビション2014(G 展)
会期:10 月31 日(金)〜11 月4 日(火)11 時〜20 時
会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木)
興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

賢木@吉祥寺

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