2015.07.07

座り心地が良い極上な木の椅子RAYチェアとTACチェア。

7月になってあっという間に1週間が経ちますね。今日は七夕ですが、東京はあいにくの天気です。そうこうしているうちにあっという間に夏になってしまってるんですね、きっと。さて今日のブログエントリーは椅子の話題です。

先日納品したウォールナット材のRAYチェアをご覧いただきましょう。

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isu-worksのAシリーズにラインナップされているRAYチェアです。背の部分が丸み帯びているのが特徴です。脚も円柱状になっているので全体的に柔らかい印象になっています。こちらのRAYチェアは板の座面がついています。板座以外にも布張りとレザー張りを選択することも可能になっています。RAYチェアの座面は厚みがある板を彫って形を形成しています。お尻のカーブを優しく包むように彫られています。

RAYチェアはウォールナット材・チェリー材・ナラ材の3樹種から選ぶことができます。ウォールナット材は上の写真のように濃い褐色ですので、落ち着いた雰囲気な書斎などに合うのではないでしょうか。

吉祥寺ショールームにはチェリー材でレザー張りのRAYチェアを展示しています。
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板座のRAYチェアもとても座り心地が良いです。ただ長時間座るならクッションが入っている布張りやレザー張りの方がお尻が痛くなる確率は低いでしょう。レザー張りのRAYチェアは適度な柔らかさで安心して座っていられる感じがします。

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こちらはナラ材のRAYチェアの納品例です。トチ材のデスクに合わせて購入頂きました。ナラ材は落ち着いた雰囲気でどんな部屋にでも合わせやすいと思います。迷った時はナラ材にしておけば間違いないそんな寛容性の高い樹種だと私は考えています。実際トチ材の天板にウォールナット材の脚がついたデスクと合わせても何の違和感を感じさせません。やっぱりナラ材の寛容性は半端ないです。

このRAYチェアは座り心地の良さと美しさを追求した木の椅子です。背の部分のカーブや座面などにこだわりをもってデザインされています。その分価格も高めですが、間違いのないオススメできる木の椅子です。

isu-worksのWebサイトにISUWORKS STORY BOOK 誕生物語が公開されています。isu-worksの椅子がどんなコンセプトをもっていまか、どんな経緯で開発されたかといった話が掲載されています。それによると、RAYチェアは木工家・高橋三太郎さんが1995年にデザインされたそうです。北海道警察本部庁舎18Fの喫茶ルームに置く椅子としてデザインした椅子なんです。こんな素晴らしい椅子が置かれている喫茶ルームがあるなんて、とっても贅沢と思ってしまいました。RAYチェアに腰掛けて飲むコーヒーは美味しいでしょうね。

その後、2000年には朝日新聞社主催の「暮らしの中の木の椅子展」で優秀賞を授賞しています。高橋三太郎さんの定番椅子として製造、販売されてきました。そして2014年にisu-worksシリーズに組み込まれて再スタートを切っています。

同じように高橋三太郎さんの定番椅子として製作、販売されていたTACチェアもisu-worksシリーズに組み込まれました。TACチェアもウォールナット材・チェリー材・ナラ材から選択することができます。

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ナラ材のTACチェアです。RAYチェアとは違い角張ったデザインになっています。背中のホールド感が高いのでとっても座りやすいんです。TACチェアは、札幌コンサートホールの補助椅子KITARAを元にスタッキング性をなくした再デザインしたものだそうです。スタッキング機能をなくしたことで背の部分がより自然なカーブを描けるようになり座り心地もよくなっています。腰痛持ちの方にも多く使われている木の椅子です。

ISUWORKS STORY BOOK 誕生物語には他の椅子に関しても誕生秘話が掲載されています。椅子に興味がある方は一度ごらんになるとよいかと思います。

瑞木@相模湖

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