2014.10.14

4~6枚はぎで製作するチェリー材耳つきテーブルを紹介します。

昨日のブログエントリーではチェリー材の耳つき2枚はぎテーブル用の在庫板を紹介しました。耳つきの2枚はぎテーブル以外にもチェリー材で製作できる耳つきテーブルがあります。はぎ枚数が4~5枚の耳つきテーブルです。ストレートカットテーブルの雰囲気に近く、両サイドにある板が耳つき板になります。

板の価格は概ね幅で決まります。1枚板でテーブルになる幅がある板は値段が高くなります。さらに杢が入っていたり、木目が綺麗だと+αになります。幅が狭くなるに従って価格も安くなるのが一般的です。そのため同じサイズのテーブルの場合ははぎ枚数が少ない方が価格は安くなります。ただし6枚はぎより多い枚数になっても価格は変わらないと思います。(端材をはぎ合わせてつくった天板などは例外にして。)

耳つきのテーブル天板に関しても同じです。2枚はぎテーブルよりは4~6枚はぎテーブルの方がお求めになりやすい価格になります。

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先日納品したチェリー材の耳つき4枚はぎテーブルです。両サイドに配置している耳つきの板は同じ板でした。真ん中で大きな割れが入ってしまった板だったので、割れに沿って割って使うことにしました。間に入れた板は別に丸太から製材した板です。チェリー材の耳つき板はちょっとメラメラしたような模様が入ることが多いです。写真でも分かると思いますが、両サイドの耳つき板はギラギラしたような模様が入っています。

ひとつ前に製作したチェリー材の耳つきはぎテーブルの耳つき板も同じような模様が入っています。
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すべての耳つきチェリー材にこのような模様が入る訳ではありませんが、耳つきの板ではよく見る模様です。

上記2枚の写真は製作直後に撮った写真なので、まだ色が明るいピンク色をしています。チェリー材は空気に触れることで色がどんどん変わっていきます。最終的には艶のあるこげ茶色になります。かなり大胆に色が変わるのがチェリー材の特色でもあります。他の材でも経年変化で色が変わりますが、チェリー材ほど変わる材種はありません。こうした色の変化が楽しめるのがチェリー材の人気の秘訣でもあります。

オイルで仕上げたばかりの淡いピンク色をしたチェリー材も好きです。が、時間が経ってほどよい艶がでたチェリー材は落ち着いてとてもよい雰囲気です。

現在相模湖工房では耳つきのはぎテーブルが製作できるチェリー材がいくつかあります。
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C1506
W1900×D850のテーブル天板をイメージして作成した合成写真です。耳つき板2枚は実際に使用する板ですが、それ以外の板は実際に使用する板ではありません。こんな形になるよというのを分かってもらうために作成しています。耳つきの板ですが、実物はもう少し幅があります。しかし、節があったり、割れたりしているので綺麗な部分は250mm程度です。その部分を使用します。詳しくはこちらのページをご覧ください。

C1506 綺麗な柾目のチェリー材を使用した耳つきはぎ天板です。

ワンモアチェリー
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C1507
節があって形も少し変形の耳つき板を使用しています。こちらも上の写真同様に合成写真です。真ん中2枚の板は実際に使用する板ではありません。W1500ミリは確保できそうです。幅はお客様のご要望に合わせて製作することが可能です。幅によってはぎ枚数は変わってきます。間に入れる板も節あり、白太ありの板にすればワイルドでかつ独創的な天板になりそうな気がします。詳しくはこちらをご覧ください。

C1507 節ありの耳つき板でつくるチェリー材耳つきはぎテーブル

その他にも耳つき天板用の板で乾燥が済んでいる板があります。ご要望のサイズにあわせて提案させて頂きますので、吉祥寺ショールームまでお問い合わせください。

瑞木@相模湖

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