2014.08.13

木や木工に関する書籍紹介エントリーのまとめ2

夏休み期間は過去のブログエントリーをテーマごとにまとめて紹介してきましたが、今日が最後です。先日も書籍を紹介するブログエントリーをまとめましたが、今日はその第2弾です。

木や無垢材家具、木工に興味のある方は、目を通しておいても損はない本の紹介エントリーです。 

ジョージ・ナカシマさんの言葉

ジョージ・ナカシマさんは、日本で1番有名な木工家ともいえます。多くの木工作家がショージ・ナカシマさんに影響を受けているでしょう。ここで紹介している冊子は、ジョージ・ナカシマさんの娘さんがジョージ・ナカシマさんの木工家としての軌跡をまとめたものです。ジョージ・ナカシマさんの製作した家具は、節や割れ目などそれまで見向きされていなかったような材を積極的に使い、自然の力がみなぎるものとして評価されてきました。

そんなジョージ・ナカシマさんの思いに迫ることができる言葉が紹介されています。

「大人の樹木学」を読んで

無垢材家具の販売・製作に携わっていると、製材された板としての木材との関わりは深いですが、街路樹や森林に生息する立木の知識はそこまでありません。そんな私にもピッタリな本が石井誠治氏著の「大人の樹木学」です。

一般の方でも読みやすいように面白いテーマを取り上げわかりやすく解説している本です。

「木工ひとつばなし」

長野県安曇野市で家具工房を営んでいる大竹收さんが書いた一冊です。日々、家具を製作する毎日で大竹さんがどういう思いで木に向かいあい、家具を製作しているかが伺えます。

環孔材は男性的であり、散孔材は女性的な表情をしています。

という一文。独創的な発想ですが、いわれてみると納得する新しい視点です。この本は木工をやっている人向けというよりは、趣味で木工をやっている方、木が好きで無垢材の家具を探している方向けに書かれている印象を持ちます。

賢木@吉祥寺

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