2014.10.01

木のモノいろいろ。意外にある木製のモノ。

最近は、家具以外にも木で出来ているものが結構あります。木が好きでこういった仕事をさせてもらっているので、やはり木で出来たものは気になりますし、何か欲しいものがあれば、木製のものがあるのか調べることも多々あります。なので、今日は最近欲しいと思っているもので木製のものがあるかどうか調べてみた結果をまとめてみました。

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今一番買い替えたいと思っているのが、眼鏡です。今使っているものは10年くらい前に買ったもので、7年ぐらい前からはほぼ毎日掛けているものです。以前、この記事を読んでから、買い替えるなら木製フレームにチャレンジしてみようかなと思っています。

東京・西荻窪発 glass工房602の手作り木製フレーム

西荻窪にある眼鏡屋さんがオリジナルで手作り木製フレームを製作販売しているとの記事です。これまでも木製の眼鏡フレームは存在していたが、実用品というよりは工芸品に近く、デザインも個性的で価格も10万円以上するものが主流だったようです。

しかし、木でできたフレームをもっと多くのひとに一般的なものとして掛けてもらいたいとの思いから、glass工房602ではあえて一般的なデザインで作っている。また、価格は木の種類やデザインによって異なるが、35,000円程度からと他のブランドよりも安いのもうれしい。

記事で紹介されているフレームは黒檀という木で出来ているとのことです。黒檀は、英名ではエボニーといわれる常緑広葉樹です。心材(材の中央部分)は黒色と少し赤味がかった茶褐色の縞模様が表れます。材質は非常に硬く、加工は難しいとされています。その分、耐久性は優れていて、家具の他に仏壇や楽器などにも使われています。

興味はあるものの、実際に触ってみたことはないのですが、黒檀という材質上、重さが少し気になります。

ここで紹介されている眼鏡屋さん以外でも、木製フレームを扱っている眼鏡屋さんは、ネットなどで調べると見つかります。今使っている眼鏡は、長い間使っているのでそろそろ替え時です。木製フレームを本格的に検討してみようと思います。

つぎに、欲しいと思っているのは、「枕」です。今使っているものが、だいぶへたってきて、わりとぺちゃんこです。個人的には固めの枕が好きなので、買い替える時はプラスチックのパイプが入っている枕がいいかなと思っていました。さすがに、木製の枕はないだろうとはなから調べてはいなかったのですが、ひょんなことからこんな記事を見つけました。

枕で世界を救いたい!建築会社の社長が提案する、間伐材チップを利用した寝具シリーズ「フィトンの寝具」

ありました。木の枕。 間伐材や曲がって商品にならない木材を、チップ化させて、袋につめて枕にしたものです。この枕を開発したのは、山梨県にある元々は建築業をやっていた会社だそうです。無垢材を使った家づくりを目指したものの、思い描いたような無垢材を使った仕事はほぼ無い状態になってしまっていました。そこで、全国でも課題になっている間伐材利用を目指して開発したのが、木を使った寝具だったそうです。

木の枕を開発した横内社長は、記事内のインタビューで開発過程での苦労話をこう述べています。

どんな加工をしても、天然素材の羽毛や羊毛、綿などと同じで、「へたり」や「つぶれ」は避けられないのです。どうりで、市場に出ている枕の中材としての木は、サイコロ型のみなんですね。 人工のものが人気を得る理由が分かった。それならば、木で「へたりづらい」「つぶれにくい」ものをつくろうと考えました。そして、既存の道具や機械を改造して完成したのが「カールチップ」です。

先ほど紹介した木の枕はこうして開発された「カールチップ」です。 この枕、ぜひ試してみたいですね。

最後は自転車です。私は通勤でも自転車を利用してるので木製の自転車には興味があります。

木製の軽量でシンプルな自転車「ARVAK」

これはかっこいいですね。部品点数が少なくシンプルなデザインです。この記事では、素材にどのような木材が使われているかの記述がないので、詳細はわからないのですが、驚くべきは、ボディの重量が7.5kgだということです。受注製作で価格は約120万円だそうです。やはり、それなりの価格はしますね、今のところ、自転車を買い替える予定はないので、見てるだけです。

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