2018.08.24

クラフト感のある木の椅子、boチェア。【No.2385】

先日のブログでは宮崎椅子製作所の人気椅子であるPePeチェアを紹介しました。座り心地、デザイン、価格のトータルバランスが良くて、全国の販売店でたくさん売れているのがよく分かります。ソリウッドではまだ扱い始めてから2年弱ですが、宮崎椅子製作所の椅子の中では一番売れている椅子になっています。

PePeチェアとは全然違うタイプの椅子ですが、boチェアも結構人気があります。全国の販売店の状況は分かりませんが、ソリウッドでは取り扱っている宮崎椅子製作所の椅子の中では2番目か3番目くらいの人気椅子になっています。

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こちらがboチェアです。PePeチェアとは全然違うタイプの椅子ですね。boチェアは宮崎椅子製作所の椅子では珍しい木の座面です。しかも丸い形。座面に直接脚と背のスポークが刺さっている形状になっています。よりクラフト要素の強い椅子に仕上がっています。

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boチェアの座面を上から撮影した写真です。丸く異なる色の部分がありますが、これが脚です。通しホゾという組み方で組まれています。座面に開けた穴に足の先端を通して固定しています。線状に見えるのはクサビ(楔)です。脚が抜けないようにクサビを入れて補強しています。通しホゾの場合はクサビを入れるが普通です。クサビがないと強度が弱くなってしまいます。見た目的にも可愛らしい感じになっていますね。

背の部分はスポーク状になっています。このような形の椅子をウィンザーチェアと呼んでいます。boチェアをデザインした小泉誠さんは”現代版ウィンザーチェア”と表現しています。伝統的なウィンザーチェアを現代風のフラットで可愛らしいデザインが得意の小泉誠さんがアレンジしています。なので、マンションの一室に置いても違和感なく溶け込んでくれるはずです。

クラフト要素のある木の椅子を探しているけど、今風の部屋にもマッチする方が良いと考えている方にはboチェアがオススメです。四角いテーブルだけでなく丸テーブルにも合わせるのも良いですね。ちょっとしたスペースに置かれているデスクにもぴったりな椅子です。ぜひ検討してみてください。

木の座面ですので硬さはあります。ファブリック張りの椅子と比べてしまう座り心地の点ではどうしても劣ってしまうでしょう。長時間座っているとお尻が痛くなってしまうかもしれません。硬さが気になる人はクッションを敷くなどの工夫が必要ですね。最近では低反発の薄いクッションも売られているのでそうしたクッションと合わせて使うのも良いかもしれません。

boチェアは脚と背の樹種と座面の樹種を違うものにすることも可能です。組み合わせられる樹種は限定されています。こちらのページの価格表を見てもらえれば組み合わせられる樹種がわかります。

というわけで今日は宮崎椅子製作所のboチェア紹介しました。

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